大覚寺60年ぶりの特別公開と、御所・二条城へ　2018年 11月

2018/11/03 - 2018/11/03

お天気が良かったので、久しぶりに京都へ
行こうかな。。と思ったら
母から、大覚寺で天皇の写経が特別公開って
テレビで観たよ。と。。

そういえば以前訪ねた際に、嵯峨天皇はじめ
数名の天皇が書かれた写経を保管するという
建物の前を通ったわ。。と思い出しました。

60年に一度の公開となれば、生きている内に
観られるのは、今しかないでしょ！と...

元々行く予定だった、京都御苑と二条城に
加える事として出掛けて来ました。

エリア 京都

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

松尾大社です。
本日は、ここからバスに乗ります。

松尾大社 寺・神社・教会

台風21号で、無惨な姿になってた
渡月橋も復活したようですね。

渡月橋 名所・史跡

嵐山の喧騒を離れ
嵯峨野の奥までやって来ました。

大覚寺 寺・神社・教会

真言宗 大覚寺派の総本山 大覚寺です。

大覚寺は、嵯峨天皇の離宮をお寺にされた
のが始り

開基に携わった 空海と嵯峨天皇です。

素敵な障壁画を観ながら

奥へと進んで行くと

ウサギさんにも会えるよ ♪

嵯峨天皇が、京の都に蔓延した疫病を
鎮めたいと、空海に相談
一文字毎に地に頭をつけて祈祷しながら
書かれたという、写経が納められている
勅封心経殿

60年に一度の御開帳ということですが

一昨日、今上天皇もおみえになって

大覚寺 寺・神社・教会

ご覧になられたそうです。

嵯峨天皇の祈りが届き、疫病はおさまった
そうてす。。

その御利益を求めて、歴代の天皇の中には

大覚寺 寺・神社・教会

嵯峨天皇の金で書かれた写経の文字から
金粉をこ削ぎ

薬として飲まれた方もいらっしゃるとか。。

又、嵯峨天皇に習い御自分も写経された
歴代の天皇や、現皇室の方もおられ
それらは宝物館で拝見できました。

嵯峨天皇のだけ見た時はわかりません
でしたが比べると、やはり嵯峨天皇の写経は
全体的に薄くなっており、こ削がれたことが
解ります。

そんな嵯峨天皇の想いに、私も思いを馳せ
一時間ほど掛けて写経してみました。

去年、西国巡りをしたお陰で般若心経には
馴染みが出来ました。何も知らないまま
写経するよりは、断然に良かったです。

大沢池もよどむこと無く、穏やかで

桜の葉も赤くなり始めた
大覚寺を後にします。

お昼は、フラりと立ち寄った中華のお店で
担々麺を頂きました。
スープが美味しかったです ♪

鳳城 グルメ・レストラン

そして、蛤御門から

京都御苑 公園・植物園

久しぶりの御所観光

京都御苑 公園・植物園

細かなところの丁寧な仕事に魅せられます。

数年前から、予約なしで

通年入れるようになっています。

以前は春と秋の特別公開以外は
宮内庁に予約しての見学でしたね。。

即位の礼の為に、皇居に移されたと
ニュースでみました。
ここで見られたのなら、もう少し早く
来れば良かったかな。。

兎に角、建物一つ一つに見応えがあり

平安絵巻さながらの紫宸殿

建物には

御簾や

几帳も置かれています。

色鮮やかな障壁画も観られ
150年前まで、ここで歴代天皇が実際に
過ごしておられたのか。。と。。

心落ち着く景色ではあるものの

こんな広大な場所で
お寂しくは無かったのかしら…

以前に訪ねたのは随分前だった為
懐かしいような…
こんなだったかしら…と
色んな思いで見学させて貰いました。

続いて歩いて向かったのは二条城
日暮門と呼ばれる唐門

元離宮二条城 名所・史跡

いつ見ても美しいです。

拝観終了時間が迫っているので、先ずは
御殿へ急ぎます。

元離宮二条城 名所・史跡

菊の御紋
天皇に刃を向けることだけは避けたい！
尊王の國、水戸で生まれた慶喜の言葉が
よみがえります。。

二の丸御殿はお写真NGです。
大政奉還の間があるのが、その二の丸御殿。
丁度その広間の向かいにあるのが
この二の丸庭園です。

元離宮二条城 名所・史跡

三匹の虎
誰を示しているのでしょうか。。

東大手門が閉ざされる時間まで
拝見していたようです。。

元離宮二条城 名所・史跡

久しぶりの京都観光。
本日は、歴代天皇と幕末に思いを馳せる日
になりました。