不良夫婦 オリエントエクスプレスに乗り大涌谷温泉に行く

2016/09/24 - 2016/09/24

小涌谷温泉 水の音での一泊
http://4travel.jp/travelogue/11272392
からの続き。

小涌谷温泉･水の音を後に、予てから一度行ってみたかったラリック美術館併設のル･トランに向かった。
ここでオリエントエクスプレスに乗りお茶を戴いたが、予想以上に面白く、且つ勉強になった。
オリエントイクスプレスに乗ったまま箱根各地を巡る事ができれば楽しいに違いないが、世の中そう上手い話はなく、まあ気分だけ楽しみながら自分の運転で大涌谷温泉に向かう。

エリア 仙石原(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

小涌谷温泉 水の音での一泊
http://4travel.jp/travelogue/11272392
からの続き。

小涌谷温泉 水の音 をチェックアウトしてラリック美術館併設のレストランLYSへ。
正確にはLYSではなく、併設されたル･トラン(LE TRAIN)を訪ねた。
オリエントエクスプレスに乗車する為だ。

乗車券は一人2,100円 (2016年時点)
乗車時間は約40分間

LYS グルメ・レストラン

12:00発の乗車券を2枚購入。
奥に見えるのが今回乗車するオリエントエクスプレス・コートダジュール号。

プラットホームに停車するオリエントエクスプレス・コートダジュール号。
レプリカなどではなく、実際に南フランス行きに用いられていた車両を移送した本物のオリエントエクスプレスである。

客車の窓の奥にランプが光る。
いいねぇ。

撮影場所でビデオ鑑賞した後こちらから乗車。
･･･細かい事は気にしないでくれ。

客車内
食事の準備がされている。

因みに食器以外の全てのものは当時のままの本物。
椅子のクッションまで当時のままの藁なんだそうだ。

指定席に着席後、車掌自らがティータイムのオーダーを聴いて廻る。
シフォンケーキとアイスティーのセットをオーダーした。

あまり美しくないがケーキ皿

調度品も本物。
この装飾パネルは1928年ルネ･ラリック作『彫像と葡萄』

洗面所

食事後は社内を自由に見学できる

緊急ブレーキ
注意文が数か国語で書かれている。
英語の所だけは分かった。
Do not pull the emergency brake in tunnels in case of fire !

ランプシェードも味があるなぁ。
･･･と思っていたら、これもラリック作なんだそうな。
いや、凝りすぎでしょ。

ガラス越しだが個室も見学できる。
右側の装飾パネル『花束』はラリックの娘スザンヌのデザイン。

シェードの掛かった個室の雰囲気も絶品

約40分の乗車時間だったが満足満足。
奥様は高いお茶だったとのたまうが、そうじゃない。

ラリック美術館を訪ねられた方には是非ル･トランの乗車も薦めたい。

昼食は近くの湿生花園駐車場にあるグレインで摂った。
ここの料理に外れはない。
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箱根屈指のビストロだが、2ヶ月後の2016年11月に閉店したと言う話を聴いた。
大変残念で仕方ない。

グレイン グルメ・レストラン

奥様お気に入りのドリアだが、今回は夫婦仲良くドリア2個で。
アツアツで美味しい。

もう食べられないのね･･･

グレイン グルメ・レストラン

昼食後は大涌谷温泉に浸かりに四季倶楽部･箱根和の香へ。
綺麗なロビーだな～。

箱根和の香 宿・ホテル

ロビーを二階から俯瞰。
ご覧の通り、日帰り入浴の利用客は私達夫婦二名のみ。

客は私達だけだったので、当然男風呂は私一人、女風呂は奥様一人で占拠。
贅沢だ･･･。
一人きりだったので失礼して一枚。
白濁した大涌谷温泉は好い湯だった。

小涌谷、宮ノ下、大涌谷の湯を楽しみ、オリエントエクスプレスに乗車し、旨いものも喰っての気楽な一泊旅行。
小僧が修学旅行から戻る飛行機が羽田に到着する前に帰宅せねば。

了