箱根 芦ノ湖温泉と芦之湯温泉を日帰りで楽しむ

2013/09/09 - 2013/09/09

小僧が学校で授業を受けている間、不良夫婦はまたしても日帰り温泉旅行を画策する。
前週に買った角川書店･横浜ウォーカー。これに箱根温泉の割引クーポンが付帯していた。
これはタイムリー。
いつもなら割高に感じる旅館の温泉も半額で日帰り利用できるので、これ幸いと新鮮な湯を楽しみに芦ノ湖温泉･夕霧荘と芦之湯温泉･きのくにや旅館を梯子した。

■今日の旅行MAP
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https://mapsengine.google.com/map/edit?mid=zJAi4p_RihEk.kOfy5xsHAgdM

エリア 芦之湯・大平台・宮城野(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

先ずは腹ごしらえ。小田原おでん本店。
これまでも何度か訪ね、毎度満席でお断りだったが、今日は利用OK。ようやく伺う事ができた。
自動車は隣の丸う田代の駐車場を利用できる。

■オフィシャルWEBサイト
http://odawara-oden.sakura.ne.jp/
■GoogleMap
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&gl=jp&q=35.250164,139.163359

小田原おでん本店 グルメ・レストラン

小田原おでん ランチメニュー

前菜・好みのおでん五種・お食事・デザートのライトコース。

家内はおでん茶飯ランチ
私は牛すじ丼ランチ

前菜

おでんランチなのに、意外や体裁の良い前菜がやってきて驚き。
しかも、これが結構旨い。
中央のお魚が小田原っぽい。

私のおでん達

20種を超えるおでんの中から好みの5種を選ぶ。
関西の年寄は味噌田楽の事をおでんと呼び、いわゆるおでんは『関東煮(カントダキ)』と言うが、これは関西人も唸る関東煮。
汁が抜群に上品。醤油臭くなく、それでいて薄いとも思わない。
人工出汁のトゲトゲしさも感じない。
こりゃ旨いわ。

家内注文の茶飯

おでん出汁の炊き込みご飯。
何となく予想できる味だが、全く以って予想通りの味。
ただ、予想通りなんだが、旨いんだなこれが。

しかも半分くらい楽しんだ後、茶漬けにして欲しいと注文すると、おでん出汁を足して茶漬けにして頂ける。
これがまた旨い。

私注文の牛すじ丼

牛すじがかなり濃厚。で、トロトロに煮込んである。
この牛すじも結構旨い。
写真の見た目よりもボリュームがあるのでちょっと食べ飽くが、これも途中でおでん出汁茶漬けにして貰えば味が変わって面白い。

デザートのアイスクリーム

梅ソースが掛かっており、爽やかな酸味が心地良かった。

テーブル席の飾り物

和のセンスが光る。
外国観光客を連れてきたらかなり喜ばれるお店だと思う。

しかもランチ利用であれば1,200〜1,600円で利用できるので、費用対効果にも優れる。
お薦めしたいお店だ。

休日利用の場合は要予約で。

さて、お昼に満足し、意気揚々と芦ノ湖温泉へ。

夕霧荘

箱根ホテル正面の細い路地を入り60m進んだ位置の写真

■オフィシャルWEBサイト
http://yuugiriso.co.jp/
■GoogleMap
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&gl=jp&q=35.189954,139.027151

夕霧荘玄関

芦ノ湖温泉　夕霧荘 宿・ホテル

ロビー

明るく映っているが、天井を見て貰うとお分かりの通り、電灯は点いていない。
フロントや売店に人がおらずどうしようかと佇んでいたが、程なく奥からお一人出てこられた。

日帰り利用は一人1,000円。
横浜ウォーカーのクーポンで半額になった。

浴場の正面

旅館の方に電灯を点けて貰いながら辿り着いた。

要するに私達不良夫婦の貸切状態という事だ。

ふっふっふ･･･

殿方脱衣所

貸切状態だったので失礼して一枚

内湯

全くの貸切状態だったので、風呂場も撮らせて頂いた。

綺麗な風呂場で、快適だった。
部分循環でそれ程新鮮さを感じなかったのが若干残念。
湯も加水してあるようだ。

露天風呂

囲われて開放感は無いが、簡単な庭を造ってあり、趣はあった。
ここも部分循環だが、比較的新鮮な湯に感じた。

内湯より濃い目に感じたので、加水は少ないと思う。

湯口からは高温の温泉が注がれる。
多分源泉。
掛け流し量が少ないので、循環させないと温度が保てないのだろうと思う。

若干白濁し、浸かり易い湯に思った。

さて、夕霧荘の後はこの5月に訪れたばかりの芦之湯温泉･きのくにや旅館へ。
旅館前の写真が酷い映りだったので、この写真のみ5月の時のものを使用。

■オフィシャルWEBサイト
http://www.hakone-kinokuniya.co.jp/

■GoogleMap
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&gl=jp&q=35.220959,139.04227

