2016東部ポーランド再訪ーたくさんの思い出と共にありがとうー(22) SpraslスプラシルからAugustowアウグストゥフへ

2016/10/13 - 2016/10/13

10月13日、スプラシルを散歩してからビャウィストクに戻りお昼くらいのバスでアウグストゥフに向かいます。アウグストゥフは人口3万人くらいの小さな町で、ビャウィストクから北にバスで一時間半くらいです。９つの湖と広大な原生林に囲まれていて、夏は賑わうようです。アウグストゥフには湖と運河のクルーズが夏は毎日あり、10月にも二回だけクルーズがあることが分かり、その日がたまたま日程に入れられる日だったので急遽、訪れることにしました。
★スプラシルについては、旅行記(21)から続きますが、まだ勉強不足で、現地でもらった英文の案内の日本語訳ができていないので、後日、もっと書けたらなと思っています。


二年前に初めてポーランドを訪れてから、ポーランドが大好きになり、またに行きたいと思っていた念願のポーランドの旅です。たくさんの方たちに出会い、助けてもらい、感動し、無事に帰ってくることができました。ポーランドは一言では言えない深い苦難の歴史があり、その中で生きてきたポーランドの方達のことをとても思います。


9月28日羽田発

Rzeszowジェシュフ　2泊 街歩き、おやすみアニメ博物館、民族博物　　　　　　　　　　　　　　館、泊まりたかったホテル、

Sanokサノク　　　　3泊 圧巻のイコンミュージアム、
　　　　　 　　　　　ポーランド一大きいスカンセン（野外博物館）　　　　　　　　　　　
Lanckoronaランツコロナ　2泊 小さな村 、広場に面したアパートメント

Krakowクラクフ　　　　　2泊 ポーランドの京都の街歩き、コシチュシコ山

Gdanskグダニスク　　　　2泊 街歩き、グダンスク造船所が連帯博物館に

Maldytyマルディティ 2泊 泊まりたかった宿、

Olsztynオルシュティン経由でBialystokビャウィストク　1泊

★Supraslスプラシル　　　 1泊 修道院がイコンミュージアムに

★Augustowアウグストゥフ　1泊 湖を巡るクルーズ、街歩き、

Bialystokビャウィストク 2泊 懐かしい都市

ワルシャワ　　　 1泊

10月18日　羽田着

エリア その他の観光地(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

13日朝、窓からの風景、朝日が昇ってきます。昨日の寒さは嘘のように、今朝の部屋は暖かくて嬉しいです。

ホテルの向かい側。田舎の村の中にポツリとあるホテル(^ ^)。

レストランは広いです。ホテルの口コミに、夜パーティーをしていてうるさくて眠れないと書いてありました。きっと、季節の良い時とかクリスマスとか、結婚式の時には賑やかな宴があるようです。
スプラシルのホームページには結婚されたお二人の幸せそうな写真がニュースとして一面に出ていましたから、そんな時はきっとこのホテルなのでしょう。
でも、今日は、一人 (^_-)。

「今日は宿泊客が少ないので(いや、ひとりでしょう～)、朝食はワンプレートでいいですか？」と聞かれました。もちろん結構です。このお皿が出てきました。私がよそったのではありません。

それでも、1人のためにシリアル、ヨーグルトジュース、コーヒー紅茶にケーキ、果物まで用意されていました。酢漬けの野菜が数種類ありました。

ジュース、紅茶にコーヒー。

卵料理も作ってくれました。普段 卵は苦手なのですが、あの鶏くんたちの卵だと思うと美味しかったです。ごちそうさまでした。

鹿の角でできています。

緑の中の(多分)、ハイキングルートがあるのですが、寒くて行けませんでした。暖かい時に来てたくさん歩いて見たかったです。

ホテルをチェックアウトしてまず川に行きましょうと歩いて行くと、小さな朝市がありました。おばあさんに了解を得て写真を撮らせてもらいました。おばあさんの作ったチーズやジャムだと思います。買ってみたかったな。

野菜やリンゴも売っていますね。ほんとは、買いたかった！ググッとこらえました。

清々しい空気です。

川辺が広い公園のようになっていて、川沿いの道もあります、散歩道。
ここにも、(*^_^*)、信仰深い国だと感じます。日本で言えば、お地蔵さんがあちこちにあったりするような感じかな(まるで違ったらごめんなさい)

