マダガスカルツアーを終えた私達は性懲りもなく遅延する「アフリカのプライド」ケニア航空でナイロビへ到着しました。なんだかんだ言っても、アフリカ旅行をするとき、ナイロビは中継地点として便利なんですねぇ。<br />ケニアにはkirinのお友達も住んでらっしゃるので、ちょっとだけ旧交を温め、前回友人と来たときには行けなかった郊外のナイバシャ湖を訪れる事にしました。<br /><br />ケニアの通貨はケニアシリング、旅行していた時期はほぼ円と等価でした。

Mrs.kirinのアフリカ紀行（10）ナイバシャ湖

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2017/08/31 - 2017/09/01

151位(同エリア232件中)

エリア

ナイロビ(ケニア)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.5

ホテル: 4.0

グルメ: 3.5

交通: 2.5

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: タクシー

旅行の手配内容: 個別手配

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ケニア航空の遅延のせいで、ナイロビ到着は深夜。タクシーで移動するしかありません。ちゃんと目的地別の料金を書いた印刷物を持ってますが、どうせ外国人用とケニア人用では別なのでしょう。ケニアでの宿泊はこちら。ILRI、国際家畜研究所です。ナイロビの郊外、ちょっと不便なところにあります。ちゃんと料金表にも載っていて（世界中から研究者がくるそうです）3500シリング。

kirinはこの日の昼過ぎまではここでお仕事です。敷地内に宿舎があって、外来者でも宿泊できるようになっています。外へ一人で遊びにいくわけにも行かず、私は午前中はのんびりと散歩などして過ごしました。部屋はダブルで結構広いですが古い！一泊130US$でした。
夕方、ナイロビの街中へ。
ちょっと風邪気味だったので薬を買ったり、ハードディスクを買ったり。
ネット上の噂によれば、ナイロビはアフリカでも指折り数えられる「治安の悪い街」なのだそうですが、このあたりはそういう感じはしませんね。
今夜の晩ご飯はこちら、サグレットホテル。私が思うケニア料理ナンバーワンの「ニャマチョマ」が食べられるお店です。この日はケニア在住のkirinの知人の方達とご一緒です。店内も庭も、結構きちんとした服装の地元のみなさんであふれかえっています。どうやら大統領選挙絡みの集まりのようですが、この日はそのせいでいろんなサービスが遅れがちだったようです。
最初に出てくるのがこれ。

ケニアではウガリ、他のアフリカ諸国では別の名前がついている食べ物。要するに、トウモロコシの粉を練り上げたものです。
そして肉。
私達夫婦は当然ビールをがんがん飲みました。

翌日はチャーターした運転手付きの車で遠足です。ILRIで手配をお願いして、往復13000ケニアシリングでした。
2時間ほど走ったところで、ケニアでは同じみの光景に出会います。たくさんの牛を連れて歩くマサイの青年。この国の道路では牛さんが王様です。車は、牛がよけてくれるまで徐行。
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ナイロビ郊外、ナイバシャ湖にあるナイバシャコンゴニロッジが今夜の宿です。

ナイバシャ湖滝・河川・湖
なかなかおしゃれな感じのするレセプションです。
なかなか趣のあるベッドルーム。
リビングダイニングもとても広くてゴージャスです。
こちらの料金は、一泊３食ついて二人で18500シリング、およそ２万円でした。
スターリング、和名はツキノワテリムクドリ。ケニアではスズメくらいポピュラーな鳥です。
レセプションで明日の朝のボートツアーを予約しました。で、テレビを見ると。。。。なんと昨日の在住日本人の皆さんの予測を裏切って、最高裁が選挙管理委員会の不正があったとして再選挙実施を命じるとのニュースが。おやおや。。
明日のボートツアーの乗り場を確認するために湖へ向かいます。するとこんな光景が。。。なるほど、干物を作っているのですね。
どうやらここが乗り場のようです。
さて、お昼ご飯でも食べることにしましょう。レストランはプールサイドにあって広々としています。
何はなくともビール！
ケニアでは基本はタスカーを飲むのですが、違うビールを見つけたので挑戦してみました。左のはアルコール7％とあるんですが、それほど濃い感じはしない。右はただただのどごしがよい。

