東欧12カ国巡り16Жのんびりオフリド湖畔で過ごす

2017/06/14 - 2017/06/17

マケドニア観光のハイライト。オフリド。晴天に恵まれ湖畔の遊歩道園や旧跡で二日間を過ごした。対岸はアルバニア。
【交通】
6/14 Skopje 10:00 ⇒ Ohrid 13:22 バス　520デナリ
6/17 Ohrid 4:50 ⇒ Tirana 7:50 ミニバス　670デナリ
【宿泊】
6/14～15 Hostel Valentin ドミトリー　5.2ユーロ(Booking.comで予約)
【地理】オフリド：4万人、標高695ｍ
【為替】1デナリ≒2円、1ユーロ≒124円

エリア オフリド(北マケドニア共和国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

13:22　オフリドの町を一回りしてバスターミナルにようやく到着。以前は数キロ離れたストゥルーガでバスの乗り換えが必要だったが、今回は直接オフリドに着いた。

ホステル・ヴァレンティンはバスターミナルから300mの住宅地にあった。看板は出ていないので門の前で番地を調べていたら、奥さんが招き入れてくれたのでそこだと分かった。

Hostel Valentin ホテル

ドミトリーは一段ベッドの4人部屋で、通りに面して多少うるさいこと以外は不満無し。

バス&トイレがドアのすぐ外にあり、浴槽を使ってのんびり入浴できた。

キッチンは真っ赤なソファーが素敵。電子レンジが無く、コンロもひとつしか使えなかったが問題ではない。
物干し付きのベランダもあった。

マケドニアではチェックインのときに観光と生活情報を事細かに説明してくれた。最後にコーヒーの入れ方まで伝授される。泡状に吹き上がったところで火を止める。

一泊5.2ユーロなので連泊した。宿の犬は大人しかったので大丈夫。番犬にはなりそうにない。

近所にはスーパーが4軒も連なっていた。いい生活環境。

バスターミナルに再び行ってティラナ行きのバスを確保。

観光地が集中する湖岸までは1.5kmあるが許容範囲だ。途中の三叉路にあるモスクが行き帰りの目印。

スヴェティ クレメンティ オフリドスキ通りはオフリド湖まで延びる歩行者天国。路面のタイルが雨上がりの様にきれい。

スヴェティ クレメンティ オフリドスキ通り 散歩・街歩き

テントの下のお土産屋。

オフリド湖と初対面。よく見るとゴミが浮いているが透明度はある。

出窓が出っ張っている白壁の建物が独特。ブルガリアともまた違う。

6月15日(木)　ぐっすり寝たので、この日は朝から観光。7:50にはすでにオフリド湖岸にいた。丘を越えるルートで要塞を目指す。登り切ったところの城門。

サミュエル要塞は住宅地の先に見えていた。丘の上まで家が建っている。

要塞は９時にしか開かないのは分かった上で、何か見所があるだろうと思って来てみたが甘かった。

サミュエル要塞 史跡・遺跡

要塞前からの景色は見晴らしがもう一つ。

城壁に沿って反対側に降りてみる。

東側に視界が開けたなかなかの景色。

遊歩道を下ってみる。この時間は人っ子一人いない。

道は半島を一周して岬の教会までつながっていた。ラッキー。これで後戻りせずに済みそう。

聖ヨハネ カネヨ教会。オフリド湖一番の絶景ポイント。

聖ヨハネ カネヨ教会 寺院・教会

再び住宅地に入るとアパートメントと書かれた宿泊施設が並んでいた。この辺に泊まれば便利で景色もいいだろう。

聖パンテレイモン教会までの道は入り組んでいて探すのに苦労した。手前は工事中。

聖パンテレイモン教会 寺院・教会

この建物も工事中かと思い中を観なかったが、今にして思えばこれが初期キリスト教教会だったようだ。しまった。追究不足だ。

坂道の途中のお宅の花がきれい。きっと心も余裕があるんだ。

古代劇場

古代劇場 史跡・遺跡

聖クリメント教会。13世紀末のフレスコ画は色に深みがあって独特。

聖クリメント教会 寺院・教会

Holy Mother of God Chelnichka

湖を見ながら石段を下りる。白壁がきれい。

聖ソフィア大聖堂

聖ソフィア大聖堂 寺院・教会

ここも内部はフレスコ画で埋め尽くされている。ブルガリアと違って青色が無いのがかえって古っぽくて趣がある。

古めかしい車をときどき見かけた。

旧市街まで戻ってくると見学可能な工房がいくつかあった。

ここは銅細工の店。

こちらは紙漉きの工房。

出来立ての紙に多色印刷された作品。

