2016東部ポーランド再訪ーたくさんの思い出と共にーありがとうー(19)エルブロング運河のほとり、小さなホテルFolwark Karczemka 3 ～Olsztynオルシュティンへ

2016/10/11 - 2016/10/11

10月11日、今日は列車で長い移動をしてビャウィストクまで行きます。まず、最寄り駅Maldytyから各駅停車でオルシュティンへ。オルシュティンからTLK(急行のようなもの)で3時間45分かかってビャウィストクに19時半に着きます。オルシュティンで待ち合わせ時間が３時間弱あるので、元気だったらオルシュティンの町歩きをする予定です。
Maldytyからの列車が午前中は8時17分と11時44分の2本しかなく、どちらかの列車に乗りたいと送迎をお願いした時、11時44分にしてほしいと言われました。朝早くなんて無理なお願いですね、ごもっともなことです。8時の列車に乗れると一本早いビャウィストク行きに乗れたのですが、それは仕方なかったなと思います。ホテルはタクシーを呼べるような場所でもありませんでしたし、送迎してもらえただけでも本当に有難いことでした。


二年前に初めてポーランドを訪れてから、ポーランドが大好きになり、また行きたいと思っていた念願のポーランドの旅です。たくさんの方たちに出会い、助けてもらい、感動し、無事に帰ってくることができました。ポーランドは一言では言えない深い苦難の歴史があり、その中で生きてきたポーランドの方達のことをとても思います。


9月28日羽田発

Rzeszowジェシュフ　2泊 街歩き、おやすみアニメ博物館、民族博物　　　　　　　　　　　　　　館、泊まりたかったホテル、

Sanokサノク　　　　3泊 圧巻のイコンミュージアム、
　　　　　 　　　　　ポーランド一大きいスカンセン（野外博物館）　　　　　　　　　　　
Lanckoronaランツコロナ　2泊 小さな村 、広場に面したアパートメント

Krakowクラクフ　　　　　2泊 ポーランドの京都の街歩き、コシチュシ　　　　　　　　　　　　　　　　コ山

Gdanskグダニスク　　　　2泊 街歩き、グダンスク造船所が連帯博物館に

★Maldytyマルディティ 2泊 泊まりたかった宿、

★Olsztynオルシュティン経由でBialystokビャウィストク　1泊

Supraslスプラシル　　　 1泊 修道院がイコンミュージアムに

Augustowアウグストゥフ　1泊 湖を巡るクルーズ、街歩き、

Bialystokビャウィストク 2泊 懐かしい都市

ワルシャワ　　　 1泊

10月18日 羽田 着

エリア その他の都市(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日の朝食はレストランでした。お客さんが増えたのかしら。

今朝も美味しそう。

スクランブルエッグをお願いしました、卵１つとお願いしたのだけれど、２つ分(^_^;)。こちらの食事で、不調だった胃腸がすっかり良くなり、しっかり食べられました。

素敵なレストラン。時々、夜にコンサートがあります。

レストランのコーナー。

食事をしていると、(ドイツ人と思っていた)ご家族のおじいさんが 近くに来られたのでご挨拶をすると、「ここはパラダイスだね！」と言われました。本当に美しい所ですね、と答えました。

レストランの向こう側にも部屋があり今日は扉が開いていました、道路側の部屋。おじいさんが、見て回っていらしたので、私も行って見ました。

隣の部屋。

運河側の部屋。おじいさんが外を見ています。左を指差しながら、私はあそこ(Elbarg)で生まれ育ったんだよ、と教えて下さいました。第二次大戦前は、この辺はドイツだったそうです。今は家族とベルギーに住んでいるそうです。

きっと、ご家族に生まれ故郷を見せに来られたんだなあと思いました。違う国になってしまったけれど、おじいさんにとって懐かしい生まれ故郷、"パラダイス"。おじいさんの言葉が心に染みました。

運河が見えます。

階段コーナー。ホテルを11時に出発しましょうとのことで、荷物をまとめたら、また外に出ます。

ベルギーのおじいさんご家族は帰っていかれました。笑顔で皆さんにお別れできて良かったです。

昨日も同じ写真を撮っていました。

運河。

ありがとう。

ボート乗り場。

寒くて雨続きでも咲いてくれていた花たち。

緑の上に点々と白いのがキノコです。

やっぱりキノコはおもしろい。

ムーミンの世界って本当にあるんだ、と思いました。

１つ１つ形が違う、かわいい。

傘のような。

こんもりくっついて動物みたい。

男性お二人、庭仕事？です。オフシーズンです。

お世話になりました。Maldyty駅まで、4km、車で送ってもらいます。

駅まで家無し、駅に近づいても何も無し、無人駅でした。

切符売り場もありません。ホテルの女性が車を止めて一緒に来て下さいました、心強いです。

列車が到着するまで、お互いに片言の英語でおしゃべりしました。ホテルは夏のシーズンは、ノンストップで忙しいそうです。家に帰るのは寝るときだけだそうです。

可愛い赤ちゃんの写真を見せて下さいました。若いママさん、今もおばあちゃまがお世話をしてくださっているそうです。申し訳なくて私はもう大丈夫なのでお帰り下さいと言っても、ちゃんと列車が出るまで見送って下さいました。荷物を列車に持ち上げるのも手伝ってくれました。お世話になりました！

