
2017/06/17 - 2017/06/19
23位(同エリア157件中)
Halonさん
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ティラナ行きのバスはミニバスだった。当初予定していた半分の時間で到着。大型バスとはルートが違うらしい。
アルバニア人はこの旅で一番人懐っこい。アジアを旅している雰囲気。イスラム教の戒律が緩やかで、モスクにも気さくに招き入れてくれた。
今回は首都ティラナと北部のショコドラだけの滞在だったが、次の機会があれば南部も訪れたい。
【交通】
6/17 Ohrid 4:50 ⇒ Tirana 7:50 ミニバス 670デナリ
6/18 Tirana 11:47 ⇒ Shkoder 13:21 白タク 500レク
6/20 Shkoder 9:00 ⇒ Ulcinj 10:13 ミニバス 5ユーロ
【宿泊】
6/17 Propaganda Hostel ドミトリー 朝食付 6.7ユーロ(Booking.comで予約)
6/18~19 Florian's Backpackers ドミトリー 朝食付 5ユーロ(Booking.comで予約)
【地理】ティラナ:76万人、標高110m シュコダル:21万人、標高13m
【為替】1デナリ≒2円、1レク≒0.92円、1ユーロ≒124円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 2.0
- 交通
- 3.0
-
4:45 出発5分前になってもバスは現れない。事務所の女性に聞いたら今呼んでいるという。数分後にミニバンが現れ僕1人を乗せて出発。なぜかオフリド港のフェリー前に停車。ん?これから湖を渡るのか?さすがにそれはなく、客が数名乗ってきた。
その後も別の数カ所で客を拾い、運転手を含めて8名で国境へ。
パスポートチェックはあっという間だった。
5:52 アルバニア入国。 -
山の斜面に東チベットのような不思議な建造物。
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6:40 休憩、既に半分の距離を移動。
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7:24 トンネルを越えればティラナ行政区。
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7:50 ティラナの中心部で車を降りる。まさか3時間で着くとは。地図で見ると着いても不思議じゃない距離だが、事前情報では6時間を見込んでいた。
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チェックインする前にまず両替。
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8:20にはチェックインできた。支払いはユーロも選べたので、レートを計算して若干お得なユーロで支払う。
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部屋に荷物を置いた後、シャワーを浴びてリフレッシュ。無料の朝食も食べてくださいと言われて頂く。チーズ入りのパンケーキがボリューミー。
仮眠を取って10時過ぎから観光開始。 -
共用スペースには毛沢東やヒトラーの写真。ガスマスクまで飾ってある。シャレだとは思うがアルバニアだけに本気かも。
仮眠を取って10時過ぎから観光開始。 -
公園にトーチカ。
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州政府ビルの前は警備が厳重。
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だが横の芝生には妙な形の作品があり変な組み合わせ。
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ティラナピラミッド。廃屋風。
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観光マップがあったのでチェック。郊外まで行けば城もあるようだ。
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巨大なジャングルジム風モニュメント。作者には日本人の名前が。
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道向かいにも金色の壁のようなモニュメント。たまたま信号が青になったから近づいてみたら、壁の内側は公衆トイレ代わりに使われてひどい有様。
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次に現れたのはセメント造りのドーム。内側には写真がずらり並んで何やら解説が流れている。元々は要人用の核バンカーだったそうだ。
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ツアー客の行く先に時計塔が見えてきた。
時計塔 建造物
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ティラナ最大の見所がこのモスク。外観のイスラム文様が綺麗だなと鑑賞してから中へ。
ジャーミア エトへム べウト 寺院・教会
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白い髭の老人が招き入れてくれた。
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内壁一面のフレスコ画に息をのむ。
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大部分は植物の紋様が描かれているが、その中にモスクが描かれている。木造部の深緑が渋い。
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エントランス上の絵を改めて鑑賞。ここは内部と趣が違い、水辺の建物や熱帯風の樹木が描かれている。1793-1821年建立。
