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中村勘三郎さんの七回忌追善となる十月大歌舞伎を昼夜通しで観てきました。<br />昼の部のご飯は中村屋紋のランチョンマットがついた「芝居御膳」を頂きました。<br /><br />また今月は珍しく昼と夜の間が1時間半ほどあるので、銀座のハイアットセントリックでハロウィンケーキセットを食べてきました。<br /><br />表紙は劇場を見守る勘三郎さんです。

中村勘三郎七回忌追善 十月大歌舞伎とハイアットセントリックでハロウィンケーキセット

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2018/10/07 - 2018/10/07

1088位(同エリア1963件中)

中村勘三郎さんの七回忌追善となる十月大歌舞伎を昼夜通しで観てきました。
昼の部のご飯は中村屋紋のランチョンマットがついた「芝居御膳」を頂きました。

また今月は珍しく昼と夜の間が1時間半ほどあるので、銀座のハイアットセントリックでハロウィンケーキセットを食べてきました。

表紙は劇場を見守る勘三郎さんです。

同行者
一人旅
交通手段
私鉄
利用旅行会社
その他
旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
4.5

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  • 少し見にくいですが、こちらが昼の部の演目の看板です。<br />最初が「三人吉三巴白波(さんにんきちさともえのしらなみ)」で「吉三(きちさ)」という同じ名前をもつ三人が偶然出会い、血兄弟の契りを交わす場面までの上演です。<br />今回は女に化けて人をだますお嬢吉三が中村七之助さん、武家出身のお坊吉三が坂東巳之助さん、一番年上でまとめ役の和尚吉三が中村獅童さんの配役です。<br />初めての組み合わせで楽しく観ることが出来ました。<br />他に中村鶴松君がお嬢吉三にだまされてお金を奪われる夜鷹おとせを演じます。<br />次の「大江山酒呑童子(おおえやま しゅてんどうじ)」は能の「大江山」をもとに十七代目勘三郎のために書かれた演目で十八代目も2回しか演じていないのですが、今回は京都ロームシアターに続いて中村勘九郎さんが演じます。<br />前半は可愛らしい童子(でも酒が大好き)後半は鬼の本性を現すという変化が見どころです。<br />対する頼光は中村扇雀さん。保昌は中村錦之助さん。<br />四天王は歌昇君、隼人君、いてうさん、鶴松君です。<br />勘九郎さんの鮮やかな踊りが歌舞伎座で観られるのは久しぶりで嬉しくなりました。

    少し見にくいですが、こちらが昼の部の演目の看板です。
    最初が「三人吉三巴白波(さんにんきちさともえのしらなみ)」で「吉三(きちさ)」という同じ名前をもつ三人が偶然出会い、血兄弟の契りを交わす場面までの上演です。
    今回は女に化けて人をだますお嬢吉三が中村七之助さん、武家出身のお坊吉三が坂東巳之助さん、一番年上でまとめ役の和尚吉三が中村獅童さんの配役です。
    初めての組み合わせで楽しく観ることが出来ました。
    他に中村鶴松君がお嬢吉三にだまされてお金を奪われる夜鷹おとせを演じます。
    次の「大江山酒呑童子(おおえやま しゅてんどうじ)」は能の「大江山」をもとに十七代目勘三郎のために書かれた演目で十八代目も2回しか演じていないのですが、今回は京都ロームシアターに続いて中村勘九郎さんが演じます。
    前半は可愛らしい童子(でも酒が大好き)後半は鬼の本性を現すという変化が見どころです。
    対する頼光は中村扇雀さん。保昌は中村錦之助さん。
    四天王は歌昇君、隼人君、いてうさん、鶴松君です。
    勘九郎さんの鮮やかな踊りが歌舞伎座で観られるのは久しぶりで嬉しくなりました。

  • そして昼の部の最後は「佐倉義民伝」です。<br />村の窮状を救う為わが身をすてて直訴(将軍に直接訴えること)した実在の人物をもとにしたお話です。<br />松本白鵬さんが主人公木内宗吾、七之助さんが女房のおさんを演じました。<br />直訴は大罪なので捕まれば死罪です。<br />その前にせめて一目でも女房や子供に会いたいと、渡し船の船着き場に来ます。<br />渡し船は夜間の通行が禁止されているため鎖と錠前がかけられていますが、船頭は<br />主人のため身をすてて(こちらも見つかれば捕まります)船を出します。<br />中村歌六さんの船頭と白鵬さんのお芝居が素晴らしく、やや老け役とも思える「女房おさん」を違和感なく演じきった七之助さんにも驚かされました。<br />4人の子供たちとの別れの場面は思わず涙してしまいました。<br />ラストシーンは紅葉の美しい場面で将軍家綱(勘九郎さん)に直訴し、表向きは却下されますが伊豆の守(高麗蔵さん)の計らいでしっかりと訴えを聞いてもらい安心して縄をうけるところで幕となります。<br />この後は描かれていませんが当然死罪ですから明るいラストではないのですが、願いが聞き届けられたことで少しだけ希望が見える終わり方でした。<br /><br />

