2017/08/21 - 2017/08/22
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kirinbxxさん
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長い長い時をかけてやっと到着したマダガスカル!
今日から10日間の旅の始まりです。
首都のアンタナリボ付近は後回しにして、まずは西岸地域を目指します。
飛ばない,遅れるは当たり前と噂のエアマダガスカル、お願いだから飛んで下さい!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- マダガスカル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
何しろ到着したのが深夜2時、宿について起きていてくれたオーナーに部屋に案内してもらいそのまま爆睡、どういう宿なのかさっぱりわかりませんでした。朝になって見てみるとなかなかにきれいなところです。
イヴァト空港 (TNR) 空港
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8時に旅行会社の人が来て今後の打ち合わせをすることになっているので、まずは下の食堂で朝食を。最初に出てきたのはライチのジュースでした。
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旧フランス領なので当然ながら朝食はコンチネンタルスタイル。
朝食を食べているうちに、旅行会社の人が到着しました。時間に正確なのはすばらしいことです。この人、出発まえもメールの返信は早いし、昨日の手配もちゃんとできていて、なかなかやるのです。マダガスカルは英語が通じにくく、長距離鉄道もなし、のんびりバス旅をするほど若くもない、ということで10日間のプライベートツアーを組んで貰いました。 -
彼はベラーザ君といい、なかなか愛想良く、よく喋るマダガスカル人です。部屋に上がって、まずはツアー料金、2人で英語ガイドつき10日間2人で2000ユーロを支払います。領収書は?というと持ってないとのことなので、ではまたメールで送って貰う事にしました。
さて、と彼が取り出したのはお札の束。どうしたのでしょう。 -
手に持つとこんなにあります。全部で300万アリアリだそうで。。
で、これをモロンダバの空港に迎えに来るガイドに渡してくれ、というのです。どうやらこれが私達の旅の経費のようです。いいんでしょうか、こんなことで。原価、客にバレちゃってますよ?預かり証、いらないんですか???いらないんですね?なんかあとで面倒な事になっても困るのでちゃんと数えました。新旧の札がまじりあっているし、何しろ数が多いのでめんどくさかったです。 -
マダガスカルの首都、アンタナナリボ空港です。
まずは予約したけど使わなくなった便を窓口でキャンセル。キャンセルはここでできるけど、返金窓口ではないので、このサイトから手続きしなされ、と係員がいいました。はいはい、了解です。イヴァト空港 (TNR) 空港
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チェックインするときに大失敗をしでかしました。小型のキャリーケース2つを預け、国内線だとたかを括って入りきらない液体物を持ち込み用のリュックに入れておいたらどうやら持ち込めないらしい。慌ててカウンターに戻ってリュックも預けようとすると追加料金が50ユーロだといいます。預けた荷物はまだカウンターの奥にあるので、じゃぁ、それ取ってよ、入れ直すから、というと渋々返してくれました。まぁ、無理をいったし、と荷物をとってくれた人に5ユーロ渡したら、もう一枚よこせ!ですと。。。。やれやれ、まぁ50ユーロよりはましか。。。10ユーロ、痛い出費でした。
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セキュリティチェックを済ませて待合室へ。VIPラウンジなるものがありましたが、ただの仕切られた小部屋でした。売店があるでなし、カフェがあるでなし、コーヒースタンドがあるだけの簡素そのものの待合室です。
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とかく遅延や欠航が多いと噂のマダガスカル航空ですが、どうやら無事に出発するようです。もちろん、沖止め、荷物を持ってテクテクとあるきます。
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離陸直後の風景です。ドバイとはえらい違いです。
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何か露天掘りの鉱山ですね。
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なかなか起伏に富んだ地形です。
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お、バオバブ!
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モロンダバ空港に到着しました。ちゃんと予定通りに到着!
モロンダバ空港 (MOQ) 空港
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小さな空港ですから、預けた荷物は手押し車で運ばれて、あの扉の向こうからベルトコンベアに載せられます。
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これからお世話になるガイドのジョン君と合流、おんぼろ4WD車に乗って出発です。あれ、確かベラーザ君は「車はメルセデスだ!」と言っていたような。。。エアコンもありません。
ベラーザ君から聞いていたマダガスカルを代表するビールTHBの看板が出迎えてくれました。 -
なんだか街というよりは村のような雰囲気です。
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アリアリを手に入れなければならないので、銀行によって欲しい、というとジョンとドライバーが何やら相談、ドライバーの親類だかなんだかの家で両替できる、1ユーロ=3000アリアリでいいか、というのでまぁいいか、と了承して200ユーロの両替をお願いしました。ドライバーが家の中に入っている間に、預かった300万アリアリの大金をジョンに手渡すと、彼は数えもせずにカバンに。。。
ここの人達は、こんな大金を数えもせずに受け取るのですね。。。10万アリアリくらい抜き取られていたらどうするんだろう。。。 -
さてお昼ご飯。今回の行程で新鮮なシーフードが食べられるのはこの街だけ、ということで当然シーフードレストランへ。
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いよいよご対面です、マダガスカルのご当地ビール、THBのピルスナー。「この店で一番冷えているのを」と注文したら本当にしっかり冷えたのがやってきました。
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前菜その1、魚のスープ。さすが旧フランス領、美味しいスープの作り方をご存じのようです。魚の旨味たっぷり。
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前菜その2は白身魚のカルパッチョ、新鮮な魚、それも生が食べられるとはなんとよいところでしょう。
これまた8000Ar、安いことはいいことです。 -
つぎのビールはCastelという別の銘柄にしてみました。が、これはハズレ、味も素っ気もないビールです。ビールはどれも一本4000Ar、素晴らしい!
