2009/02/27 - 2009/02/27
1242位(同エリア7210件中)
万歩計さん
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パソコンの中に古い旅の写真が多数眠っている。4トラベラーになったのを機に、写真を見ながら当時の記憶をたどり旅行記にまとめることで、これらにも日の目を見せてやりたいと思う。
今回は2009年2月に行った乳頭温泉郷の湯めぐり記録である。
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自然の中にひっそりと湧く昔ながらの温泉に浸かっていると身も心もリフレッシュする。昔から定年になったらこのような秘湯をゆっくり回りたいとジジ臭いことを考えていたが、いつの間にかその定年が目前に迫っていた。
定年後に通うお気に入りの秘湯・湯治場を探す旅の1回目として一泊二日で乳頭温泉郷を訪れた。この温泉郷には7つの湯があり、どこも大自然に囲まれた一軒家でお湯は源泉かけ流し。各宿とも昔ながらの温かい素朴なもてなしで知られ秘湯ファンの間で人気が高い。BS・TBSの番組「温泉遺産Ⅱ」で真冬の温泉郷が紹介され、ぜひ行きたいと思っていた。
1日目(2009年2月27日)
伊丹空港を朝の便で発ち正午過ぎに乳頭温泉郷に到着。妙の湯、大釜、蟹場の3つの温泉に立寄り湯したあと最奥の孫六温泉に泊まった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝、伊丹空港発のANAで秋田空港へ。ここから乗合タクシーに乗って2時間かけて乳頭温泉郷に向かう。乗客は3人で2人は途中の角館で下車、一人終点の大釜温泉前まで行った。
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乳頭温泉郷には温泉郷の代名詞である鶴の湯を始め、大釜温泉、蟹場温泉、妙の湯、孫六温泉、黒湯温泉、休暇村田沢湖高原の7つの一軒家が点在している。いずれもブナ林に囲まれた大自然の一軒家である。
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まずは先達川の渓流の上に建つ妙の湯へ。
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妙の湯のひっそりとした、しかし気品を感じさせる玄関。
乳頭温泉郷 妙乃湯 宿・ホテル
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妙の湯は「都会で働く女性を癒してあげたい」という女将の思いのこもった宿だそうで、とりわけ女性に人気らしい。
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他の宿は昔ながらの素朴な湯治場的雰囲気だが、ここはインテリアから食器、アメニティに至るまで洗練されている。しかししっとりと落ち着いて華美さはない。
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ここで湯めぐり手帳を1500円で買った。乳頭温泉宿泊者のみ購入可能で、これがあるとシャトルバスを利用して7軒の湯宿すべての湯めぐりができる。
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金の湯と銀の湯の2つの源泉がある。坪庭のような小さな露天風呂は金の湯の寝湯。
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後で入る。まずは展望自慢の混浴露天風呂へ。
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混浴露天風呂妙見の湯。おじさんが一人入っていた。お断りしてカメラを持ち込んだ。
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木の樋を通って源泉かけ流しの金の湯が注がれている。雪をかぶったブナの原生林の下を先達川の渓流が流れる。
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手前の小ぶりのヒノキの露天風呂は銀の湯。
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雪とランプが旅情をそそる。
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残りの3つ風呂もよかった。入浴後に昼食、山菜中心の優しい食事だった。囲炉裏にで湯気を立てている具沢山のキノコ汁は誰でも一杯100円で頂ける。
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湯めぐりスタンプを押してもらった。
次は大釜温泉へ。 -
大釜温泉は昔の小学校の分校を移築した建物で、片隅に懐かしい二宮金次郎の像があった。
乳頭温泉郷 大釜温泉 宿・ホテル
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子供の声とチャイムが聞こえてきそうだが実際は静寂そのもの。
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内湯の後に露天風呂へ。
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周囲はブナの原生林。
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雪が板塀を押しつぶすように浴槽に迫っていた。
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もちろん源泉かけ流し。やや熱めだが冷えた体には気持ち良い。
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昔ながらの電灯が絵になる。
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スタンプを押した受付さんも初老の先生にように見えて、小学生に戻ったような懐かしい気持ちにしてくれた。
次は蟹場温泉へ。 -
蟹場温泉はガニバと濁る。周囲の沢に蟹が沢山いたことから名付けられたそうだ。
蟹場温泉 (乳頭温泉郷) 温泉
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この温泉の自慢は大自然の中の露天風呂。
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このような雪の間に作られた道を50mほど川原に向かって下りていく。
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雪の高さは身長近く。足元に気を付けて。
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目指す露天風呂が見えてきた。
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小さな脱衣場は男女別だが露天風呂は混浴。
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周囲は木!木!木!。雪!雪!雪!。
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源泉はすぐ裏の山の斜面にあるらしい。湧きたての新鮮な湯。
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小川のせせらぎの音と時折木に積もった雪が落ちる音だけが聞こえる。
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自然の中で癒された。
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これから今夜の宿である孫六温泉に向かう。
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先達渓谷に沿って乳頭温泉郷を巡るハイキング道を、地元では新奥の細道と呼んでいるようだ。
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足元に大釜温泉、行く手に乳頭山が見える。穏やかな山容が女性の乳房に似ていることから命名されたそうだ。
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ここから先は夏でも車は通れない。雪道を歩いていく。
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先達川の上流に沿って歩く。
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誰も歩いていない。川のせせらぎの音が聞こえるだけ。
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雪道に足を取られないよう慎重に歩く。
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歩き始めて20分.目指す孫六温泉が見えた。
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孫六温泉に到着。
孫六温泉(乳頭温泉郷) 温泉
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ここには効能の違う4本の源泉があり、万病に効くことから「山の薬湯」と呼ばれている。
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坂を下った川沿いに4、5軒の湯小屋が建つ。
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この温泉は湯治場の雰囲気を色濃く残している。BS-TBSの「温泉遺産Ⅱ」で見てぜひ泊まりたいと思っていた。
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山の中の奥深い場所で文字通り雪に埋もれていた。
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先達川にかかる橋。この先を歩いていくと田代平から乳頭山(烏帽子岳)の登山道になる。
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先達川をさらに上流に上った場所からの温泉全体を望む。
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温泉は建物とは別に露天風呂や小さな湯小屋として散在している。
まずは開業当時ならそのままの形で残る唐子の湯へ。 -
次は混浴露天風呂。
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お湯はかなり熱め。
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2段になっており下の段の湯は適温になっていた。
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露天風呂から建物を眺める。なかなかいい。湯治場ムード満点。
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長湯をしたら暗くなってきた。
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ゆっくり温泉を楽しんで宿泊棟に戻った。今夜の宿泊客は1人だけらしい。
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夕食は食堂で。山菜中心の料理を地酒の冷やで頂いた。
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「秘湯7か条」なるものがあった。うむうむ、全く同感。
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