2016/09/07 - 2016/09/07
358位(同エリア1013件中)
ぶどう畑さん
2016年9月7日(水)
バティック体験ツアーに参加しました。
チャレンジするのは、手描きのろうけつ染め。
溶けたロウで絵を描くのは、思ったよりも難しかった…。
作品が渇くのを待つ間、テキスタイル博物館を見学。
博物館の周りには可愛らしいニャンもいて、ほっこりする場所でした。
そんなほっこりとは対照的に、博物館への行き帰りの道すがら、犠牲祭でいけにえとして捧げられる動物たちを目撃。 複雑な心境でした…。
(旅行期間:2016年9月4日~9月11日)
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5時前、また目が覚めてしまいました。
6時前、朝焼けが綺麗になってきました!
この日の午前中は、ウェンディツアーのバティック体験ツアーに参加します。 -
9時、ツアーの車が迎えに来ました。
ガイドさんは、愛知県に1年、住んでいたことがあるというオニイサン。
トレーニーの類だったのか…。
日本語が流暢というわけではないけれど、やはり、住んでいた人の日本語はどこか違う。
ウェンディツアーには、近畿ツーリストのダナン・ハロン湾ツアーに行った時もお世話になりました。
ハノイからの観光は、ウェンディツアーに委託していたようなのです。
神戸に住んでいたことがあるというガイドさんに、とても親切にしてもらえました。
ウェンディツアーは、在日経験がある人を採用しているのかな?
(ガイドさんに大感謝☆バッチャン村に寄って、ディープなハノイを体験して、帰国の途に)
http://4travel.jp/travelogue/11139556 -
ショッピングセンターのシティウォークの脇から、幹線道路にぶつかると、バイクの数がハンパない。
本当はこの道を右に行きたいのですが、右折ができないため、先のほうまで行って、Uターンしなくてはなりません。
シティ・ウォーク前まで戻ってくるのに、結構、時間がかかりました…。 -
ジャカルタの朝のひとこま。
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ミニガソリンスタンド。
通常のガソリンスタンドより、価格は高いとか。 -
ソト・アヤム。 ソトはスープで、アヤムはチキン。
ナシ・ラワォンってなんだ…?
ナシはご飯。 ラワォンは、真っ黒なスープらしいです。 -
緑のジャンパー、緑のヘルメットは、バイクタクシー。
携帯で呼び出すんだそうです。
GO-JEKと、Grabの2社で競合しているようです。 -
あ、山羊! なんと、犠牲祭のいけにえだったのです…。
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今度は牛。
2日前のジャカルタ半日観光ツアーで、ガイドさんから犠牲祭の話を聞いた時は、“いけにえ”を現実のこととして受け止めていませんでした
こうやって目にすると、なんて残酷な…と思ってしまいます。
でも、私たちのために、毎日、たくさんの命が捧げられているのですよね。
スーパーに並ぶ肉を見ても心が痛まないのに、こういう時だけ懺悔の気持ちを抱くって…。
自分の身勝手さを思い知らせれる光景でした。
(アンティーク、イスラム教、オランダ統治、半日ツアーでジャカルタを識る!)
http://4travel.jp/travelogue/11174237 -
新品のホイールを売る店がありました。
まわりはバラックで、そんな中に置かれているピカピカ光るホイール。
アンバランスな光景だけど、それがジャカルタ。 -
ひときわ大きな建物は、衣料関係の卸問屋が集う、東南アジア最大の衣料市場“タナ・アバン(Tanah abang)”。
建物の中には小さな洋品店や小物屋さんがひしめき合い、業者やお客さんで賑わっているらしい。 治安はあまりよくないそうです。
それにしても、巨大です。タナ アバン市場 市場
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タナ・アバンからほどなく、やってきたのはテキスタイル博物館。
別棟で、バティック体験をします。テキスタイル博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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綿のような実がなる大きな木。 実の綿は、繊維として使うとか。
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ニャンが出迎えてくれました。 なんて可愛いんでしょう!
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この建物が、ろうけつ染めのバティックを体験できる場所。
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バティックを体験したいと思ったきっかけは、昨年、ジョグジャカルタで訪れたバティック工房。
熱いロウをすくって、布に描いていく様子が印象に残りました。
ジャカルタのツアーを探している時、ウィンディツアーでバティック体験を催行してるのを見つけ、こうしてやってきた次第。 -
建物は、風が通り抜ける造り。
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床に点在しているのは、コンロ。
鍋には、ろうけつ染め用のロウが入っています。 これを融かして使うのです。 -
お母さん猫もやってきました。 子猫にとっては、ここも遊び場。
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イチオシ
こういう光景、ほっこりしますね! (*^。^*)
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バティックの型紙
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ぶどう畑は花を選びました。
「初心者は、シンプルな図形が無難」と言われて、なるほどそうだと、簡単な図柄に。
最初の作業は、型紙を写すこと。
型紙の上に布を置いてマチ針で止め、鉛筆でなぞります。 -
ジョグジャカルタの工房では、こ~んなに細かい模様を写していました。
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服が汚れることを心配して、黒いTシャツを着て行ったら、エプロンを貸してもらえました。
まず、膝の上に45度に布を立てます。
手にしているのは、筆代わりのチャンティン。 -
溶けたロウを、チャンティンの筒にすくって入れます。 量は筒の3分の1くらい。
多いと、傾けた時にこぼれてしまいます。
ロウをすくったら、チャンティンに付いた余分なロウをコンロの縁で取ります。
それを怠ると、思いがけない場所に、ロウの滴が落ちてしまうのです。
ロウを拭き取るための、布やティッシュがあれば万全です。 -
上から、ゆっくり線をなぞっていきます。
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先の部分の細い管から、融けたロウが出てくるようになっています。
イトコのMちゃんは、チョウチョの模様を選びました。
垂れてしまったロウは、乾くまで放っておくと、ポロッと取れます。
生乾きの時に取ると、ロウが残って、その部分が染まらなかった…。 -
思ったより難し~い! うまく描けないよ~!
