東欧12カ国巡り４Ж城とシナゴーグのクラクフ

2017/05/15 - 2017/05/17

早朝クラクフに到着。旧市街の広場とその南にヴァヴェル城、さらに南にシナゴーグ街があり歩き回るのにちょうどよい規模の観光都市。二日目の午前中は雨に降られたが天気はすぐに回復。
この町の教会ではパイプオルガンが身近に感じられた。いつも使ってそう。
週イチの無料スポットが多いのもうれしい。
【交通】
5/14 Wien 21:00 ⇒ Krakow 4:55 JORDANバス　29ズウォティ(834円)
5/17 Krakow 0:05 ⇒ Warszawa 4:45 Polskiバス 17ズウォティ(473円)
【宿泊】
5/15 B Movie Hostel ドミトリー　朝食付　24ズウォティ(Hotels.comで予約)
【地理】クラクフ：76万人、標高219ｍ
【為替】1ズウォティ≒30円、1ユーロ≒124円

エリア クラクフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

クラクフのバスターミナルで明るくなるのを待つ。

MDA バスターミナル (クラクフ) バス系

待合室内の両替所は1ユーロ＝3.4ズウォティにしかならないぼったくりレート。
アウシュビッツ行きのバス停があった。

駅の地下道を抜ける時に5:38分発のアウシュビッツ行き列車が停まっいたのでホームに上がってみる。1～3時間に一本程度は走っているようだ。

クラクフ本駅 (クラクフ中央駅) 駅

早朝の旧市街を観光しながら宿まで歩く。

バルバカン 建造物

フロリアンスカ門をくぐると、

フロリアンスカ門 (聖フロリアン門) 建造物

旧市街を南北に走るフロリアンスカ通りに。

誰もいないショーウインドーを遠慮なく撮れるのはいい。

レートのよい両替屋も発見できた。1ユーロが4.15ズウォティ。

聖アンドリュース教会。

聖アンドリュース教会 寺院・教会

ヴァヴェル城が青空の下に見えてきた。天気予報は小雨なので、晴れているうちに写真を撮っておこう。

ヴァヴェル城 城・宮殿

スロープを上ると中庭に入れた。

城内には大聖堂もある。

一通り写真を撮ってから別の道へ通り抜けると川が見渡せた。

城の南壁。

ヴァヴェル城の南にある聖ベルナルト教会。

聖ベルナルト教会 寺院・教会

ここは夜になるとオルガンコンサートも開かれる。

装飾が立派なオルガン。

予約済のホステルは旧市街とユダヤ人街の中間にあってまずまずの立地。

チェックインは14時からなので、まずは宿に荷物を預けて奥のしゃれたソファーで休憩。

9時に両替屋が開いた頃、さっき見つけた店まで戻り50ユーロを両替。

ポーランドで最初に買ったのは屋台のゴマ輪っかパン。

午前中は宿の南東にあるシナゴーグ群を見学。

まずは目に付いた教会の内部へ。Corpus Christi Basilica

バロック様式の高祭壇とゴシック様式が混在。

黒と黄金の重厚な色彩は日本の寺のようにも感じる。1340年頃から15世紀半ばまで段階的に建設。

入口付近は奥とまるっきり別の教会のように見える。

子供の飛び出し注意。

スタラシナゴーグにあるユダヤ博物館は月曜が無料。

スタラシナゴーク (ユダヤ博物館) 博物館・美術館・ギャラリー

ユダヤの聖典やそれを納める筒型の展示が多い。

建物の外観はレンガ造りの工場に見えるが、もとはユダヤ人ゲットーだったようだ。

昼食は手書きメニューのレストランでポークリブと野菜スープ。

スープは味噌汁のような優しい味。ポークは脂身が多かったがカレーっぽいソースがおいしく、3本のあばら骨についた肉もうまかった(計17ズウォティ≒510円)。

ノビ広場の円形建物ではピザトーストや寿司ロールが売られていて、多くの若者が地べたに座って食べていた。

ノビ広場 広場・公園

周辺には八百屋やアンティークの屋台が並んでいてナチス親衛隊のバッジや鉄兜まで売っている。香港で日本の軍票を売っている感覚なのかな。

シナゴーグ巡りのルートに従い、もう一度観光。

テンペル・シナゴークからスタート。

テンペル シナゴーク 寺院・教会

イザーク・シナゴーク。

イザーク シナゴーク 建造物

レム・シナゴーグ。

ミニ・オルゴールが曲別に並んでいる。ハンドルを回して試聴可。

2時を過ぎたので、ようやくチェックイン。窓付きの10人部屋はライト、ロッカーや物干しもあって快適。

聖ペテロ聖パウロ教会。

聖ペテロ聖パウロ教会 寺院・教会

ポーランドでは多くの教会にパイプオルガンが設置されていた。

聖マリア教会のある中央広場にやってきた。

聖マリア教会 寺院・教会

白い馬車が何台も客待ち中。女性の馬車使いも。

織物会館の内部はお土産屋。

織物会館 (織物取引所) 市場

市庁舎の塔に上る。ここも月曜が無料。

旧市庁舎の塔 建造物

最上階からはクラクフが一望できる。