Holy Mother Bolnichka

オフリド湾を東に進んでみる。コーヒーの屋台からレゲエが流れている。

ダッチパークの先にヨットハーバーがあった。

橋を渡ってみたが何もなさそうなので引き返す。オフリドの街ではトイレが見当たらない。しかたなく湖岸のホテルで借りた。

町の東側を通って宿まで帰る。

途中で見つけた名もない正教会。観光地ではないが歓迎してくれた。

撮影の許可もとりゆっくり鑑賞。祭壇の木彫りが美しい。

帰りにスーパーを梯子して買い物。

日本では肉屋の量り売りで買うことなどないのに、こちらではショーケースを見るのが楽しくなってきた。

キッチンに隣接のベランダで静かに食事。本日も豚肉ステーキ。スコプスコ・ビールの黒もいける。桃はスコピエから運んできて正解。ここではスコピエの３倍くらいする。

6月16日(金) 朝ご飯をゆっくり食べて10時にチェックアウト。天気予報は雨だがなんとか持ちこたえている。

きのう見落としたイコンの手彫り工房を見学。

見晴らしのよい遊歩道を通る。

岬の教会へ。

更に進んだ遊歩道の中に昨日見つけた東屋がある。ここが第一拠点。

今日はここで湖を眺めて過ごす。

第二拠点は二つの坂のピークにある。ベンチが二つあり、荷物を広げるには好都合。ここで食事をし、旅の家計簿をつけ、爪を切った。

坂を上ってきた観光客が20分に1組くらい休んでいく。オランダ人のおじさんだったり、ウラルから来た家族だったり。

ビーチに一度下りてみた。数組のカップルが泳いだり休憩している。

ビーチといっても河原のような石ころだらけで座りにくい。

湖の波はチャプチャプとうるさいので、すぐに崖の上に戻る。

小型の遊覧船が行き交う。

エメラルドの湖面。

入江まで降りてみた。

入江にある小さな祠のような正教会。

撮影できるか尋ねたら１枚だけならOKとのこと。四畳半ほどの内部。

17:30　東屋に西陽が斜めから当たって屋根が役に立たない。これでは暑くて寝ていられない。東側に一旦退散。

20:01　再び岬に戻る。意外にもこの時間になると散歩する人通りが多い。

20:20　夕焼けマックス。

４分後、刻一刻と色が変わる。

20:41　もうこの辺でいいかな。

対岸の夜景。

夜のサミュエル通り。

サミュエル通り 散歩・街歩き

ショーウィンドウを眺めながら。

昨日は準備中だったギャラリーが今日はオープンしていた。奥のカウンターでジュースを貰う。

真珠のジュエリーショップが並ぶ。

広場の一角にある祠のような祭壇。

カイマックというものを買ってみた（150gで104円）。ヨーグルトとチーズの中間的な味。ウクライナで売っていた一番安い「チーズとは呼べないチーズ」に似ている。

夜の公園巡り。

オフリド広場 広場・公園

聖キリルとメトディウスの像。

聖キリルとメトディウスの像 モニュメント・記念碑

22:54　まだまだ人通りが多い。

オフリド港にうかぶ船。

オフリド港 海岸・海

聖ナウム修道院はオフリドの南30㎞にあるが、聖ナウム像はオフリド公園内にもあった。

Monument to St. Naum of Ohrid モニュメント・記念碑

雨が降り出したので屋根の下に避難。このあと夜明けのバスでアルバニアへ。

この旅行記へのコメント （2）

• kayoさん 2017/11/23 11:20:09

  晴天下のオフリド

  Halonさん、こんにちは！
  
  先週見たオフリドの景色がHalonさんの旅行記を見て思い起こされました。
  ただし天気が悪すぎ！Halonさんは晴天に恵まれ良かったですね。
  
  私もいっぱい見落として帰ってきました。
  あの聖クリメント教会の横の工事中現場は教会跡だったんですね。
  遺跡発掘現場かと思っていました。
  
  工房見学なども出来たんですね～。
  オフリドは1泊だけでずっと雨、日照時間も短く16時半には暗くなり
  時間が全然足りませんでしたが、それなりに楽しめました。
  
  kayo

  Halonさん からの返信 2017/11/23 19:04:46

  RE: 晴天下のオフリド

  kayoさん、こんばんは！
  
  先週オフリド、そうですか。
  バルカン半島の旅から戻られたのですね。
  お帰りなさい。
  
  私の旅とは違う夜の長い季節を楽しまれたのですね。
  きっと湖面の色も違ったことでしょう。
  
  旅行記を楽しみにしております。