マーストリヒトを午後6時に出発して、マース川を渡ってベルギーのブリュッセルに向かいます。バスで1時間30分くらいかかったと思います。まずはブリュッセル市内と空港の間の「ラマダ・ブリュッセル・ウォルウェ」に向かいチェックインを済ませます。ここには2泊することになるので少しは気分が楽です。ロビーで鍵を受け取った後は20分で再集合になりホテルを出発します。この日の晩御飯はツアーに含まれていて、ブリュッセル名物のムール貝の白ワイン蒸しが食べられます。旅行前に添乗員さんからお電話いただいた際に「シェ・レオンですか？」と妻が尋ねると「町中から離れた別の店です。」という答えだったのであまり期待していませんでした。ところが乗り換えたバスはブリュッセルの市内中心へ向かい、バスを降りた後はグランプラスに向かいます。町中から外れた店と聞いていたのですが、着いたのはグランプラスの広場に面した「ブリュッセル・ブラッスリー」という店でした。3階まで階段で上がった大きな部屋に入り、寒いかなと思いましたが窓側の席に座りました。料理が出始めたと思うと表が賑やかになり午後8時の音と光のショー」が始まりました。これにはびっくりしましたが、店の人が窓を開けてくれたので目の前で迫力あるショーを観ることが出来ました。これはラッキーでした。晩御飯のメニューは名物のムール貝とフリットだったのもよかったです。美味しい食事の後はまたバスに乗って郊外のホテルに戻りました。

ドイツ・ベルギー・オランダ3か国のクリスマスマーケット巡り（7）夜のグランプラスでムール貝を食べながら音と光のショーを楽しむ。

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2017/12/07 - 2017/12/07

950位(同エリア2865件中)

エリア

ブリュッセル(ベルギー)