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メインは蟹にしました。二人で一皿で十分です。
手づかみで豪快にいきましょう。蟹はやはりシンプルな料理法で食べるのが一番ですね。15000Ar、ざっくり500円。なんて素晴らしいのでしょう。 -
付け合わせはフレンチポテト。
オーストラリアに比べると随分と上品な量です。
全部で51000Ar、二人でビールを飲んでお腹一杯シーフードを食べて2000円もしません。さすが旧フランス領、英連邦の国々とはひと味違いますね。満足満足。 -
風と波の強い日でした。
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国立公園などに行くと水がかなり高いのでミネラルウォーターを買っていくのがよい、とのジョンのアドバイスに従い町の食料品店で水をどっさりと買い込みました。コカコーラの大きなペットボトルが2500Ar,日本円にすると80円くらい、お安いですね、さすがに。水はというと2リットルボトルが1900アリアリでした。
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マダガスカルのお金を手に入れ、腹ごしらえもすみ、水も買い込んだので出発です。あっという間に舗装道路をはずれ、未舗装路へ。なるほど、これは4WDでないと無理ですね。
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地元の子供達が裸足で駆け回る未舗装道路を行くと
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バオバブ!バオバブ!バオバブ!
もう何十年も昔、星の王子様で初めて知った名前、バオバブ!
ついにその本場で見る事ができました。バオバブの並木道 自然・景勝地
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バオバブといっても形は様々。この双子のバオバブは登れるようになっていて地元の子供達の遊び場です。そしてその様子を撮影する外国人観光客、それをまた撮影する私達。
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このくらいメジャーな観光地になると、こういう看板があるんですね。
フランス語、英語、日本語が使われています。中国語がないのはちょっと不思議。 -
よくよく見ると実がなっているようです。
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この日の宿は、Kirindy Forest Rest Camp。
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エコロッジ、なのだそうでこういうものがあちこちに設置されています。
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蚊帳つきのセミダブルベッドがひとつの寝室
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あらあら、トイレには便座がありません。それ自体は初めてではないのですが、宿なのにどうしたことでしょう。
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シャワーもついていますが。。。当然ながら水圧は弱々しく、ちょっとつらい。長い髪の人は大変でしょうね。
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荷物を置いたらナイトツアーに参加、同行者はUSAから来た若者がひとり。なかなか動物に詳しい好青年でした。
この森には「Lemur レムール」と総称されるキツネザルの仲間が沢山すんでいます。この子はその中の「Red Tailed Sportive Lemur」という種類だそうです。
夜行性のすばしこい動物を撮影するのはほんとに難しい。。 -
翌朝、朝食を食べ終わってのんびりしているとガイドさんが呼びにきました。なにやら面白い動物がいるようです。急いでいってみるとなんだか猫か犬のような動物が寛いでいます。
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この動物は、マダガスカル島固有の肉食獣でフォッサというのだそうです。ジャコウネコ科の動物ですが猫というよりは犬に近い顔のように見えます。歩き方も猫とは全然違います。
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これでキツネザルを食べたりするというのですから、人は見かけによりません。それにしても実にのんきなものです。この島の中では最大の肉食獣なのですから当然といえば当然ですが。
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さて、それでは再び昨日の森に出かけましょう。暑くもなくそよそよと風が吹く爽やかn朝です。
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昨夜一緒だったアメリカの青年はおらず、客は私達だけ。ガイドさんの息子も同行しました。小学校高学年くらいの少年です。
森にわけいってすぐ、「ほらほら、あそこ!」とガイドさんが立ち止まりました。 -
いました!わりと大きな猿です。
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ブラウンキツネザル、というみたいですね。
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次に発見したのはこちら。
黒い顔に白いからだ、真っ白なしっぽ。
これが横っ飛びで有名なベローシファカです。 -
人気のある猿なのでたちまち他のグループも集まってきてみんな必死にシャッターを切ります。高い所にいるし、すばしこく木から木へと飛び回るし、なかなかうまく収まってくれませんね。。。
残念ながら地上に降りてはこず、例の横っ飛びを見る事はできませんでした。1時間半ほど森を歩いて猿やカメレオン、変わった形の木などをみてキリンディでの動物観察ツアーはおしまいとなりました。
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