古代エジプト人に畏怖の念＝神秘のエジプト・ナイル川クルーズ10日間　26（ダハシュール2）

2019/02/12 - 2019/02/12

　幼いころ、兄たちが読む少年漫画雑誌に掲載されていた「世界七不思議」の記事。
それが、私がエジプトに惹かれたきっかけでした。

　今のような建設重機が無かった気が遠くなるようなはるか昔に建造された
巨大建造物。そしてそこに刻まれ、描かれた魅惑的な絵画（文字・・）。
幼心にもそれらは魅力的で、胸がドキドキし、それ以降、エジプトへの
興味が尽きることはありませんでした。

　今回、今しかない！と思い立ち、「神秘のエジプト・ナイル川クルーズ10日間」という
ツアーに参加しました。
　結果は・・もうため息しか出てこないくらい素晴らしかったです。
古代エジプト人の英知や芸術性に尊敬の念というよりは畏怖の念を感じました。
自分の記憶のために・・今までにない位たくさん撮った写真を整理しながら
エジプトで見聞したことをまとめたいと思います。

　エジプト観光7日目。
早いもので、エジプト観光も残り2日間。
朝一で屈折ピラミッドを見学し、続いて向かうのは
赤のピラミッドです。
とっても美しい、均等のとれたピラミッドでした。

1日目（2月 5日）成田発～イスタンブール経由～カイロへ
2日目（2月 6日）カイロ着　モハメッドアリモスク・フトゥーフ門、
　　　　　　 　 ナセル門、ムイッズ通り・ハンハリーリ広場・
3日目（2月 7日）カイロ～アスワン～アブシンベル
　　　　　　　 アスワンハイダム・切りかけのオベリスク・ナセル湖遊覧・
　　　　　　　 アブシンベル神殿音と光のショー
4日目（2月 8日）アブシンベル～アスワン
　　　　　　　 アブシンベル神殿・ナイル川クルーズ船乗船（メイフェア号）
　　　　　　　 【OP】フィエラ島　イシス神殿
　　　　　　　 ヌビアンショー（船内）
5日目（2月 9日）コムオンボ神殿・ホルス神殿
　　　　　 　　 ガラベーヤパーティ（船内）・エスナ水門
6日目（2月10日）カルナック神殿・王家の谷・ハトシェプスト女王葬祭殿・メムノンの巨像
　　　　　　　　【OP】ネフェルタリ王妃の墓
　　　　　　　　 ルクソール神殿（ライトアップ）
　　　　。　　　 　ベリーダンスショー（船内）
7日目（2月11日）ルクソール～カイロ
　　　　　　　 　ギザのピラミッド・スフィンクス
8日目（2月12日）屈折ピラミッド・赤のピラミッド・メンフィス博物館
　　　　　　　 　階段ピラミッド
9日目（2月13日）エジプト考古学博物館
　　　　　　　　 カイロ発～
10日目（2月14日）イスタンブール経由～成田着

エリア ダフシュール(エジプト)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

赤のピラミッドが見えてきました。
美しい四角錐の形をしています。
確かに少し赤みがかっている感じ。

見る角度が変わっても美しい四角推。

赤のピラミッドは、屈折ピラミッドと同じ
スネフェル王によって建造されたピラミッドの一つだそうです。
屈折ピラミッドの失敗を生かして、こんなに素晴らしい
ピラミッドができたんですね。
底辺部の1辺220m、高さは99mで、約43度の傾斜角度は
屈折ピラミッドの上部の角度と一致しているんですって！！
カフラー王のピラミッドより容積は大きくて、
クフ王のピラミッドに次ぐ、エジプト第2の大きさを誇っている
そうですよ～。

駐車場に着いたようです。
（それにしても、バスの窓ガラスが汚い・・( ;∀;)）

ここも逆光ですね～。

真ん中のガタイの良い男性は、
ツーリングポリスの方です。

内部入場はしませんが、入り口まで登れると
いう事で登ってみます。

連れを追い抜いてどんどん登っていきます。

入り口まで登ると、遠くに階段ピラミッドが
見えました。
（後で行きます。）
お天気は良いのですが、少し霞みがかかっています。

ひぇ～。
クフ王のピラミッドとは比べ物にならないくらい
狭くて急な通路です。
私には難しかったかも・・。

断面の形が二等辺三角形をした、最古の真正ピラミッド
なんですって！
美しいはずですね。
形的には、ギザの３つのピラミッドより、この
ピラミッドが一番美しいと感じました。
入り口は随分高く感じたけど、ピラミッドの大きさからしたら
1/3ほどの高さのところにあったんですね。

ここでも一応ね。

赤のピラミッド近くの油田（車窓）。
左端の方で、煙突から火が噴きあがっています。

赤のピラミッドを通り過ぎたので、メッチャ振り返って
もう一枚、車窓から・・

さっき訪れた屈折ピラミッドが見えます。

そしてこちらは、後から見学予定の
階段ピラミッド。

ヤシの木が砂に埋もれて、遠くにピラミッドが
見えています。
なんとなく思い描いていたピラミッドのイメージって
こんな感じですよね～。

ナツメヤシの畑の近くを
用水路が流れて（？）います。

お家に行くには、あんな細い、
ちょっと心もとない橋を渡って
いかないと行けないんですね。

線路の近くに人影。
何をしているのかな。

用水路を渡って、真っ直ぐに線路が伸びています。

町中に入ってきました。
( ﾟДﾟ)！！
お肉解体真っ最中・・・
体の印は新鮮なお肉だという印なんだとか・・
日本のように、切り分けられているのではなく、
吊り下げられた1頭のものから、必要な分を
切り分けて売っているのだとか・・。

こちらでは果物。その先ではお野菜が
売られています。

こちらにもお肉屋さん・・
なんだか生々しいし、気温やほこりが
気になりますが、エジプトの人からしたら、
すぐに売れてしまうので新鮮さは大丈夫だし、
何よりも、何の肉かわかって安心して買える
のだそうです。

水たばこでマッタリくつろぐ
叔父様方・・。
トルコでも、カフェでお茶したりしているのは
男性ばかりでしたが・・
女性客でいっぱいの日本とは違いますね～。

さあ、そろそろメンフィス博物館に着くかな。