
2012/05/03 - 2012/05/05
832位(同エリア1535件中)
TaxNaXさん
- TaxNaXさんTOP
- 旅行記193冊
- クチコミ318件
- Q&A回答641件
- 613,583アクセス
- フォロワー24人
2012年のゴールデンウィークは両親が関西から上京。
自宅に2泊して貰った後、箱根姥子温泉に1泊2日の小旅行に出掛けた。
3部構成
本旅行記は第2部 『箱根湿生花園』編
□第1部【1日目】
・箱根関所
・グレインでの夕食
・姥子温泉・ろくろべえ旅館
■第2部【2日目前半】
・箱根湿生花園
・箱根富士屋ホテル
□第3部【2日目後半】
・小田原駅前(小田原北条五代祭り)
第1部 『箱根関所』編は以下のアドレス
http://4travel.jp/traveler/taxnax/album/10667349/
第3部 『小田原北条五代祭り』編は以下のアドレス
http://4travel.jp/traveler/taxnax/album/10667462
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
第1部 『箱根関所』編からの続き
http://4travel.jp/traveler/taxnax/album/10667349/
------------------------------
ろくろべえ旅館の風呂場(小)
2つある風呂場の内の小さい方。
風呂桶の大きさは概ね1.4m×1m×0.6m。
源泉温度は56℃との事だが、湯口では50℃を下回っている。
洗面器で掛け流し量を量ったが4L弱/分。従って風呂桶の湯が入れ替わるのに要する時間は約4時間。
利用人数から言って湯の新鮮さは保たれるが、湯温を維持するのは難しい。
風呂桶の湯温は触感で41℃弱と言った処で温目の湯だった。 -
ろくろべえ旅館の風呂場(大)
2つある風呂場の内の大きい方。
風呂桶の大きさは概ね3m×1m×0.6m。
掛け流し量はこちらの風呂の方が多く、故に風呂桶の湯温もこちらの方が若干高い。
それでも湯口近くでさえ42℃以下に感じる。自分にとっては温い湯だった。
但し泉質は上々で、透明だが重さを感じる良い湯だった。
40℃〜41℃の単純泉が好みの方にとっては魅力的な湯だろう。
毎夜11時に風呂桶から湯を抜いて湯を入れ替える。
毎朝5時前にはバージンの姥子温泉を楽しめるのだから贅沢だと言えよう。
勿論この日は朝5時過ぎに早起きして楽しませて頂いた。姥子温泉 温泉
-
ろくろべえ旅館の朝食
まあ質素な朝食である。
一点を除いて特筆すべき点は見当たらない。 -
特徴のない和定食にインパクトを与えているのがこの湯豆腐。
京都の桶職人の手によると言う湯桶が抜群の存在感を誇る。
湯桶に載る急須には湯豆腐用の汁が入っているが、実は下側が湯の中に浸かっており、汁は湯煎されている。
湯桶の銅の部分には炭が入れられ、湯が冷めないようになっている。 -
湯桶を温める炭火
ごく普通の和定食なので印象が薄い筈なのだが、湯豆腐のインパクトが凄かったので印象に残る朝食となった。 -
ろくろべえ旅館 客室からの景色
杜と山以外に見えるものはない。
まあ、こういうのも嫌いではないが・・・。
老朽化した旅館だが、接客対応が良かったので印象は悪くなかった。
温泉は温い点が残念だったが、泉質と鮮度は上々。
設備関連にもう少し手が入れば、温泉と接客品質が良いので人気が出ると思うのだが・・・。
因みに駐車場は宿の脇にある空き地。
猫が数匹住み着いており、濃色車のボンネットは格好の昼寝場所。
私の車含め濃色車が2台駐車してあったが、両方共ボンネットは猫の足跡だらけだった。 -
ろくろべえ旅館をチェックアウトし箱根湿生花園を訪れた。
朝10時過ぎだと言うのに駐車場はほぼ一杯。
マイナーな場所と勝手に思い込んでいたが、大変な誤解だったようだ。
■箱根湿生花園オフィシャルWEBサイト
http://www.hakone.or.jp/blog/shissei/index.html?CATEGORY=512
■『箱根全山』 割引券
大人1名600円,土日祝日は中学生以下無料
http://www.hakone.or.jp/japan/tourist_info/waribiki/waribiki01.html -
順路スタート地点
好天にも恵まれ箱根の景色が映える。
■箱根湿生花園 園内マップ
http://www.hakone.or.jp/blog/shissei/images/tmp-unit-33248801.pdf箱根湿生花園 公園・植物園
-
丁度菖蒲の季節と思っていたが、ちょっと早かったようだ。
-
順路はこのような木立の中の散策路になっている。
整備状況が非常に良く、どこを歩くもの快適だった。 -
湿地帯を囲うようにボードウォークが設けられている。
晴天で日差しが強く暑かったが、そよ風にも恵まれ気持ち良く散策できた。 -
散策路を歩く小僧
子供にとってはつまらない場所だろうと思っていたが、祖母を引き連れ意外と楽しんでいたようだ。 -
近くに水源があるらしく、清流を引き、小川を再現してある。
-
水芭蕉を発見
季節が過ぎたので、これらが最後の咲き残りのようだ。 -
先に進むと水芭蕉の群生があった。
既に花は落ち、葉が大きく育ってる。
一月程前だったらさぞや凄い景色だったろう。
来年、水芭蕉の季節に訪れてみたい。 -
ここにも水芭蕉の群生
小川を挟んで水芭蕉が咲き乱れる風景が想像される。 -
池を渡るボードウォーク上からの山の景色が素敵だった。
※写真はボードウォークを渡る途中で振り返っての一枚 -
イチオシ
小僧撮影中
※写真左奥の通路上でこの写真と同じ方向に撮った写真が上の一枚通路 グルメ・レストラン
-
遠目には人工の物とは思えないような滝が造られている。
この日のように晴天の暑い日には涼しげで丁度良い。 -
【小僧撮影】
滝に近付いての一枚
近付くと本当に涼しく感じた。
手前の樹が煩いが、このように箱根湿生花園では箱根に自生する植物に拘らず、気候に合ったものであれば様々な植物を観察できる。
下手をすると生態系バランスを乱しかねないが、そこは上手く管理しているようだ。
また表札をふんだんに用意してくれているので、一々パンフレットと見比べる必要がなく、抜群に観察易い。 -
散策を続けると小さな池に差し掛かった。
黒く見えるのは全部おたまじゃくし。
千匹は下るまい。
こんなにまとまった数のおたまじゃくしはここ20年見た事がない。
こいつら全部蛙になるのか?
