2016/04/04 - 2016/04/04
2位(同エリア95件中)
キートンさん
長年の夢でもあった憧れの地、南米パタゴニア。
いよいよその夢を実現する時がやってきました。
地球の裏側にやってきて6日目。
今日から3日間はエル・チャルテンに滞在してこの旅のメインともいえるトレッキングを行います。
エル・チャルテンでのトレッキングの最大の目的はフィッツロイ。
この旅はフィッツロイを見るためにあると言ってもよいほど期待していたところ。
しかし、晴天でも山頂にはいつも雲がかかり「煙を吐く山」と呼ばれたその名峰は、なかなが全容を見せてくれないといわれています。
フィッツロイを見るために、エル・チャルテンでの滞在を3日間(プラス予備日1日)で計画したこの旅。
そのチャンスはいきなり初日に訪れました。
そして、前日の夕暮れ時に急きょ決意した奇襲作戦。
わずかな可能性に賭けて、フィッツロイが最も輝く時を狙います。
その姿は夢に終わるのか、それとも奇跡のシーンを目撃するのか・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4:30にセットした目覚ましは思っていた時刻に鳴らなかった。
当然だ!
PM.4:30にセットしていたから・・・
目が覚めたのは6:00前。
自分のアホさ加減にあきれながら、急いで支度を済ませ、6:20頃宿を出発した。 -
エル・チャルテンのメインストリートが終わるあたり、最後の街灯の向こうは暗闇に包まれている。
大丈夫、懐中電灯があるし、その先の駐車場の奥にこれから歩くトレイルの入口があることは調べがついている。 -
トレイルの入口ので歩くコースを確認。
写真は帰りに撮ったものだが、懐中電灯の明かりで十分確認できる。
できるだけフィッツロイに近い場所で期待のシーンを見ようと考えていたが、すでに6:30を過ぎているので、まずはカプリ湖(Laguna Capri)を目標にした。 -
もともと夜明け前の暗いうちからトレッキングを開始するつもりはなかったが、南米1日目に泊まったFUJI旅館で日本人のサイクリストから聞いた情報が背中を後押しした。
確かに懐中電灯ひとつの明りでも、迷うようなコースではなかった。
トレイルを上り始めて15分程たつ頃、エル・チャルテンの街の灯が見下ろせた。 -
7:20頃、トレイル上で標識を発見。
おそらく、フィッツロイ直下のロス・トレス湖までのコースが片道10kmで、そのうちの2km地点だということのようだ。
人気コースには1km毎にこのような標識が立っているようだ。 -
いつのまにか樹林帯を抜け、7:35頃空が白み始めてきた。
残念ながら空模様は快晴とはいえないようだ。 -
7:45頃、カプリ湖とミラドール・フィッツロイへの分岐点に到着。
昨日買ったトレッキングマップでは、ここからカプリ湖まで「1/4h」と表示されている。
つまり15分。
日の出間近。
微妙なタイミングだ。
樹林帯の中のトレイルを進むと、前方を見上げたところに明らかに空の色とは異なる巨大な塊がちらついてきた。
それはフィッツロイなのか、その時は始まっているのか・・・ -
7:55、前方が少し開けてついにフィッツロイが姿を現した。
しかもさえぎる雲はなさそうだ。
予想は的中した。
それはひとつの大きな条件をクリアしたことになる。
あとは運良く他の条件もクリアして、あのうわさの現象は起こるのか、それとも今日は見られないのか・・・ -
さらに3〜4分急ぎ足で進むと、キャンプ場をすり抜けカプリ湖に到着した。
8:00過ぎ、カプリ湖の向こうに間違いなくフィッツロイの全容がある。
世界中で最も憧れていた山の全容が・・・
湖畔には、大きな三脚に一眼レフをセットしているカメラマンが2〜3人スタンバイしている。 -
8:05頃、山の背後の雲がやけに赤く染まってきた。
それは朝日が雲にさえぎられてはいないことを意味するのでは?