    そして昼の部の最後は「佐倉義民伝」です。
    村の窮状を救う為わが身をすてて直訴(将軍に直接訴えること)した実在の人物をもとにしたお話です。
    松本白鵬さんが主人公木内宗吾、七之助さんが女房のおさんを演じました。
    直訴は大罪なので捕まれば死罪です。
    その前にせめて一目でも女房や子供に会いたいと、渡し船の船着き場に来ます。
    渡し船は夜間の通行が禁止されているため鎖と錠前がかけられていますが、船頭は
    主人のため身をすてて(こちらも見つかれば捕まります)船を出します。
    中村歌六さんの船頭と白鵬さんのお芝居が素晴らしく、やや老け役とも思える「女房おさん」を違和感なく演じきった七之助さんにも驚かされました。
    4人の子供たちとの別れの場面は思わず涙してしまいました。
    ラストシーンは紅葉の美しい場面で将軍家綱(勘九郎さん)に直訴し、表向きは却下されますが伊豆の守(高麗蔵さん)の計らいでしっかりと訴えを聞いてもらい安心して縄をうけるところで幕となります。
    この後は描かれていませんが当然死罪ですから明るいラストではないのですが、願いが聞き届けられたことで少しだけ希望が見える終わり方でした。

  • 劇場では勘三郎さんが見守ってくれています。

    劇場では勘三郎さんが見守ってくれています。

  • 今日のお食事はこちらの「花籠」です。<br />

    今日のお食事はこちらの「花籠」です。

  • 昼の部のお食事は芝居御膳です。<br />中村屋の紋「角切銀杏」のランチョンマットがついているというのでインターネットで予約しました。<br />こちらはお品書きです。

    昼の部のお食事は芝居御膳です。
    中村屋の紋「角切銀杏」のランチョンマットがついているというのでインターネットで予約しました。
    こちらはお品書きです。

  • テーブルにはお弁当とほうじ茶のポット、ご飯とお吸い物、デザートです。<br />お目当てのランチョンマットが上にのっていますね。

    テーブルにはお弁当とほうじ茶のポット、ご飯とお吸い物、デザートです。
    お目当てのランチョンマットが上にのっていますね。

  • 今月の演目「宮島のだんまり」から牡蠣の時雨煮や和牛ステーキ、海老、鮪、茄子のはさみ揚げ、銀むつ幽庵焼きなどです。<br />揚げ物が冷めているのは少し残念ですが、少しずつ色んなおかずが入っていて目にも楽しく美味しく頂きました。

    今月の演目「宮島のだんまり」から牡蠣の時雨煮や和牛ステーキ、海老、鮪、茄子のはさみ揚げ、銀むつ幽庵焼きなどです。
    揚げ物が冷めているのは少し残念ですが、少しずつ色んなおかずが入っていて目にも楽しく美味しく頂きました。

  • 御飯です。<br />デザートの柿には紅葉が添えられています。

    御飯です。
    デザートの柿には紅葉が添えられています。

  • お吸い物です。<br />隈取の湯葉と紅葉麩ですね。<br />

    お吸い物です。
    隈取の湯葉と紅葉麩ですね。

  • さて昼の部が15時に終わったので、夜の部まで1時間半あります。<br />どこに行こうか迷ったのですが、銀座にハイアット系のホテルがあったことを思い出して行ってみました。<br />入口からしてモダンな感じですね。

    さて昼の部が15時に終わったので、夜の部まで1時間半あります。
    どこに行こうか迷ったのですが、銀座にハイアット系のホテルがあったことを思い出して行ってみました。
    入口からしてモダンな感じですね。

  • 看板もスタイリッシュです。

    看板もスタイリッシュです。

  • 自動ドアを入るとすぐに目にはいる飾り(?)

    自動ドアを入るとすぐに目にはいる飾り(?)

