東欧12カ国巡り13Ж普通の町スタラ・ザゴラと観光地プロブディフ

2017/06/08 - 2017/06/10

ヴェリコ・タルノヴォからプロブディフへも鉄道で移動。途中のスタラ・ザゴラという乗り換え駅で野宿してみた。観光地ではないただの町をほっつき歩く。
プロブディフは想像以上に観光地。町の中心の歩行者天国沿いに宿を取ったからとっても便利だった。
【交通】
6/8 Veliko Tarnovo 11:41 ⇒ Stara Zagora 14:45 普通 40103　6.5レバ
6/9 Stara Zagora 4:30 ⇒ Plovdiv 6:29 普通 80110　5.7レバ
6/10 Plovdiv 11:13 ⇒ Sofia 13:51 特急 8610　9レバ
【宿泊】
6/9 Gramophone Hostel ドミトリー　9ユーロ(Booking.comで予約)
【地理】スタラ・ザゴラ：16万人、標高200ｍ　プロヴディフ：37万人、標高164ｍ
【為替】1レバ≒63円、1ユーロ≒124円

エリア プロブディフ(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

ヴェリコ・タルノヴォからスタラ・ザゴラ行きの普通列車に乗る。
Veliko Tarnovo 11:41 ⇒ Stara Zagora 14:45 普通 40103　6.5レバ

8人コンパートメントを一人で占有。乗り心地良好。

大きな森の小さな駅。

スタラ・ザゴラは観光地ではないもののターミナル駅なので大きい。

待合所には縁台のようなベンチがいくつかあった。これはいい！外は雨なのでベンチにあぐらをかいて次に行くプロブディフの予習をする。

小雨になったので町を散策。

中国風にも見える池のある公園。

繁華街には1レバのハンバーガーを売っていた。

公園の屋根の下で雨宿り。二組ほど先客がいた。

オペラハウスの演目はKapMeHと書いてある。え～と、キリル文字ではPはRの発音だからカップメンじゃなくてカルメン！

オペラハウスの裏には何やらローマ遺跡風の広場。

再び公園に戻って花壇を愛でて、

ビザンチン風のドームは歴史博物館。

一旦駅に戻る。駅の近くには巨大スーパーもあって便利。

ライトアップされた教会。なんせ日暮れが10時近いから深夜の1時くらいまで人通りが絶えない。

暗くなってからまた繁華街を散歩。

カジノみたいな店が数軒連なっていた。中にはスロットマシーンが並んでいてバニーおばさんが迎えてくれる。

スタラ・ザゴラ駅の縁台で寝て朝4:30の列車に乗る。同時刻に二本発車するとは思わなかった。3番ホームと表示してあったが、実際は2番ホームから発車。

コンパートメントではないが客はほとんどいないので構わず寝る。

トイレは一見広くて綺麗だけど残念ながら水は出ない。

お世話になった普通列車。ブルガリアの列車にはほとんど落書きがしてある。中には窓ガラスまで塗りつぶされているのもあり景色が見えずに困る。

グラマフォン・ホステルまでは駅からゆっくり歩いて30分、ステファン・スタンボロフ広場の近くにある。繁華街の真ん中にあり観光名所へも近くて便利。まだ7時過ぎなので階上のドアが開かなかった。チャイムを鳴らしても反応が無いので先に観光を始める。

