Mrs.kirinのアフリカ紀行（２） 遥かなるマダガスカル

2017/08/19 - 2017/08/20

中東の大都市ドバイを飛び立った私達は、次の目的地であるマダガスカル島へと向かいました。
ドバイ→ヨハネスブルク→ナイロビ→アンタナナリボ、エミレーツとケニア航空を乗り継ぐ旅の始まりです。ナイロビでの待ち時間５時間以上がちと辛そうですね。

長い旅になるのは知っていました。ええ、知っていましたとも。

エリア ナイロビ(ケニア)

• 旅行の満足度: 1.0
• 交通: 1.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: ケニア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ドバイでの短い滞在は終了、いよいよ本来の目的地であるアフリカに出発です。ホテルの車で空港まで送っていただきました。空港が市街地に近いというのは本当によいことです。

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

エミレーツ航空のエコノミークラス。エンターテイメントが充実しているのも嬉しいことですが、ちゃんとコンセントがあるのも素晴らしい。

翼の下にドバイの街が見えます。

　ドバイからマダガスカルへの直行便はなく、今回はケニア航空を利用することにしました。勿論、マダガスカル航空といかにもフラッグシップキャリア！という名前をつけたお国の航空会社もあるのですが、まぁこの会社の評判と来たら。。。。
まだしもケニア航空の方がいいにきまってます。なにしろ「The Pride of Africa」なのですから。
　
　まずはエミレーツでヨハネスブルクを目指します。飛行時間は7時間とちょっと。

飛行時間は7時間24分、6,404kmという長い旅です。

でも日本語の映画も沢山あるから大丈夫。

昼間のフライトなので、機内食もちゃんと食べましょう。今回はこれです。

アジア風ベジタリアンミール（AVML）
このお食事は主に、ベジタリアンのお客様向けにご用意しています。一般的に香りが高くスパイシーで、インド亜大陸の香味で仕上げています。

ということでパニールのカレーと野菜のカレーのコンビネーション。結構いけますね。

kirinのほうはチキン。これまたちょっとスパイシー。

前回来たときはかなり混み合っていたヨハネスブルク空港ですが、今回はガラガラです。あっさりと入国完了。

インターコンチネンタル ヨハネスブルグ OR タンボ エアポート ホテル ホテル

　入国してはみたものの、すでに店は閉店、本当はここで南アで使えるSIMを買いたかったらしいのですが、これではどうしようもありません。国内線もすべて終了していて空港はどこもかしこも閑散としています。
　仕方ないのでケニア航空にチェックイン。なんと、預け荷物は全て強制的に（でも無料で）ラップ巻きに！空港で有料でしている人を見かけた事もあれば、機械に掛けて巻いているのを見たこともありますが、まさか全員されてしまうとは。。。これは「空港職員による盗難対策」なのですね。　出国審査も簡単にすみ、免税店のあるエリアに行くもレストランは閉店、やってるカフェにビールはない。がっかりしていたら免税店に冷えたビールが売られていました。やれ、ありがたや。1本８ランドのを４本買って美味しくいただきました。
　

　ちょっとした軽食が出てきました。中味はちょっとだけスパイスの効いたミートボールのようなもの。

ここでもまたまた、沖止め、飛行機を降りてバスまでてくてくと歩く乗客達。

ジョモ ケニヤッタ国際空港 (NBO) 空港

ナイロビの空港に来るのは10数年ぶり、随分と立派になっていました。もちろん、入国せずにマダガスカル行きに乗るのですがなんとその乗り継ぎ時間が5時間！まぁ、とりあえずはビールでも飲むしかないですね。ビールがでそうなのはアフリカ料理か、中華／インド料理でしょうね。

実はこれ、単なるフードコート、どこに座っても何でも注文できそうです。
何はともあれ、お久しぶりのTUSKERビールです。

よく冷えてて美味しい！

ドバイでは夕食は毎日カレー、機内食もカレー、さすがに今回はカレーはやめて、焼きそばと春巻きにしましょう。ビールのお供にはピッタリです。

ビールをちびちび、結局500ml缶を二人で５本、春巻き２本に焼きそば一皿、しめて43US$でした。

5時間はさすがにヒマ。。。
ケニア航空はワンワールドでもスターアライアンスでもないので、ラウンジにも入れません。

空港の無料Wi-Fiは１時間限定、マッサージ屋もないし、ネットで遊ぶくらいしか暇つぶしがありません。ということで３時間分買うことにしました。５$なら安いものです。