白鳥もたくさんいました。夏にはコウノトリでいっぱいになるのでしょう。

しばらくの間、川の風景に見とれていました。

戻ります。

紅葉が綺麗です。

The Buchholtz Palace
( now the Artur Grottger Secondary School of Arts )
18世紀に建てられています。建物の詳しい説明が地図に出ているのですが、まだ訳していなくて(英語でもすぐには読めない、情けなさ！) すみません。アール・デコとは書いてあります。

屋根の上にコウノトリの巣があります。

ポーランドの家の窓辺はどこも魅力的です。

時々、昨日と同じ写真を撮っているようなー。

家の外壁にもイコンがー。

可愛い家々。

ここにもコウノトリの巣。

The Post Evangelical Church of the Blessed Virgin Mary Queen of Poland
地図の説明文によると、ネオゴシック建築で1885年に建てられました。 1980年に修復されるまで、崩壊の危険にあったというようなことが書いてあります。その他にもいろいろ書いてあります。ツアーで見学に訪れている人達がいました。

The Town Hall

スプラシルの年取った木々かしらん。スプラシルには森もありハイキングルートもあり、暖かかったら歩いてみたいところでした。寒さに負けて、そちらの方には行っていないです。

ちょうどバス停があり、座っていたおばちゃまにBialystokと書いた紙を見せると、そうそう、と言ってくれたような？ バスが来たのでビャウィストクに戻りました。

さようなら、スプラシル～～、また来るよ～。

最初は、林(森)の中を走ります。

ビャウィストクに近づきました。ビャウィストクにも新しい建物があります。高層階のホテルとショッピングセンターです。

このpksのバスでビャウィストクまで来ました。次は乗り換えです。

ビャウィストク駅の裏側(に町の中心もある)にあるバスターミナルの建物です。後日、中に入って見たので中の写真はその時に。数日前、フェイスブックを見ていたら、この建物がブルドーザーで壊されていました。古ぼけた(ごめんね) 建物なんですが、懐かしいです。

乗り換え案内を見ると、バスターミナルが右と左に二ヶ所あったのですが、何度往復しても右側にはなく左側だけのようです。pksの他に私バスがいくつかあり、それぞれに切符売り場の小さな建物があります。

バスターミナルから町を見たところ。

バスターミナルにある花屋さん。
アウグストゥフへは、pksと私バスがありました。ちょうど時間が合った私バスに乗りました。

マイクロバスでほとんど満員でした。

自然の中をずっと走っていきます。

牛がいます。

アウグストゥフ経由スバウキ行きのバスです。1時間半かかることが分かっていたので、この辺かな？ 小さな町に止まった時に降りようとしている隣の人にAugustow？と聞くと、ここよ、とのこと、慌てて降りました。どこにも標識とか無いです。

人通りの少ない道に降ろされて、ここがどこだかわかりません。この写真を撮っている場合ではありませんでした。降りた数人はいなくなり、一人残っていた男性に聞いたら、私もわかりませんー。乗り換え案内の地図に出ていた所とは 違うようなので焦りました。(降りた所がどこか確かめなかったのが、後々大変なことになりました。)

人通りが少なくて聞くこともできず、歩き回ってしまいました。工事中。

教会を見つけて、地図とにらめっこして、やっと大体わかりました。

お供えがしてあるのですね～。

とても寒いので、明日のクルーズはもっと寒いでしょう、お店でストールと手袋を買いました。某国製のモフモフ暖かさ一杯のストール(見た目は気にしない)です。ストールを買ったとだけ家に伝えていたので、帰国して現物を見た夫はがっかりしていました(^_^;)、ポーランド製の美しい民族模様のストールだと楽しみにしていたそうです。

アウグストゥフの観光案内所です。町の真ん中に広場(公園のような)があり、そのかたわらに建っています。頑張っていますね。

アウグストゥフの冊子。

地図。クリーム色の所が町です。

「おとぎの国(桃源郷)のような場所」
観光案内所で最後に出してくださったスバウキ、アウグストゥフ地方の案内。カラーで合わせて200ページあり、もう本みたいです、嬉しいです。帰国してから、お守りがわりのように持ち歩いています。(英語ですがまだ読めていません)

St. John Nepomucen

これはポーランド語なので読めません。残念！

広場？の中。

寒いのに噴水。

向こうに観光案内所が見えます。この辺は整備されています。

カフェで、アップルパイと紅茶を、昼食の代わりに。若い女の子が、なんの紅茶がいいですか？と沢山の種類のティーバッグが入った木箱を持ってきてくれました。一つ一つ声を出して読んでいると、私のお勧めはマンゴーです、とのこと。わあっ、マンゴ？初耳です。マンゴにしてみました、マンゴのフレイバーティー、美味しかったです。アップルパイを食べていると、味はどうですか？と聞きにきてくれました。美味しいです！

