ご近所探検隊　大室山の風穴を制す。

2018/04/19 - 2018/04/19

朝霧高原を通るときに、何時も気になっていた「富士山の側火山」である大室山に登ろう・・・ということになった。

ついでに風穴探検。

エリア 鳴沢(山梨)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩

目的地は静岡県と山梨県の県境に近い大室山。

右下の白い山が富士山。
大室山は富士山周辺にいくつもある、側火山のひとつ。

今回のメンバーは、還暦登山隊隊長・教授・私の3人。
メンバーを拾いながら、国道246から富士山の裾野を富士宮に向かう。

サンデー毎日の集まりなのに、平日の通勤ラッシュに巻き込まれる。

天気予報は「ほぼ快晴」だったが、富士山に近づくにしたがって雲が・・・？

1時間くらいで、富士山の反対側に出る。正面には目指す大室山。

途中の展望台からは南アルプスが見えた。左の雪山は鳳凰三山かな。

ドクタービレッジって何・・・？

9時半には登山口に到着。

本日はこういう風に歩く予定です。

登山口。
富士山5合目まで510分ってどうよ？　8時間半？？

許可車両はもうちょっと奥まで入られるんだそうだ。

二つ目のゲート。

幾つかの風穴もあるので、登山口周辺はヘルメットを準備した見学客も・・・って、ここでも主役は「中くらいの国」の人達だよね。

先の写真でも分かるように、最初は歩き易い平坦な道が続く。

そんなわけで、「大変そうに山歩きをしてる風」な写真は難しい。ちょっとドキュメンタリー風に撮ってみた。

大室山山頂を目指す正式な登山道は無いことになっている。
二人のプロフェッショナルがGPSと地図を駆使して案内してくれるから、私は写真を撮りながら着いて行くだけ・・・だから何時までたっても「ちゃんとした山歩き」を覚えない。

直登が基本なので、障害物も多い。

山の形からして、上るほど傾斜もきつくなる。

1時間半くらいで山頂。

10時50分には山頂着。

三角点を確認。

更に隣のピークまで歩いた。なぜか小さな桜の木？が1本だけあって花が咲いてたので、ここでお花見ランチとした。

草むらで気持ちよさそうだが、どこもシカのフンだらけ。ところで私が持ってる赤い缶は、バドワイザー・・何時デザインが変わったの？　っていうか半分コーラみたいな味で不味かったんだけど。

トランプさんが貿易赤字の解消を迫っても、こんなビールつくってたんじゃ・・・無理！

今日のコンビニオニギリ。想像はしていたが、枝豆の歯ごたえはオニギリと合わない。普通に豆ごはんのオニギリならいけそう。

卵焼きは天津丼みたいで美味しかった。

?

