私の温泉宿１００選＊＊＊＊＊星のや軽井沢（長野県）

2016/05/03 - 2016/05/05

一度は泊まりたい宿の一つ、星のや軽井沢へ２泊３日でゴールデンウイークに行ってきました。
軽井沢旅行記は前旅行記でダイジェストしましたので今回は星のや軽井沢に特化してレポートします。

星のやグループでは第一号の旗艦リゾート。
１９１４年開湯
２００５年に現在の星のや軽井沢がリニューアルオープン、部屋数７７。

星のや軽井沢
http://www.hoshinoyakaruizawa.com/#/home

１。星のや軽井沢、部屋
２。ホテル館内
３。池と川と部屋を中心にリゾート全景
４。食事
５。温泉
６。星のエリアの施設

の順に紹介します。

エリア 軽井沢(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

５月３日

ゴールデンウイークです。

岡山から６時間かけて新幹線で軽井沢へきました。

軽井沢駅裏からハルニレテラス経由、星のや軽井沢行きの専用バスが出ています。

黒色のバスは個性的です。

季節によってバスの時刻は変わりますので要注意です。

約２０〜３０分で到着します。

２泊３日の星のや軽井沢宿泊記の始まりです。

なお、星のや軽井沢は基本的には２泊以上からの予約受付です。

半年前に予約しました。

星のや専用バスの中ですが、豪華な雰囲気があります。

旅行前にパンフレットやホームページやガイドブックを見ても、ハルニレテラスまでの地図はあるのですがその先の星のや軽井沢周辺の地図がどこにもありません。

セキュリティーの関係でホテル周辺の地図は門外不出なんだろうな〜と思っていました。

バスはこの小さな橋を渡ったところで停車しました。

とっても地味な星のやの玄関です。

玄関前には黒のキューブが何台も止まっています。

宿泊客送迎用車です。

黒のキューブが星のや、シルバーのキューブがホテルブレストンコートの送迎車です。色分けしてあります。

どうして星のやともあろう高級リゾートの送迎車がキューブなんでしょうか？

すぐに答えがわかりました。

部屋からフロントに電話すると部屋の前までキューブが迎えに来てくれるのですが、リゾート内は細い道で、一方通行にしてあり、キューブが曲がるのにやっとの道幅なのです。

女性スタッフでも誰でも手の空いてる人が運転手として動いています。

教習所の道より難しいとスタッフが話してくれました。

フロントです。

今回宿泊したのは１１１号室です。

フロントやレストラン『嘉助」やライブラリーラウンジが最も近く、しかも池にも面している水辺の部屋です。

部屋の入り口です。

水辺の部屋ツインというクラスの部屋です。

部屋のキーとお茶受けのお菓子

障子の衝立の向うが掘りコタツの居間

障子の手前にCDがあります。

部屋にはテレビはありません。

２泊しましたが、テレビがなくても退屈しません。

掘りコタツの居間です。

ここに座って窓の外を見ると最高です

ここに座ってる時間が最も多かったです。

部屋から見る眺めです。

２つの池を囲むように部屋が並んでいるのですが、池の最も上流あたりです。

掘りコタツのテーブルにはバードウオッチング用の本と双眼鏡が置いてあります。

小鳥がテラスにやってきます。

ベッドも問題なく快適です。

コーヒーは部屋にもありますが、ライブラリーラウンジへ行くといつでも飲み物とスナック類が置いてあります。

部屋の冷蔵庫はナチュラルウオーター以外は有料です。

冷蔵庫の飲み物ぐらいはサービスにしてもらいたいです。

洗面台ですが、シンプルです。

アメニティーも普通ですが石鹸は私に合ってるみたいでした。

シューズケースの上には懐中電灯が置かれています。

夜、部屋の外に出るのに必須アイテムです。

トイレは問題なくウオシュレットです。

当たり前ですよね。

部屋のお風呂からは星のや自慢の景色を見ることができます。

部屋のお風呂は檜風呂

窓越しに見る水辺

テラスから見る部屋の風呂の窓、

向うはお隣の部屋。

テラスのソファーに横になると向かいの水辺の部屋がよく見えます。

向かいは大きな部屋なので家族客が使っているようです。

向かいの部屋はテラスでリラックスしているとどこからでもみられます。

２００番代の部屋です。

一番奥はメディテーションバス。

池にはカモが泳いでいます。

魚がいるのでしょうね、

早朝にはスタッフが船に乗って水に浮かべてある灯篭の点検をしています。

館内、館外を見てまいります。

フロントのある集いの館にはフロント、レストラン「嘉助」、ライブラリーラウンジ、キッズルームがあります。

ここはキッズルームです。

ライブラリーラウンジです。

ライブラリーではアルコール、飲み物、スナックが自由にいただけます。

発泡ワインが置いてあります

私もワインを頂いてみます