きのくにや旅館玄関

靴が沢山並んでいるのでさぞ混んでいるのかと思いきや、これらの靴は宿泊客のもので、風呂自体はまたしても貸切状態だった。

こちらの日帰り利用は2時間の制限付きで1人1,000円。
日帰り利用は16時まで。約1時間の利用だがまあ良いか。
ここも横浜ウォーカーのクーポンで半額になった。

きのくにや旅館の温泉解説

右下に『循環についての誤解』が書かれているが、あまり気分の良いものではない。

一般に掛け流しが循環に対し優れるのは誤解ではなく正しい認識。
それを掛け流し量の少ない温泉を採り上げ、論点をすり替え、他者を下げる言い方をするのは甚だ不快。

そしてそう感じるのは、こちらの湯が大変新鮮で質が良いからに他ならない。

もっと自信を持って欲しい。どうして論点をすり替える！

『加温の必要な湯なので一部の湯を循環させていますが、十分な掛け流し量を確保し、常時新鮮な湯で満たされているように管理しています。』
と自信満々で書いとけよ、と思う。

『ウチの湯に浸かって良さが分からない奴は来なくて良い』
ぐらい言ったって良いんじゃないの？と思うんだが･･･。

日帰り利用できる2つの浴場の内、奥にある貴賓殿内湯

貸切状態だったので失礼して一枚。

まったりした温湯の硫黄泉。
湯温は触感で40℃前後って処。

加温循環だがフローもそれなりに多く十分新鮮。
また湯質そのものが良いので、かなり良い湯だ。

変な能書きで自分自身を貶めないで欲しい。

湯口

湯舟には白黒両方のスケール(湯の花)が舞う。
こりゃ堪らんね･･･。
基本温泉は熱湯が好みだが、湯の花の舞うこの湯は温湯だけにいつまでも浸かっていたい気分になる。

誤解を言うなら、この黒いスケールが湯垢と違うのよって言って欲しいな。

貴賓殿露天風呂

内湯は微弱酸性硫黄泉のまったり温湯だが、露天は弱アルカリ性重曹芒硝泉のあっさり熱湯。
性格の全く違う湯を楽しむ事ができる。

因みに露天風呂の湯は1km離れた湯ノ花揚湯二号泉から引湯しているそうだ。

湯口

かなり熱いので源泉だと思う。
この風呂も半循環だが、湯質はかなり良い。

この手のダイナミックレンジの小さい絵面であれば、スマホのカメラでもそれなりに映るもんだ、と変なところに感心する。

そしてこの開放感。

奥の建物とお互いに丸見え。
男風呂ならではだ。

休憩室

旧家屋独特の匂いがするのがナンだが、お茶が置かれているのでここで給水する。

こちらはもう一方の湯香殿の内湯

以前来た時は1名先客がおいでだったので撮らなかったが、本日は貸切状態。
こちらも失礼して一枚。

貴賓殿と同じ湯の筈なのに、浸かってみると貴賓殿の方が良い湯に感じる。
雰囲気なのか本当にそうなのか･･･。

湯香殿 露天風呂

芦ノ湖周遊風呂という名前がついている。

湯香殿の露天入口にある神遊風呂

源泉だと思う。
か･な･り･濃い。
そしてぬる〜い。殆どプール。
まあ源泉温度が低いので仕方ない。

浸かると底から湯の花がぶわっと舞い上がる。
これ、濃厚で面白い。
こういう湯を敢えて用意するきのくにや旅館に敬意を表したい。

さて箱根屈指と疑わない芦之湯を堪能し、仙石原方面へ。
ラリック美術館のショップに立ち寄ってギフトを買い求め、その後こちら相原精肉店に立ち寄った。

■GoogleMap
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&gl=jp&q=35.271301,139.010312

