2018/05/26 - 2018/05/26
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+mo2さん
珠玉のフランス絵画コレクションで知られるモスクワのプーシキン美術館から、印象派を中心に65点の17世紀から20世紀の風景画がやってくるということで楽しみにしていたプーシキン美術館展。4月28日に続き2回目の訪問ですが、今回は特別。「プレミアムナイト鑑賞 ~シャンパーニュと巡る風景画の旅~」に参加してきました。鑑賞会の様子は別の旅行記に記載しておりますが、このイベントでは、特別に展示室内での写真撮影がOKということで忘備録として展示作品の写真アップしておきます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 新幹線
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4月14日(土)~7月8日(日)までのプーシキン美術館展で写真撮影がOKなのは、2回のプレミアムナイトだけのようなので貴重です。
東京都美術館 美術館・博物館
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第1章 近代風景画の源流
17世紀半ばから20世紀初頭のフランス風景画を、描かれた時代と場所を軸に展示されています。第1章は、クロード・ロランからバルビゾン派までの風景画。 -
クロード・ロラン(クロード・ジュレ、通称ル・ロラン)「エウロペの掠奪」1655 年
フランスのバロック・フランス古典主義の画家であるクロード・ロランの作品。ロランは、エウロパの略奪を主題とした作品を5枚描いており、そのうち1枚はイギリス王室が所有するロイヤル・コレクションとなっています。 -
「エウロペの掠奪(部分拡大)」
クロード・ロランなじみ深い画家だと思っていましたが、日本でその作品が収蔵されているのは、国立西洋美術館、静岡県立美術館、山梨県立美術館、東京富士美術館ということでよく行く美術館ばかりでした。 -
ガスパール・デュゲ「ラティウムの小さな町」1667?1668 年
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ジャン=フランソワ(フランシスク)・ミレー「ハガルの追放が描かれた風景」17世紀後半
バルビゾン派の代表画家ミレーの作品。 -
アダム・フランス・ファン・デル・ムーラン工房「ルイ14 世の到着、ヴァンセンヌ」17世紀末
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「ルイ14 世の到着、ヴァンセンヌ(部分)」
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ジャン= バティスト・マルタン「ナミュール包囲戦、1692 年」17世紀末-18 世紀初め
ルイ14世率いるフランス軍がネーデルランドの町、ナミュールを包囲したいわゆる第1次ナミュール包囲戦が描かれています。 -
「ナミュール包囲戦、1692 年(部分拡大)」
マルタンは、戦争画を得意とし、通称「戦いのマルタン」と呼ばれています。 -
ジャン= バティスト・フランソワ・パテル「五月祭」1730 年代前半
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ニコラ・ランクレ「森のはずれの集い」1720 年代後半
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ジャック・ド・ラジュー「狩猟後の休息」1742 年頃
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フランソワ・ブーシェ「農場」1752 年
ロココ時代に栄華を極めたブーシェによる作品。 -
クロード= ジョゼフ・ヴェルネ「日の出」と「日没」1746 年
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「日の出」
18世紀に活躍した風景画家ヴェルネの作品、今まさに出航しようとする船の様子を描いた作品。 -
「日没」
帰港時の様子を描く「日の出」と対の作品。 -
ほとんど貸し切り状態で鑑賞、写真撮影することができました。
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クロード= ジョゼフ・ヴェルネ「パンフィーリ邸の庭園、ローマ」1749 年
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ユベール・ロベール「水に囲まれた神殿」1780 年代
ロベールが1760年に訪れた、古代ギリシア・ローマ時代の遺跡パエストゥムにのこるポセイドン神殿が描かれています。 -
ユベール・ロベール「ついに開いた牢屋から(春の祭日)」1794 年頃
廃墟や古代建築物のある風景を得意とする18世紀のフランスを代表する新古典主義の風景画家ロベールによる作品。 -
ニコラ・アントワーヌ・トーネー「アルカディアの牧人たち」1804 年頃
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「アルカディアの牧人たち(部分)」
古代ギリシャの理想郷アルカディアに住む牧人たちを描いた作品。 -
ジャン= ルイ・ドゥマルヌ「街道沿いの農場」1800 年代
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フェリックス・フランソワ・ジョルジュ・フィリベール・ジエム「ボスポラス海峡」19世紀前半
トルコのボスポラス海峡を描いたエキゾチックな作品。 -
ウジェーヌ・ルイ・ガブリエル・イザベイ「ムーア式の入口」1835 年
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第2 章自然への賛美
第2 章は市民の日常を描くバルビゾン派の作品が続きます。
ジュール・コワニエ/ジャック・レイモン・ブラスカサット「牛のいる風景」19世紀前半 -
コワニエとブラスカサットという2人のフランス画家による共作。
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コンスタン・トロワイヨン「牧草地の牛」1850 年代
牛や羊などの家畜を描いた動物画を得意とするバルビゾン派のトロワイヨンの作品。 -
ジャン= バティスト= カミーユ・コロー「夕暮れ」1860?1870 年
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ジャン= バティスト= カミーユ・コロー「嵐、パ=ド= カレ」1870 年頃
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ギュスターヴ・クールベ「水車小屋」1864 年頃-1870 年代半ば
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「水車小屋(部分)」
スイス国境近くのフランス東部の村オルナンに生まれたクールベの故郷を描いた作品。 -
ギュスターヴ・クールベ「山の小屋」1874 年頃
スイスに亡命したクールベによる晩年の作品。 -
アンリ= ジョゼフ・アルピニー「女性のいる森の風景」1870-80 年代
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「女性のいる森の風景(部分)」コローからの影響がうかがえる作品。
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レオン= オーギュスタン・レルミット「刈り入れをする人」1892 年以前
ミレーの影響を強く受けたレルミットによる作品。
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