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国立歴史博物館の正面に掲げられたモザイク画には銃を持つ女性と国旗を持つ男性。
国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館前のスカンデルベグ広場は中央が少し高く、傾斜を伝って水が四方に流れている。底の薄い靴だとすぐに浸水しそうで微妙な演出だなあ。それに底の擦り減った僕のサンダルでは滑りこけそうで、ひたすら避けて通った。
スカンデベルグ広場 広場・公園
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博物館の向かいにはスカンデルベグの騎馬像。中世アルバニアの君主であり、オスマン帝国に抵抗した民族的英雄である(wiki)。
スカンデルベグ像 モニュメント・記念碑
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面白いデザインの橋。ティラナはこれまでの東欧の街とは違い重厚さはないが、街全体が現代アート。
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ベランダの椅子に洗濯物を干す。風が強いので安全ピンやダブルクリップを使用。すぐに乾いた。
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地元のティラナ・ビール。65レク=60円、味は普通。
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ここのキッチンはスタッフが占有していて使いにくい。「使った皿は洗って下さい」と貼紙がしてあるがスタッフが使った皿がシンクに山積みだ。この日も夕食はポークステーキ。ついでにスタッフ賄い食の豆料理をつまみ食い。
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夜中に室内が暑かったので窓を開けていたら蚊に刺された。ベランダの下がオープンバーなので深夜までうるさかった。
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朝方、トイレから戻るときに茶色の足跡に気づいた。これも何かの演出かなと思ったら、なんと部屋の前に糞が落ちていた。さてはあの室内犬の仕業だな。
スタッフに言ったら恐縮して部屋の中まで掃除していた。 -
6月18日(日) 11時ごろにチェックアウトしてシュコドラ行きバス乗り場まで1㎞ほど歩く。ティラナの町並みはビルが色とりどり。
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Zogu I Ziのラウンドアバウトまで来たが、シュコドラ行きのバスが見当たらない。代わりに相乗りの白タクがいた。僕が最後の客ですぐに出発。
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ドライバーの言い値は500レクで情報よりも100高いがそのまま乗り込む。
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車は途中のガソリンスタンドで荷物を受け渡ししながら進んだ。そのせいか思ったよりも進みが遅い。
11:59 空港を通過。 -
右手には風光明媚な岩山。車内の会話は当然アルバニア語なので全くついて行けず。
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13:20 シュコドラに到着。町一番の大モスク。
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シュコドラは思っていたより観光地のようだ。レストラン街を北上して今夜の宿へ。
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各国のにわかスタッフが運営するバックパッカー宿だ。
朝食付き5ユーロと格安だがいろいろとツッコミ所が多い。使えるトイレがひとつしか無く扉の上下が大きく開いてきる。 -
キッチンに電子レンジは無く、洗い物はたまりがち。
そして一番痛いのはホットシャワーが壊れて出ないこと。二週間以上も放置されていてオーナーの対応が遅い。 -
週末にはホームメイドワイン付きのオーガニックフードパーティーが5ユーロで、少し離れた同じオーナーの宿で開かれていたが肉は無い(行かなくてよかった)。
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今日は観光する気は無いので、近くの市場へ買い出しに。ティラナとはまるで違い、路上で野菜を売っているところを市内の何カ所かで見かけた。
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市場を歩いていると周りから声がかかる。ポーズをとるので写真を撮ると、頼みもしないのに売り物の蒸留酒ラキヤをペットボトルの蓋に注いで飲ませてくれた。スコピエのよりは癖がない。その横の赤ワインも。こちらはすっぱ過ぎる怪しい味。再びラキヤ。しまいには直接注ぐから口を開けろと言う。さすがにそれは受けなかった。
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隣のオリーブ屋のおっさんからは酢を飲まされた。ここでもラキヤをコップで店先に座ってご馳走になる。
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周りの店主から差し入れのパン、チーズ、胡瓜にオリーブ漬けを加えて肴も充実。こちらからはパスポートや旅行計画書、各国の通貨を見せて楽しんでもらう。5円玉も記念に渡す。
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最後に商品のジャガイモを買って別れる。近所で桃1kg(10個)を40レクで買う。スコピエ以来の安さだ。
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年齢不詳のとっつぁんぼうや現る。なんだねチミは?
