首都圏発「週末パス」で行く現美新幹線と新潟市内散策日帰り？の旅（パート１）

2016/06/12 - 2016/06/12

　ご覧戴きましてありがとうございます。
　2016年６月11日・６月12日の２日間、週末パスを利用して宮城県の仙台・松島と新潟へ行ってきました。
　11日の土曜日は東北新幹線に乗り、宮城県の仙台・松島へ行き、12日の日曜日は2016年４月29日にデビューした現美新幹線に乗りつつ新潟市内を散策しました。
　そのうち今回は現美新幹線の車内の様子を中心に紹介します。

　

エリア 新潟市(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の旅のスタートは大宮駅（埼玉県）です。

　今回の旅の目的の１つは越後湯沢12時44分発現美新幹線とき453号に乗ることで、その為に大宮11時06分発Maxとき317号新潟行きに乗り、大宮から越後湯沢まで向かいました。
　ちなみにこの列車、Ｅ４系というオール２階建ての新幹線車両が使用され、当日は２階席の普通車指定席を利用しました。

２階席からの景色はこのような感じです。

Maxとき317号新潟行きは所定時刻である11時59分に越後湯沢駅に着きました。

越後湯沢では45分間の待ち時間があるものの、特急券を大宮→新潟間を通しで購入した為、新幹線の改札口の外には出れず、待合室で過ごしました。
　その待合室では現美新幹線に関する掲示がありました。

現美新幹線として運転される「とき453号新潟行き」は東京方面のホーム14番線から発車します。

現美新幹線とき453号の車両です。

この現美新幹線、車両は秋田新幹線で使用されたＥ３系という６両編成の車両を改造したそうで、外観は蜷川実花さんが手掛けているそうです。

最後尾部分です。
車体は黒でまとめられています。

　この現美新幹線、2016年６月現在、座席は全て指定席となっていて、そのうち12号車〜16号車の席は旅行商品利用者向けの席、一般の方が利用できるのはこちらの11号車のみです。但し2016年７月からは12〜16号車が自由席となる為、７月以降は利用しやすくなりそうです。
　なお11号車の座席は僅か24席しかない為、この日の場合、殆どの列車で満席となっていました。

せっかくなので他の号車の様子も見てみたいと思います。ちなみに車内の通路部分も黒で彩られていました。

まずはお隣の12号車の車内の様子です。

12号車ではアーティストの小牟田悠介氏による鏡面ステンレスを用いた作品が展示されていました。

13号車の車内の様子です。
12号車寄りはキッズスペース、14号車寄りは販売カウンターとなっていました。
なおキッズスペースの内装にはアーティストのParamodelさんの作品が描かれているそうです。

　13号車（14号車寄り）にある販売カウンターの様子です。
　販売カウンターでは沿線沿いにある燕市で人気の「ツバメコーヒー」や十日町すこやかファクトリーのスイーツを買うことが出来ます。
　当日はここであるものを買いましたが、それは「後のお楽しみ…」ということで…

13号車の販売カウンターの反対側ではアーティストの古武家賢太郎氏作の品が展示されています。

続いて14号車の車内の様子です。

14号車は写真家の石川直樹氏による写真が展示されています。

14号車の車内には多数の写真が展示され、個人的にはこちらの車内が一番芸術性を感じました。

15号車の車内の様子です。

15号車はアーティストの荒神明香さんの作品が展示されています。

その荒神明香さんの作品をもう一枚

16号車の車内の様子です。

16号車にはアーティストのブライアン　アルフレッド氏によるアニメーション映像が上映されていました。

エキジビションには冬の新潟をイメージさせる雪の映像が流れていました。

　16号車の座席です。
　11号車の座席と比べるとずいぶん違います。
　なお11号車の指定席が満席の場合に限り立席特急券が発売され、空席がある場合座ることが出来るようです。
　但し先程も紹介しましたが、2016年７月以降は自由席となる為、原則誰でも利用することが出来ます。

　

　一通り見た中で個人的に一番気に入った作品はこちらです。
　冬の新潟を象徴している感じを受けたからです。

　車内を一通り見て回った後は11号車の指定された席に座り、のんびり寛ぎました。
　なお先程13号車で購入した商品ですが、ツバメコーヒー（アイス）と魚沼産米粉を使用したバニラケーキでした。

現美新幹線とき453号は所定時刻である13時38分に新潟駅に到着しました。

新潟駅に到着した現美新幹線、到着した車両には多くの見物客等が訪れ、写真撮影等をしていました。
　この後は新潟市内をぶらぶらと散策しましたが、それはまた別の機会に紹介します。
　というわけでパート１はこれでお開きにしたいと思います。ご覧戴きましてありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• BTSさん 2016/06/19 07:15:30

  話題の新幹線に乗りましたね〜

  フロンティアさまへ
  
  おはようございます。
  
  先週は週末きっぷで南東北と新潟を攻めていたんですね〜
  旅の話しを聞くとついつい羨ましくなっちゃいます。
  
  さて、現美新幹線の存在はニュース等で知っておりましたが、細部に
  ついてフロンティアさんの旅行記で知ることができました。
  
  思ったことは、全車両が黒色の車体かと思ったら違うんですね〜
  展示されているのも色々なジャンルで好みが分かれそうですね。
  
  話題性はありますが、正直長続きしそうな列車ではないと個人的には
  思います。
  例えば、ピカソやゴッホなどの絵画を展示すれば良いでしょうけど
  それは無理でしょう。
  
  オール2階建てE4系は懐かしいですね〜
  新潟競馬場へ行く時に1度だけE4のグリーン車に乗ったことがあります。
  今はどうか分かりませんが、車内販売がワゴンではなかったような記憶
  があります。
  
  また、2階席は眺めが良いのですが、車体が通常の新幹線に比べ大きい
  ので、すれ違いやトンネルに入るときは風圧で少し揺れが強かったと思う
  のですが、フロンティアさんが乗った感想は如何でしょうか？
  
  続きの新潟散策を楽しみにしています。
  
  BTS
  
  

  フロンティアさん からの返信 2016/06/19 20:55:27

  Re: 話題の新幹線に乗りましたね〜

  　こんばんは。いつもありがとうございます。
  　現美新幹線、表向きには好評と言ってますが、果たして本当かは疑わしいです。というのも指定席の予約はほとんどの列車で満席になるなど売れ行きは良いのですが、僅か24席しかない為満席になってもおかしくないです。ただ旅行商品利用者用の12〜16号車の席が開業して僅か２ヶ月で自由席になるからで、つまり旅行商品の利用者の予約があまり良くなかったから自由席に変更するのではないかと思われます。
  　展示内容についてはある程度の期間でリニューアルすると思いますよ。さすがに数年も同じ作品を展示していたら客が集まらないからです。
  　Ｅ４系ですが、僕も久々に乗りました。車両の揺れ等は気にならなかったですが、やはり旧式の車両の為、客室部分にコンセントの設備がないのは困りました。実は口コミ等に使用する写真は全てスマホから撮影している為、新幹線の車内のコンセントはとても重宝しています。さらに越後湯沢・新潟駅の待合室にもコンセントはありませんでした。
  　なおＥ４系の場合、階段部分に車内販売のワゴン用の昇降機がある為、車内販売はワゴンによるものでした。但しＥ２系の時はそれがない為、手かごに担いでの車内販売だったと思います。
  　今日は比較的近場の名古屋（それでも片道100?越えますが(笑)）に行き、2016年３月〜６月にオープンした複合ビル（大名古屋ビルヂング、JPタワー名古屋（KITTE名古屋））を見てきました。