繁華街のアートな水飲み場。

スベタ・マリナ教会の木造の塔　Sveta Marina church

内部はオーソドックスな正教会。

聖人の手型があった。すぐ近くにローマ劇場跡があったが通り抜けできないので、一旦大通りに出る。

提灯タイプの照明。

建物の壁いっぱいに絵。

遠回りしてやっとローマの円形劇場跡にたどり着く。

ローマの円形劇場跡 史跡・遺跡

階が上がるほどせり出した建物を発見。ブルガリア独特なのかな。ブルガリア・ルネッサンス様式というらしい。動き出しそう。Lamartine's House

聖コンスタンティン・エレナ教会。1832年。

聖コンスタンティン エレナ教会 寺院・教会

入口横の壁いっぱいに戦いの絵。

プロヴディフ民族学博物館の曲線もユニーク。バロック様式と民族復興様式の複合。

プロヴディフ民族学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

内部はゆったりした展示スペース。

土塀の屋根も曲線を描く。

突き当りを登り切った城壁跡がネベット･テペ｡

ネベット テペ 史跡・遺跡

ここから市街が一望できる。

帰りに立ち寄った織物工房。

狭い路地にお互いせり出し屋根が重なり合う。

中を覗かせてもらうと「ここは博物館じゃないよ」とのことで素早く退散。内部の重厚な造り。

素敵な庭園。

とある水色のホテル。

コンサートホールの壁画。

チェス・プレイヤーズ・ハウス

10:30に宿のチャイムを鳴らしたが、開けてくれたのはイギリス人の宿泊者だった。キッチンでお湯を沸かし、バッテリーを充電。

メールチェックの後、ソファーで寝る。

12時にスタッフが来てようやくベッドを確保。ここの欠点はトイレとシャワー室のカギが無いこと。いろんな安宿に泊まってきたが鍵が無いのは初めてだ。対策としてトイレに入るときはドアの下にサンダルがわざと外から見えるように置いた。

宿から真下にアレキサンダル バテンベルグ通りが見える。

アレキサンダル バテンベルグ通り 散歩・街歩き

ホテルの三軒隣にオカズを選んで店内で食べる店があったのでトライ。

グリーンピースと牛肉のテレシュコ・メソという料理が美味かった。パンと合わせて4.2レバ＝265円。

アレキサンダル バテンベルグ通りに座っているミロの像。彼の耳元で願いを呟けば叶うんだって。

ジュマヤ広場に面した建物。

ジュマヤ広場 (ジュマヤ公園) 広場・公園

その向かいに建つのがジュマヤ モスク。

ジュマヤ ジャーミア (ジュマヤ モスク) 寺院・教会

イマレット・ジャーミヤ　1444年。レンガ造りの素朴な外観。

イマレット モスク 史跡・遺跡

敷地とは関係なくメッカの方向＝南南東に向けて建てられている。よって入口は北北西を向いているので、いつ行っても逆光だ。

町の北を流れるマリッツァ川にかかる一風変わった橋。

マリッツァ川 山・渓谷

橋が丸ごとアーケード街になっている。

橋の店の一例。お菓子屋さん。

統一記念碑。1885年の東ルミリアとブルガリア公国の統一100周年を記念。

ブルガリアで最も手軽な食べ物ピザ。６分の1カットが1.2レバ。２カット買うと2レバに割引、という店をよく見かける。

二種類選んでひとつは持ち帰り。ひとつを広場で食べる。

金曜７時のローマ競技場跡では簡単なコンサートが催されていた。

ローマの競技場遺跡 史跡・遺跡

ブルガリアのビールはどうも僕の口に合わない。1.23レバ＝77円
チョコは80gで0.87レバ＝55円と安い割に味はまとも。

古代ローマ劇場跡が市内の複数カ所に点在している。

手前が工事中でたどり着けなかったカトリック教会。

サハト テペ公園は市内を見下ろせる小高い丘。

サハト テペ公園 広場・公園

西側に見える丘の上にはアレーシャ記念像＝ロシア軍人の像が立っている。

11時台の列車に乗るつもりで駅まで歩く。ステファン スタンボロフ広場の噴水。ローマ公開会議場跡は見るつもりが、気付かずに通り過ぎた。

ステファン スタンボロフ広場 広場・公園

Plovdiv 11:13 ⇒ Sofia 13:51 特急 8610　9レバ

ソフィアまでの車窓は平野が続く。

ソフィア駅にて面白い太鼓を持っている人がいたので、写真を撮らせてもらった。

ソフィア駅に到着。