今は昔　スンバ島の奇習

2001/03/01 - 2001/03/07

今は昔のことですが、仕事で訪れた国での旅行の思い出を綴ってみました。今ではずいぶんと変わっている、あるいはそのままかも知れません。

スンバ島はNTT諸島の南の島。ある仕事でジャカルタから出かけた時の光景です。まだまだ手つかずの自然が残ったきれいな島でした。

エリア スンバ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ジャカルタからバリで乗りついてスンバ島に向かいます。

バリから約1時間、スンバ島が見えてきました。

島は林というより草地のように見えます。

焼畑で山は草地化しているのかもしれません。

着陸間近

台地は段丘化しているようにも見えます。

waingapu空港に到着

waingapuの家並み

入り江沿いのレストランからの眺め。

きれいな湾です

ホテルにチェックイン

ベランダからの眺め

きわめて簡素な部屋です。

清潔そうです

とんがり屋根の家、当地の独特な家屋マラプの家です。
氏族の中心家屋「マラプの家」では、この突き出した屋根のなかに、マラプとよばれる父系祖先のための祭壇がもうけられ、各氏族を象徴する祖先伝来の家宝が安置されている。

ここはスンバ特産の織物イカットの工房

イカットはこうして作られますとの説明

まずは糸を染め上げる工程。染めないところを縛るようです

染料は葉などから造られるようです

染め上がった糸

こんな具合に織り込みます。手織りなので幅70cm程度が限度だそうです。

幅広にするのは2枚をつなぎます。この「2枚接ぎ」は手織りの証拠。広いイカットも島外の観光地で見かけますが、それは器械織りの証拠です。

出来上がりはこんな具合です。これは見事な色使い。

様々なパターン、彩色のイカット

どのイカットにしようかな。

これは○○ルピア、、、、。数枚買いました。高いですがそれはすばらしいものです。

島内の調査。ここでは地下水井戸を掘りました。

畜産が盛んなようです。

放牧場

草地なのか荒地なのか

荒涼としてます。乾季にはサバンナ化します。

何処でも子供はかわいい

水田もあるようです。

石灰岩層の中から湧水地

石灰洞から流れる河川

巨石墓が随所にあります

民家はトタンのマラプの家とか

これは最近のマラプの家

サリサリストアのような万屋

自然ですね。

帰りは島の西にあるwaikabubakのタンボラカ空港から。Merpatiの飛行機からVIPが降りてきて歓迎式を行っていました。VIPは州知事だそうでした。

スンバの伝統的な踊りのようです。

見事なバンブー芸でもありました。