2013/07/01 - 2013/07/01
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windyさん
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2013年5月、トルコで反政府運動というのがおき、
デモやらなんやらで騒々しかったトルコ。
そんなトルコに同年6月、家族で行ってまいりました。
「このタイミングで(行くの)?」
とか
「本当に大丈夫??」
とか色々ご心配頂きましたが、結果的には・・・
…デモやってるのはトルコじゃないのかも。
ってぐらい、デモのかけらすら見ることなく、無事帰って参りました。
この旅行記は、家族と共に2013年6月末~トルコを旅した記録を、
忘備録として記載したものとなります。
今さらながらで何のお役にも立ちませんが、暇つぶしにでもしていただければ幸いです。
※記載情報は旅行当時にまとめたものをほぼそのまま記載しております。
現在とは異なる場合が多々あるかと思いますので、予めご了承下さい。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【ボスポラス海峡クルーズ】
トプカプ宮殿をまったり見学後は、ランチ後、曇天模様の中( ̄ω ̄;)、ボスポラス海峡クルーズ船に乗ってみました。
このボスポラス海峡、日本ではあまり馴染みが無い名前だと思いますが、遥か古代の昔から、黒海と地中海を結ぶ海上交通の非常に重要な拠点となっていたようで、特にロシアは、黒海から地中海に出るためには必ずこの海峡を通らなければならなず、それこそオスマントルコの時代から、激しい通航権争いを繰り広げていたようです。
そんなこんなで、狭い所で幅800mしかないこの海峡には、今も昔もたくさんの船が行き交っております。ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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と言う訳で出発。奥に見える三角形の屋根はガラタ塔。
6世紀初め、灯台として建設されたもの。一端破壊され、1348年に再建。
高さは約62mあり、展望台から、イスタンブールの景色を眺めることができます。
ちなみに手前に見える道路のような道は、ガラタ橋。
この橋の詳細は別途記載するとして、このガラタ橋を境に、イスタンブールは、アジア側とヨーロッパ側に別れています。ガラタ塔 建造物
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こちらのいかにもトルコらしい風景が見られるのが、旧市街側となるアジア側。(私たちが泊まってる方)
観光客が行くような名所は、ほぼこちらの旧市街に揃っております。ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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そしてヨーロッパ側にあるのが新市街。
いわゆるデモの中心地があるのもこちら側となります。ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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新市街側(ヨーロッパ側)はモスクと高層ビルという新旧入り乱れた景観。
クルーズ船からはアジア側とヨーロッパ側双方の景観が眺められるため、以下どちらの側にあるかも記載していこうと思います。ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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『ドルマバフチェ宮殿 (Dolmabahce palace)』(新市街:ヨーロッパ側)
「埋め立てられた庭」と言う名のつけられた宮殿。
その名の通り、庭園があった場所に建てられたそうです。
1922年に最後の皇帝メフメト6世が退去するまで、トプカプ宮殿にかわってオスマン帝国の王宮として使われ、その後も迎賓館として国賓を迎えております。(現在は観光客も見学可能だそう)
1938年には、初代大統領アタテュルクがこの宮殿で亡くなりました。
なんと部屋数285、トイレは68箇所だそうです!!(゚ロ゚屮)屮ドルマバフチェ宮殿 城・宮殿
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何箇所かで停まって、お客さんを乗せます(新市街:ヨーロッパ側)
ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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『ボスポラス橋(The Bosphorus Bridge)』
1973年10月30日、トルコ建国50周年記念日の翌日に完成。
昔は歩いて渡ることができたらしいけど、今はダメなんだって。
別名第一ボスポラス橋(もう一つの橋と区別するため)7月15日殉教者の橋 建造物
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巨大タンカーとかが、た~くさんこの海峡を渡っていきます。
混雑時には、海峡入り口で待たされることもあるらしいです。7月15日殉教者の橋 建造物
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『ベイレルベイ宮殿(Beylerbeyi Palace) 』(アジア側)
1865年に、夏の離宮として建造された建物。
大理石でできてるんだって。
なんか荒れた感じだけど、今はもう使われてないんですかね。ベイレルベイ宮殿 城・宮殿
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『クレリ海軍学校』(アジア側)
観光関連施設ではないため、案内は無かったのですが、位置的にあってると思いますが、違っても責任持てませんのであしからず。
海沿いには昔の名残か何なのか軍関係や国関係の建物が多い気がします。
(すんごい大きな国旗がいたるところで掲げられているので)ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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ここからでもはっきりくっきり見えるあのトルコ国旗、近くで見たらどんだけ大きいんだろうな~。(アジア側)
ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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『ルメリ・ヒサール (Rumelihisari)』(ヨーロッパ側)
ローマの要塞、という意味をもつ、オスマン帝国のメフメット2世が、コンスタンチノープルを攻略するために1万人の労働者と1000人の石工職人を動員し、4ヶ月で築いたという要塞です。
そしてその向こうに見えている橋がルメリ ヒサル 史跡・遺跡
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『ファティフ・メフメット大橋(Fatih Sultan Mehmet Bridge)』
1988年開通の橋。なんとこちらの建設を援助したのは日本!!
ヨーロッパとアジアをつなく橋を日本が援助したって、灌漑深い。
ちなみに同じ年に開通したのが、瀬戸大橋、ってことで、瀬戸大橋とこの橋は姉妹橋になっているんですって。(別名第二ボスポラス橋)
そしてそして、現在、このボスポラス海峡は海底トンネルを建設中らしいのですが、その建設を担っているのも日本企業。
幸か不幸か遺跡が発掘されちゃって、工事は遅れているらしいけど、まさに『日本とトルコの架け橋』なのね~。
(2017年追記:現在では計2本の海底トンネルが完成しているそうです)ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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華やかな雰囲気の町ですね~♪(ヨーロッパ側)
ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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アジア側には、高級邸宅っぽいお屋敷が並び始めました。
ヨーロッパやアラブの富豪たちが次々購入していくんだそう。ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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ようやくクルーズの折り返し地点。
右の丘の上に見えるのは、ヨロス城の城塞跡です。
左の船は、このまま黒海を抜けて、どこまでいくのでしょうかね~。ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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私たちは、こちらの港でいったん停泊します。
ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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『アナドールカバウ(Anadolu Kavagi) 』
実はですねぇ、私たち、こちらの船をクルーズ船だと思い込んでおりまして、ぐるっと適当に一周して元に戻ると思っていたのですが、どうやらこちら、定期船も兼ねているようで、いったんこの町で1時間程停泊するんですね~。
だから何か所か経由してお客さん乗せてたのか、とようやく理解。
いや、でも建物の観光案内とかあったので、クルーズ船の役割もあるとは思いますけどね。
とりあえず全員一旦下船必須ってことで、降りたんですけど、ヨロス城塞跡にはいかずに波止場近くのカフェでまったりお茶して過ごしました。
小さな漁村ですが、要塞観光や軍関係の施設のおかげで潤っているようで、港にはたくさんのレストランや土産物屋がありました。アナドル カヴァウ 散歩・街歩き
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こうして船はまた、来た海を戻ったのでありました。
港に戻ったのは18時前。
途中下船の時間も含めたら4時間ぐらいクルーズ満喫してました~☆
(通常のクルーズは第二ボスポラス大橋あたりでUターンするらしい(;''∀''))アナドル カヴァウ 散歩・街歩き
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