2018/06/09 - 2018/06/09
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+mo2さん
この旅行記スケジュールを元に
7月の3連休初日は美術館巡りへ、先月見た国立新美術館「ルーヴル美術館展 肖像芸術 人は人をどう表現してきたか」をもう1度見たかったのと上野で始まっている展覧会を見に行ってきました。
今回見た展覧会
・国立新美術館「ルーヴル美術館展 肖像芸術 人は人をどう表現してきたか」
・国立西洋美術館「ミケランジェロと理想の身体」
・国立科学博物館 特別展「昆虫」
・東京国立博物館 特別展「縄文―1万年の美の鼓動」
この後、東博は18時まで西洋美術館は20時まで開館していましたので、東洋館(東博)常設展(西洋美術館など)目一杯美術館・博物館堪能しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線
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国立新美術館「ルーヴル美術館展 肖像芸術 人は人をどう表現してきたか 」からスタート。6/9に一度見ているのですが、もう1度好きな作品をじっくり見ようと行ってきました。
国立新美術館 美術館・博物館
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ルーヴル美術館展といえば人気の展覧会で、最近(10年以内くらい)見たものだけでも2009年「ルーヴル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画」(国立西洋美術館)2013年「ルーヴル美術館展 地中海 四千年のものがたり」(東京都美術館)2015年「ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」(国立新美術館)とありますが、今回の テーマは『肖像芸術』です 。
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ルーヴル美術館の全8部門の完全バックアップのもと、約110点の名品が来日。27年ぶりに来日するヴェネツィアの巨匠ヴェロネーゼの傑作「女性の肖像(通称美しきナーニ)」やナポレオンの肖像など目玉の作品が多数出展されています。
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エジプトのマスクや女性の肖像から展覧会はスタートします。会場内写真撮影不可でしたので、昨年ルーヴルに訪問時撮った写真からいくつか紹介。「女性の肖像」エジプト・テーベ出土、2世紀後半です。
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サンドロ・ボッティチェリ「赤い縁なし帽をかぶった若い男の肖像」1480-90年頃
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スペインの画家「パンジーの婦人」15世紀後半
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フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス「第2代メングラナ男爵ルイス・マリア・デ・シストゥエ・イ・マルティネスの肖像」1791年
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ディエゴ・ベラスケス「王妃マリアーナの肖像」1652年
モデルはドイツ皇帝フェルディナント3世とスペイン国王フェリペ4世の妹マリアの娘のマリアーナ。 -
エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン「スカヴロンスカヤ伯爵夫人」1796年
エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランは18世紀で最も有名な女性画家。この絵の横に彼女の胸像が展示されていたのですが、大変お美しい方です。 -
ジュゼッペ・アルチンボルド「春」1573年
昨年(2017年)国立西洋美術館で「アルチンボルド展」が開催され、四季展示されていましたがこれは別バージョン。 -
グッズも充実、鎌倉紅谷の「クルミっ子」の特別パッケージ「ルーヴルっ子」やとらや「エッフェル塔の夕暮れ」、またこの日からパリ祭キャンペーンで数量・期間限定のお得なセットが発売されていました。
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六本木(乃木坂)から上野に移動。上野の森美術館で開催されている「生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展」凄い混雑でした。
ところで上野の森美術館で10月開催予定のフェルメール展、開催まで3カ月を切りましたが、前売り券発売どころか8点展示のうちの残り3点や日時指定制といわれるその詳細などまだ発表されていません。開催大丈夫なのでしょうか・・・上野の森美術館 美術館・博物館
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国立西洋美術館「ミケランジェロと理想の身体」
世界に約40点しか現存しないミケランジェロの大理石彫刻のうち、傑作「若き洗礼者ヨハネ」と「ダヴィデ=アポロ」の2点の初来日が目玉の特別展です。国立西洋美術館 美術館・博物館
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当初それほど興味なく前売券も買っていなかったのですが、HPのみどころを見ると古代ギリシャの彫刻、壺、古代ローマ時代のボンペイの壁画などフィレンツェ国立考古博物館、ナポリ国立考古博物館等からたくさん出展されているではないですか!ということで見てきました。
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こちらの展覧会も、もちろん写真撮影は不可ですが見慣れた国立西洋美術館の所蔵の絵もありました。
スケッジャ(本名ジョヴァンニ・ディ・セル・ジョヴァンニ・グイーディ)「スザンナ伝 」これは、カッソーネと呼ばれる西洋長持の前面を飾っていた絵画です。
※以前、常設展で撮った写真(本展示会での撮影は不可) -
今回、写真撮影OKだった「ラオコーン」です。
オリジナルは、バチカン美術館のピオ・クレメンティーノ美術館に所蔵されている古代ギリシアの大理石製の彫像ですが、1506年にローマ皇帝ネロの大宮殿ドムス・アウレアの近くから出土し、ミケランジェロなどルネサンス期の芸術の方向性に極めて重大な影響を与えています。 -
今回の展示は、ルネサンス期のヴィンチェンツォ・デ・ロッシによる、ほぼ原寸大の大理石の摸刻。
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見る方向によりイメージが変わります。後ろからも眺めてみました。腕に絡みつく蛇が見事。
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隣の国立科学博物館へ、7月13日から開催の特別展「昆虫」です。
こちらは全館、写真撮影OKでした。国立科学博物館 美術館・博物館
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会場に入ってまず驚くのが高さ2mの昆虫巨大模型!!