条件はそろっている気がする。
凄いシーンが見られる予感が・・・ -
8:08。
近くの雲も赤く染まり、今まさにその時が訪れようとしていた。 -
8:09。
ついに山頂に点火され、フィッツロイ劇場の幕が切って落とされた。 -
8:10。
山の神降臨! -
8:11。
予想を越えた色に変化していく。
まるで鉄が熱せられるように赤が広がっていく。 -
これが世に言う「モルゲンロート」というやつか・・・
まさに大自然の成せる芸術作品だ。 -
イチオシ
8:13。
たとえくどいと言われようが、この壮大なショータイムは分刻みの映像で伝えずにはいられないのである。
その価値があると信じる。 -
8:14。
まるでスポットライトを浴びるスターのように、見事にその山容を浮かび上がらせている。
これほど神々しい自然の映像は見たことがない。 -
8:15。
いよいよこのショータイムもクライマックスを迎えようとしている。 -
8:16。
私は今、モーレツに感動している。
今こんな凄いものを見てしまって、このあと感動できるものに出会えるのだろうか?
無感動な人間になってしまいそうで恐い。 -
イチオシ
8:17。
オレンジ色に染まったフィッツロイの山肌は、カプリ湖の湖面にもその色を落としている。 -
8:18。
フィッツロイのモルゲンロートが素晴らしいとことは知ってはいたが、キャンプ泊ならともかく、街から夜明け前のトレイルを単独で上るのはリスクがあると思い、真剣には考えていなかった。
しかし、FUJI旅館で日本人のサイクリストから聞いた情報と昨日の絵のようなブルーモーメントの空が、この奇跡のようなシーンへと導いてくれた。
あの日本人と昨日の空に感謝だ。 -
8:20。
この奇跡の光景を目撃した証に、バックパックとトレッキングポールを競演させておこう。
バックパックのメーカーがパタゴニアではなくモンベルなのは、庶民的な日本人ということで多めにみて欲しい。 -
8:21。
あたりは明るさを増して、赤からオレンジそして黄金色へと色を変えていく。
この色の変化は夕焼けの原理と同じく、入射角が浅い日の出直後に大気層を通過できる光線が、波長の長い赤から徐々に短いオレンジ、黄色へと変化してその色を山肌が反射していると解釈すればよいのだろうか?
そうだとしても、その光線をこんなに見事に受け止め反射する山肌が他にあるのだろうか。 -
イチオシ
8:22。
朝日のスポットライトはフィッツロイから徐々に低山をも照らし始める。 -
8:24。
荒々しく刻まれた山肌のディテールと光と影の陰影を朝日が浮かび上がらせている。 -
8:28。
朝日のスポットライトは、フィッツロイから完全に低山へと移っていた。
フィッツロイ劇場も終演を迎えたようだ。
この間に3〜4分空いてるのは、韓国人カップルが来ていてお互いフィッツロイをバックに写真を撮りあっていたからだ。 -
8:31。
あのモルゲンロートが幻だったかのように、山々は地味な色となっていた。
韓国人カップルはモルゲンロートのクライマックスに間に合わなかったようで、私が撮った写真を見せて欲しいと言った。
デジカメの液晶画面でその画像を見ながら、ほんの10分か15分程の出遅れを悔しがった。 -
8:45頃、まだ興奮冷めやらぬ中、カプリ湖をあとにした。
カプリ湖のキャンプ場には、片道10kmのうちの4km地点の標識が立っている。 -
9:00頃、ロス・トレス湖方面とミラドール・フィッツロイへの分岐点に到着。
ロス・トレス湖まで往復する時間がない場合は、カプリ湖とミラドール・フィッツロイを回ってエル・チャルテンに戻るコースが有力候補となる。
ちなみに私が歩いた感想では、このあたりで折り返す場合、ミラドール・フィッツロイ→カプリ湖と反時計回りに歩くのがお勧めだ。 -
