スペイン巡礼行２－第４日目：ロス・アルコスからログローニョへ

2012/04/30 - 2012/05/01

■巡礼行２回目：パンプロナ→プエンテ・ラ・レイナ→ヴィジャテルタ→ロス・アルコス→ログローニョ→バルセロナ

第１日：パンプロナ→プエンテ・ラ・レイナ
第２日：プエンテ・ラ・レイナ→ヴィジャテルタ
第３日：ヴィジャテルタ→ロス・アルコス
第４日：ロス・アルコス→ログローニョ
第５日：ログローニョ→バルセロナ

巡礼宿の先にあるサンタ・マリア教会の前を通って
ログローニョへ進む１日

ラ・リオハ州の州都ログローニョ
ブドウ畑のなかを１日中歩いても
巡礼者のためのワインをいただいても
日本にいるとき率先してラ・リオハのワインを買ったが
僕らはワイン好きにはならなかった
≪残念で仕方ないわ≫

エリア ログローニョ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

■５月1日巡礼４日目：ロス・アルコス→サンソル→ヴィアナ→ログローニョ

＜最後の日こそ太陽を！＞

と望んでいたが
今朝も雨の降るなかを出発する

－いい加減やんでおくれ！－

回廊の美しいサンタ・マリア教会を素通りして先へ急ぐ

－前を歩く韓国人夫妻－

＜どこまで行くの＞
（サンチャゴ・デ・コンポステーラまでいく予定です）
≪そんなに長く休めるの？≫
（夫は大学教授なの）
≪ふーん≫

荷物を持たないで歩く彼らは次の宿まで大きな荷物を送っているそうだ

－あれがサンソルだよ－

今回のたびの終着地ラ・リオハの州都ログローニョ
その手前にある最後の小さな村サンソルに近づく

－この村を通り過ぎてしまうともうこの先に小さな村はない－

サンソルからログローニョまでおよそ２３ｋｍ、僕らの足で５時間
今日１日で僕らの２回目の巡礼のたびが終わる

＜うれしい？さびしい？＞
≪＊＊！！ーーー両方だわ≫

－雨の中サンソルを越えて進む－

巡礼者の安息場所 トレス・デル・リオ教会に着く頃
ようやく雨が上がり
久しぶりの青空が頭上に顔を出す

＜バンザイ＞
≪なんてきれいなのかしら、お空も教会も≫

－ようやくやってきた青空のもと僕らはログローニョを目指して進む－

－韓国人の先生夫妻と別れる－

彼らはこの先の大きな町ヴィアナで泊まるそうだ

≪気を付けてね≫
（あなたたちも）
（Ｂｕｅｎ　Ｃａｍｉｎｏ）
＜ブエンカミーノ＞

－ビィアナが見えてくる－

ヴィアナはホテルも病院もある大きな町だ
いくつかの巡礼宿はあるが巡礼路は街中を通っていない
ここからログローニョまで１１ｋｍ
ゆっくり進んで３時間ほどだ

－ヴィアナの脇を通り過ぎる－

－右前方に雪をかぶった山々が見えてくる－

前を歩く巡礼者に山の名前を尋ねる

＜失礼ですが、あの山の名前ご存知ですか＞
(ピレネー？)
＜ノー！＞

巡礼は始めてのドイツ人に質問してしまった

－もう少しでログローニョだ－

＜ここを下るとログローニョへ入る橋が見えてくるはずだよ＞

－１００ｋｍ歩いて今回のたびの終点ログローニョに着く－

降っていた雨もあがり
すっきりとした青空が顔を出す
この橋を渡り
右へ進むとSercotel Hotel に着くはずなのだが
街中にやってくると道を見つけるのが難しい

≪おとおさん！ホテルはどこ？≫
＜？？？？？＞