2019/01/20 - 2019/01/22
28位(同エリア99件中)
SRさん
モニカゲストハウスの主人の提案で、郊外の観光名所らしいトトロの木、スジャータ村、そして前正覚山をバイクで周ってもらうことになった。
料金は言い値で1500ルピーのところ、まず1000ルピーに。その後、他所で800ルピーという値を言わせて、それを元に同じ値段まで負けさせることに成功したのだけれど、それでもあんまり安いとは言えなかった。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 2.0
-
ボッドガヤ2日目
チベット茶屋でパンケーキの朝食。 -
「トトロの木」に到着。
-
ブッダは菩提樹の下で悟りを開き、その木は仏教が弾圧されたときに切られてしまったのだけれど、菩提樹というのは大変生命力のある木なんだそうで、世界各地に切って別れた子どもの木があるらしい。
ただし、この木はその中に入っていないもよう。
この木を「トトロの木」と呼ぶのは、それはそれでイマジネーション。 -
枝から蔓が下がって、それがまた地面に根を下ろしているように見える。この生命力の強さ。
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中が窪んでいるので、ここで修行しているかのようなポーズで写真を撮ることもできる。
自分はやらなかったけど・・・ -
不毛の大地が続く。バイクの二人乗りは足を取られ、ここは歩けと言われた。
昨夜から体調が悪く、朝食べたパンケーキが腹の中で全然消化されない。 -
ブッダが悟り(正覚)の前に修行していた前正覚山に到着。
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仏陀が悟りを開いた時代の風景と、あんまり変わらないんじゃないかと思う。
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巡礼者の各々の祈りの声が響く。
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セーナー村に到着。ある村の娘が、ここで修業をしていた仏陀に乳粥を捧げた。そして仏陀は激しい断食や禁欲の修行に区切りをつけ、その後菩提樹の下で悟りを開いた。その娘の名をスジャータといった。
スジャータ村 (セーナー村) 散歩・街歩き
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写真の場所はスジャータ寺。
地元の子供たちのために寄付してください、一口700ルピーから、という人がいた(そのくらいの金額だったら寄付してもよかったのに、と今では思う)。
しかし、ここよりむしろ紀元前2世紀に造られたというスジャータ・ストゥーパ(とアショカの柱)を見ておくべきだったとも思う。 -
ブッダガヤに戻ってきた。
昼食は、チャイ(20ルピー)だけで済ませる。 -
Attha Kusala
夜、近所のミャンマー・レストランにて。
ジンジャーティーで体を温める。 -
以前、旅行中に体を壊したときに助けになったトムカーガイ(120ルピー)を注文してみる。
それでも半分くらいしか食べられなかった。 -
ボッドガヤ3日目
昨日からの体調不良の原因は下痢だった。
あまり詳細を書く気にはなれないけど、夥しい水分が体内から流れ出ていった。
原因は・・・恐らく一昨日の夜に口にした聖なる水、つまりガンジス川の水に違いない。 -
チベット茶屋
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消化できるかどうか別として、とりあえず栄養を摂る。
マサラ・ティー(30ルピー)
ポテト・パラタ(30ルピー) -
そして水分をできる限り買い込むことにした。
本来はポカリかアクエリアスの粉末を持ち込み、水に溶かして電解質を補うのがベストな方法らしい。
今回はそんな準備はないので、紙パック入りのジュースが頼り。 -
中国寺
中国寺 寺院・教会
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Vien Giac Institute
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Siam Thai Restaurant
夜、タイ料理屋でパッタイを(180ルピー)。
何か、甘いな・・・ -
ボッドガヤ4日目
ここ数日は本当に、生きた心地がしなかった。
そして今朝の容態を見て、決断した。
このままじゃ治らない。薬を飲もう。
薬の名前は「Norflox-TZ」(8-9錠だかで77ルピー)。
医者の処方を経ずに抗生物質を飲むことは当然リスクも考えられるけど、もはやそうも言ってられないのだ。 -
その夜。
「Be Happy Cafe」のキャロット・スープ(190ルピー)。 -
「オニイサン、ゲンキ?」
何処で聞いたか、夜な夜な日本語の達者な男たちがゲストハウスの前に集まり、酒盛りならぬチャイ盛りをしていた。
「今日何回トイレに行った?」
「もう、数えきれないよ!」(一同、爆)
やれ、自分の家でウイスキーを飲んで行けだの、アーユルヴェーダをすれば風邪すぐ治るだの、数々の誘いをことごとく断り続けてきた。
いい加減にキレて、
「もうさあ・・・コルカタでも色々絡まれて、これからヴァラナシ行って、アグラ行って、デリー行って、みんな来るから大変なんだよ!」
と言うと、なぜかツボに入ったようで大笑いされた。
「オニイサン、それがインド旅ダヨ」
「悟りを開いてクダサイ」
コルカタで自称・サクラGHの主人から送迎されそうになった話をすると、
「それ、有名な奴ダヨ!」
と、詐欺であることを教えてくれたりもした。
みんなの言葉を聞いていて共通するのは、結局「ヒマ」なのだった。私のような貧乏旅行者とさえ知り合いたいと思う程、圧倒的にすることがない。そう考えると、善悪だけで物を見て、散々うんざりしてきたインド人のことも、ほんの少しだけ理解できるような気がしてきた。
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