2017/04/12 - 2017/04/13
19位(同エリア506件中)
一泊二日さん
この旅行記のスケジュール
2017/04/12
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船での移動
竹芝桟橋 ⇒ 岡田港
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この旅行記スケジュールを元に
東京に住んでいて、いざ東京を回るなら何処に行こう??候補を挙げてるうちに、あっ!離島があるじゃん!ってことで高速船で2時間弱、伊豆大島に行ってきました。三原山の火口を一周したかったので新聞広告によく掲載されてるお得なプランではなく自己手配。初めて乗るジェット船は快適でした。(^^)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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旅のスタートは竹芝客船ターミナルから。
大島へは東海汽船の船が運航しています。
(https://www.tokaikisen.co.jp/) -
初めて乗るジェット船、朝からテンション上がってます。(^O^)
窓口でチケットを発券し・・・ -
出港時刻は8時45分。
乗船受付が開始され隅田川沿いの竹芝桟橋へ。 -
右にレインボーブリッジ・・・
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左には勝鬨橋とスカイツリー・・・この2つの風景が好きで竹芝のインターコンチにはよく泊まったもんだ。(過去形)
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乗船します。進行方向左の窓側席を指定。ジェット船なので飛行機同様、シートベルトを着用します。房総半島を眺めながら快適な船旅でした。
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約1時間45分で大島に初上陸。島内には2つの港があり当日の状況で入出港地が決まります。この日は島の北側の岡田港でした。港内のバス窓口で2日乗車券を購入し
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待機する路線バスでもう一つの港、島の西側にある元町港へ向かいます。
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10分程で元町港に到着。
今日明日とも、ここを起点に観光します。
まずは「波浮港ライン」の路線バスに乗って島の南側、筆島へ。。。 -
車窓から見る波浮港。
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終点「大島町陸上競技場」で下車。
島一周道路をのんびりと南の方向に歩いていきます。
ウグイスの鳴き声・・・リスが電線を走る光景・・・波の音・・・
素敵な島時間♪ -
バス停から15分位歩き、案内標識に従って右側の脇道へ。
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あっ、見えてきました。
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岩の色が同じで判りにくいですが・・・
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見たとおり筆の形をしています。
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次のバスに乗るため戻ります。
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折り返しの元町港行きに乗って・・・
(というより、この路線は全て元町港行き) -
「波浮港見晴台」で下車。
バス停の目の前からは・・・ -
波浮港の全景が一望出来ます。
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カメラを少し右に向けると、こんな感じ。
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次にやってきたのは「地層断面前」、島の南西側です。
見た目バームクーヘンみたいな地層は伊豆大島の火山噴火史を物語る地層の大切な断面です。 -
説明板。
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パノラマで。
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島一周道路沿いに高さ30m、長さ800mに渡って続いてます。
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すぐ横からは太平洋のパノラマを望めます。
(中央から左へ)利島、新島、式根島、、三宅島 -
今夜の宿は「ゲストハウス オアシス アイランドゲート」
元町港から徒歩3分の住宅街にあります。港周辺の和食系のお店が定休日だったので、すぐそばのスーパー(17時閉店)で弁当類を調達しました。 -
螺旋階段を上がって3階へ。
部屋は2つ、バス、トイレは共同。 -
部屋に入ると右側にソファーがあり
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左側にベッド。(ソファーに座って撮影)
ゲストハウスの宿泊は初めてですが、寝るだけと割り切れば十分過ぎるほど快適に寛げました。 -
窓を開けると海も見えます。
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お風呂は元町港から歩いて5分程の『御神火温泉』へ。
(http://www.izu-oshima.or.jp/work/look/gojinkaonsen.html)
泉質:ナトリウム・カルシウム一塩化物温泉
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消火器病・慢性皮膚病... -
==2日目==
部屋の窓から。 -
元町港前のバス停から「三原山ライン」三原山頂口行きに乗車します。
(港の入口で今日の入出港地は岡田港との掲示を確認) -
終点で下車。車で来ると、ここの駐車場に停める事になります。
この先に伊豆半島や富士山が見れるはずなんですが・・・ -
霞んでいて見えず。。カメラを下に向けるとバスを乗ってきた元町港が見えます。
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(案内板より)
水色の山頂遊歩道から火口一周して戻ってくるルートです。 -
