Mrs.kirinのアフリカ紀行（８）お猿さんと遊べる島で

2017/08/28 - 2017/08/28

マダガスカルに来た目的、それはこの島にしかいない、「原猿類」と呼ばれるお猿さんたちに出会うことです。これまでにも、いろいろなお猿さんを見てきました。そしてこの日、とうとう私達はお猿さんと遊ぶことができたのです。

エリア ペリネ特別保護区周辺(マダガスカル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

ぐっすり眠って、本日もめざめは快調。まずはちょっとお散歩です。この宿もこういうきれいなロッジ。

朝食はまずはカフェオレ、パン、バナナ。
クロワッサンがなかなか美味しい。さすがは旧フランス領だけのことはあります。

たまには食べたい目玉焼き。

この日は、私設のVakoana動物保護区でマダガスカル最大のお猿さんと対面です。７時３０分に到着、小雨が降っていますが平気平気。ボートに乗って、人口の島へ渡ります。ガイドのお兄さんは一生懸命ボートの座席を拭いてくれました。

いきなり、チャイロキツネザルを発見。
発見、といっても人口島なのでいるのは当たり前なのですが。

人には慣れているのでしょう、物怖じすることなく私達の周囲を飛んだり跳ねたり。こういう人工的な保護区を嫌う人もいます。動物園と変わらないじゃないか、と。それはそうですが、やはり近くで見られるのは嬉しいのです。
ましてやこんな風に、チャイロキツネザルくんとじっと見つめあえるのですから。

こんなこともしてくれるなんて。

全く物怖じしません。

次はこの子。やっと間近で見る事ができました。
ハイイロジェントルキツネザルくんです。

細い木をしっかり抱きしめているようすがなんとも可愛らしい。

そして本命登場、マダガスカル最大のレムールであるインドリです。

降りて来たので手を出すと、躊躇うことなく飛び乗ってきました。
重いんですけど。。。

こちらは、カンムリシファカ。インドリ科シファカ属カンムリシファカ、というようですね。

おや、お子様連れです。

ひとしきりあちこちの枝から枝へと飛び回ったあと、ガイドさんが枝を渡すと、どっこいしょ。
やれやれ、人間のご機嫌を取るのも疲れるわい、というところ？

お猿さんと遊んでいると何時間でもいられそうですが、そういう訳にもいかないようです。ジョンのベンツに乗って、首都アンタナリボへ出発です。雨も止み、青空の下機嫌良くドライブしていたら。。。こういう所が開発途上国の困った所ですね。まぁ、日本にもまだこんなところ、ありますが。

さて、どうやら街中に入ってきました。渋滞です。

遙か向こう、丘の上に立派な建物があり（旧王宮だそうです）、そこから麓にかけてびっしりと民家が見えます。結構新しそうな家も多いですね。

現金が心許なくなってきたので、銀行で両替しました。１円が25アリアリですか。（うちはユーロからの両替ですが）

午後２時過ぎ、今夜の宿に到着しました。アンタナリボの街中にある、Sakamangaというホテルです。坂の真ん中にあり、駐車場が道路を隔てた向かい側。ホテル前の道路は広くなく路上駐車もあって渋滞しています。

遅いお昼ご飯をいただくことにしましょう。大したものはなさそうなので、まずはニース風サラダ。うーん、これがニース風なのか？？？と、首をかしげるような組み合わせ。

もう一皿はハンバーガー。
不味くはないです。25アリアリ＝1円なら、500円しないんだし。
お昼を食べたあと、ちょっと近くの通りをうろうろしてみました。それほど危ない街ではなさそうです。夕食のお店を確認して、あとはエアコンの効いた部屋でのんびり過ごしました。

夜はこちら。韓国料理店Arirangです。
ホテルから歩いて数分。韓国人ビジネスマンとおぼしき客が一組、オーナーらしき人と、その知り合いらしき人達が一組。

久しぶりのサムギョップサル。一人前25000アリアリ＝1000円。
皮下にキムチ、冷麺、ビール、締めて87000アリアリ＝3500円弱。

帰り道、あちこちに物乞いをする路上生活者が。小さな子どももいます。
昼間は見かけませんでしたから、どこか別の場所で稼いでいたのでしょうか。
ともあれこの日の予定はこれにて終了です。
マダガスカルともそろそろお別れですねぇ。。。