古代エジプト人に畏怖の念＝神秘のエジプト・ナイル川クルーズ10日間　８（アスワン２）

2019/02/08 - 2019/02/08

　幼いころ、兄たちが読む少年漫画雑誌に掲載されていた「世界七不思議」の記事。
それが、私がエジプトに惹かれたきっかけでした。

　今のような建設重機が無かった気が遠くなるようなはるか昔に建造された
巨大建造物。そしてそこに刻まれ、描かれた魅惑的な絵画（文字・・）。
幼心にもそれらは魅力的で、胸がドキドキし、それ以降、エジプトへの
興味が尽きることはありませんでした。

　今回、今しかない！と思い立ち、「神秘のエジプト・ナイル川クルーズ10日間」という
ツアーに参加しました。
　結果は・・もうため息しか出てこないくらい素晴らしかったです。
古代エジプト人の英知や芸術性に尊敬の念というよりは畏怖の念を感じました。
自分の記憶のために・・今までにない位たくさん撮った写真を整理しながら
エジプトで見聞したことをまとめたいと思います。

　エジプト観光3日目。
早朝、アブシンベル神殿の観光を終え、一路、砂漠の道をアスワンに
戻ります。
途中、サハラ砂漠の砂を拾ったり、貴金属店に寄ったりしながら
いよいよナイル川クルーズ船に乗船です。


1日目（2月 5日）成田発～イスタンブール経由～カイロへ
2日目（2月 6日）カイロ着　モハメッドアリモスク・フトゥーフ門、
　　　　　　 　 ナセル門、ムイッズ通り・ハンハリーリ広場・
3日目（2月 7日）カイロ～アスワン～アブシンベル
　　　　　　　 アスワンハイダム・切りかけのオベリスク・ナセル湖遊覧・
　　　　　　　 アブシンベル神殿音と光のショー
4日目（2月 8日）アブシンベル～アスワン
　　　　　　　 アブシンベル神殿・ナイル川クルーズ船乗船（メイフェア号）
　　　　　　　 【OP】フィエラ島　イシス神殿
　　　　　　　 ヌビアンショー（船内）
5日目（2月 9日）コムオンボ神殿・ホルス神殿
　　　　　 　　 ガラベーヤパーティ（船内）・エスナ水門
6日目（2月10日）カルナック神殿・王家の谷・ハトシェプスト女王葬祭殿・メムノンの巨像
　　　　　　　　【OP】ネフェルタリ王妃の墓
　　　　　　　　 ルクソール神殿（ライトアップ）
　　　　　　　 　ベリーダンスショー（船内）
7日目（2月11日）ルクソール～カイロ
　　　　　　　 　ギザのピラミッド・スフィンクス
8日目（2月12日）屈折ピラミッド・赤のピラミッド・メンフィス博物館
　　　　　　　 　階段ピラミッド
9日目（2月13日）エジプト考古学博物館
　　　　　　　　 カイロ発～
10日目（2月14日）イスタンブール経由～成田着

エリア アスワン(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

早朝のアブシンベル神殿の見学を終え、ホテルに戻って
朝食をいただきます。
アブシンベル神殿の素晴らしさに、ため息が出るような
胸の高鳴りがなかなかおさまりません。

朝食の後、チェックアウトして、バスで砂漠の道を
アスワンに戻ります。
写真はホテル・セティのすぐそばにある宿で、
昨晩、オマルさんと添乗員さんが泊まったところ
だそうです。

昨日はアブシンベルに向かって左側の座席に座っていましたが、
今日も同じ側に座席を確保。
昨日とは違う側の景色を見ながらアスワンに向かいます。
ナセル湖の一角かな？

こちら側の方が緑が多い気がします。

牛かな？羊かな？？
放牧が行われているようです。

道路沿いに高い送電線の鉄塔が続いています。

砂漠の中の小山・・
こちら側の方が多いかな。

ピラミッドのような形の山が多いですね。

この辺りには軍の施設も多いのだそうです。

ナイル上流の砂漠を緑化する「トシカ計画」に基づいて
ナセル湖からひかれた水路。
水の色が綺麗です。

基地を囲む、長い、長い石塀が築かれていますが、
その距離はまだまだ伸びているようです。

本当にピラミッドみたい・・。

この辺りの小山は上の方が削ったかのように
平らになっていますね。

アスワンの入り口付近でサハラ砂漠の砂を掬います。
「好きなだけ持って行って！」とオマルさん(^-^)
この辺りの砂が一番きれいなんですって。
私も、このために小さなペットボトルを持って行って
いたので少し砂を掬います。
本当に細かくてサラサラの砂。砂時計に使われているそうです。
ただ、本当に、本当に細かくて、ペットボトルの蓋を閉めても
砂が漏れてきて・・ペットボトルをジップロックの袋に入れました。

昨日も通ったアスワン・ロウ・ダムを過ぎて・・

エジプト古代文字ヒエログリフを使って、自分の
名前等のカルトゥーシュのネックレスが作れる
お店に立ち寄ります。
カルトゥーシュ は、古代エジプトで使われていたヒエログリフの
文字の1つで、ファラオの名前を囲む曲線です。

お店の中はネックレスや指輪等のアクセサリー
だけじゃなく、

置物等のお土産物も置いてありました。
私はここで、アンク（生命の象徴）のペンダントトップと、
バステト神（猫の女神）の置物を購入しました。

ナイル川・・
何となく、砂漠を流れる川・・という事で、
東南アジアを流れるような、濁った水を想像して
いたのですが、ナイル川の水はとっても綺麗です。

馬車を多く見かけます。

こちらの馬車には御者さんがいないようですが・・
大人しく待ってるようです。

この船が、私たちが乗船する
「MS　メイフェア号」

船体に船の名前は見当たりませんね～・・・。

乗船して、まずは遅いランチをいただきます。
ランチはバイキング。
色々沢山ありますが・・
お野菜を中心にいただいます。

ランチの後、お部屋に入ります。
普通のホテルと同じような感じ。

思ったよりゆったりしていて、スーツケースを広げる場所にも
問題なさそうです。
1.5Lのミネラルウォーターが毎日1本ずつ提供されました。

カーテンを開けると、運良く隣は、他のクルーズ船の窓・・
ではなく、岸辺ですが、あまりに岸が近いので、やっぱり
カーテンは閉めておいた方が良さそうです。

丸テーブルの上にはウェルカムフルーツが置かれていました。
ちゃんとナイフやフォークもセットされていたのが嬉しいです。

シックな洗面台。

バスタブ付きですが・・シャワーは固定のようです・・。

乗船して足を踏み入れる階は2階。
2階がロビーになっています。
階段を下りて１階がレストラン。
私たちのお部屋は、らせん階段を登って3階。
この廊下の先です。
オプションツアーで申し込んだ、イシス神殿見学ツアーの
集合時間にはまだ少し時間があるので、
船内を探検してみましょう。

客室がある3階の中央には、ゆったりしたソファーが
置かれ

自由に利用することができます。

らせん階段を登って行くと・・

ガラベーヤや、お土産品を販売している売店があります。

右手にはバーラウンジ。
ここで、毎晩様々な催しが行われました。

売店の横から外に出て奥の階段を登ると

デッキに出ます。
寝そべって日光浴ができるベッドや、

日よけのついたソファー。

プールやジャグジーもあります。

隣には何隻かクルーズ船が停泊しています。

船尾の方に行ってみると、ファルーカやクルーズ船が
泊まっています。
遠くにモスクも見えています。

さあ、そろそろイシス神殿へ出かける時間です。