寄った写真もあるが、結構キモいので割愛。 -
少し歩くと睡蓮(スイレン)の池に出逢う
写真の睡蓮はコウホネ。
小さな黄色い花が可愛らしい。
根茎は川骨(センコツ)と呼ばれる生薬になるらしい。
この池の奥の方には羊草(ヒツジグサ)、いわゆる睡蓮が自生している。 -
イチオシ
仙石原湿原植生復元区にもボードウォークが設けられ、踏み入る事が許されている。
ボードウォークからの景色が素晴らしかった。 -
別の方向の写真をもう一枚
箱根に来て『ここが富士の絶景ポイント』も良いが、箱根自体の景色も負けず劣らずだ。 -
再び木立の散策路に入る
山芍薬(ヤマシャクヤク)が咲いていた。 -
碇草(イカリソウ)
所々で地味に咲いている。 -
浦島草
色合いは地味だが、珍しい花なので撮ってみた。 -
花の名前を控えて来なかったが、アイリスだと思う。
-
鬼蕗(オニブキ)
良く知られるふきとは随分と違ういでたち。
つくしのように見えるのが花なんだそうだ。 -
園内にはおびただしい種類の草花が植えられている。
しかもしっかり管理されているにも関わらず自然に咲いているかのように工夫されており、約2時間を飽きる事無く観察し続ける事が出来た。
正直こんなに飽きずに居続けられるとは思わなかった。
また、6月〜8月に咲く花が大量に残されており、8月頃にまた訪れたいと言う気にさせられる。
実に素晴らしい。 -
さて、箱根湿生花園で2時間を過ごし、箱根富士屋ホテルに来た。
自宅用土産としてPICOTのパンを買うのが目的だが、前回訪れた際に本館内でも買い求める事ができると知ったので、観光を兼ね両親を連れてホテルにお邪魔した。
写真は本館から撮影した花御殿。
花御殿は近代建築であるフォレスト棟を除けば箱根富士屋ホテル内で最も新しい棟になるが、それでも建造は1936年。
登録有形文化財である。 -
箱根富士屋ホテルのギフトショップ
PICOTロビー店
色温度の低い照明が高級感を演出する。
実際、ギフト用の菓子類はえらく高額だった。
(いい加減に撮ったので斜めってしまった) -
PICOTロビー店では1号線沿いのPICOT本店で焼いたパンも買い求める事が出来る。
カレーパンや食パンなど、結構買い込んだ。 -
本館テラス前のロビー
本館は登録有形文化財。
1891年建造なので齢120歳を超えるが、重厚に映る一方で古めかしくは感じない。
元々の建築の素性の良さと手入れの徹底振りが窺い知れる。 -
本館テラスに出る為の出入口
奥にレストラン棟の屋根が見える。 -
西洋館カムフィ・ロッジ(COMFY LODGE)
カムフィ・ロッジは西洋館の1号館に当たる。
当日は数件の結婚式が入っており、カムフィ・ロッジ前に席が設けられていた。
西洋館は1906年建造であり、これも登録有形文化財。
箱根富士屋ホテル各棟の中で最も明治建築の印象が強い造形をしている。 -
イチオシ
レストラン棟の屋根が見える
仏教寺院の塔に似た造形が印象的。
これも登録有形文化財である。
メインダイニングであるフレンチ『ザ・フジヤ』や和食『菊華荘』などが入っている。
流石にここのランチは敷居が高いので、EPARKを利用して小田原の『味わい回転寿司 禅』の予約を取った。
この後、禅で旨い寿司を喰らい満腹になり、小田原駅に向かった。
これにて第2部は終了。
第3部へと続く。
http://4travel.jp/traveler/taxnax/album/10667462小田原駅 駅
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37