律儀に倒木の上にウンチをしてる犯人は誰？　他にも見掛けた。

今回の目的のひとつでもある「風穴」を捜す。案内看板などは最小限しかなく、最後まで見つからなかった風穴もあった。

その中でも一番大きな「富士風穴」を探検する。

今回は風穴探検のためにヘルメットを持って行った。

くぼ地の底まで下りるとひんやりする。

風穴の入り口。

まずは危なっかしい梯子を下りる。

真っ暗な中を、ヘッドライトの灯りだけで行動するのが、いかに怖いか分かった。左の方を見ると分かるが、表面が凍ってる岩があって、当たり前だけど乗ったら滑る。

無理しないようにね～

すってんころりんして怪我でもしたら、迷惑な中高年として晒されそうなので、早々に撤退。

明るければなんてことはない岩場だけどね。良い勉強になりました・・・今更。

溶岩が流れながら固まった図。

頑張ってる木々を眺めながら下る。

ツルも頑張ってるよね

ツルが木の様になってるんだけど・・。

ヘビの化石・・・？

ややこしい

古くなった切り株に何やら鉄板の札が・・・。数少ない案内看板以外は、人工物は滅多に見掛けない、もちろんゴミも。

元気な気に穴が開いていて、向こうが見える・・・って珍しくもないか？

ターザン（死語）のまね。こういうの得意だったんだけどなぁ～・・・今や体重を支えるのがやっと

サルの腰掛・・・ってやつ？

子供用。

リスたちが宴会やった跡かな？

踏み跡をふさぐ様に木の枝を置いてあったら「危険だから行かない様に」ってことだが、これってどうよ？

これって、セブンまであと711mってこと？

この旅行記へのコメント （6）

• ワミさん 2018/04/25 16:27:04

  風穴あぶな～い

  冷たい風来てました？
  猿の腰掛って漢方薬かなんかで高く売れるのでは？
  ターザン私もやりました♪今じゃツルがすぐに切れてしまうだろ～な！
  自然の木の生命力凄いどんな困難も乗り越え成長してますね、芸術だわ！

  ほいみさん からの返信 2018/04/25 20:48:03

  RE: 風穴あぶな?い

  冷たい風っていうか、中は冬でした。
  猿の腰掛にも種類があるようで、こんなのはダメみたいですよ・・・って、本物は効果あるのか？　猿の腰掛に寄生された木は死んでしまう・・・とか聞いたことがありますが。
  
  子供のころは鉄棒が得意で大車輪とかできたのですが、調子に乗って公園のおもちゃの鉄棒でやって病院行きになりました・・・左手首骨折。
  
  富士山の裾野の青木ヶ原樹海に近いのですが、この辺りは自然の力を感じさせます。だから宗教団体が集まってしまうのかもしれませんね。
  
  そうそう、22日から山陰に来てます。天気に祟られて長毛大型犬との旅を楽しんでます。
  
  　ほいみ＠鯖江

• くろねこだりゅんさん 2018/04/23 18:05:01

  探検♪

  なるほど…「安全がある程度確保されてるから探検気分が盛り上がる」
  鍾乳洞探検ツアーとかものすごく面白いですけど、ガイドあっての遊びですからやはり個人での冒険はほどほどに…了解です！
  桜の下のランチに桜が写っていない不思議～(笑)
  おもしろおにぎりシリーズ、相変わらず絶好調で為になります。
  リスの宴会後の写真、大好きです～
  山でこういう発見をするととても楽しくなりますね☆
  
  黒い三角点碑、初めて見たかもです。
  何か違いがあるのでしょうか？

  ほいみさん からの返信 2018/04/23 20:24:56

  RE: 探検♪

  
  家の中でもころんじゃう中高年ですから、無理は・・というか、人並みのこともやるにも気を付けなくっちゃ。ケガしてネットで晒されてじゃ、Wパンチです。
  
  クマザサや野バラ？でいっぱいの中、なぜかあの小さな桜がありました。敬意を表して「お花見」しました。おにぎりシリーズ、セブンの努力のおかげでネタには困りませんね。他の」コンビニも覗いてみないと。
  
  山歩きとデジカメは「俳句の世界」です。写真にすると面白い光景は一杯あります。
  
  三角点のことには詳しくないのですが、知人に「三角点マニア」がいるので聞いてみますね。
  
  ほいみ＠シフォンと津和野

• 鯨の味噌汁さん 2018/04/20 13:41:36

  おおお怖っ

  風穴探検、入口にちょっとそーにゅーしてUターン、大正解ではないかと思います。
  コケたらそのまま岩の隙間に吸い込まれて樹の肥料になりかねません。
  それに横に開いてる穴より、タテに開いてる穴の方がずっと怖いっす。重力で簡単に移動できるけど、落っこちたら二度と登れないも気が。無事生還、めでとうございます!!

  ほいみさん からの返信 2018/04/20 17:33:50

  RE: おおお怖っ

  安全第一、後悔先に立たず。
  夜間行動はあまりしない方なんで、真っ暗な中でヘッドライトが照らす範囲しか見えない岩下り？は、まじ怖かったです。
  
  電車だって横向きトンネルは大丈夫だけど、縦は苦手っぽいですよね。