巡礼行１　　番外編２：巡礼路を離れて

2011/05/03 - 2011/05/04

エルグレコに感動しトレドを知った
何時かこの地を訪れたいズット望んでいた

それで二人は巡礼路を離れて、マドリッドのアトーチャ駅からトレドへ来た
だが、グレコの絵よりも僕らの思い出に強く残ったのは
トレド大聖堂の小さな裏口の脇で物乞いをする一人の老婆の姿であった

＜夫の言葉＞
≪妻の言葉≫
（二人以外の言葉）

トレド大聖堂の裏口の前でたたずむ老婆（右下）
彼女はとても優しかった

エリア トレド(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

■５月４日：マドリッド→トレド、ーアルカンターラ橋はどこだろうー

高速鉄道AVANTでトレドに着く
駅から出たとき丁度旧市街へ向かうバスが来ていた
ほとんどの人が乗り込むけれど
僕はアルカンターラ橋を渡ってトレドへ入りたかった

＜バスには乗らないよ＞
≪＊＊＊！！！・・？≫

トレド駅 駅

ーアルカンターラ橋の上でー

エル・グレコの時代、トレドに入るにはこのアルカンターラ橋と反対側のサンマルティン橋がルートであった

＜僕はその時代を感じながら歩きたいんだけど＞
≪いいわ、あなたにまかせるわ≫

アルカンタラ橋 建造物

ーアルカンターラ橋から上流を望むー

ーのぼったり、下ったりー

≪大聖堂はどこなのかしら？≫

ー僕らのやってきたのは裏門だったー

裏門にたたずんでいたお婆さんは堂内への入り口と
表門への進み方を僕らに教えてくれた

≪優しいお婆さんだわね≫
＜！！！！＞

トレド大聖堂 寺院・教会

ー表門へ進むー

－表門から望むトレド大聖堂－

表門の前の広場から見ても大聖堂の全体がよく分からない

－僕らはトレドの路地に迷い込んでしまった－

≪ここはどこかしら？≫
＜迷ってしまったけれど、たまには楽しいよ＞
≪！！！！！≫

－荘厳なトレドのたくさんの教会－

感動を味わうことは無かったが
無数に広がる路地を歩く楽しみを見つけた

＜google map　がなければこの路地から抜け出ることは僕らにはできないね＞
≪何十キロも歩かなくていいのはなんてステキなことかしら≫

－有名なサント・トメ寺院－

その中のもっと有名なグレコの”オルガッス伯の埋葬”
入れ替え制の入場を２０人ほどの中学生がが待っている
僕らもその後ろに並ぶ

＜これが有名なオルガッス伯の埋葬だよ＞
≪フーン≫

サント トメ教会 寺院・教会

－そろそろランチにしようよ－

サント・トメ寺院を出てグレコの家を目指す
でも、おなかが減ってきた

＜あのカフェの木の下でご飯にしよう＞
≪そうしましょ、わたしもペコペコよ≫

－カフェの木の下でランチを楽しむ－

スモ・デ・ナランハ（オレンジの生ジュース）を２杯と紅茶、パンケーキ、果物
このくらいの量で僕らには十分だ。

―グレコの家に入る－

サント・トメ寺院のオルガッス伯の葬儀をスペイン人の子供達の後に並んで見学し
それからグレコの家にやってくる

＜ここには観光客はほとんどいない＞
≪どうしたのかしら≫

－有名な”トレド遠望”の前に僕らはいる－

僕ら以外には誰もいない

≪この絵は本物なのかしら？≫
＜きっとレプリカ、それでも僕にとっては素晴らしいよ＞

あまりの静けさに感激する事を忘れてしまった

－何を見ているの？－

－廊下の奥にある絵は？－

－これも有名なの？－

アッシジの聖フランシスコの前にやって来る。

＜とても有名だよ＞
＜知らないのはお母さんくらい＞

－これは？－

？？？？？
＜僕も知らない＞

－この中庭も二人で占領している－

＜こんな家に住みたいね＞　
≪？？？？？？？≫

－こんな感じはどうだろう－

＜ここはどう？＞
≪いいわね、掃除するのはあなた？それとも私？≫

－こんなことをしゃべりながらグレコの家を後にするー

－路地歩きだけを楽しもう－

－素朴なタイルを見つける－

路地歩きの途中で普通の家の入口の脇にこんな素朴なタイルを見つける

≪この家に人が作ったのかしら？≫

－路地歩きだけを楽しもう―

けれど、少しづつ路地がなくなってきた

－もうここが最後だー

路地歩きにつかれてしまった

－僕らの行っていない北側の街並み－

－こちらは南側の街並み、どこかにパラドールがあるはずだ－

－トレド駅への下り道－

―トレド→マドリッド－

マドリッドに戻りプラド美術館を回ってホテルまで歩く

－目を見張るものの多さに僕らは疲れてしまった－

＜そろそろ我が家へ帰ろう＞
≪！！！！！≫

今夜はReina通りにある花友でディナー
気さくなご主人と奥様
素敵にデザインされた店内
スペイン人の気質や車で行ったサンチャゴデコンポステーラの話
普段は和食の嫌いな僕も美味しい繊細な日本料理に感動する

明日はアムステルダムによってから日本へ帰ろう

アトーチャレンフェ駅 (地下鉄) 駅

この旅行記へのコメント （1）

• churros　さん 2016/08/04 10:06:58

  ごめんなさい

  ！Hola!hiroworldさん、よく見ないで書き込んでしまいました。
  
  私ってオッチョコチョイなもので、日付けを見ずにてっきり今年の旅行記と思い込み、掲示板に書き込んでしまいました、ごめんなさい。
  
  ２０１１年の旅行記だったんですね、だと私たちの第１回目のカミーノと同じ年かな？、でなかってもスペインには滞在していたと思います、これからシッカリと日付けを確認してから書き込みますね、ごめんなさい。
  
  churros