まつもと大歌舞伎と美ヶ原温泉の旅　その1　ホテル翔峰編

2018/06/16 - 2018/06/17

「まつもと大歌舞伎・切られの与三」を観るため松本へ行ってきました。
当初は6/18の大千秋楽を観たいと思っていましたが残念ながら仕事が休めず,仕方なく土日で出かけました。
急遽思い立って出かけたので宿は前日の夜中（当日になっていたかも？）に予約し、昼過ぎの特急あずさを利用しました。
弾丸1泊でしたが、お天気にも恵まれ観光も温泉も満喫出来ました。
表紙は宿のガーデンテラスから見たアルプスの山々です。

エリア 美ヶ原温泉(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは新宿から特急スーパーあずさに乗車します。
えきねっとで予約すると座席指定が出来るので、とても便利です。
土曜日の昼すぎでほぼ満席でしたが私の隣は空席でした。
お弁当は小田急百貨店で美濃吉さんの「葵弁当」を購入しました。
今回もジェラ君とスヌ君が旅のお供です。

お弁当の中身です。
二段になっていてちらし寿司とごま豆腐、お煮物などが色々入っています。
上品な味付けで美味しく頂きました。
折角なのでちょっと奮発です。
ちなみにお値段は税込み1,944円でした。

スーパーあずさは新型の車両でとても綺麗な上に揺れも殆どなくて快適でした。
ジェラ君とスヌ君も満足そうです。

今日のお宿は美ヶ原温泉のホテル翔峰さんです。
松本駅からの無料送迎バスで到着しました。
16時と17時の二便があります。
テラスからの眺めは残念ながら曇り空ですね。

こちらはロビーにあるティーラウンジ「しゃくなげ」です。
公式HPから予約したのでウェルカムドリンクが頂けました。
かりんのジュースです。
ほのかな甘さで美味しかったです。

こちらがお部屋です。
眺望なし禁煙・和モダンのシングルルームです。

お部屋自体は狭いことは狭いのですが、お風呂がない分ゆったりしたソファもあって圧迫感は全くなかったです。ベッドもセミダブルなので広々と寝られました。
ジェラ君とスヌ君もソファでくつろいでいますね。

こちらはオープンタイプのクローゼットです。
フェイスタオルとバスタオル、丹前。浴衣はサイズ違いで多めに置いてありました。
下は金庫です。
丈の長いものだと引っかかってしまうのがちょっと残念。
あと女性は色浴衣が無料で借りられます。
チェックインの時には沢山あったのに、夕食後に行ったら1種類しかありませんでした。
借りたい場合はチェックインの時に選びましょう。サイズはＭとＬがありました。
帯は少し幅の広い紐丈なので普通にリボン結びでＯＫですよ。

こちらはデスク周りです。
テレビと冷蔵庫、電気ポットとティッシュです。
下の棚にはお茶セットがあります。

お茶セットの中身です。
急須と湯飲みが2つ。赤い茶筒の中にはお茶が入っています。
茶葉はティーパックですが三角のタイプでした。
ティーパックを取り出すためのトングと茶殻入れもあるのが良かったです。
右のお菓子は宿オリジナルのお饅頭とワッフルです。
母へのお土産にしたので私は食べていませんが、美味しかったそうです。

こちらのドアはトイレと洗面です。

トイレはウォシュレットです。
ただかなり狭いです。座るとペーパーホルダーがぶつかりそうに・・・。
右には洗面台があります。

こちらが洗面台です。
ハンドソープとドライヤー、歯ブラシとコップがあります。
あと写っていませんが化粧水と乳液もありました。
ただかなり狭いので、ここで洗面やメイクはきついかな。
女性用大浴場には広いパウダールームがあるので、そちらを利用するのが良いと思います。

こちらがお食事場所です。夕・朝とも同じ場所になります。
プランによって他に2つのレストランがあります。
土曜日の一人泊ですが2食付きに出来ました。
リニューアルしたばかりの「信州」というレストランです。

こちらがお席です。
半個室になっていて、周りを気にせずお食事が出来ます。

お品書きもありました。
どんなお料理か楽しみです。

お品書きの裏面はアルプスの山々でした。
お天気が良ければテラスから眺められます。

テーブルには八寸と酢の物とお鍋の用意がされていました。
右側が八寸で焼筍木の芽味噌焼き、焼空豆、梅貝塩煮、うざく、じゅんさい割醤油です。
左側は酢の物でサーモンオイル漬け、緑酢、アスパラ、トマト餅です。
筍は木の芽味噌がついた真ん中は柔らかくて美味しかったです。
トマト餅は見た目は普通のトマトのようで、食べるとお餅の食感が面白くて美味しく頂きました。

「次のお料理は何かな~」
ジェラ君とスヌ君も楽しみなようです。
飲物はジンジャーエールを注文しました。
手前は食前酒の夏みかんカクテル（ノンアルコール）です。

お造りが来ました。
大岩魚レモン、鮪、細魚です。
岩魚は今が旬ですね。通常は焼いて食べることが多いですが、お刺身は初めてでした。
臭みもなくさっぱりとした味でした。

小鍋です。本当に可愛らしい小さなお鍋でした。
具はこちらも旬の鱧（ハモ）、牛蒡、人参、豆腐です。
お出しには隠し味でお茶が使われていました。

こんな感じでぐつぐつ煮ます。
牛蒡と人参は固いのでよく煮ますが、鱧はさっと温める程度です。
お出汁も美味しくてほぼ飲み干しました。

冷やし鉢は信州野菜サラダです。
オリジナルドレッシングがついています。
新鮮なお野菜で美味しかったです。

冷やし煮物は焼きトマト新緑餡かけです。
トマトの器の中に鮑、オクラ、彩海老が入っています。
海老の頭も食べられます。
とても美味しかったのですがトマトの皮がお箸では切れず、丸かじりしてしまいました。
半個室で周りに見えないので良かったですが、ちょっと恥ずかしかったです。
ジュレ状の美味しいソースを食べきるためにもスプーン（ギザギザのあるものだとさらに〇）があると良かったですね。

揚げ物は夏野菜（南瓜、茄子、オクラ）の天麩羅です。
オープンキッチンから揚げたてのアツアツで提供されます。
さらに天つゆも温めてありました。

蒸物は茶碗蒸しです。

中身はこんな感じ。定番のどこか懐かしい味でした。

御飯とお吸い物、お新香です。

御飯は蛸飯、お吸い物は翡翠豆腐・水前寺海苔・蕨・生姜と鮎の一夜干しです。
季節感のある炊き立ての御飯と珍しい具のお吸い物で美味しかったです。
鮎の一夜干しは臭みがあるかと思いましたが全く感じませんでした。

デザートはグレープフルーツゼリーです。
お食事は少なすぎず多すぎず、わたしには丁度良い量でした。
全体的に女性向けでしょうか。
他のプランでは牛肉を使った料理が出るものもあるので、男性にはそちらが良いかもしれません。
その2に続きます。