そしてこのような素晴らしい場所を発見！

なかなか豪快です。

ただでさえ５時間もある乗り継ぎ時間、ところがなんと１時間の遅延！
そして事件は起こりました。やっとこさ搭乗開始というアナウンスを受けて搭乗口に行くと何やらやたらと揉めている人達がいます。どうやらオーバーブッキング発生の模様、でも私達はオンラインチェックインしてるもんねー、と搭乗券を差し出すと。。。「問題がありまして・・」

は？？？

要約すれば、予定の機材が整備不良で使えず、「当初の予定より小な機材に変更したら20人ほどの人が乗れなくなってしまったわ。あなたたちもそうなのよ、次のに乗ってね～」ということのようでした。冗談じゃない、こちとら24時間前にウェブチェックインしたんだ！と言うkirinに一応申し訳なさそうな表情と口調で、でも「それはわかっているけどどうしようもない」「乗れない人はランダムにコンピュータが選んだ」「乗れないものは乗れない」一点張り。当然窓口には長い列ができました。
長い時間が過ぎ、乗るはずだった飛行機は飛び立ち、取り残された私たち。kirinが要求するまで飲み水すら渡さず、立ったまま待たせる「アフリカのプライド」航空。結局2時間の間、ただただここで待ち続けた私達です。

相手の申し出は、一人300ドル、次のフライトまで休憩するホテルの部屋、昼食と夕食、当然ケニア入国ビザの料金はこちらもち、というもの。それからも、イミグレまで案内した女はどこかへ消え、再び立ったまま待たされ、ようやくケニアに入国、ホテルの部屋の割り当てをしまーす、というところまでやってきました。昼食時間なんてとっくに過ぎてますよ。

二つのグループに分かれて、ホテルバウチャーをもらいます。ランチとディナーつき、たって今から二食も食べるんか。。。

バスに乗せられて、空港からほど近いホテルに到着です。

ホテルについてからも、説明だの部屋割りだのでウダウダ、とろいことこの上もなし。部屋に荷物を置いて、食堂へ。なにはともあれTUSKERビール！

昼食、といってもろくなものはありません。さすがは旧英国領、英連邦加盟国です。ビュッフェ形式で、コメ、野菜の蒸したもの、ミートソースらしきもの、そしてポテト。まぁ、ポテトならビールのつまみにはなりますね。

部屋に戻ってお風呂でさっぱり。

3時間後に今度は夕食。

ポテト料理の種類がちょっと変わったり

ディナーだし、魚フライが追加されたり

とまぁ、こんな感じになりますが、もちろんおいしくはありません。

ナイロビ、ジョモ・ケニヤッタ空港は成田と同じように、途中で検問があります。

そして空港につけば、セキュリティチェックを待つ長蛇の列です。

もうこの空港についてから15時間が経過。。。

ケニア航空 ラウンジ (ジョモ ケニヤッタ国際空港) 空港ラウンジ

さすがにほとんど食べられませんでした。

ベジタリアンかチキンかビーフか、と言われてベジタリアンを選ぶとこんなものが。またポテト。

アンタナナリボ空港にやっとこさ到着、日付はすでに変わっています。噂では入国するときに、我先に窓口に群がったり、我先に旅人の世話を焼きたがる輩が現れたり「混沌たる状況」になる、ということでしたが、そんなことは全くなし。書類を書いてお金を払ってビザをもらい無事に入国です。

さすがにこんな深夜、みなさんもうお疲れなのでしょう。

イヴァト空港 (TNR) 空港

マダガスカルは10日間の滞在です。こんな時間にSIM屋が開いていたので、kirinはさっそく購入。
ナイロビから、マダガスカルでお世話になる旅行業者に電話をしてあったので、ちゃんと空港に迎えの車が来ていて、ホテルにも連絡してくれていました。お陰で路頭に迷うことなくホテルに到着。
ああ、疲れた。

ナイロビーアンタナナリボは直行便がありわずか3時間20分の距離です。