  • 左右には緑のオブジェがありました。

    左右には緑のオブジェがありました。

  • 受付がありました。<br />こちらでカフェの場所を聞き、3Fへエレベーターで向かいます。

    受付がありました。
    こちらでカフェの場所を聞き、3Fへエレベーターで向かいます。

  • エレベーターは2台ありました。

    エレベーターは2台ありました。

  • エレベーターで3Fに上がると入口も無くていきなりバーコーナーでした。<br />暫く待ちましたが何の案内も無かったので奥のレストランコーナーへ行ってみましたが、声をかけられるスタッフがおらず困ってしまいました。<br />何とかスタッフを見つけて声をかけましたが15時過ぎの時間帯はバーコーナーのみの営業とのことで、テーブル席は満席のため高い椅子の席に案内されました。<br />足のケガはありましたが、私は背が高いので特に背伸びしなくてもそのまま座れる椅子でしたので問題はありませんでした。<br />気を取り直して注文しましょう。<br />本当はアフタヌーンティーが食べたかったのですが、ハロウィンケーキセットが美味しそうだったので注文しました。<br />飲物は紅茶です。<br />

    エレベーターで3Fに上がると入口も無くていきなりバーコーナーでした。
    暫く待ちましたが何の案内も無かったので奥のレストランコーナーへ行ってみましたが、声をかけられるスタッフがおらず困ってしまいました。
    何とかスタッフを見つけて声をかけましたが15時過ぎの時間帯はバーコーナーのみの営業とのことで、テーブル席は満席のため高い椅子の席に案内されました。
    足のケガはありましたが、私は背が高いので特に背伸びしなくてもそのまま座れる椅子でしたので問題はありませんでした。
    気を取り直して注文しましょう。
    本当はアフタヌーンティーが食べたかったのですが、ハロウィンケーキセットが美味しそうだったので注文しました。
    飲物は紅茶です。

  • こちらがハロウィンケーキです。<br />怖可愛いケーキたちが並んでいますね。<br />ケーキはどれもとっても美味しかったです。<br />特に右奥のガラスに入ったケーキが食べたことのない食感で気に入りました。<br />

    こちらがハロウィンケーキです。
    怖可愛いケーキたちが並んでいますね。
    ケーキはどれもとっても美味しかったです。
    特に右奥のガラスに入ったケーキが食べたことのない食感で気に入りました。

  • お替りの飲物は自由に選べますのでカプチーノを頂きました。<br />まだちょっと小腹がすいていましたが、デザートの後にサンドイッチなどを頼むのもなあと思ったのと時間がなかったのでそのまま歌舞伎座に戻ることにしました。<br />先日のグランドハイアットに比べるとカジュアルな感じなので仕方ないのかもしれませんが、エレベーターを降りてから数分間放置されてしまい最初の印象が最悪になってしまったのが残念です。<br />ケーキは美味しかったですし、ランチタイムなら再訪してみようかなと思いますが。<br /><br /><br />

    お替りの飲物は自由に選べますのでカプチーノを頂きました。
    まだちょっと小腹がすいていましたが、デザートの後にサンドイッチなどを頼むのもなあと思ったのと時間がなかったのでそのまま歌舞伎座に戻ることにしました。
    先日のグランドハイアットに比べるとカジュアルな感じなので仕方ないのかもしれませんが、エレベーターを降りてから数分間放置されてしまい最初の印象が最悪になってしまったのが残念です。
    ケーキは美味しかったですし、ランチタイムなら再訪してみようかなと思いますが。


  • こちらは夜の部の演目看板で最初が「宮島のだんまり」<br />初めて観た演目ですが、傾城浮舟太夫実は盗賊袈裟太郎の扇雀さんが傾城の恰好で六法をし、色んな物語の登場人物が入り乱れた「スター勢ぞろい」といった感じの華やかな演目でした。<br />続いては楽しみにしていた「吉野山」です。<br />桜が咲き誇る吉野の山中。都を落ち延びた源義経を追って、静御前は家来の佐藤忠信とともに旅を続けています。その道中、忠信の姿を見失った静御前が、義経から賜った初音の鼓を打つと、不思議とどこからともなく忠信が姿を現します。忠信と静御前は義経から賜った鎧と鼓を取り出し、屋島の合戦に思いをはせます。実はこの忠信、静御前のもつ鼓に張られた狐の子で…。<br />静御前は玉三郎さんで花道から現れると相変らずの美しさにうっとり。<br />静を守る佐藤忠信実は源九郎狐は勘九郎さん。<br />時折見せる狐の仕草や玉三郎さんと並んだ「男雛・女雛」の場面の美しさも素敵で、出来ることならこの後に続く「四の切」も演じて欲しいです。