扉、開いていたので入ってみました。お店と住宅があり、向こうの通りに出ました。

可愛い家。

運河に出てきました。運河沿いに今日泊まる宿があります。

柳？ボートの練習かな？

運河の先はNecko湖です。

橋。

泊まる宿、一階はレストランです。

宿の入り口は裏側にあります。裏側から入っていくとレストランになり、レストランの女性がチェックインの手続きをしてくれました。宿代が前払いで(初めてのことで)ちょっとびっくり、翌朝は朝食作りのおばちゃましかいなかったので、なるほどと思いました。鍵をもらって二階に上がります。

向かいの部屋ではお掃除のおばちゃまがベッドメイキングしているところでした。こんにちは、と笑顔でご挨拶。部屋に入るとアパートメントなので簡単なキッチンがあり大きなソファもありました。

隣の部屋が寝室です。ソファのあった部屋からテラスに出ようとしてドアノブを回したら、ドアノブがボンッと取れてしまいました。わっびっくり仰天、失笑、ドアノブを持ったままお掃除のおばちゃまに、大変大変！～と見せに行きました。おばちゃまは笑ってドアにくっつけてくれて、「これで大丈夫、テラスには寝室から出てね」(言葉は分からないけど、多分)。もともと取れていたようですが、次にこの部屋に泊まる人も慌てるでしょう。

運河側のテラス付きの部屋にして良かったです。

運河が見渡せます。

夕食は一階のレストランに行きます。結構混んでいて、食べている人達のお皿を見るとやはりものすごく大きなお肉なので、尻込みしてサラダにしました。ウサギみたい、ちょっと後悔。
窓側では、テーブルをいくつも繋げて、ママ友女子会をしているようでした。後から、お待たせ～と言って入ってくる女性がいたり、とても楽しそうで、まるで日本と同じだわと思いました。

デザートはアイスクリームです。会計をしようと手をあげるのですが中々来てもらえません。サービスは女の子達で、英語ができる女の子は1人、他の女の子は声をかけられると困るからか避けられてしまい逃げてしまいます。向かいの席の女性がそれを見ていて、あらあら困ったわね～と同情してくださっていたようで、目を見合わせてニコッとしました。帰る時、無言でご挨拶しました。

夜の運河です。夜中までレストランは賑わっていて楽しそうな雰囲気が伝わってくるので、幸せな気持ちになりました。明日は、楽しみにしていた運河と湖のクルーズです。

この旅行記へのコメント （5）

• ukigumoさん 2017/04/03 15:21:06

  おとぎの国のような場所♪♪

  ひなこ様
  
  こんにちは♪
  
  また素敵なポーランドの町を紹介して頂いてありがとうございます(^O^)
  ハイキングルート気になります。また暖かい時期に行かれたら楽しそうですね！
  川の景色も紅葉も綺麗で素敵ですね。
  
  コウノトリの巣も大きいですね。
  コウノトリが飛来する季節のヨーロッパにも行ってみたいです♪
  
  アウグストゥフ行きのバスはドキドキな経験でしたね。
  場所が分からない時に人通りが少ないと本当に泣きそうになりますよね。
  でも、自力で教会を見つけて分かったんですね！
  凄いですね。
  教会はどの町にもあるから教会と地図で場所を確認するのは良い方法ですね。
  勉強になりました。
  
  モフモフ暖かさ一杯のストールはどんなものなのかちょっと気になります♪
  また機会があればこっそり写真をお願いします。
  
  旅の冊子ですが、ポーランドのものは日本語であまりないので貴重ですね。
  それにしても200ページもある観光案内所で貰ったという観光ガイトは凄いですね。
  行かないと手に入らないと思うのでほんとにお守りのような宝物ですね♪
  
  ポーランドは魅力的な場所がいっぱいで知れば知るほどまた行きたくなります。
  冬しかいけないのがネックなのですが。。。
  
  続きの運河と湖のクルーズひなこさんのペースで更新されるのを楽しみにしています☆
  
  ukigumo

  ひなこさん からの返信 2017/04/04 20:55:33

  RE: おとぎの国のような場所♪♪

  ukigumoさま、
  
  ありがとうございます(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ
  アウグストゥフは、ポーランドの首都ワルシャワよりも、ukigumoさんが今年行かれたヴィリニュス、カウナスに近い町です。木造の家が似ていますね。遠くにある駅の方は行っていないので分かりませんが、教会が一番大きい建物でした。スプラシルもアウグストゥフも 地方の小さな町で、更に季節はずれに行ったので、ほんとに地味です、でも大好きでー(^_^;)。バスや列車からの景色はとても素敵です。
  
