2025/12/23 - 2026/01/01
399位(同エリア423件中)
オッさん
この旅行記スケジュールを元に
今回の旅先は夫婦で元気なうちに絶対に行こう!と話していたエジプトです。
12/23~1/1の10日間、南のアブシンベルから北はアレキサンドリアまでエジプト縦断の旅です。
移動にはナイル川クル-ズも含まれ、目の前に現実として広がる景色や遺物の歴史的事実やその壮大さに圧倒される毎日でした。
あまりの衝撃に帰国してから暫くはボーッとエジプト文明の記憶に浸っていました。少しだけ遠かったけれど本当に行って良かった~
旅行行程の概要は次のとおりです。
〇12/23;成田空港→ドーハ空港
〇12/24;ドーハ空港→カイロ空港
ギザ三大ピラミッド
〇12/25;カイロ空港→アスワン空港
アブシンベル神殿
〇12/26;アブシンベル神殿
〇12/27;アスワン市内観光
未完のオベリスク
コムオンボ神殿
〇12/28;エドフホルス神殿
ルクソ-ル神殿
ルクソ-ル博物館
〇12/29;カルナック神殿
メムノン巨像
ハトシェプスト女王葬祭殿
王家の谷(4墓観光)
クソ-ル空港→カイロ空港
〇12/30;アレキサンドリア
カタコンベ、ポンペイの塔、
グレコロ-マン博物館
〇12/31;大エジプト博物館
カイロ市内観光
モハメドアリモスク
カイロ空港→ドーハ空港
〇01/01;ドーハ空港→成田空港
今回の旅行記は4日目、早朝のアブシンベル神殿と神殿内の様子を紹介します。
本日はお待ちかねのアブシンベル神殿に入ります。実際に3,300年前のレリ-フや彫刻など、その形や配色の美しさ、描かれた古代文明の様子などを目の当たりにして、これは現実にあったことなんだということを実感しました。
神として崇められたラムセス2世が造り上げた世界がしっかりと記録として残っていることに驚きを感じました。
神秘的であり、その事実に圧倒される素晴らい世界でした。
神殿の素晴らしさにはピラミッドを超える感動がありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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今日は早起きしてアブシンベルの日の出を見てから神殿内の見学です。
4時台に起床してホテル出発は5:45です。
観光後ホテルに戻ってから朝食で、その後パッキングして荷物を部屋の前に出すのが8:30までなので、出発前に荷物をまとめられる時間に起床しました。 -
6時過ぎのナセル湖です。朝焼けの空を見ながらアブシンベル神殿に向かい6:30の日の出を待ちます。
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ナセル湖の対岸が明るくなってきました。綺麗な色です。
アブ シンベル大神殿 城・宮殿
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神殿近くまで歩いてくると神殿が彫られている岩山が見えてきます。
昨夜は暗くて分かりませんでしたが、こんな岩山だったんですね。 -
おお!大神殿が見えて来たぞ。
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これか、やっぱりでかいですね~
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まだ日の出前ですが周りは明るく、青空の中、こんな美しい神殿が目の前に見られます。感動です。
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神殿の手前にあるのは昨夜ショ-を見る時に座った観客席です。
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大神殿の右側には小神殿があります。私達は昨夜この辺りの前の方で椅子に座って音と光のショ-を見たんですね。
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アブシンベル小神殿の入口の左右には、ラムセス2世に挟まれたネフェルタリ王妃の立像が並んでいます。
ここは古代エジプト第19王朝のファラオ・ラムセス2世が、最愛の妻ネフェルタリのために建造した神殿です。 -
左側のアブシンベル大神殿です。その大きさと迫力は圧巻です。紀元前2500年、この地には偉大な王、ラムセス2世が君臨していたのです。
当時のエジプトの民はこの景色をどんな気持ちで眺めていたのでしょう。 -
さて、振り返ると、日が昇り始め、鮮やかな空の色が湖に映えてきます。神秘的な光景で美しいです。
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日の出となりナセル湖に日の光が伸びてきました。
アブ シンベル大神殿 城・宮殿
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そして、朝焼けで真っ赤に染まる小神殿です。
アブ シンベル小神殿 建造物
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隣には真っ赤に染まる大神殿。紀元前1300年、今から3千年以上前もこんな色を見ていたのでしょう。とても静かで偉大な神を感じます。
アブ シンベル大神殿 城・宮殿
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神殿内はガイドさんの説明が禁じられているので、入場前に写真で簡単に神殿内の説明を受けてから、自由見学になります。
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先ずはアブシンベル小神殿を見学します。
古代エジプト第19王朝のファラオ・ラムセス2世が、最愛の妻ネフェルタリのために建造した岩窟神殿です。
ネフェルタリは、古代エジプト語で「最も美しい女性」という意味です。ラムセス2世と同じサイズでネフェルタリが刻まれていることからも、いかにネフェルタリを大事にしていたかが分かります。
入口の両側の立像はラムセス2世で、入口にはアンクを持ったおじさんが立っています。
この愛想の良いおじさんに写真を撮ってもらうと1ドル請求されるようです。 -
中には柔らかい感じのレリ-フが沢山見られます。ホルス神にラメセス2世がパピルスを捧げている様子。
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列柱室の柱には、牛の耳を持つハトホル女神が彫刻されています。
ハトホル女神は雌牛の姿で表されることが多いですが、ここでは牛の耳をもつ女性の姿で表されています。
ハトホル女神の頭の上には、シストラムという儀式で使う楽器が彫られています。アブ シンベル小神殿 建造物
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ハトホル女神に捧げ物をするネフェルタリ。ネフェルタリが手にしているのはハスですが、パピルスが下エジプト(北)の象徴であるのに対し、ハスは宗教的な美と上エジプト(南)の象徴とされています。
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神殿の中には当時の色が残っているところも多く、レリ-フがとても綺麗に残っていて大感動です。素晴らしい歴史が刻まれています。