鐘の横のガラスケースに時を刻む歯車が納められている。

広場側。

途中の階には中世の衣装。

塔の麓にある顔。

街を行くトラムは現代的デザインだがゆっくり走る。

聖フランシスコ教会に入ってみた。見学者は他に一組だけ。

聖フランシスコ教会 寺院・教会

ドミニカン修道院（Holy Trinity Church）。

ドミニカン修道院 寺院・教会

水色の高い天井を持つゴシック様式。1250年建築。1872年再建。

5月16日(火)
昨夜は5時間熟睡のあと朝までうとうと。
8時前から宿の朝食。パン、チーズ、コーヒーなど。
11時前にチェックアウトして荷物をフロントに預ける。番号札を付けてドアには鍵もかけてあるので安心。
写真はホステルの階段から見える中庭。

日本美術マンガ館に行く途中で見つけたスカウカ教会。

ここでパイプオルガンの演奏に出くわし、3曲ほど鑑賞。

たぶん一人でコンサートの練習をしていたのかな。他に観光客もいなくて本当にラッキーな空間だった。

マンガ館のほうはよく理解できず。浮世絵があるはずなのだが、そんなフロアーは見つからなかった。にわか雨がやむまで暫く待機。

日本美術 技術博物館 マンガ館 博物館・美術館・ギャラリー

午後からはMさんに地下宮殿が無料だと聞いて出かけたが3時前に入場終了していた。帰りにヴァヴェル城の教会に寄ったら素晴らしかった。

ヴァヴェル大聖堂 寺院・教会

尖塔の鐘。

塔からの眺め。

地下には歴代の王や英雄の棺が納められている。

旧王宮にある宝物館には無料で入ることができた。撮影は禁止。ライフルに施された象嵌細工が素晴らしかった。

ヴァヴェル城 旧王宮 城・宮殿

ワルシャワから先はまだバス予約をしていないのでスマホから予約。
フロントでプリントアウトをお願いしたら、受付の女性が快く引き受けてくれた。
すっかり仲良くなった気分で、宿を出るときに手を振ったら相手は戸惑い顔。さっきのはあくまでもお客への対応、ですよね。ハハハハ。

駅前のモールで暫く時間潰し。でも９時には閉店したので、その後は待合室でバスを待つ。椅子に寝てたら大きな女性の警備員に起こされた。
外は寒いのでぎりぎりまで待合室で待つ。

Polskiバスは真っ赤なシートで”陸のエアーアジア”という感じ。

この旅行記へのコメント （4）

• ラムロールちゃんさん 2017/08/04 21:41:36

  青が！

  Halonさん、こんばんは(^o^)
  
  空の青が、ものすごく効いてますね！
  びっくりして、思わず姿勢を正しました（←何故？）
  ゴマ輪っかパン(美味しそうです♪)の屋台の青も、結構パンチがありますが。
  
  受付の女性、アジアだったら、手を振り返してくれたかもしれませんね。
  それとも、恥ずかしそうにニコニコかな。
  
  ラムロール

  Halonさん からの返信 2017/08/04 23:14:07

  RE: 青が！

  ラムちゃん　こんばんは
  
  新調したカメラの設定（コントラストとか）をさっそくMAXにして使っているので、空の青は現実以上に青くなってたりします。
  建物の色や太陽の向きとかで、青かったりそうでもなかったり。
  カメラに振り回されている感もあり。
  
  お〜屋台の青もパンチがありますね。
  言われて気が付きました。
  
  控え目な受付の女性のおかげで、ポーランド女性のイメージは◎です！
  
  Halon

• hidezouさん 2017/08/03 20:28:14

  こんばんは〜

  Halonさん、こんばんは〜
  
  東欧12カ国巡りの大作、興味を抱きながら拝見しています。
  
  Halonさんの画像の素晴らしさに毎回唸っております、
  テクニックの凄さを感じますが、機材は一眼レフかなって思ってます。
  私も撮影の技術を向上させなくてはと反省中でござる・・・
  
  次回の旅行記を期待してま〜す。♪
  
  hidezou

  Halonさん からの返信 2017/08/03 22:09:28

  RE: こんばんは〜

  hidezouさん　こんばんは〜
  
  写真を褒めて頂きありがとうございます。
  前回のアジア旅行中にカメラが壊れてしまったので、今回Eos kissの一番安いやつを新調いたしました。生涯初の一眼レフです。
  これまでのカメラより100ｇ重いのですが、見かけがデカい割に軽いので、錯覚を起こしてかえって軽く感じます。一日中たすきがけにしていても肩や首は大丈夫でした。
  それに電源を入れっぱなしにしても電池が意外に長持ち。
  いつでもシャッターがきれるし、ピントもよく合うので使いやすくて気に入りました。
  
  今回行ったヨーロッパの町はどこもトラムが走っていて驚きました。
  hidezouさんのヨーロッパ　トラム三昧の旅行記のとおりだなあと現地で思って見ていました。
  
  Halon