旅行の満足度: 4.5

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 4.5

ショッピング: 5.0

交通: 4.5

同行者: カップル・夫婦（シニア）

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

交通手段: 観光バス徒歩

航空会社: ANA

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

マーストリヒトを午後6時に出発して、マース川を渡ってベルギーのブリュッセルに向かいます。バスで1時間ちょっとかかったと思います。
ブリュッセル市内と空港の間の「ラマダ・ブリュッセル・ウォルウェ」がこの日の宿泊先です。ここには2泊することになるので荷造りが1回減るので少しは気分が楽です。
ロビーで鍵を受け取った後は20分でロビーに再集合になります。この日の晩御飯はツアーに含まれていて、ブリュッセル名物のムール貝の白ワイン蒸しが食べられるのです。旅行前に添乗員さんからお電話いただいた際に「シェ・レオンですか？」と妻が尋ねると「町中から離れた別の店です。」という答えだったのであまり期待していませんでした。
ところが旅行中に予定が変わったようでグランプラスに面したレストランで食事できることになりました。ケルンからのバスのドライバーさんは法的にも運転時間がオーバーするので別のバスを仕立ててあったようです。かなり遅れてのブリュッセル到着でした。
スタンダードツインの部屋はシックで快適そうです。
あまり広くはないですが2日の滞在ですし、部屋にいるのは寝る時だけです
洗面所がとても綺麗なのは女性には何よりですね。ドライヤーも完備されています。
お湯の量が多いのでバスタブに湯を張るのも数分でした。熱々のお湯がストレスなく使えるのも良かったです。ただカーテンがダークグレーなのでシャワー時は暗いです。
このホテルにも冷蔵庫はありませんでした。氷は2階のバーに行けばお皿にアイスキューブを盛ってくれます。ビールは窓際に置いておけばすぐに冷たくなりました。
すぐにロビーに集合して晩御飯に出発です。
懐かしいブリュッセル中央駅と駅前のヒルトンが見えました。この辺りに泊まれれば便利なのですが格安ツアーではそうもいきません。この近くでバスを降りてグランプラスまで歩きます。
もうどこを見ても懐かしいです。2年前に1週間ほど町中を歩き回りましたから。
でもクリスマスシーズンは初めてです。今回ブリュッセルのクリスマスマーケットは楽しみにしていた場所でもあります。この日に市内を歩けるとは思っていなかったのでうれしい誤算です。
「ギャルリー・サンチュベール」…。普段でも美しいパッサージュですが、クリスマス時期はさらに美しく飾られています。
この日はそのまま素通りです。添乗員さんによると晩御飯の予約時間にだいぶ遅れているようです。
細い路地を抜けると世界一美しい広場「グランプラス」に到着です。
もう懐かしさでいっぱいです。前回のベルギー旅ではブリュッセルに1週間ほど滞在しましたから、この広場に何回来たか分かりません。
でもクリスマスの時期の美しさは言葉になりません。
世界中から来た観光客がカメラやスマホを持ってぐるぐる回転しています。
360度どこを向いても美しい建物がライトアップしているのですから。でもやはり一番は市庁舎ですね。
市庁舎の右側に連なるギルドの建物も普段より明るいような気がします。
市庁舎の左側には美しいクリスマスツリーが立っています。モミの木はベルギーのワロン地方の本物です。
この日の晩御飯はグランプラスに面した「ブリュッセル・ブラッスリー」という店の３階が貸し切りになっていました。さすがミキ・ツーリストです。
先に上がった妻が窓際の席を取っていてくれました。窓ガラスが結露していたのでティッシュで拭いてみると真正面に市庁舎の尖塔が見えました。
すごい贅沢な場所で食事が楽しめます。
まずはトマトスープが出てきました。シンプルな味ですが寒い夜には嬉しい1皿です。限られた予算の中お店と旅行社で工夫しているのでしょうね。
早くビール来ないかな～。
表がにぎやかになったと思ったら午後8時の「音と光のショー」が始まりました。
市庁舎の正面の建物の3階の特等席から眺めるショーは最高です。
音楽に合わせてライトアップの色が次々に変わっていきます。
色が時計回りにグルグル回転しているようです。
表から見たら我々も景色の一部になっているのでしょうね。こちらの建物も緑色に染まっているのが分かります。
お店の人が窓を開けてくれたので皆さんよく見えたと思いますが、一番良い席に座っていたと思います。
約15分くらいのショーが30分おきに催されます。平日は1時間おきですよというのはお店のご主人の情報でした。
美しいショーが終わると広場の人たちから拍手が沸き上がります。明日はあそこで見るぞという気になります。
待ってました。ベルギーの生ビールで乾杯です。
こんな素敵なインテリアのお店でした。
小さめのキャセロールに入ったムール貝の白ワイン蒸しです。
シェ・レオンのような濃厚な味付けではありませんがシンプルに美味しいです。
付け合わせでフリットが出てくるのは聞いていましたが、お腹が空いていたので先にポテト注文してしまいました。パリで初めて「シェ・レオン」に行きましたが、あまりに美味しくて10日後くらいにもう一度行ったほどです。その後ブリュッセルに来て「シェ・レオン」行かない訳にはいきません。さすがに1週間の滞在で2回は行きませんでしたが。
店のインテリアはブリュッセルらしいものがたくさんありました。漫画博物館みたいな感じがします。これはブリュッセルへのリスペクトでしょうね。証券取引所の建物とルネ・マグリットの絵に出てくるシュールな傘を差したおじさんたち。
タンタンの「めざすは月」に出てくるロケットも置かれてあります。
お店のカードをもらっているうちにツアーのメンバーは先に行ってしまいました。
翌日の晩にもう一度来れますが名残惜しいです。
ベルギーではクレッシュと呼ばれる実物大の三賢王の礼拝の場面です。以前コルチナ・ダンペツッオで買ったプレセビオは母が気に入っているので結婚しても実家から持ち出せません。
「ゴディバ」の角を曲がると広場から離れることになります。
振り返ってもう一度広場全体を見渡します。
この左手の建物の中にあるホテルにも泊まってみたかったのを思い出します。一日中グランプラスを見ることが出来るのですから。
スペイン広場にあったドンキホーテとサンチョ・パンサの銅像は見覚えがあります。
過去3回マドリッドを去る前には必ず観に行った銅像です。全く同じものですが何でブリュッセルにあるのかは不明です。
中央駅近くからバスに乗ってホテルに戻るともう午後9時前でした。クリスマスマーケットは午後10時までですから、外出しても仕方ないのでホテルでゆっくりします。
アーヘンで買ったアーヘナープリンテンの一部です。帰りのことを考えてパッキングと荷造りはその都度しておきます。
ケルンで買ったモンショーのマスタードたち。アーヘンで買えなかったので先に買っておいて正解でした。家に帰って食べてみましたが美味しかった…。今回の旅では15キロの荷物で来ましたが、帰りはANAのエコノミーのリミット23キロ2個づつきっちり使わせてもらいました。