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肉を求めて市場へ分け入るが肉コーナーは既に閉まっていた。
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表通りに戻ると歩道で弦楽器屋にひっかかる。店の主人に演奏してもらった。
ラフッドは一弦の擦弦楽器。トルコから伝わった楽器とのこと。 -
左下、二弦のチフテリが70ユーロ。
右下、シャルキーは五弦。 -
興がのってきてコーヒーをご馳走になる。
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向かいの店主も出てきてセッションが始まった。通訳係の若旦那によると、この店主は知られた演奏家らしくビデオを見せてくれた。
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そういえば肉を買いに来たんだった。若旦那に肉屋を聞いて再び肉探し。ムスリムが多いこの街には豚肉は売ってない。
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マトンかビーフ、冷凍のチキンもあるが買う気がしないので、ビーフハンバーグを2枚買う。100gで50レク。
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宿でアルゼンチン人からビールをご馳走になる。2リットルのペットボトル入り。
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民族服を着た女性が前を歩いていた。
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道を歩いていたら店主に呼び止められて写真を撮る。
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すると売り物のジュースをくれた。
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続いて声をかけてきた少女。カメラの前でポーズを取るのでまたパチリ。
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だいぶ郊外まで歩いてきた。
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ロザファ城が見えてきた。そもそもシュコドラとはアルバニア語で「丘へ行く」を意味するそうだ。その丘がこの城。
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ロザファ城、入場料200レク。
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ファースト・ヤードにある城壁から市内を一望する。
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セカンド・ヤード。
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北側に見えるブナ川とその先にシュコドラ湖。
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サード・ヤード。ロザファ城の先端方向を望む。
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ロザファ城の先端付近でブナ川(右)とドリン川が合流。20㎞先でアドリア海へ注ぐ。
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南側は蛇行するドリン川。
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城内を1時間ほど歩き回った後、石畳を下って下界へ。
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アルバニアのモスクは壁の装飾が緻密できれい。入口で立ち止まって見ていたら、礼拝に来た男性が中へ入るよう誘ってくれた。
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内部はステンドグラスとシャンデリア。木造に白壁の愛称もよくどの国とも違う。
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互い違いの窓。
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こちらに興味を示してくれた少女。アルバニア人はみんな人懐っこい。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- kobapyさん 2018/02/25 14:36:15
- 絵葉書のような鮮やかな景色!
- Halonさん、こんにちは。
遅くなりましたが、アルバニアの旅行記を拝見しました。
私の旅行と違い、現地に住むかのようにゆったりと旅をされて
節約旅では有るけども優雅な感じがします。
退職後にHalonさんのような旅をするのが私の夢です。(笑)
それにしてもアルバニアの景色は色鮮やかで、絵葉書の様ですね。
フレンドリーで人懐っこい感じも旅行者にとっては嬉しいですね。
出国時小銭を減らすようにしていたのですが、今回パキスタンで結構日本のコインをねだらました。
やはり5円玉は必須ですかね~。穴の開いたコインは珍しいようですし。5円で話が弾むなら安いものです。(^^)
次回は10枚くらい持っていこう(笑)
続きもぼちぼちと拝見させていただきます。
kobapy
- Halonさん からの返信 2018/02/25 17:55:17
- RE: 絵葉書のような鮮やかな景色!
- kobapyさん、こんにちは
おお〜優雅な旅と感じて頂けましたか!
なるべく優雅と思われるような路線でいきたいと思います(笑)
アルバニアの真っ青な水の色と周りの緑のコントラストには感動しました。
ヨーロッパでは人から話しかけられることも少なかったので、とても新鮮でした。
出国時に不要なコインを持ちたくありませんね。私も5円玉以外はきっちり無くなるようにバス代をいくら使うか計算しますよ。
5円玉は渡すと人によりますが、何人かはとても喜んでくれました。
これで笑顔が見れればほんと安いものです。
お釣りで状態のよい5円玉を貰った時は貯めておくようにしています。
最近ではエスカレートしてきて○○6円の買い物だと1円玉を出して5円玉のお釣りをゲットするようになりました(笑)
Halon
-
- arfaさん 2017/12/06 22:54:18
- こんばんはarfaです。
- Halonさん、こんばんは。
アルバニアって子供からおじさんまで写真を撮ってと声をかけてくるんですか。おじさんは何かくれるところが
インドとは違いますね(⌒‐⌒)
あんまり仲は良くないけどセルビア、モンテネグロ、ボスニアと旧ユーゴの国はなかなか魅力がありますね。
- Halonさん からの返信 2017/12/07 11:06:53
- Re: こんばんはarfaです。
- arfaさん、ご無沙汰しております。
確かに、なんかくれるところがインドと違いますね。ウケました。バルカン諸国は人間がいいと評判なのは本当でした。
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