全国47都道府県を制覇する旅～鎌倉・江の島 １日目

2017/01/16 - 2017/01/17

冬の晴れた日、江ノ電に乗って鎌倉・江の島を散歩してきました。
日帰りエリアですが空気が澄んで富士山が綺麗に望める時期なので、仮に１日目がイマイチでも２日目に期待しようと、交通の便が良い藤沢に泊まってきました。

＝＝１日目＝＝

鎌倉駅（鶴岡八幡宮、大蔵幕府跡、白幡神社、源頼朝の墓など）
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長谷駅（鎌倉大仏、長谷寺）
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稲村ケ崎駅（稲村ケ崎～七里ヶ浜～鎌倉高校前）
鎌倉高校前駅
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腰越駅（満福寺）
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江ノ島駅（瀧口寺）
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藤沢駅　ホテル法華クラブ湘南藤沢（泊）

エリア 神奈川

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

冬晴れの散策日和、鎌倉駅(東口)にやってきました。

時間は朝９時前、混まないうちに出発っ！

まずは鶴岡八幡宮へ。
小町通りからでなく、駅前の通りをそのまま進むと・・・

鶴岡八幡宮の二ノ鳥居に出ます。この参道は若宮大路と呼ばれ
源頼朝が妻・政子の安産を祈願して造営され由比ガ浜から鶴岡八幡宮まで一本道で通じる参道で、鎌倉の街造りの中心となりました。

鶴岡八幡宮（https://www.hachimangu.or.jp/）
６１段の大石段の上に建つ本宮は文政１１年(１８２８)、江戸幕府11代将軍・徳川家斉の造営による代表的な江戸建築で国の重要文化財に指定されています。

参拝を終え、源平池を右手に東側の鳥居から出て住宅街へ・・・

現在の清泉小学校の脇に「大蔵幕府跡の碑」があります。
源頼朝が鶴岡八幡宮の東、大蔵の地に幕府を開いた場所で源氏三代において政治の中枢だった地です。

鎌倉幕府が何故、鎌倉に出来たのか・・・清泉小学校の生徒達の手作りの説明で復習出来ました。アリガト。(^^)

道路の観光案内標識に従って、源頼朝の墓へ。

源頼朝の墓への入口。この先の石段を上った場所にあるようです。

その手前には・・・

白幡神社。頼朝の死後、法華堂と呼ばれここに葬むられていました。
宝治元年（１２４７）宝治合戦でこの法華堂に立て篭もった三浦一族と島津、毛利を含めた５００余人が自刃した場所でもあります。

説明板。

石段を上っていきます。

源頼朝の墓。墓の層塔は1779年（安永8）、島津重豪により大御堂から移されたものといわれてます。

標識があるので迷いません。次に行く、三浦一族、島津、毛利の墓もそうですが、住宅街の裏山にひっそりと佇んでいます。

この石段を上ると広場があり、そこは北条義時の法華堂跡といわれてます。

その広場の片隅に、宝治合戦で敗れた三浦泰村一族を葬ったとされるやぐらがあります。

広場の先に続く石段を上ると・・・

３つのやぐらが並んでいます。(右端が見切れてるので次の写真で)
左）島津忠久の墓。薩摩藩主・島津氏の祖。

中）大江広元の墓。鎌倉幕府の政所初代別当を務め幕府創設に貢献。

右）毛利季光(大江広元の四男)の墓。三浦泰村の妹が妻であったことから、宝治合戦で三浦家に味方するも敗北、法華堂で息子らと共に自刃。

ちょっとだけ鎌倉幕府の歴史を辿った後、鎌倉駅に戻ります。

小町通りから駅に戻る途中、１０時半過ぎでしたが営業してるお店があったので、そこで『釜揚げしらす丼』を食べ早めの昼食。

鎌倉駅に戻り、江ノ電の１日乗車券を買って移動します。

（駅ホームに人がいっぱいだったので撮影せず）

長谷駅で下車。

鎌倉大仏として有名な高徳院の本尊、銅造阿弥陀如来坐像。

鎌倉で唯一の国宝です。

続いて長谷寺へ（https://www.hasedera.jp/）
開創は奈良時代の天平八年(736)と伝え、聖武天皇の治世下に勅願所と定められた鎌倉有数の古刹です。