Olszytnまで各駅停車です。女性の車掌さんが列車に乗っていて、車掌さんから切符を買いました。

ここもちょっと寄って見たかった所。

ポーランド語は、想像もつかない読み方だったりするので、書いてあっても発音が分かりません。

荷物を列車に持ち上げるのさえなければ、列車の旅は素敵です。空いていたので、列車内では手元に荷物を置いていました。

マズーリ湖水地方なので、時々、湖がちらほら見えて来ました。

１時間余りでオルシュティンに着きました。

駅も列車も古いですね。

Maldyty11時44分発で、オルシュティンに12時54分着。今日は、ビャウィストクまで行くのですが、オルシュティン発15時47分(TLK急行のようなもの)まで列車がないので、待ち時間にオルシュティンを歩きます。

この旅行記へのコメント （4）

• tabibabaさん 2018/07/17 19:50:57

  ひな子さん　いいね！をありがとうございました。

  ひな子さん私のティニエツ訪問にいいねをありがとうございました。
  そしてまた　東部ポーランド再訪を見せて頂いて感動してしまいました。
  エルブロング運河傍の可愛いホテル、そしてＥｌｂａｒｇで育ったという
  おじいさまの話、確かに戦争で取ったり取られたりの土地ですが
  こうしてドイツ人も大戦後住んでいたポーランドを
  追われ移動させられてしまったのですよね。
  ポーランドの苦難の歴史は言うまでもありませんが
  戦争が人間に与える計り知れない苦しみはお爺さんの「ここは天国だ」と
  言った言葉に、生まれ育った懐かしい土地に思いを馳せる気持ちを思い
  胸が苦しくなりました。
  マズーリの湖水地方には一度行って見たいです。
  そしてこのホテルに泊まってみたいと思います。
  素敵な旅行記見せて頂き有難うございました。
  暑い中お体御自愛ください。
  
  
  

  ひなこさん からの返信 2018/07/19 22:37:25

  RE: ひな子さん　いいね！をありがとうございました。

  tabibabaさま、
  
  こんにちは、
  いつも　いいね　だけで帰ってきてしまいごめんなさい。
  かえってポーランドの旅行記を見て下さってありがとうございました。
  ほんとにtabibabaさんのおっしゃる通りですね。
  おじいさんとお話しした時のことがよみがえってきました。
  言葉が分かればもっとお話を聞けたのに、と思うことが度々あるのに
  勉強したらよいのに重い腰が上がりません。
  宿のフェイスブックを見ると、春夏は花が咲き乱れてとてもきれいです。
  いつか、いらっしゃれるといいですね。
  
  tabibabaさんも、猛暑の毎日、お体を大切になさってくださいね。
  
  ひなこ
  
  
  
  
  
  
  
  
  

• Michyさん 2017/01/12 12:27:35

  優しい人々と可愛いきのこ

  ひなこさん、こんにちは。
  お元気ですか？
  
  本当に素敵なホテルですねぇ。
  ホテル自体の魅力もあると思いますが、旅行記の文章からと旅先で関わった方達の優しさというのか、人々の温かさが感じられて、拝見しながらほっこりと癒される様な気持ちになりました。
  ひなこさんのポーランド旅行記には全てを通してそんな人の優しさというか、素朴で温かいものを感じます。　
  ポーランドの魅力、そしてきっとひなこさんのお人柄なのでしょうね。
  
  それにしても可愛いきのこ達！
  写真を拝見しながら笑みがこぼれるくらい、ホントに動物みたいで可愛い〜♪
  写真でも興奮した位なので、私が実際にみたら声をあげて喜びそう（＾＾；）＞
  いいこ、いいこってかさの部分をなぜてあげたくなる様な雰囲気に、舞い上がってしまいました(笑）
  
  ホテルと言えば、今週から工事が始まり私のホテル暮らしが始まりました。
  色々と不便も多く、年末年明けとイライラがつのる日々でしたが心温まる素敵な旅行記を拝見して救われた気分です。
  
  遅くなってしまいましたが今年もよろしくお願いします。
  
  
  Michy

  ひなこさん からの返信 2017/01/13 12:55:12

  RE: 優しい人々と可愛いきのこ

  Michyさま、
  
  こんにちは、
  いつもご訪問とコメントまでありがとうございます。
  
  素敵なホテルでした、隅々まで心遣いを感じられるーそしておじいさん一家に会ってお話しできたのが宝物。
  受けた思いをそのまま伝わったらいいなあと、細々書いてしまっているのですけれど、私ではなくてもちろん"ポーランドの魅力"です。ポーランドは日本で知られている観光地だけでなくて、地方が素晴らしい！と思うのです。みんなにこんなにいい所よと言いたい思いと、内緒に隠しておきたい思いが交錯します(^_^;)。
  
  きのこ、可愛さが伝わって嬉しいです。
  ね、可愛いですよね。もうなんとも言えなくて話しかけて笑っていました。
  
  お忙しい日々をお過ごしと思いますが、Michyさんの旅行記の続きを楽しみにしています。
  こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
  
  ひなこ