日が昇ると上空は曇りがちで、青空は少ししか見えなかった。
もう少し良い天気だと思っていたのだが・・・
逆にいうと、この空模様であれだけ見事なモルゲンロートを見れたのは奇跡的だったのではなかろうか。 -
エル・チャルテンからカプリ湖までは400m近くの標高差を上るが、カプリ湖から先はアップダウンが少なく、快適なトレイルが続く。
-
遠くには氷河の末端が見え隠れしている。
秋も深まりつつあり、紅葉の木々も見られる。 -
やがて小川が見えたので少し寄り道。
-
トレイルはわかりやすく、概ねフィッツロイを眺めながら歩けるコースである。
コースからはずれてむやみに歩きまわってはいけない。 -
10:00過ぎ、湿地帯が現れた。
逆さフィッツロイを映せるほどの広い水面は見当たらなかったが。 -
湿地帯を渡る木道。
ちょっと「和」な雰囲気。 -
小川沿いには紅葉が進んだ低木もある。
ますます「和」な雰囲気。 -
小川を渡る木道。
人気トレッキングコースだけあって、よく整備されている。 -
よく見ると、フィッツロイの手前の茶色の斜面にジグザグ道が確認できる。
あれがロス・トレス湖へと至る最後の急な上り坂だ。 -
10:30頃、ポインセノットキャンプ場に到着。
ここでキャンプして夜明け前にロス・トレス湖へと登り、フィッツロイのモルゲンロートを見るのがベストらしい。 -
ポインセノットキャンプ場からブランコ川へと下りて木橋を渡る。
-
10:55頃、ここからひたすら標高差500m近くを上る正念場を迎える。
-
ここはまだ序の口。
ロストバッゲージになっていた荷物が昨日手元に戻ったので、今日からはトレッキングポールが強い味方となる。 -
北側に見える山々。
-
トレイル脇にも色付いた木々が見られる。
-
紅葉しているのは「Nothofagus antarctia」というナンキョクブナの一種だと思われる。
-
トレイルは険しさを増してきた。
しかも大きな石がごろごろしていて歩きにくい。
今日一番のがんばりどころである。 -
写真撮影を言い訳にするように何度も立ち止まって休憩する。
するとトレッカーから「ユー・キャン・ドゥー・イット」(君ならできる)と激励を受けた。
「イット」って何だ?
いや、こんなトレイルを登っている人の目的はひとつしかなかろう。 -
12:00過ぎ、森林限界を越え隠れていたフィッツロイが再び姿を見せた。
ここまで来れば、あと一息。 -
イチオシ
そして12:05、ついにフィッツロイ直下に水をたたえたロス・トレス湖が眼下に現れた。
ここはエル・チャルテンで一番人気のトレッキングコースの最終目的地だ。
しかしここでの楽しみはまだまだこれからだったのである。
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この旅行記へのコメント (10)
-
- ほいみさん 2025/04/05 08:18:55
- フィッツロイが微笑んでくれた?
- 以前に表紙の写真を拝見して、暫く忘れていた「パタゴニアの誘惑」を思い出してしまいました。2月にパタゴニアに行って来たのは、この表紙写真に原因の半分があるかも!
以前からフィッツロイが焼ける写真は何回も見ていましたが、それは写真家?登山家?が何日も狙って撮った写真だと思ってました。我々がちょっと行ってそんな景色が見れるなんてことは奇蹟? というか普通の朝焼けはもっと淡い? だからキートンさんのフィッツロイの写真を見てしまったのはヤバかったです。
私はツアーのプラン上、間が抜けたトレッキングになってしまいましたが、確かに早朝発カプリ湖経由が正解ですね!
今回も?最終回編でリンクさせて貰っていいですか?
ほいみ
- キートンさん からの返信 2025/04/05 15:44:21
- Re: フィッツロイが微笑んでくれた?
