2013年トルコ家族旅行記17～飛んでイスタンブール編6

2013/07/02 - 2013/07/03

2013年5月、トルコで反政府運動というのがおき、
デモやらなんやらで騒々しかったトルコ。

そんなトルコに同年6月、家族で行ってまいりました。

「このタイミングで(行くの)？」
とか
「本当に大丈夫？？」

とか色々ご心配頂きましたが、結果的には・・・

…デモやってるのはトルコじゃないのかも。

ってぐらい、デモのかけらすら見ることなく、無事帰って参りました。


この旅行記は、家族と共に2013年6月末～トルコを旅した記録を、
忘備録として記載したものとなります。
今さらながらで何のお役にも立ちませんが、暇つぶしにでもしていただければ幸いです。


※記載情報は旅行当時にまとめたものをほぼそのまま記載しております。
現在とは異なる場合が多々あるかと思いますので、予めご了承下さい。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、ひっぱりにひっぱったトルコ旅行記も、ようやく今回で最終回
【トプカプ宮殿・アヤソフィア・ブルーモスク】という、
『イスタンブール三大観光地』(勝手に命名)をお届けして参りましたが、ラストはその他の見どころや町の様子を少しお届け。

こちらはお茶したカフェ(小さなホテルの屋上)からの眺め。
イスタンブールの町には、想像以上に都会でして、完全自動改札システムの近代的なトラムも走っていました。
モスクや旧市街の見どころに颯爽と通る近代的なトラム。
人と建物の間すれっすれで通っていて、いろんな意味のスリル(;^ω^)

イスタンブール歴史地区 旧市街・古い町並み

とりあえず大小問わず、モスクはそこら中にあります。
ちなみに後ろに見えるモスクは、先日訪れたブルーモスクです。

https://4travel.jp/travelogue/11290104

イスタンブール歴史地区 旧市街・古い町並み

【イスタンブール地下宮殿(Basilica Cistern)】
世界遺産(イスタンブール歴史地区として)

現存する東ローマ帝国時代のものとしては最大の貯水槽。
元々は地下宮殿として建てられ…と言いたい所ですが、名前とは裏腹に、完成当初から現在に至るまで過去一度も宮殿だったことはありません!!

「じゃあ、なんで宮殿って言うんだろうね」
「宮殿っぽいからじゃね？雰囲気。それに地下貯水池より【宮殿】の方が観光客集まりそうじゃね？」

ｺﾞ━━━━(激ﾟДﾟ怒)━━━━ﾙｧ!!
(↑読者の気持ちを絵文字で表現(笑))

イスタンブル地下宮殿 城・宮殿

いや、というのは冗談で(実際なんで宮殿なのかはよくわかりませんが)
別に私が勝手に言ってる訳では無く、ちゃんと地下宮殿って言うんです。
(正式名称は「地下貯水池」を意味するイェレバタン・サルヌジュ (Yerebatan Sarnici))

貯水槽としては立派に使われていたらしく、黒海近くの水源から19キロかけて水が運びこまれ、アヤソフィアやトプカプ宮殿などにも供給していたそう。MAX80,000トンの水をためられるらしいです。

アヤソフィア・トプカプ宮殿・ブルーモスクに比べると、個人的には必須度は下がりますが、近くにあるし、夏の暑い中で観光疲れた～って時には、涼しくていいと思います。(冬は冬で適温が保たれているそうです)
地下貯水池内はとっても広いですが、地上入口は、公衆トイレみたいで、チケット購入に並んでいる人たちがいなければ気が付かない所でした(笑)

イスタンブル地下宮殿 城・宮殿

めちゃめちゃ魚います。写っているのはほ～んのちょびっとで、実際にはどっかから沸き出てるんじゃなかろうかってぐらいいました。
しかも、皆が餌やるもんだからか、デカイです。
うすぐら～い中にうごめく巨大な魚たちは正直ちょっと気味が悪いです。

イスタンブル地下宮殿 城・宮殿

宮殿っぽいって言えば、宮殿っぽいですよね。

柱は全て高さ9メートル。帝国内の各所から持ち込まれた再利用の柱があるため、色や形が異なっているのだそう。そんな地下宮殿の目玉は2つ。

イスタンブル地下宮殿 城・宮殿

1つ目がこの横向きメドゥーサ。こわっ。顔だけってこわっ。
こんなの真っ暗闇に突然でてきたら、ビビッて石にもなるわ(笑。

メドゥーサを下敷き(土台)にして踏みつけて、彼女の魔力を封じ込めたい、って意味合いで作ったしいのですが、それでもやっぱり怖かったようで、目が合うのを恐れて敢えて横向きにしたんだって。
まぁ、苦しい理由っちゃ～理由だけど、昔だし、怖がるのも無理ないか…って納得してたら、もう一つの目玉が…

イスタンブル地下宮殿 城・宮殿

逆さまてオイ(￣ω￣；)。

目が合うのを恐れて横向きにしたって理由に納得した時間返せ。

・・・って ヾ(￣□￣)ﾂ ｱ!!!まさか・・・もしかして、

単純に高さ調節で向き変えただけじゃ？？(/i|i|i￣▽)/


＊開館時間：9:00～16:45
入場料：10TL (注：2013年当時のものとなります)