ロビーの一角にショップがありますが、特別欲しいものはありませんでした。

この地図は部屋に置いてあるパンフレットからです。

やっと星のやの全体図を手に入れました。

池を囲んで部屋が並んでいます。

３本の橋がかかっています。

１の橋、２の橋、３の橋と勝手に名前をつけました。

池も上の池、下の池と勝手に名前をつけました。

池の南側が１００番代の部屋、池の北沿いが２００番代の部屋、そして３００番代が山手の部屋です。

フロントのある集いの館、温泉のメディテーションバスの位置もわかってもらえると思います。

この後、１１１号室から左回りで一周してみます。

そしてこちらが、星のエリア。

すなわち、トンボの湯、村民食堂、ハルニレテラス、ホテルブレストンコート、石の教会・内村鑑三記念堂の関係図です。

１１１号室から左回りに回ります。

１１０号室から見る２２６号室〜２３０号室です。

一番写真に撮られる部屋です。

同じく１１０号室あたりから見るメディテーションバスです。

１の橋から見る池の最上流部

１の橋から見る上の池

１の橋を上がって見る上の池。

少し望遠にしてあります。

１の橋を上がるとそこがメディテーションバスとスパ。

メディテーションバスの前にベンチが並べてあります。

風呂上がりにこのベンチに座って最も星のやらしい眺めを楽しみます。

ベンチに座って見える景色

時間が変わると池の色が変わります。

私の泊まった１１１号室が正面に見えていますが、少しだけ奥まっていてテラスで寝転がっていてもこちらからは見えにくいのでお忍びにはいい部屋だと思いますよ。

山手の並びに来ました。

３００番代（山路地の部屋）です。

小さなお城のようです。

山路地の部屋と水波の部屋の間の小道です。

３の橋から下の池を見上げています。

下の池にもカモが数匹います。

下の池に面した水波の部屋２０１〜２１５号室。

歩いてる人に最も見られる部屋です。

でもこの部屋に泊まってる人はお構いなくテラスで手を振っていました。

上の池から下の池に続く流れのきついところ。

上の池と下の池の間の２の橋

２の橋から下の池を眺めたところ

レストラン嘉助の外は日本の棚田をイメージした水の流れです。

確かに我が家の近くの田んぼのイメージです。

すべて維持管理が大変だと思います。

まさに非日常です。

夜景の写真を載せておきます。

部屋からの夜景です。

１の橋からの夜景です。

メディテーションバスの前のベンチから見た上の池の夜景です。

水波の部屋のアップです。

＜夕食−１＞

ホテル内メインダイニング「嘉助」の紹介です。

どうやら星の温泉を大正時代に開発した星野嘉助にちなんだ名前と思います。

和食の夕食と朝食がありますが、私は夕食だけ予約しました。

相撲の升席のように席が段々となっています。

おそらくこれは窓の外の庭が棚田になっているのに合わせてあるのだと思います。

２階のライブラリーラウンジから覗けば食事をしてるのがよく見えます。

１７：４０の一番の予約です

スタンダードな夕食の一例です。

料金はホームページに書いてあります。

先付け：春トマトの・・・

煮物椀：アナゴの一夜干し・・・

お造り：鯉・・・

揚げ物：活鮎のてんぷら・・・

窓の外の棚田イメージ庭

焼八寸：牛サーロイン、マナカツオ、笹寿司・・・

炊合せ：牛肉の山椒鍋・・

ミョウガ御飯

デザートです。

もちろんすべて美味しかったです！！

＜夕食−２＞

星のやは基本的には食事なし宿泊のみ２泊以上となっています。

夕食はホテル内では「嘉助」かルームサービスだけです。

他にはハルニレテラスのレストランかホテルブレストンコートか村民食堂かコンビニで買って部屋で食べるかです。

私たちは１晩は「嘉助」、１晩はハルニレテラスへ出かけました。

ハルニレテラスのそば処「川上庵」にしました。

夜でも並んでいましたが結構回転はよろしい。

そばだけではなく、お酒のつまみが多くて居酒屋という雰囲気もあります。

＜朝食−１＞

２日目の朝はホテル・ブレストンコートのノーワンズレシピを予約しておきました。

星のやからキューブで送迎自由です。

レストラン・ノーワンズレシピです。

数人が椅子に座って並んでいました。

ほぼ待つこともなく席に案内されました。

いわばビュッフェ＋アルファーといったスタイルです。

メニュー

りんごの発泡酒、タパス各種（スペイン語で小皿料理）、そば粉のクレープ、スープ、デザート、パン、デニッシュ、コーヒ

メイン料理はそば粉のクレープです

楽しい朝食でした

＜朝食−２＞

３日目の朝はハルニレテラスのベーカリーショップ・沢村に来ました。

朝７時オープンですが７時前から大勢の人が並んでいました。

でもすぐに席に呼ばれました。

モーニングも何種類かありますし、持ち帰りのパンもたくさんあります。

買って帰って部屋かライブラリーラウンジでゆっくり朝食という選択も有りです。