相原精肉店 専門店

相原精肉店 店頭

ご主人が商売熱心な方で、自信満々で商品を薦めてこられる。
正直言うと、ちょっと鬱陶しい処はある。
｢この○○ね、昨日静岡から買いに来たお客さんがいたよ｣
その説明、前回も前々回も聞いたよ･･･と言いたい処はあるが、ぐっと堪えて買い物に集中。
商品はご主人の自信通りかなり上質。

中央オレンジ色のプレスハム。
また一本買ってしまった。
このハムかなり美味しい。
しかも一本1,050円なので、決してお土産価格ではない。
ローストビーフの有名なお店だが、私自身はこのプレスハムを薦めたい。
その他メンチカツ、コーンコロッケ、クリームコロッケなどを買って夕飯のおかずにした。
不良夫婦の不良嫁は夕食をサボるのである。
あ、そうそう、帰り際に牛スジを発見したので500g程買って帰った。
冷凍で保存し、先日自宅で作ったおでんに半分入れたが、これがまた旨い。
次に箱根に行ったら、また買って帰ろう。

さて、不良夫婦は腹を空かした小僧にメンチカツとコロッケを摂取させるべく横浜に向かった。

この旅行記へのコメント （3）

• わんぱく大将さん 2013/10/21 08:18:53

  肉屋のおっちゃん

  TaxNaXさん
  
  Tax来年、いよいよ上がるようですね。それでどれくらい経済は、いいようになるのでしょうかね？
  
  さて、関東だき、久々に食べてみたい。ここのはオシャレ。
  姫路のは生姜醤油がついてましたで。
  
  入るなら”神遊風呂”かな。　
  
  次回、私があそこで肉買ったら、ＢＣＮから買いに来たって言ってくれるかな？　な、あほな。
  
  　大将

  TaxNaXさん からの返信 2013/10/21 20:11:39

  RE: 肉屋のおっちゃん

  大将さん
  TaxNaXです。
  
  > Tax来年、いよいよ上がるようですね。それでどれくらい経済は、いいようになるのでしょうかね？
  
  逆に財布の紐が固くなると思われます。
  今の想定税率ならば使い道がはっきりしている前提で消費税増税に強い反対はしませんが、消費が落ち込んでるこのタイミングで上げるのはどうなんかな、と思いますね。
  有効求人倍率も折角上昇しかけていたのに、これで消費が落ち込むと見た製造業各社は求人を絞り始めています。
  『木を見て森を見ず』の反対かな、と思いますね。
  
  
  > 次回、私があそこで肉買ったら、ＢＣＮから買いに来たって言ってくれるかな？　な、あほな。
  
  それ面白いですね。是非やって下さい。
  3年は同じネタで引っ張ってくれると思います。
  で、サグラダファミリアが完成した年にふと思い出し、
  ｢そう言えば10年くらい前にバルセロナから･･･｣って更に3年引っ張ると。
  
  TaxNaX

  わんぱく大将さん からの返信 2013/10/26 10:25:48

  RE: RE: 肉屋のおっちゃん

  > 大将さん
  > TaxNaXです。
  >
  > > Tax来年、いよいよ上がるようですね。それでどれくらい経済は、いいようになるのでしょうかね？
  >
  > 逆に財布の紐が固くなると思われます。
  > 今の想定税率ならば使い道がはっきりしている前提で消費税増税に強い反対はしませんが、消費が落ち込んでるこのタイミングで上げるのはどうなんかな、と思いますね。
  > 有効求人倍率も折角上昇しかけていたのに、これで消費が落ち込むと見た製造業各社は求人を絞り始めています。
  > 『木を見て森を見ず』の反対かな、と思いますね。
  >
  >
  > > 次回、私があそこで肉買ったら、ＢＣＮから買いに来たって言ってくれるかな？　な、あほな。
  >
  > それ面白いですね。是非やって下さい。
  > 3年は同じネタで引っ張ってくれると思います。
  > で、サグラダファミリアが完成した年にふと思い出し、
  > ｢そう言えば10年くらい前にバルセロナから･･･｣って更に3年引っ張ると。
  >
  > TaxNaX
  
  TaxNaXさん
  
  それまで肉屋のおっちゃん、生きてるんかいな？（勝手に殺すな！）
  
  　大将