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朝早いので神殿の中も空いていてゆっくり見られます。奥に見えるレリ-フはラムセス2世がリビア人の頭をつかんで戦っている様子なども描かれています。
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ネフェルタリ王妃の為の神殿なので、戦いの場面は少なく、戴冠式などの王妃の姿や、色々な神への貢ぎ物などお祝いの様子が良く分かるレリ-フが多い印象です。
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神殿の中は入り口から入るとこの様な列柱室があり、柱や壁や天井にまで綺麗なレリ-フが描かれています。
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壁の奥にある前室。雌牛に化身したハトホル神が船に乗り、ネフェルタリがパピルスを捧げている様子。
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ハトホル女神とラムセス2世。牛の姿をして小舟に乗り、沼地を進むハトホル女神に、ラムセス2世が下エジプトの象徴であるパピリスを捧げている様子。
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これは神にワインを捧げている様子。
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ネフェルタリの戴冠式。ハトホル女神とイシス女神から祝福を受けている様子。
アブ シンベル小神殿 建造物
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岩壁の中に深く彫り込まれた像もあります。
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これも神への貢ぎ物の様子。
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ホルス神にラメセス2世とネフェルタリ王妃が下エジプトの象徴であるパピルスを捧げています。
今回の旅行中は、エジプトが統治された中でパピルスとハスが色々な場所で使われていました。 -
ラメセス2世の戴冠式。セト神とホルス神がラメセス2世の戴冠式を行い祝福している様子。ラメセス一族はセト神を信仰していたそうです。
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もっとゆっくり見たいのですが、集合時間まで時間がありません。大神殿の中も見なくちゃ!後ろ髪を引かれる思いでネフェルタリ像に別れを告げて、隣の大神殿へ急ぎます。
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そしていよいよラムセス2世が作り上げた大神殿に入ります。入口の両側には高さ21mのラムセス2世の座像が4体並んでいます。
アブ シンベル大神殿 城・宮殿
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4体全てがラムセス2世像ですが、全ての像に各々名前(像のタイトル)が書いてあり4体とも名前が違っています。
一番左が’異国の支配者たちの太陽’、左から2番目の像は’2国の支配者’と命名されています。上エジプトと下エジプトの2国を支配したという意味です。
体の半分くらい崩れて足元に落ちていますが、崩れたのはラムセス2世の在位中ということです。
岩山を彫りこんで作ってますので、流石に大規模な滑落の修復までは出来なかった様です。 -
入口の右側の像は’アメン神に愛されし者’、そして一番右が’アトゥム神に愛されし者’と命名されています。これらも名はしっかりと象の肩のあたりに刻まれています。
右側の像にもあちこちに作成時や風化によると考えられるひび割れなどもありますが、当時の修復の跡なども見られます。 -
ハヤブサの形をしたホルス神とオシリス神の姿のラムセス2世が並んでいます。
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ここが入口になります。年に2回、2/22と10/22にここから差し込んだ朝日が一番奥にある至聖所の像を照らし出します。
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座像の横には戦いのレリ-フ。下エジプトのパピルスと上エジプトのハスを結ぶハピ神が描かれています。
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下には捕虜が縛られて歩いている様子が描かれています。頭上には、ラムセス2世の時代と共に変化した名前が刻まれています。
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中に入ると大列柱室が迎えてくれます。小神殿と異なり柱には両手を組み合わせてオシリス神のポーズをとったラムセス2世の像が4体ずつ両側に並んでいます。
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人が少ないので神聖な神殿を感じることが出来ます。とても良いです。
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奥から入口を見た風景。ラムセス像が光を浴びて神秘的です。
アブ シンベル大神殿 城・宮殿
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これらの像は両腕を組んで両足が揃っていますので、死後を表していて、ラムセス2世が神となったことを示しています。
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柱のラムセス像はその大きさも圧巻でした。
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天井画の色も残っていてとても綺麗です。大神殿の第1列柱室(大列柱室)の中央通路の天井には、翼を広げたハゲワシ(上エジプトの守護女神ネクベト)が描かれています。これは王を保護し、その支配を正当化する象徴です。
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神殿の壁という壁には、ラムセス2世の戦いや神々に捧げ物や祈りを捧げる様子が記録として刻まれています。
この壁画はカデシュの戦いの前に作戦会議をしている様子を描いているそうです。この会議の後に敵のスパイの偽情報で苦境に立ったが、ラムセス2世の活躍で勝利したそうです。 -
ラムセス2世がヒッタイト人と戦っている様子。このレリ-フの下方にはピアイという彫刻師の名前も彫り込んであるそうです。色々な意味で歴史的事実もしっかりと残されているのです。
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早朝で人が少ないので神聖な神殿を感じることが出来、とても良いです。
壁に描かれている数々のレリ-フは神となったラムセスがあちらこちらに描かれており、その絶対的な権力を誇示しています。 -
アメンラ-の船の形をした神輿を担ぐ神官たちの様子。
