2017/12/02 - 2017/12/02
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旅人のくまさんさん
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彦根城は、太平洋戦争の終戦間際に危機に立たされていました。1945年(昭和20年)8月15日夜に連合国軍が彦根市を夜間爆撃する予定でしたが、同日正午に日本の降伏が発表され、爆撃は回避されました。
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高石垣の上に立つ、『西の丸三重櫓』と多門櫓の光景です。1960年(昭和35年)から1962年(昭和37年)にかけては解体修理、1993年(平成5年)7月から1996年(平成8年)12月までの平成の大修理では、屋根の葺き替えと壁の塗り替えが行われています。
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積み直されたらしい部分の『二の丸』の高石垣のズームアップ光景です。打込み接ぎより、野面積と呼んだ方がいいような積み方でした。先程の写真を見ますと、石垣上部が白っぽく、積み直されているようでした。
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かつては、『観音台』があった『出郭』から眺めた城外の光景です。遠くに琵琶湖が見えています。その琵琶湖の先に見える山並みは京都方面になります。『観音台』は、奈良時代に産土神(うぶすながみ)が祀られていたようです。彦根城になってからは、人質を収容する『人質郭』が建てられたようです。
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彦根城案内図には、『鬼門山道』と記されていましたが、説明文はありませんでした。佐和口からの『登り石垣』に相当する坂道のようです。左側に見える石垣は、かなりの高さのようでした。
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同じく、『鬼門山道』の光景です。だらだらと続く長い坂道です。右奥に麓が見えてきました。目を凝らしてみましたが、『登り石垣』は分かりませんでした。『登り石垣』は、豊臣秀吉の朝鮮出兵で豊臣軍が朝鮮半島南岸に築いた城に用いられた防護施設です。
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下り終えた後、振り返って眺めた『鬼門山道』の光景です。『鬼門』は北東の方角になりますから、『西の丸の北東』にある山道になるのかも知れません。『登り石垣』は、最近、鳥取県の米子城でも見つかっています。やはり吉川氏の朝鮮出兵と関係があったようです。(2017年4月、朝日新聞)
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イチオシ
『鬼門山道』を下り終え、少し西に進んだ場所の紅葉光景です。かつての『山崎郭』辺りになるようです。紅葉が綺麗な場所でした。
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『鬼門山道』から、下道に下りて、さらに西方面の光景です。縄張図には、『山崎郭』が記されていました。
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東方向を振り返って眺めた光景です。右手に見える崖の上が、『山崎郭」でしょうか、荒れ地のような雰囲気でした。
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イチオシ
『山崎郭(山崎曲輪)』があった場所付近の光景になるようです。前方に見える門が山崎門跡のようです。木俣屋敷があった場所で、凱旋した井伊直孝を迎えた場所といわれています。
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山崎曲輪当たりの光景になるようですが、門跡以外に城址の形跡は見当たりませんでした。記録によれば、山崎曲輪には三重櫓があり、明治初年に取り壊されたようです。
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自然の地形のままの崖地に見えました。この崖の辺りで、通り道はUターンしていました。崖の周りに立入り禁止の柵があるのは、崩れ落ちやすい岩質のためのようです。
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散策することができた彦根城の縄張りの最西部方面の光景です。周りより一段高くなった、石垣跡がありました。一見、櫓跡のようですが、現在の平面図では空白部分になっていました。
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真っ赤に紅葉したカエデ(楓)の枝が輻輳していた光景です。人の姿をあまり見かけない場所ですから、彦根城の隠れた紅葉名所と言えそうです。
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内堀に面した石垣の上からの光景です。前方に、お堀に架かる橋の光景がありましたが、現在では彦根城の城址の外側になっているようでした。
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同じく、内堀に面した石垣の上からの光景です。東北方面の光景になります。運動場の施設が見えますから、滋賀県立彦根総合運動場になるようです。堀の北側の栃が低いのは、かつての内湖があった場所のためのようです。
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紅葉と冬木立の林の光景です。江戸時代の頃と思われる縄張り図を参照しますと、やはりこの辺りが『山崎郭』になるようです。
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『山崎郭』と思われる紅葉の林の中から眺めた、『山崎門跡』の方面の光景です。撮影中、この付近を訪れる人の姿は皆無でした。
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樹種は分かりませんでしたが、黄葉の光景です。ここからは、西端の見学を終えて、楽々園と玄宮園の見学のために東方向に戻る途中の光景になります。内堀に沿った道のようでした。
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内堀に沿った通りの光景です。推測になりますが、左側の土手は、掘った土を掻き揚げたもののようにも見えました。この当たりも紅葉が目を楽しませてくれました。
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危険防止のための表示とネットが施してあった、井戸跡らしい光景です。標識類は何もなかったようです。概して、西側方面の調査と整備はおろそかにされているように見受けました。この場所に限らず、標識類や案内板はほとんどなかったようです。
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お堀に沿った道の右手の光景です。石垣を使っていない土塁による防備のようにも見えました。建設当初は、斜面に草木はなかったと思われます。
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頭上の黄葉光景です。褐葉と呼んだ方が相応しい色付きでした。着物などの色合いは、実にきめ細かく呼び分けられていますが、秋の景色は『黄葉』と『紅葉』、少し付け加えても『錦色』くらいかもしれません。『錦色(きんしょく)』は、『錦のような美しい色』のことで、『錦』とは、『種々の色糸を用いて華麗な模様を織り出した織物の総称』となります。
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頭上の褐葉の枝先のズームアップ光景です。『褐葉』の呼び方は、あまり浸透していないように見受けますが、『褐色』は『暗い黄赤(JIS)』や『濃い茶色』のイメージがあり、『枯葉色』に結びついてしまうからではないかと思っています。色合いに応じて、黄葉(おうよう)、橙葉(とうよう)、赤橙葉(せきとうよう)、紅葉(こうよう)等と呼び分けてみたくなります。
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お堀で泳ぐ鴨さんの光景です。先端が黒色で少し青色をした嘴、黒い頭に背中、薄茶色の背中などが特徴のようでした。スズガモさんか、キンクロハジロさんか、見分けが付きませんでした。
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同じく、お堀で泳ぐ鴨さんの光景です。こちらも、スズガモさんか、キンクロハジロさんか、見分けが付きませんでした。
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黄色い目を開けたままお休み中の鴨さんです。カモ科ハジロ属の『キンクロハジロ(金黒羽白)』さんの雄当たりでしょうか、頭に冠毛らしいものが見えました。
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離れていた場所にいた鴨さんのズームアップ光景ですが、ピントが外れてしまいました。先が黄色の嘴や顔付き、白い親羽から見て、カルガモ(軽鴨)さんのようでした。カモ科マガモ属の鳥さんです。
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『井伊直弼生誕地』の石標と、その上にあった『楽々園』その他の改修工事の看板です。工事期間は、平成39年(2018年)1月末までの約半年でした。『地震の間』ほかの保存整備工事と紹介してありました。
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『欅御殿(けやきごてん)』のタイトルがあった説明看板の光景です。第4代藩主の井伊直興が延宝5年(1677年)に着手し、延宝7年(1679年)に完成させた、総欅造りの下屋敷です。井伊直弼は、この屋敷で文化12年(1815年)、この屋敷で生まれています。現在は、『楽々園』の呼び名が多く使われています。
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