    こちらは夜の部の演目看板で最初が「宮島のだんまり」
    初めて観た演目ですが、傾城浮舟太夫実は盗賊袈裟太郎の扇雀さんが傾城の恰好で六法をし、色んな物語の登場人物が入り乱れた「スター勢ぞろい」といった感じの華やかな演目でした。
    続いては楽しみにしていた「吉野山」です。
    桜が咲き誇る吉野の山中。都を落ち延びた源義経を追って、静御前は家来の佐藤忠信とともに旅を続けています。その道中、忠信の姿を見失った静御前が、義経から賜った初音の鼓を打つと、不思議とどこからともなく忠信が姿を現します。忠信と静御前は義経から賜った鎧と鼓を取り出し、屋島の合戦に思いをはせます。実はこの忠信、静御前のもつ鼓に張られた狐の子で…。
    静御前は玉三郎さんで花道から現れると相変らずの美しさにうっとり。
    静を守る佐藤忠信実は源九郎狐は勘九郎さん。
    時折見せる狐の仕草や玉三郎さんと並んだ「男雛・女雛」の場面の美しさも素敵で、出来ることならこの後に続く「四の切」も演じて欲しいです。

  • 夜の部の最後は「助六曲輪初花桜(すけろくくるわのはつざくら)」です。<br />助六は片岡仁左衛門さん、女方の大役揚巻(あげまき)は七之助さんが初挑戦です。<br />ここ数年の七之助さんの充実ぶりを見れば、大役(たいやく・その名の通り大きなお役)の揚巻や八ツ橋も出来るだろうとは思っていましたが、まだまだ若手の七之助さんが歌舞伎座で大役を務めるのは難しいことなのでこんなに早く揚巻を観られるとは思いませんでした。<br />夜の部は13列と少し後ろの席だったのですが揚巻が花道からほろ酔いで現れて、少しよろけるところが目の前でしたのでその美しさと艶やかさにボーっと見とれてしまいました。<br />仁左衛門さんの助六は正に「良い男伊達」で格好良いので、廓中のキセルがなくなっても納得の美男子ぶり。<br />追善興行ということで歌六さんはじめ中村又五郎さん、坂東彌十郎さん、片岡秀太郎さん、片岡亀蔵さんなど豪華な面々の中で仁左衛門さんの兄(!)を演じる勘九郎さん、揚巻ではなく母満江を演じる玉三郎さんの横にいても堂々たる主役ぶりの七之助さん。<br />勘三郎さんへの恩義だけではなく、残された兄弟二人がこの6年間で頑張ってきた成果がこの豪華な配役を実現したのだと思います。<br />夜の部のラストで花道から引っ込む仁左衛門さんを見送り、本舞台に1人立つ揚巻の七之助さんの姿をきっと勘三郎さんも喜んでいることでしょう。<br />

    夜の部の最後は「助六曲輪初花桜(すけろくくるわのはつざくら)」です。
    助六は片岡仁左衛門さん、女方の大役揚巻(あげまき)は七之助さんが初挑戦です。
    ここ数年の七之助さんの充実ぶりを見れば、大役(たいやく・その名の通り大きなお役)の揚巻や八ツ橋も出来るだろうとは思っていましたが、まだまだ若手の七之助さんが歌舞伎座で大役を務めるのは難しいことなのでこんなに早く揚巻を観られるとは思いませんでした。
    夜の部は13列と少し後ろの席だったのですが揚巻が花道からほろ酔いで現れて、少しよろけるところが目の前でしたのでその美しさと艶やかさにボーっと見とれてしまいました。
    仁左衛門さんの助六は正に「良い男伊達」で格好良いので、廓中のキセルがなくなっても納得の美男子ぶり。
    追善興行ということで歌六さんはじめ中村又五郎さん、坂東彌十郎さん、片岡秀太郎さん、片岡亀蔵さんなど豪華な面々の中で仁左衛門さんの兄(!)を演じる勘九郎さん、揚巻ではなく母満江を演じる玉三郎さんの横にいても堂々たる主役ぶりの七之助さん。
    勘三郎さんへの恩義だけではなく、残された兄弟二人がこの6年間で頑張ってきた成果がこの豪華な配役を実現したのだと思います。
    夜の部のラストで花道から引っ込む仁左衛門さんを見送り、本舞台に1人立つ揚巻の七之助さんの姿をきっと勘三郎さんも喜んでいることでしょう。

  • 夕食は結局食べられずに8時半過ぎに終演しました。<br />さすがにお腹が空いたので歌舞伎座の下にあるタリーズでコーヒーとパンで夕食にしました。<br /><br />長いようであっという間の1日でした。

    夕食は結局食べられずに8時半過ぎに終演しました。
    さすがにお腹が空いたので歌舞伎座の下にあるタリーズでコーヒーとパンで夕食にしました。

    長いようであっという間の1日でした。

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