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そこらじゅうの壁という壁が全てレリ-フで埋め尽くされています。
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柱と壁で作られた空間が重厚感があり、そこには神がいるような雰囲気を醸し出しています。
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ラムセス2世が祀った太陽神ラー・ホルアクティやアメン・ラー、プタハなどの神々に捧げ物や祈りを捧げるシーンが壁一面に刻まれています。
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神殿の一番奥にある至聖所です。
右から太陽神ラ-・ホルアクティ、神格化されたラムセス2世、、王の守護神アメン・ラ-、造物神プタハの4人の神が祀られています。
ここでラムセス2世が神と同等であることを誇示しています。
一つの神だけを信仰すると、その立場の神官が力を持ってしまうのを恐れ、複数の神を祀ってあるそうです。
この場所に1年に2回朝日が届くのです。一番左のプタハ神には日が差さないのは、最近の研究では移設の時に当初の位置と方位が少しズレたことが原因の様です。アブ シンベル大神殿 城・宮殿
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至聖所の左側の壁画と、
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右側の壁画。どちらにも船が描かれています。
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前室の手前にある壁のレリ-フ。
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ホルス神に貢ぎ物をしている様子。
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神に捧げものをするラムセス2世。神格化された王の姿を表現しています。
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至る所に神々への礼拝の様子が描かれています。
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柱には色もきれいにレリ-フが残っています。その空間も美しい。
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まさに芸術です。当時から豪華な神殿であったことが伺い知れます。
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神殿の中には天井の低い小部屋があります。古代エジプト時代に神殿の儀式で使われる調度品や貴重品、パピルスなどが保管されていたそうです。
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倉庫としていた為か、保存状態が良く神殿内部のレリーフは、当時の色鮮やかな彩色が残っています。
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壁には神殿内と同様に神に捧げものをするラムセス2世の様子などが描かれています。
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ラムセス2世が神々と共にいる様子が描写されています。
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とてもはっきりと描かれたレリ-フで本当に綺麗です。
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王が神々の前で儀式を行ったり、神々に食べ物や宝物などを捧げたりする場面が多く描かれています。
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ラムセス2世が自己を神格化させた王の姿を表現しているのでしょうか。
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殆どのシーンが神々へ貢ぎ物を捧げています。
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これもそうです。
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色々な神が描かれ、その神秘の世界に引き込まれます。
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こちらの部屋のレリ-フは大列柱室に比べると比較的粗いタッチで彫られているのが特徴です。
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太陽神ラーは国王の守護神であり、最も強力な神の一人とされています。
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ホルス神は鷹の頭を持つ天空と王権の神。
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オシリス神は冥界・死者の世界を支配する神で、死後の蘇りと再生のシンボルとされています。
アブシンベル神殿、個人的には今回のエジプト旅行で一番素晴らしかった印象です。
この時代にこれだけの遺物が造られ、しかも今この時代に同じ物が見られるということに感動しました。
エジプト、想像を超える素晴らしさです。 -
小神殿と大神殿の見学時間が合わせて30分くらいしか無かったので、写真をパチパチとって終わり、ゆっくり見れなくてとても残念でした。
これがツア-のデメリットですが、多くの観光を詰め込んでもらっているのでやむをえません。 -
それでは集合場所へ急ぎます。
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もう集合時間なので走って戻りました。また来たいけど、もう来る機会はないのかなぁ~などと思いながら走りました。
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そしてホテルに戻って朝食です。
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改めてやはり良いホテルでした。こちらも名残惜しい。もう2、3泊ゆっくりしたかったです。こんな所に滞在型で思う存分観光するのも夢ですね。
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さてまだ朝ですが次の観光地が待っています。9時にホテルをチェックアウトし直ぐに出発です。これからまたバスで4時間かけて、アスワンへ戻ります。
アスワンからは船に乗換え、楽しみにしているナイル川クル-ズです。
エジプト最南端のアブシンベルから北へナイル川縦断の旅が始まります。次の旅行記ではアスワンとクル-ズ船での様子を紹介します。
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