観音堂にある本尊の十一面観音菩薩は高さ9.18ｍを誇る日本最大級の木彫仏です。（撮影禁止）

境内にある見晴台からの眺望。

由比ヶ浜や逗子まで望めます。

弁天窟。
弘法大師参籠の地と伝わり、その名にちなみ窟内壁面には弁財天とその眷属である十六童子が彫られています。

弁天窟内。

弁天窟内。

さわり大黒天。ご利益がありますように・・・(^O^)

長谷駅から稲村ケ崎駅へ。

歩いて５分程で稲村ケ崎にやってきました。

中央に見えるのは江の島。相模湾越しに富士山も望めます。

う～～ん、頂上部分に雲が・・・(>_<)

海岸沿いを歩いて江の島方面に向かいます。

稲村ケ崎を振り返り・・・公園として整備されてますが、新田義貞の鎌倉攻めの際、鎌倉幕府軍と激しい戦いがあった極楽寺坂、稲村ガ崎の古戦場だった場所です。

左手に湘南の海。サーファーの姿もちらほらと。

右手にお洒落なレストランが並ぶ国道134号を西へ・・・

のんびり歩いてやってきました。鎌倉高校前の踏切。

アニメ「スラムダンク」のオープニングシーンのモデルとなった踏切です。周囲には２０人位の方々が撮影していましたが、パッと見、日本人は私だけでした。(^^;

後ろ姿の花道。

電車が通り過ぎると・・・晴子の笑顔♪♪

懐かしいぃぃ。(^O^)

鎌倉高校前から江ノ電で移動します。

鎌倉行きを見送り、次の藤沢行きに乗って１駅、

腰越駅で下車。

海の方に歩いていき、看板に従って左折・・・

街中を走る江ノ電。

踏切を渡ると・・・

渡った先が

満福寺（http://www.manpuku-ji.net/）
讒言を受けた源義経が兄の頼朝との和解のため、鎌倉に入るべく一時宿所とし、兄への手紙「腰越状」を書いた地として知られる源義経ゆかりの寺です。

弁慶の腰掛石。上の写真には弁慶の手玉石も写ってます。

時間は１４時過ぎ、江ノ島駅に到着。

ここでもお寺巡り。

瀧口寺（http://ryukoji.jp/）
日蓮聖人（1222～1282）がご入滅（死去）された後、直弟子の日法聖人が、延元二年（1337）に「龍ノ口法難の霊跡」として、一堂を建立し自作の日蓮聖人像と首の座の敷皮石を安置したのが、寂光山龍口寺の始まりとされています。

龍口刑場跡。（瀧口寺の東隣にある）
鎌倉時代、日蓮聖人は龍ノ口で斬首されそうになった（龍ノ口法難）。聖人以外にも、元の使者や北条時行などもこの地で処刑されたという。

大本堂。天保３年（1832）建立、欅造り銅版葺。神奈川県の代表的な木造大建築物で「神奈川建築物百選」に選定されています。

御霊窟。龍ノ口法難の際、日蓮聖人が処刑までの間、一時入れられていた土牢。現在は、中に日蓮聖人の銅像が安置されています。

五重塔。明治４３年（1910）建立、欅造り銅版葺。神奈川県唯一の本式木造五重塔で、大本堂とともに「神奈川建築物百選」に選定されています。

仏舎利塔。昭和４５年（1970）建立。内部に釈尊の御真骨を安置。高台にあり相模湾を望めます。

仏舎利塔前から富士山を望む。（ズームで）

やっぱり、頭に雲が・・明日の富士山に期待。

１日目の観光を終え、藤沢駅に着きました。

駅から徒歩５分、、

ホテル法華クラブ湘南藤沢にチェックイン。
素泊まりで5,500円。大浴場完備が決め手です。(^O^)

周囲に飲食店が多数あり食事には困りません。

室内。

ベッド。

部屋からの眺め。（７階）
ひととおり写真を撮ったら大浴場へ、足を伸ばしてリラックス。

明日は江の島観光。綺麗に富士山が見えることを期待し・・・

２日目に続きます。