私はフレンチトーストのモーニングにしてみましたが。

コーヒーも美味しいです。

＜温泉ー１＞　メディテーションバス

お風呂は部屋の檜風呂、ホテル内メディテーションバス、トンボの湯に入れます。

メディテーションバスは星のやの一角にあります。

１５時〜翌１１時：３０分。

私たちは夜と朝の２度入りました。

これは朝５時の写真です。

１の橋を渡っていきます。

湯は温泉です

女性の入り口はちょっとわかりにくかったです。

男性の入り口。

２３時〜６時は暗唱番号が必要です。

とにかく真っ暗な湯船と思っていてください。

一番奥まで行くには勇気がいります。

現代アートの島「直島」で真っ暗な部屋に入ったのを思い出しました。

湯上り処です。

＜温泉ー２＞　トンボの湯

星のエリアに日帰り温泉「トンボの湯」があります。

部屋から歩いてでもキューブの送迎でも３〜４分ほどです。

朝の８：３０〜１０：００が星のや宿泊者専用の時間です。

建物は質素なものです。

右が女性、左が男性とはっきり建物から区別してあります。

男性用入り口。

座ってるのは待ち合わせしている人たち。

内湯です。

露天風呂もあります。

朝の宿泊者専用時間はゴールデンウイークでも混雑していません。

お風呂から出ると日帰りのお客さん達がオープン前から並んでいました。

星のやとトンボの湯の間の近道です。

＜星のエリア−１＞　野鳥の森

星のエリアとは、ホテル星のや、野鳥の森、トンボの湯、村民食堂、ハルニレテラス、ホテルブレストンコート、内村鑑三記念館を一つの集落としたものです。

森のネイチャーツアー受付はここピッキオビジターセンターです。

トンボの湯の正面ですが今年場所を移動するそうです。

野鳥の森は星のやのすぐ隣です。

自力では何にも見えませんでした。

＜星のエリア−２＞　ホテルブレストンコート周辺

ハルニレテラスの向かいの丘の上にホテルブレストンコートと教会が二つあります。

結婚式が多いです。

そのうち石の教会、別名内村鑑三記念堂があります。

洞窟の中に教会があります。

斬新な現代アート的な素晴らしい教会です。

必見です。

＜星のエリア−３＞　ハルニレテラス

やはり星のやから歩いて１０分足らず。

ハルニレの木で囲まれて小川が流れている。

軽井沢らしい１５軒の個性的なお店が並び、多くの人が集まってくる小さな町です。

星のやに泊まって、朝も昼も夜もお世話になりました。

星のエリアについては前旅行記http://4travel.jp/travelogue/11138620でもう少し詳しく書きました。

この度は「星のや軽井沢」についてレポートしました。

２泊３日の星のや軽井沢でした。

一軒の宿だけでなく、周辺に町や温泉や結婚式場などを併設し、星のやエリアという大きな村を作ってしまったという印象でした。

専用送迎バスで軽井沢駅へ帰ります。

スタッフの皆さん、大変お世話になりました。

お疲れ様でした。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2016/07/17 17:03:01

  そうなんですよね〜〜

  こんにちは、yakkunnさま
  
  星のや軽井沢☆彡
  そうなんですよね〜〜2泊って言うのがちょっとハードル高いんです。
  というのも、やっぱり私は軽井沢に行くと、
  旧軽方面や、北軽方面にもいろいろ行きたいし、
  食事したいレストランもいっぱいあるので、
  2泊とも、長倉にお籠りになると思うと
  利便性的に辛いんですよね〜
  せめて1泊で宿泊できるのなら、
  1泊はハルニレテラス等でのんびり・・・・
  もう1泊は、旧軽付近に泊まってアクティブにって使い分けできるんだけれどなぁ〜〜
  
  いつか、のんびり寛ぐために軽井沢に行くような時がくれば・・・
  泊まってみたいなぁ。
  
  キューブは、ホテル内を移動するカートのような役割なんですね。
  なるほど・・・
  
  　　たらよろ

  yakkunnさん からの返信 2016/07/19 07:05:14

  RE: そうなんですよね〜〜

  たらよろさん、こんにちは、
  
  星のやグループに泊まったのは初めてなんです。
  どうせ泊まるなら星のやのメッカ、星のや軽井沢にしようと計画していたら、２泊が可能なゴールデンウイークということになりました。
  軽井沢はあまり詳しくないのでそれが逆に幸いしてあちこちと見て歩く計画も立てられなかったので、星のや２泊ですんなり決まりました。
  結果的には、星のエリアが初めてならばやはり１泊ではもったいない、２泊でちょうどいいなあ〜というのが私の感想でした。
  
  キューブは確かにカートの役割ですが、星のエリア内ならホテル内だけでなく、どこへでも行ってくれますし、どこからでも呼べます。
  
  日本版巨大リゾートと理解しました。
  
  yakkunn