裏からもなぞるといいと言われましたが、一度、ロウを塗った所は、もっと難しかった…。 -
それでも、どうにかできました! ぶどう畑は大雑把。(^^;
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こんな細かい模様は、100年経っても無理!
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Mちゃんは丁寧です。 細かい模様を、綺麗に描いています。
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チャンティンは、先の部分が2本や3本になっているのもあるようです。
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線の描き方。 あれ、下から上へって書いてあるけど…?
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作品ができあがったら、今度は、染めの行程。
小さい天ぷら鍋を火にかけています。 -
白っぽい物はロウだったようです。
布の周囲に刷毛でロウを塗った訳が、後ほどわかります。 -
流しに移動して、まずは、水洗い?
四角い容器に入っているのは、黄色っぽい液体。
蓋の付いた容器からスプーンで粉をすくって、別の容器に入っていた液体に加えます。
本来は、樹皮や香辛料など、天然の素材を使って染めるようですが、今回は化学染料を使います。 -
黄色っぽい液体が入っていた容器に私たちの作品を浸し、今度は、粉を加えた容器に浸すと、あーら不思議! 布が赤く染まりました。
赤く染まった布を、また別の容器の液体にくぐらせます。
私たちは赤を希望しましたが、ほかの色もあります。 -
先ほど、刷毛で布にロウを塗った場所に戻ってきました。
ひしゃくに何かを溶かしています。 タピオカの粉だそうです。
融かしたタピオカの液を鍋に加え、布を浸しました。 糊付け?
最後に水洗いして、染めの行程、終了! -
イチオシ
これらは、バティックの型。 キリンとか象もユニークでいいね!
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普通はこういう連続柄です。
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イチオシ
作品が渇くまで、テキスタイル博物館を見学することになりました。
またまたニャン。 かわゆ~い! -
テキスタイル博物館の入口で、
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イチオシ
これらの人形が出迎えてくれました。
さきほどのバティックの型紙にも、人形の図柄がありました。
独特の雰囲気を持っています。 女性は、少しはにかんでいるような。 -
博物館のプレートを入れて記念撮影?って感じに見えたり。(笑)
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バティックの柄は、本当にさまざまです。
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イチオシ
染の材料や、型などの道具も展示されていました。
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人形劇の人形。 衣装にもバティックが使われているのですね!
プレートには、Sepasang Glek と書かれていました。
人形劇は2種類あって、影絵芝居の Wayang Kulit と、人形芝居の Wayang Gleck と聞いています。
Kulit は皮という意味で、影絵芝居の人形は、水牛の皮で作られています。
一方の Gleck は人形という意味。
Wayang は影なので、Sepasang Glek が本来の人形劇? よくわかりません…。 -
テキスタイル博物館のモニュメント。
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荷車? 模様が斬新です。
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別棟のバティック・ギャラリーも見学。
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イチオシ
人形の表情もさることながら、バティックの衣装が素敵!
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寝具にもバティック。 綺麗な色合いです。
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タペストリー、クッション、ティッシュカバーも。
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こんなお面がありました。 ちょっと怖い…。
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作品が、ほぼ乾きました。
周りに塗ったロウのおかげで、いい感じに縁取りができています。 -
イチオシ
ニャンに見送られて、テキスタイル博物館を後にします。
バティック体験、博物館に直接申し込めば 75,000ルピー(約700円)のようです。
ツアー料金に比べたら、めちゃ安い! -
電車が見えます。
日本の車両のお古を使っているジャカルタ、赤と黄色のラインは何線?
電車は、Stasiun Tanahabang 駅に停車していたようですね。 -
帰りも同じ道なので、またいけにえの牛や山羊を見かけました。
いけにえの動物たちは、こうやって売りに出されています。
それを買って、モスクに連れて行くのだそうです。
肉を分けてもらえるため、犠牲祭の日には、たくさんの人がモスクを訪れるとのこと。 -
これは、牛なのかな…。
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毛の長い山羊でしょうか?
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12時半、ツアーの車をアパート近くのビルで降ろしてもらいました。
ミスティカンツァという店でランチにします -
イタリアンなんですが、インドネシア料理のオックステールのスープがありました。
インドネシア料理、食べ納めです。
ボロブドゥール・ホテルのオックステールのスープは絶品らしいです。
これもまた、次回の宿題。
ランチの後、アパートに荷物を取りに行き、空港に向かいます。
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旅行記グループ ジャカルタ・シンガポール2016.9(ジャカルタ市内観光、クラークキー、アラブ人街、セントーサ島他)
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