古代エジプト人に畏怖の念＝神秘のエジプト・ナイル川クルーズ10日間　21（ルクソールからカイロへ）

2019/02/11 - 2019/02/11

　幼いころ、兄たちが読む少年漫画雑誌に掲載されていた「世界七不思議」の記事。
それが、私がエジプトに惹かれたきっかけでした。

　今のような建設重機が無かった気が遠くなるようなはるか昔に建造された
巨大建造物。そしてそこに刻まれ、描かれた魅惑的な絵画（文字・・）。
幼心にもそれらは魅力的で、胸がドキドキし、それ以降、エジプトへの
興味が尽きることはありませんでした。

　今回、今しかない！と思い立ち、「神秘のエジプト・ナイル川クルーズ10日間」という
ツアーに参加しました。
　結果は・・もうため息しか出てこないくらい素晴らしかったです。
古代エジプト人の英知や芸術性に尊敬の念というよりは畏怖の念を感じました。
自分の記憶のために・・今までにない位たくさん撮った写真を整理しながら
エジプトで見聞したことをまとめたいと思います。

　エジプト観光6日目。
早朝、クルーズ船を下船して、ルクソールの空港から
飛行機でカイロに向かいます。

1日目（2月 5日）成田発～イスタンブール経由～カイロへ
2日目（2月 6日）カイロ着　モハメッドアリモスク・フトゥーフ門、
　　　　　　 　 ナセル門、ムイッズ通り・ハンハリーリ広場・
3日目（2月 7日）カイロ～アスワン～アブシンベル
　　　　　　　 アスワンハイダム・切りかけのオベリスク・ナセル湖遊覧・
　　　　　　　 アブシンベル神殿音と光のショー
4日目（2月 8日）アブシンベル～アスワン
　　　　　　　 アブシンベル神殿・ナイル川クルーズ船乗船（メイフェア号）
　　　　　　　 【OP】フィエラ島　イシス神殿
　　　　　　　 ヌビアンショー（船内）
5日目（2月 9日）コムオンボ神殿・ホルス神殿
　　　　　 　　 ガラベーヤパーティ（船内）・エスナ水門
6日目（2月10日）カルナック神殿・王家の谷・ハトシェプスト女王葬祭殿・メムノンの巨像
　　　　　　　　【OP】ネフェルタリ王妃の墓
　　　　　　　　 ルクソール神殿（ライトアップ）
　　　　。　　　 　ベリーダンスショー（船内）
7日目（2月11日）ルクソール～カイロ
　　　　　　　 　ギザのピラミッド・スフィンクス
8日目（2月12日）屈折ピラミッド・赤のピラミッド・メンフィス博物館
　　　　　　　 　階段ピラミッド
9日目（2月13日）エジプト考古学博物館
　　　　　　　　 カイロ発～
10日目（2月14日）イスタンブール経由～成田着

エリア ルクソール(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

朝早い時間（確か6時頃？）ですが、
boxではなく、ちゃんと朝食を用意して
いただけるのは嬉しいですね！
今日も種類豊富のパン。

生野菜やハム・チーズ等。

フルーツ類。
食べやすい大きさにカットしてあるのが
良いですね。

と言いつつ、ガッツリ和食（笑）
この後、カイロでは食べられないでしょうからね～。
今日はなんと肉じゃががありましたよ！
ジャガイモも玉ねぎも大きいですが、味は日本で
食べる肉じゃがの味（ちょっと甘めだけど・・）。
ああ、やっぱり美味しいわ～。
ほうれん草のお浸し、少し甘みのある卵焼き。
まるで旅館の朝食です(^-^)

スーツケースは運んで下さったので、
手荷物だけ持ってバスを待ちます。
西岸の方に気球が上がっています。
ちょっと朝靄で霞んでいますが、
青い空に色鮮やかな気球が映えます。

空港に向かうバスの車窓から・・
ルクソール神殿。
ライトアップした雰囲気とはずいぶん
変わりますね。

ルクソール神殿内のモスク。
こんな感じのモスクだったんですね。

ミナレット越しの気球。

こっちが正面かな。

馬車が待機していますが、顔に袋がかぶされている
馬もいます。
勝手に足元の草を食べないように？？

ナイル川沿いに戻ってきました。
王家の谷も見納めです。

小学校のようです。
親が送ってくるんですね。
海外ではよく見かける風景です。
子供たちだけで登下校できる日本は
良いなあ～・・って思います。

真っ直ぐ続く道のようなところは、
カルナック神殿とルクソール神殿を繋いでいた
羊の頭のスフィンクス（アメン・ラー神）の
参道跡だそうです。
スケールが大きすぎて、想像するのが難しい・・。