もちろん、全食事付きのフルボード、料理はコース仕立てです。アペリティフはスティック状の白身魚のフライ。かりっと揚げたて、なかなかのお味です。
二皿目はキノコのスープ。
あつあつでコクがあってこれまたなかなかのお味。
メインはビーフステーキなのですが。。。上にたっぷりかかったソースが甘ったるい。塩胡椒だけならいいのにねぇ。付け合わせに選んだウガリがたっぷり。到底食べきれる量ではありません。
kirinはチキンを選びました。こちらの付け合わせはポテト。ぱっと見ると、牛肉同じルックスです。だってソースが同じなんですから。
ぼーっとプールで戯れる鳥をみている二人です。
暑い・・・
晩ご飯ももちろん同じレストランで。
前菜はまぁ一口でいえば春巻き、かな。
夜も前菜、スープときて、メインは選べるようになっています。
これはなんでしたっけ。。。魚料理にピラフの付け合わせ？
私は肉っけがいらなかったので、ピッツァマルガリータを選んでみました。見て感じられる通りの味です。
デザートは果物と、アイスクリームで。

旧英国植民地、英連邦加盟国のケニアです。
料理に過度の期待をしてはいけません。昔、マサイマラで三国清三氏プロデュースの料理を出すサファリロッジに泊まったことがあり、そのあたりはよく判っているのです。だから腹は立たないしがっかりもしません。前菜やスープやデザートはなかなあ美味しゅうございました。
次の日の朝、6時30分にボートツアーの開始です。
カメラの「夕日モード」を使って、昇る朝日を撮影してみました。
これはアフリカンフィッシュイーグル、和名だとサンショクウミワシ、といいます。
急降下して、水面近くまで来た魚を、あっというまにさらっていきました。
こちらはモモイロペリカンの群れ。
イグレットというサギの仲間。
アフリカトキコウ、というコウノトリの仲間。
カワウ。沢山います。
アオサギ。
エジプトガン。
鳥と魚以外にもこんな住人がいます。
湖のほとりにもロッジやテントなど、宿泊できる施設があるようです。
ボートツアーを終えて、簡単な朝食を食べたころ、迎えの車が来てくれましので、ナイロビに帰還です。ロッジをでてすぐに、こんな子に遭遇。
道路の際まで平気でやってきます。
前回ケニアに来たときに、散々見飽きたはずのキリンさんですが、やっぱり何度見てもかわいい。
シマウマくんもいました。シマウマくんは好奇心は旺盛ですがとても臆病なのです。
なのでちょっと車を動かすとこのとおり、すたこらさっさ！
再びいました、King of the road!
しかし、今年は干ばつがひどくて、牛たちはいつもの年と比べるととても痩せているそうです。
１時間と少し走ったところで休憩です。
The Great Rift Valley、昔習った「大地溝帯」のあるところ。
今日はちょっと見えにくいなぁ。。。
広いなーーー、とみていると何やらいるようで、子供がさわいでいます。
どれどれ？？？
道路のこんな近くまで来るとは。
ブルーモンキーという猿で、畑荒らしの名人として知られています。
ネズミの親玉のようなイワハイラックス。
和名はイワダヌキと言います。似ても似つきませんが、象の親戚だとか。
一旦ILRIに戻って休憩し、お昼を昨夜のみなさんとご一緒するために再び街へ。UBERを使ってみるものの、予約した車が渋滞で３０分待っても到着せず。結局別の車を呼んで貰う羽目になりました。街のはずれではUBERはちょっと使いにくいようです。
この日の昼食は食べたかったインジェラ。慣れている現地在住の女性達がこんな風にいろんなおかずを載せてくれました。
追加で頼んだらしい肉。あとは自分で適当に、インジェラというクレープ状のものをちぎり、混ぜてまとめて食べるだけ。エチオピアに行った人のブログなどではやたらと不評ですが、私たちは大好きです。この店にはビールがないそうで、kirinが近くの店に買い出しに行く事に。このあたりはちょっとめんどくさいですね。このお昼ご飯代は一人800円。ビール代も800円くらいでした。

短い滞在でしたが、kirinさんも懐かしいお友達にあえて嬉しそうです。お土産をいろいろ戴き、マサイキルトとTシャツを買い、ナイロビでの予定は無事に終了です。

帰路は街の真ん中でUBERを使ってみました。すぐに空車が見つかりました。きれいな車だったので、次の日の空港まで送ってくれるようにお願いしておきました。
さて、明日はアフリカで３番目に危険な街ナイロビから、アフリカ一凶悪な街、ヨハネスブルクへの旅が始まります。どうなることやら・・・