三原山(標高758m)日本の活火山の中でも玄武岩質マグマの活発なことで知られており、およそ35年以内に一度は比較的大きな噴火を行い、少しずつ姿を変えています。
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ここが東京都だということを忘れてしまう程の雄大な風景。
期待が高まります。さあ、行きましょう。 -
5分も歩かないうちに周囲に噴火の形跡が見られます。
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10分程で最初のポイント。
1986年の噴火で火口から溢れた溶岩流の先端部。
改めて自然の驚異を感じます。 -
案内板。
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遊歩道は舗装され、所々に退避壕があります。
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スタート地点を振り返る。(右上の白い建物)
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左手には火口周辺が見えてきました。
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約30分で山頂遊歩道と火口一周コースが合流する地点に着きました。2つの巨大な物体は溶岩で火口から溢れ出た溶岩流と一緒にここまで流されてきたそうです。
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右側の溶岩の脇には鳥居があり
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阿治古命を祭神とする三原神社があります。古くから島民は噴火口全域を御神火として信仰し崇めてきました。1789年 (天明9年)には三原神社が鎮座していたそうです。
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このように、1986年の噴火による溶岩流が神殿の手前で両側へ流れを変えている不思議な現象を間近で見ることが出来ます。
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青っぽくて見ずらいですが火口一周の案内図です。
どっちから回っても一周約2.5km、約45分かかります。
直感で時計回りで登ることに。。。 -
結論から言うと、時計回りだと火山展望台まで舗装されてない砂利道、火山展望台から舗装された道を歩いて一周します。(逆回りだとその反対)
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向かって左手、溶岩の先には太平洋の水平線が見えます。
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滑らないよう、一歩一歩踏みしめて登っていきます。
(白い煙が立ち上っています) -
この先に続く周遊ルートが見えてます。
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スタート地点から10分少々、右手に火口が見えてきました。
この辺りから冷たい強風が吹きつけてきました。防寒対策してきたはずなのに手袋忘れてるし・・(>_<) -
1986年B2火口。
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説明板。
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角度を変えてもう1枚。
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島の東側一帯は地表を黒い火山岩(スコリア)で覆われた日本で唯一の砂漠「裏砂漠」が広がっていて、裏砂漠を横断するルートもあります。
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右手に火口を見ながら徐々に近づいています。
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火口を南側から望む。
この角度で歩みを止め撮影タイム。 -
1777年に始まった安永噴火で誕生し、頂部に直径300m、深さ200m以上の切り立った竪坑状の火口が口を開けています。
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今でこそ火口を周遊出来ますが、1986年の噴火では溶岩が溜まって溢れ出た事を想像するだけでスケールの大きさを実感します。
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(ズームで)
わずかな白煙もまさしく火山としての証、感動しました。 -
火口一周の終盤、下りながら火口展望台へ。写真は撮ってませんが退避壕の役割もしています。
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そこから、舗装路の先にある火口展望場へ。
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西側から火口を望みます。
火口への距離はこちらの方が近いです。 -
ちょうど1時間で火口を一周してきました。
1986年の噴火で出来たゴジラ岩を見てから来た道を戻ります。 -
山頂口に戻って『歌乃茶屋』でお昼を。
(https://tabelog.com/tokyo/A1331/A133101/13060268/) -
なるべく地物を食べたいので「島のりそば」を注文。
そばは全て島内で自生する明日葉が練り込まれてます。 -
バスを待つ間に再度、三原山をパチリ☆
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元町港から乗り換え岡田港へ移動。
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岡田港の前にある『一峰』へ。
(https://tabelog.com/tokyo/A1331/A133101/13111917/) -
帰る前に郷土料理のべっこう寿司を食べておこうと。(^^)
べっこうとは白身魚の切り身を唐辛子醤油に漬けたものです。 -
食後は近くの日の出浜でボーーッと過ごす時間。(^^)
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15時50分発のジェット船で帰ります。ありがとう、大島。
1986年の三原山の噴火による全島避難から30年。
当時見たニュース映像を思い起されました。
昔から火山と共に生活してきた歴史、上手く共存出来ると良いのですが。
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