空港が近づいてきたようです。

青い空にはヤシの木が似合いますよね～。

搭乗待合室に着くまでには、何度かの
セキュリティーチェックがあります。
こじんまりとした空港ですが、
待合室は広々としています。

お土産ショップは結構賑わっています。
お値段もお手ごろの物が結構ありました。

バスに乗って飛行機に向かいます。
窓から見えるのは空港の建物の壁。

国内移動は今回もナイル航空。
そうそう、搭乗ゲートをくぐるとき、
ちょっと問題が発生しました。
チェックインの時、いくつかの窓口に
別れてチェックインしたのですが、
メンバーの持っているチケットが2種類あって・・
あんまり気にしていなかったんだけど、
実は、片方はエジプト航空のチケットだったんです！！
でも、航空便名はちゃんとナイル航空の便・・。
私たちだけでなく、他の乗客の方でも複数名同様の
間違いがありました。
当初、発券しなおすとかなんとか言っていましたが、
結局時間が無いとの判断で、そのまま搭乗しました。
こんな間違い、起きることがあるんですね( ﾟДﾟ)！

空港を飛び立つとすぐにナイル川が見えてきました。
大きな島がありますね。

わあ～！
円を描くように蛇行しています。

機内では軽食が配られました。
朝食をしっかり食べたので、
ジュースだけいただきます。

眼下に広がる砂漠には
その昔、川が流れていたのであろうと思われる
跡が無数に広がっています。
何千年・・何万年かもしれませんが・・
昔々、この辺りは水が豊富な緑豊かな土地だった
のではないかと・・
ジャングルが広がり、恐竜など、様々な動物が
闊歩していたのかも・・
なんて想像するだけでも楽しい！

綿くずを散らしたような雲。
地上にはしっかり雲の影が映っています。

窓から見える景色を楽しんでいる間に
カイロに到着したようです。
（ルクソールとカイロは1時間10分ほどです。）

空港の外、バスの中で出発許可の合図を待ちます。

ツアーポリスの方が乗り込んで、バスが動き始めました。
今日はこの後、ランチを食べて
（食べてばかりです・・(^-^;）
そして、いよいよピラミッドの観光です。

きれなモスクですね～。
白い壁にミント色の屋根が爽やかです。

バスはナイル川を越えて、ギザを目指して
進みます。

エッ！？
嘘でしょう・・。
首都の道路を少年が馬で駆けていきます。

ところで・・
この大きな住宅ビル。なんか不思議な
感じがしませんか？
所々、窓が入っていない箇所が見受けられるんです。
オマルさんによると、エジプトでは、マンション等の
ビルを作るとき、施工主はビルの外枠等だけを
作るんですって！
購入して住む人が、窓を入れるんだそうですよ！！
上の階の窓が入っていなかったら、風雨が強かったら
雨漏りしたらどうするのよ！って思うのは
梅雨や台風のある日本人だからですかね。
合理的と言えなくもありませんが・・・。

窓じゃなくてカーテンのお宅も結構ありますが・・
ベランダの日除け（砂ぼこり除け）？なのかなあ。

作りかけなのか、壊しかけなのか・・
はたまた完成形なのか・・良くわからないビル群。

ところで、エジプトの車のナンバープレート・・
（トヨタ車ですね～）
読めませんよね。
下に小さく翻訳（？）してありますが、この小さな
翻訳が無いプレートの方が大多数です。
「１」は『１』ですが、
「ｖ」は『７』、「７」を裏返したような数字は『２』
のようです。文字の方は、何を表しているのか
オマルさんも知らないとのこと。

あっ！あっ！！あっ～！！
ついに、ピラミッドが姿を現しました。
（工事中のところは、もうすぐ開館予定の
ギザに新しくできるエジプト考古学博物館）

もうすぐ、近くまで行くから
待っててね～！

ピラミッドを目の前にして
心臓が高鳴ります。

でも、その前に昼食です。
これはエジプトでは定番のパンとのことで
油揚げを開くように開いて（例えが・・<(_ _)>）、
真ん中に色々挟んで食べるのだそうです。

で、こちらがその塗ったり挟んだり
する食材。

色々ありますが、実は一番右端の
茄子（味がついて油で焼いてあるような）を
挟んで食べるのが、美味しかったんです！
一番人気は茄子でしたね。
そして、パンも軽い感じでなかなか美味しい。

スープはコーンスープだったか、
ポタージュスープだったか・・

串焼き。

デザート。
ちょっと甘そう・・。
すでにお腹がいっぱいだったので、パス。
（気持ちはすでにピラミッドに飛んでいます。）

緑に黄色の線が入っているこれは
ポストのようですよ。
さあ！
いよいよピラミッドです。