「涼しくない」ってか炎天下の東京「水辺」ライン★お台場海浜公園～葛西臨海公園 〈葛西臨海水族園へ「行かない」2時間〉

2018/09/09 - 2018/09/09

前々から近くで見たいと思ってた東京ゲートブリッジを海から見られる上に、クルーズ船でも無いのにレインボーブリッジを潜り、尚且つ2つの観光地で遊べて、往復割引運賃になると言う、正にPHO向きな交通網を見つけました。その名も東京水辺ライン、東京都公園協会が運営する水上バスです。
その葛西・お台場周遊ってコースを利用して、お台場海浜公園から葛西臨海公園へとやって来ました。
此処までの旅行記は以下の通りです。
〈お台場までの遠い道のり(笑)〉
https://4travel.jp/travelogue/11399911
〈海上バスで潮まみれ〉
https://4travel.jp/travelogue/11407923

エリア 葛西(東京)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、葛西臨海公園内を歩いて廻ります。

パークトレインは葛西臨海公園を走る汽車型の乗り物です。全長約3.1kmを葛西臨海公園の名所を皆様に案内しながら25分かけて走ります。
この青いのは「うみ」号。他に黄色い「なのはな」号が走ってます

葛西臨海公園は昭和60年1月から葛西沖開発土地区画整理事業の一環として着手され、平成元年度にその一部約38ヘクタールがオープン。上野動物園開園100周年を記念して計画された葛西臨海水族園もこの時に開園しました。平成6年4月には鳥類園ゾーン、平成7年7月には展望レストハウス「クリスタルビュー」、平成13年春には観覧車がオープンしました。
また、葛西海浜公園(沖合のなぎさ)にも隣接しており、行楽地としての色あいの濃い公園となっています

地上30.7ｍにもなる特徴的なドーム型ガラス作られた外観で、地上から見えるのは3階部分。この下に在る2,200トンのドーナツ型の大水槽で群泳するクロマグロで有名な葛西臨海水族園。一時マグロが立て続けに死んで、あわや絶滅の危機に晒されましたよね。

PHOがまだ小学校へ上がる前(前回の東京オリンピック前)は、実際東京湾で潮干狩りが楽しめました。遠くへお出かけしない(経済的に裕福では無い)PHOの家族の夏休みのイベントと言えば、谷津遊園の潮干狩りとプールでした。が、昭和40年代に入ると東京湾は急速に汚れ、内房(東京湾の千葉県側)での臨海学校は地獄と化しました。海に入ると体に重油がこびり付き、クラゲには刺されるし、何より異臭もするし、楽しいはずのイベントは正に修業、てか体に悪いでしょ★
改善の兆しが見え始めたのは中学校へ入学してからです。
高校を卒業する頃になると、隅田川の花火大会が復活するなど、川を含めた東京の水辺の環境は蘇って来ます。
あ、これはあくまで子供ながらに感じたPHOの感想です

鳥類園ゾーンの池。
何度も葛西臨海公園には足を運びました(昔です)が、主に水族園に来ていたので、こちらは今回初めて見る所です。
此処まで歩いて来るのにかなりの時間を要したので、帰りの水上バスは遅い方を選ぶ事にしました。それにしても暑いんだけど日陰無いし…

ディズニーランドが見えてます。
舞浜は駅で言うと1つ先ですから

鳥類園ウオッチングセンター。
って、此処に鳥が居る訳では有りません

ガイドツアーに惜しくも間に合わず★このパターン、「涼しくない水辺」に付き物なのかな？？

何故こういうデザインなのか、不明です。鳥かご気分を味わわせてくれてるのかな？

2つ在るうち、東側の池

鳥は全く見えません

炎天下なのでウォッチングセンターから出るのを躊躇したのは事実です。
レクチャールームや情報コーナーで、鳥に関する映像や展示を見ました

観察窓と水門

ようやく鷺が居ました。烏以外は唯一とも言える存在でした

池に沿って歩いています。
結果的にドームの向こうへ行ってウロウロしたのです

中央園路から見た観覧車。
右は駅へ、左はクリスタルビューへ。その手前に水族園入口が在ります

やっぱり何か食べときます。ってか、駅まで行ってみましたが(この時は電車が走ってるかどうかなんて考えても居ません、普通走ってますから)、駅前には何も在りません。以前はファーストフードのチェーン店が在ったのですが、それが無くなっている事はネットで見て知ってましたけど

冷やしかき揚げ蕎麦。
まぁ、お腹が空いてたせいもあるでしょうが、こういう観光地の施設(食堂とかレストランって雰囲気ではないので)にしては意外に(失礼！)美味しくて感激☆かき揚げがカリカリだったし、少し甘めのつゆに山葵が良く合いました

クリスタルビュー。
展望広場の丘の上に建つレストハウスです。地上2階の展望施設と地下1階の休憩スペースで構成されています。アルミサッシとガラスをメインに軽やかで透明感溢れる全体像を実現してますが、真夏はガラスを通して強い日が差し、中は暑いと実感しました★

でも、素敵っちゃ素敵。
1995年に竣工って事は、大観覧車よりも古いのに全く記憶に有りません。そりゃ京葉線の車内から見えませんから

ちょっと一方通行っぽい造りでした

構造について少し触れておくと、トップライトの屋根を支えているのがカーテンウォールの方立てであり、柱でもある50×120の構造耐火鋼を、サッシュの精度で制作しています。構造鉄骨で造ったサッシュというところが新技術で、部材の現場溶接が大変だったそうです。
ガラスの箱の内部は、コンクリートの箱が構造として踏ん張っている事が判るでしょうか？ガラスの幕の内部に、人の歩く床はコンクリートの箱として内蔵されました

北：JR京葉線の葛西臨海公園駅は真正面ですが、この時点では不通となっており、公園内でも復旧の目途は立っていない旨の放送が流れてました。道理でヘリコプターがやたら飛び交ってるなぁとは思ってたのです

南：芝生広場の向こうは東京湾。ゲートブリッジも見えてます

東：水族園のドーム

西：大観覧車

やっぱ恐竜だわ、しっぽまで

東端を建物を含めて撮ってみました

南を斜めに

記念撮影の記念撮影、これ結構好きです

芝生広場は斜めってるので、ボール遊びには不向きです。でも父子連れが結構いっぱい居たのには良かったと思いました

まだ時間に余裕は有りますが、さすがに大観覧車方面に行くには疲れたので、船の発着場へと戻りました

立ち入り禁止は撮影中だから？
な訳無いですが、○国人は漢字読めなかったですよね？
な訳無いですが、注意しに立ち入ろうかと思ったPHO

日が沈んでいく色味って面白いなぁと思いつつ

クリスタルドームを逆光で

あっ、ドームが映るんだ！

もっと大きく映る所を探してみたけど今一つ。京都タワーが駅ビルに映るのを見付けた時は嬉しかったなって思い出しました

さて、ちょっと時間を持て余し気味だった葛西臨海公園の滞在ももう終わり。潮で濡れた服はとっくに乾いてますが、帰りもまた波飛沫浴びるのかな？

此処でず～っとゲートブリッジと飛行機を眺めてるのも良かったかも、なんて思いました(炎天下で無ければ、の話です)

帰りはキッチリ整理券番号順に並んで乗船します。待合室に到着してたのは1、2番目だったのに、券をもらうって気付かなかったの。まあ、それでも充分余裕有りました。

お台場海浜公園へ向かう便は夕日にはまだ少し早いけど、どんな風景が見られるかな？