イスタンブル地下宮殿 城・宮殿

【グランドバザール】

1455年から1461年にかけ、オスマン帝国皇帝のメフメト2世の命により建設。16世紀のスレイマン大帝の時代に大幅に拡張され、1894年の地震で損傷したが修復されて現在に至る。
広さ30,700平方メートルで、66の街路、4000の店舗があり、 以前はバザール内に5つのモスクが存在したが、現在は2つのみが残っている。(wikipediaより抜粋)

4000の店舗に2つのモスクて。(しかも昔は5つ)
もはや町。ってな感じの巨大屋内市場。

グランド バザール 市場

現地ではカパルチャルシュ（トルコ語で「屋根付き市場」の意味）と呼ばれ、市民には欠かせない市場…と言いたいところですが、すっかり観光地化されとりまして、観光客ばっかり。
『観光客のために、昔の雰囲気残して営業中』感アリアリなので、さも当然の如く値札は無いから、値切る前提で話進めなくちゃいけないので、そう言う駆け引きが好きな人はいいかもしれませんが、個人的には、ここでお土産を買い揃えよう、とかは考えず、とりあえずここで異国な雰囲気を楽しんで、気にいったら値段は別として買うというスタンスで、後は普通の土産屋とかで買った方がいいんじゃないかなと思ってます。

グランド バザール 市場

雰囲気たっぷりのランプ屋さん。いい感じ出してます。

かなり広いので、とりあえず1周してみよう、とか思わない方が良いです。広すぎて、買い物する前に疲れます。

あ、そうそう、日曜日は閉まっているので要注意。

グランド バザール 市場

【イェニ・ジャーミー(Yeni Camii)とガラタ橋】

先日ボスポラス海峡クルーズに乗った時にお届けしたガラタ橋付近に再度行ってみました。(　https://4travel.jp/travelogue/11289030　)

この橋を境に、イスタンブールは、アジア側(旧市街)とヨーロッパ側(新市街)に別れているという話をした、あの橋です。
2層式？になっとりまして、上は普通に車とか人とか(トラムも)通る普通の橋、下は庶民の食堂みたいな所～あきらか高級っぽいレストランなんかがたくさん入っております。

【イェニ・ジャーミー】は、左側に写るモスク。
『新しいモスク』という意味で、17世紀後半に完成したモスクです。

イェニ ジャーミィ 寺院・教会

橋の上からポスポラス大橋が見えますね。
ガラタ橋は絶好の釣りスポットらしく、端から端まで(橋の上だけに(;^ω^))びっちりと釣り人がしのぎを削っておりました。

ガラタ橋 建造物

橋の上から旧市街側を撮影。
ちょっと見えにくいですが、左奥の丘の上に建っているのがトプカプ宮殿です。

ガラタ橋 建造物

新市街側へ渡って撮影。トプカプ宮殿がキレイに見えています。
今回、新市街側へは、この対岸からちょっとアジア側 (旧市街)の写真を撮っただけなので、デモが行われていたタクシム広場がどんな状況かとかは全くわかりませんでしたし、デモなんてでっちあげかなんかで実際はやってないんじゃない？ってぐらい、町は平穏でした。
日本のマスコミじゃあ、私たちが行く直前(デモから約1カ月後)でも、トルコ全土で血で血を洗う衝突が繰り返されている、みたいな報道でしたけど、現地在住の日本人曰く、デモなんて四六時中する訳もなく、確かに週末の夜はちょっとタクシム広場に人は集まったりもするけど、特にどうこうって訳でもないみたいで、興味本位で行って刺激を与えたりしない限り何が起こるということは無いみたいです。

トプカプ宮殿 城・宮殿

夕暮れのトプカプ宮殿。ライトアップされるみたいですね。

トプカプ宮殿 城・宮殿

夕暮れのイェニ・ジャーミーは荘厳な雰囲気。

イェニ ジャーミィ 寺院・教会

夜の帳が降りてきたガラタ橋とガラタ塔。
私たちの旅も、そろそろ閉幕のようです。
この橋の下のレストランで夕食撮ったんですけど、写真無いです(;^ω^)

ガラタ橋 建造物

じゃ～ん、と言う訳で、突如登場、帰国便の機内食!!
イスタンブール深夜発なので、夕食後はホテルに戻って身支度後、チェックアウトして、往路同様超スピードのタクシーで空港へ行き、トルコとお別れ。味はすっかり忘れてしまったけど、とりあえず写真載せとこうかな、と(笑)。

はい、こちらが二回目の機内食。キュウリ多めですね(笑)。

とにもかくにもそんなこんなで、トルコ旅行記、これにて閉幕!!
お読み頂きましてありがとうございました！！
ヾ(*´・∀・｀)o尸 ﾊﾞｲﾊﾞ～ｲ♪тнайк　чоц♪