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このサイズになるとかなり不気味・・・
ともちゃん(2歳の甥っ子)連れてきたら泣き出すレベル(笑) -
ミンミンゼミ。
子供たちもたくさん入場していましたが、みな微妙な反応・・・
そりゃ怖いよね、このサイズ(笑) -
しかしながら、鏡で逆側がどうなっているのか細部まで観察することができ、かなりこだわって造られたものだと思います。
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こちらは、トンボなどの貴重な化石
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琥珀に閉じ込められた虫たち
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とにかくたくさんの蝶をはじめとした昆虫の標本が並んでいましたが、混んでいてゆっくり見ることはできませんでした。
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やはり目をひかれるのは美しい蝶の標本、宝石のようです。
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「Gの部屋」閲覧注意!迂回路もあるコーナーなので写真は控えます(笑)
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会場内にある標本の数々は、数万点に及ぶそうですが圧巻です!!
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「ヤンバルテナガコガネ」のホロタイプ標本
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香川照之さん、昆活公式サポーターだそうです(笑)
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最後は、東京国立博物館の特別展「縄文―1万年の美の鼓動」です。
東博は、前年度(2017年4月1日から)年間パスポートなくなってしまった(制度の変更)が痛いですね。昨年はぎりぎりの3月末購入したのでよかったのですが、従前、東京・奈良・京都・九州で開催の特別展年間6回の鑑賞だったのが、東京のみ4回となってしまいました。東京国立博物館 美術館・博物館
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2009年の大英博物館帰国記念「国宝 土偶展」や2014年の「日本国宝展」では国宝の土偶5体が集結したことはありましたが、縄文時代草創期から晩期まで(約1万年!!)、日本列島各地で育まれた優品を一堂に集めた展覧会は初ではないでしょうか。
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こちらも会場内写真撮影不可でしたので、常設展や以前常設展で撮った写真からいくつか紹介していきます。
写真は常設展( 日本の考古・考古展示室)から男性器を模した石棒と縄文時代草創期(前11000~前7000年)の深鉢形土器 -
同じく常設展( 日本の考古・考古展示室)から縄文時代後期(前2000~前1000年)の深鉢形土器他
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「火焔型土器」美しい造形ですね。これら新潟十日町市から出土した「火焔型土器」を円形に集めた展示圧巻でした。
※以前、常設展で撮った写真(本展示会での撮影は不可) -
日本列島だけではなくアジアのほかの国(黄河、インダス、メソポタミア)やヨーロッパの土器も紹介されていました。
「彩陶鉢」中国甘粛省出土・馬家窯文化(紀元前3100-前2800年)
※以前、常設展で撮った写真(本展示会での撮影は不可) -
同じく常設展( 日本の考古・考古展示室)から土偶他
土面(長野県松本市波田上波田出土・縄文時代後期・前2000~前1000年)
土面(青森県つがる市木造亀ヶ岡出土・縄文時代晩期・前1000-前400年) -
常設展( 日本の考古・考古展示室)から「みみずく土偶」茨城県利根町 立木貝塚出土・縄文時代後期・前2000~前1000年
それにしても土偶、なんでこんなユニークな造形なんでしょうか。 -
教科書にも載っている、日本で最も有名な土偶。
「遮光器土偶」青森県つがる市木造亀ヶ岡出土 縄文時代晩期
※以前、常設展で撮った写真(本展示会での撮影は不可) -
「ハート形土偶」 群馬県東吾妻町郷原出土・縄文時代後期(前2000~前1000)
※以前、常設展で撮った写真(本展示会での撮影は不可) -
最後を飾るのは、縄文土器に対して「思わず叫びたくなる凄み」と評した岡本太郎が愛した品々。岡本が見た縄文土器と岡本が撮影した写真を同時に展示してありました。ここだけが撮影OKとなっています。
東京国立博物館 美術館・博物館
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