桜を愛でる旅 2024 ～京都～

2024/04/06 - 2024/04/06

満開の桜を目指して京都へ

今回は、一人旅、
恒例のらーめんも頂きました。

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◎他の京都の旅はこちら↓

・桜を愛でる旅　～京都～
https://4travel.jp/travelogue/11477395

・桜を愛でる旅 2023 ～京都～
https://4travel.jp/travelogue/11819317

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

～2024年春～

毎年恒例の京都へお花見することに。
昨年は家族と出かけましたが、
今年は一人旅です。

旅の出発は、
今年も阪急京都河原町駅。

地下ホームから地上に出ると、
いきなり高瀬川沿いの
満開の"さくら"がお出迎え。

京都河原町駅 駅

駅からすぐの四条大橋で
鴨川を渡ります。

まだ朝が早く、
河川敷に等間隔で並び、
川を眺める人は見えません。

四条大橋 名所・史跡

道の両側のアーケードに商店が並ぶ、
賑やかな四条通を歩きます。

通りを直進した突き当たりに
朱色の門が見えました、
八坂神社です。

徒歩約10分

八坂神社 寺・神社・教会

こちらも
観光客はまだ少なめ。

八坂神社の奥が円山公園

今年も来ました”祇園枝垂桜”
満開です。

さて、昨年は北に上がり
知恩院へ

今年は、南に下り
ねねの道へ向かいます。

円山公園 公園・植物園

石畳の沿道から
八坂の塔（法観寺）を望む

京都の代表的景観です。

徒歩約20分

ねねの道 名所・史跡

高台寺を通過し、
一念坂から二寧坂経由
産寧坂を上がり参道に合流。

三年坂 (産寧坂) 名所・史跡

参道の両側にたくさんのお店が並び、
その先に見えてきたのは、
京都を代表する観光地、
清水寺に到着です。

徒歩約40分

清水寺 寺・神社・教会

青空をバックに朱色の塔と
”さくら”が映えます。

建物を通り、境内を先に進むには、
拝観料が必要です。

やって来ました。清水の舞台です。

遠くに京都の街並みを望む絶景
”さくら”とともに。

下から見上げてみました。

舞台までの高さは約13m、
18本のけやきの柱で支えられており、
木材同士を互いに格子状に組んで、
強度を保つ懸造りと呼ばれる
工法だそうです。

往路を引き返して高台寺まで戻り、
次の目的地を目指して、
八坂の塔へ

途中、
京都を紹介するガイド本やポスターで
有名な構図に出会いました。

法観寺 (八坂の塔) 寺・神社・教会

2番目の目的地、建仁寺に到着。

ここに、
誰もが知っている有名な
屏風絵があることを最近知りました。

清水寺から徒歩約20分

建仁寺 寺・神社・教会

周りの喧騒が嘘のように
境内は静かです。

建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山、
今から約800年も前の鎌倉時代
1202年（建仁2年）建立。

京都最古と伝わる禅寺です。

屋内に入り最初に出会いました。

黄金の屏風に描かれた
日本を代表する文化財、
俵屋宗達の最高傑作
国宝　”風神雷神図”です。

ただし、展示は精巧な複製
（ホンモノは京都国立博物館）

風邪ひいてまんねんの
風神さま

両手で持った風袋で風を受けて、
今にも飛び出してきそうな躍動感。

こちらも屏風を突き破って、
太鼓を叩きながら現れんばかりの
雷神さま

教科書ではおなじみの風神雷神も
大きな屏風絵では、迫力が違います。

複製とはいえ、
Canonが最先端の技術を駆使。

超高性能デジタルカメラ
画素数は驚きの42億画素！を使い、
高詳細に再現して、2021年に奉納

他にも歴史ある襖絵の数々はホンモノ

竹林七賢図（重要文化財 桃山時代）
作：海北友松

雲龍図（重要文化財 桃山時代）
作：海北友松

完成は今から400年も前の桃山時代、
筆の濃淡だけで表す立体感。

屏風に描かれた書

風神雷神（平成時代）
作：金澤翔子

あの風神雷神図を書で表現、
構図と躍動感で伝わってきます。

これらの作品群は、
方丈と呼ばれる一番大きな建屋に
展示されています。

方丈の前は、
方丈庭園「大雄苑」と呼ばれ、
白砂と石で表現された
枯山水庭園になっています。

作庭は昭和の初め頃だそう。

建仁寺創建800年を記念して、
約2年がかり2002年に
完成した天井画。

双龍図
作：小泉淳作

通路を渡った先の別建物（法堂）の
大天井（畳108枚！）に
描かれています。

ギョロッとした２体それぞれの
龍の目が迫力満点

展示物がどれも写真映えして
素晴らしい建仁寺、
おすすめです。

お昼まで、まだ時間があるので、
昨年も通った祇園白川へ

建仁寺から徒歩約10分

白川 巽橋 名所・史跡

白川沿いの桜並木は、
建物と畳、
いかにも京都という景観、
駅から近くです。

白川南通 (祇園白川) 名所・史跡

四条通と川端通りの交差点に
戻ってきました。

道路を渡り、
正面の鴨川を渡れば、
阪急京都河原町駅
地下は、京阪祇園四条駅です。

四条大橋 名所・史跡

さて、京都の旅の最後は、
いつも、らーめんで〆ます。

ラーメン杉千代さんへ

らーめん杉千代 グルメ・レストラン

右京区の太秦にて、
2009年に惜しくも閉店した名店が、
創業当時の味を再現し、
ここ河原町で2021年に復活

背脂が浮くスープのビジュアルは、
当時を思い出しました。

トッピングには九条ネギをチョイス、
大きめチャーシューはトロトロ
京都らーめん定番の背脂醤油、
間違いなし！

ごちそうさま

満開の”さくら”とおいしいらーめんを
独りで自由に満喫しました。

今回は、定番中の定番、
言わば、遠足や修学旅行で行くような
ルートを半日かけて歩きました。

学生時代には全く興味なく、
八坂神社前のハーゲンダッツを級友と
ワイワイ並んで食べたのが一番の思い出。
しかし、歳を重ね京都の景色が妙に落ち着く、
満開の”さくら”とともに、
春を感じる旅になりました。

最後までご拝読
ありがとうございました。