  コウノトリの季節には行って見たいですね！
  行った方達に伺うと、コウノトリが子育てをしている姿をたくさん見ることができるそうなんですよ。
  
  外歩きは厳しいけれど、冬には冬の良さがありますよね。
  ukigumoさんは今回は何語でお話ししていたのですか？
  お魚釣りの男性とお話ししたりしていらして、いいなあと思いました。
  
  モフモフストールは、家族中にギョッとされ、日本では出番が無いかもですが、大事にしまってあります。
  いつか、北欧に行ったら使えるかなー、です。
  
  ひなこ
  

  ukigumoさん からの返信 2017/04/05 10:57:50

  RE: RE: おとぎの国のような場所♪♪

  ひなこさま
  
  おはようございます♪♪
  
  アウグストゥフは、ヴィリニュスやカウナスに近い町なんですね(*^^*)
  ますます気になります♪
  ひなこさんが大好きなのが伝わってきました。
  
  コウノトリが子育てしている姿も見れるのですね！
  何だか幸せな気分になれそうですね♪
  
  旅はいつも英語で話しています。
  ありがとうとこんにちはとさようならは現地の言葉で話せるようにしています♪
  たまに他の国の言葉と間違えたりするのですが。。。
  ポーランドよりバルト三国は英語が通じる感じがしました。
  
  モフモフストールは、ご家族の感想はあまりだったのですね。
  でも、北欧なら使えますねー！
  旅のお供に是非。
  
  それではまた☆
  
  ukigumo

• 尚美さん 2017/03/31 17:09:48

  ひなこさんは地図が読める人ですね

  ひなこ様
  
  こんにちは。
  ポーランド旅行記の続きが作れるという事は、ひなこさんの気分も良さそうで、良かったです。
  もう続きはないのかなぁと思っていたので、見られて嬉しいです。
  
  朝市の買い物をググッと堪えたなんて、ひなこさんらしい、微笑ましいですね。
  
  上にコウノトリの巣があるアール・デコの建物も教会もきれいですね。
  
  アウグストゥフに到着して無人になった所、自分のポーランドでの体験を思い出して、ちょっと泣きそうになりましたよ。
  見つけた教会と地図で現在地がわかるなんて、ひなこさん凄い。
  地図が読めない私なら絶対無理です。だから、同じバスを降りた人を捕まえて尋ねて、親切にしてもらったんですけど。
  
  The place like fairyland、素敵ですねぇ。
  宝物みたいに持ち歩くお気持ち、わかります。
  
  クルーズに行かれたのですね。続きを待っています。
  
  尚美
  

  ひなこさん からの返信 2017/03/31 22:14:12

  RE: ひなこさんは地図が読める人ですね

  尚美さま、
  
  いつもありがとうございます。
  続きをupするのに1ヶ月半かかってしまいました(^_^;)。
  このポーランドの旅は、私にとってかけがえのないものだったので、
  書き終えて ちゃんと心の整理をつけたいと思っています。時間がかかりそうですね〜。
  なんて、きちんとした説明もできなくて、日記みたいになってますね。
  
  地図は苦手になりました。
  ドライブで、カーナビが無かった頃は助手席で地図とにらめっこしながら自分がカーナビになっていましたけれど、今はどこに行くのにもカーナビ頼りで地図を見なくなりました。だから、 ダメですね。
  ポーランドの乗り換え案内の地図に出ているバス停の場所は、 違うことがよくあるみたいです。
  この翌日は、もっと大変なことになり、ビャウィストクに帰れないかもと泣きべそでした。(お楽しみに〜)
  尚美さんも、分からない所でバスを降りたことありましたね。
  
  > The place like fairyland、素敵ですねぇ。
  > 宝物みたいに持ち歩くお気持ち、わかります。
  
  ありがとう！
  よくよく中を読んでもいないのに、持っていると夢が繋がっていくような気がして。
  
  クルーズ、湖は綺麗でしたがとても寒くて、夏にしか船を出していない意味がよく分かりました。
  
  また、続きをupしますので待っていてくださいね。
  ひなこ