巡礼行３－２）：ログローニョからナバレッテへ。

2013/04/27 - 2013/04/28

■巡礼行３回目；パリを経由してブルゴスへ。
そこから列車を乗り換えて去年の終着地ログローニョへ戻る。

第１日目：パリＣＤＧ空港→アウステルリッツ駅
第２日目：アウステルリッツ駅→ベルサイユ駅→アウステルリッツ駅
第３日目：アウステルリッツ駅→ブルゴス駅→ログローニョ駅→ナバレッテ
第４日目：ナバレッテ→ナヘラ
第５日目：ナヘラ→サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ
第６日目：サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ→ベロラド
第７日目：ベロラド→アヘス
第８日目：アヘス→ブルゴス
第９日目：ブルゴス→アウステルリッツ駅→ＣＤＧ空港
第１０日目：ＣＤＧ→成田

優雅なグランクラスの旅と素朴な巡礼行

小さな村の小さなマリア像に感動し
コロンビアからやってきている旅の大好きなマリアと出会う。

寒いオカの山道で革袋に入ったワインをいただく
最高においしい飲み物とスペイン人の優しさに感激してしまう。

そしてブルゴスの親切で優しいお爺さんと
偶然出会った僕のかよった大学の先生のお母さん

僕らはますますスペインの田舎が好きになってしまった。

＜＊＊＊＊＊＞夫の言葉
≪＊＊＊＊＊≫妻の言葉
（＊＊＊＊＊）二人以外の言葉

グランクラスの僕らの部屋。
パスポートを渡して個室に入ると
チョコレートとホテルにあるようなアメニティが置いある。
豪華なフルディナーを楽しみシャワーを浴びて狭いベッドに横になり
しばらく窓外を流れるフランスの風景を眺めて過ごす。

エリア ログローニョ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ーグランクラスのシャワー室ー

身体を洗えるのはいいが
列車が揺れる度にどこかにつかまらなくてはならない。

≪使いにくいわ≫
＜確かに、でも無いよりいいよ＞

ー定刻５時４５分、ブルゴス　ロサ・デ・リマ駅に到着ー

４～５組の巡礼者が降りるがログローニョへ引き返すのは僕らだけだ。
マドリッド行きの列車を３時間ほど待つ間カフェで簡単な食事とる。

≪外は寒いのにどうしてカフェを出てしまうの？≫
＜外も見てみたいし＞

ー６日後に戻ってくるロサ・デ・リマ駅の入り口ー

つまり、僕らは６日間かけてログローニョ-ブルゴス間１３０ｋｍを歩く予定だ。

ー定刻１０時３０分ログローニョ駅に着くー

今夜の宿は１４ｋｍ先のナバレッテ村
１１時に歩き始めたので巡礼宿に着くのが少し遅くなる。

＜巡礼宿が空いているかどうか心配だね＞

ーこの標識はなに？ー

１年ぶり、３回目の巡礼路
慣れてきたはずなのに緊張する。

≪あの人はなぜ戻ってくるのかしら？≫
＜土地の人だよ、きっと＞

ー歩くうちにだんだんと調子が上がってくるー

≪青空のもとを歩くのはいつもステキだわ≫
＜ほんま＞

ー遠くの見えていた山が近づいてくるー

≪ナバレッテはどこかしら？≫
＜まだまだだよ＞

ーあの道を越えて進むのだろうかー

ーナバレッテ村に近づくー

ーログロ－ニョから４時間歩きナバレッテ村の巡礼宿エル・カンターロに到着ー

個人経営のきれいな宿で僕らが最後の客だ。

≪よかったわ≫
＜！！！！＞

ー左側の扉がエル・カンターロの入り口ー

個人経営の巡礼宿は定員の人数以上には泊めてくれないので僕らから後の客は
別の巡礼宿へ行かなければならない。
初めての巡礼の頃、宿の主人から僕らは何時もこんな風に言われた。

（すみません。もうイッパイなのでほかの宿を探してください）
＜がっくり＞

少し休んでから村を散歩し
カフェでコーヒーを飲み
巡礼者定食のあるレストランを探そう。

ー小さなレストランの巡礼者定食ー

巡礼者用のフルコースディナー、メニュー・ド・ペレグリーノ（巡礼者定食）

前菜、パン、主菜、飲み物（ワイン、ジュース、コーク）

これで１０ユーロ。

ー前菜はホワイトアスパラー

ー違う種類のデザートはを頼み、半分に分けて食べるー

そうすれば２種類のデザートを楽しめる。
少し食べてしまったプリンと

ーチョコレートケーキー

ごちそうさま。