- こんにちは、ほいみさん。
書き込みありがとうございます。
この表紙写真がパタゴニアの誘惑になったとすれば、良かったのか悪かったのか・・・
そもそも暗いうちにトレッキングを始めてモルゲンロートを見ようというつもりはなかったのですが、カラファテの宿で一緒だった日本人から、ライトがあれば暗くても歩けるコースだと聞いたのでチャレンジしてみました。
前日の夕景で、パタゴニアの山々のシルエットがきれいだったので、この朝は晴れる予感はありました。
できれば夜明け前にロス・トレス湖まで行くつもりでしたが、目覚ましのセットを間違えてカプリ湖で夜明けを迎えました。
カプリ湖では心行くまでフィッツロイのモルゲンロートを見ることができたので、怪我の功名でした。
今まで生きてきた中で一度でも奇跡があったとすれば、まさにこの時だったと思います。
モルゲンロートという現象を見れたのも、後にも先にもこれ一度だったし。
ほいみさんの経歴からすると、行動が制限されるパッケージツアーは物足りないかもしれませんね。
私もパッケージツアーに頼る日が近いかもしれませんが・・・
リンクの件は問題ありません。
むしろ歓迎です。
キートン
-
- じゃが♪さん 2016/09/21 20:52:16
- アルペングリューエン
- キートンさん、こんにちはー。
ご無沙汰しております。
モルゲンロート、すごい色ですね。
朝焼けというよりは、山が燃える「アルペングリューエン」??
どうしてこんなに赤くなるのか。
しかもフィッツロイだけ。
澄み切った空気と、雲の絶妙なアシストのなせるわざ!?
早朝から夜道の片道10kmのトレッキングをするキートンさんの行動力にも、びっくりです。
見たことのない素晴らしい光景を、ありがとうございます。
じゃが♪
- キートンさん からの返信 2016/09/21 23:16:42
- RE: アルペングリューエン
- こんばんは、じゃが♪ さん。
書き込みありがとうございます。
なるほど、意味を調べてみるとこの現象は「アルペングリューエン」の方が当たっているようですね。
少し意味が異なるのかもしれませんが、「モルゲンロート」の方が多くの人になじみがあるかという気もします。
山が赤くなる理由は、個人的な解釈ですが色の波長が関係しているのではないかと思っています。
波長の長い赤から徐々に短いオレンジ、黄色へと変化しているように見えました。
おそらくさまざまな条件がそろわないと見られない現象だと思われるので、本当にラッキーでした。
夜の山道を単独で歩くのは無謀かと思っていましたが、旅の前半で仕入れた情報が生きました。
たまにこういう感動的なシーンに出会うから、飽きもせずまた旅に出たいと思ってしまいます。
では、また。
-
- take_it_easyさん 2016/07/03 17:55:15
- 祝 南米の旅「パタゴニア&イグアス絶景ウォーク」
- キートンさん、今日は。
念願の夢を達成、踏破おめでとうございます。
本来で有れば、「遥かなるパタゴニア&イグアス絶景ウォーク 2016 / 14日目(4/12)」
へ投稿すべきコメントなのでしょうが....。
フィッツロイのモルゲンロート、凄い!
う〜ん。
ここでしょ。
それと、旅のガイドとして最高です。
現在の僕の旅とは大分異なるアプローチですが。
イグアスの滝、リオは参考になりました。
行けるかな?
この後も楽しみしています。
- キートンさん からの返信 2016/07/03 19:11:41
- RE: 祝 南米の旅「パタゴニア&イグアス絶景ウォーク」
- こんばんは、take it easyさん。
書き込みありがとうございます
> フィッツロイのモルゲンロート、凄い!
> う〜ん。
> ここでしょ。
そう、そこなんですよ、この旅最大の成果は。
なかなか全容が見られないというフィッツロイを見るためにエルチャルテンに3泊しましたが、しょっぱなに最高のシーンを見ることができました。
イグアスの滝は時間と経済的に余裕があれば、ヘリコプター遊覧飛行も面白そうです。
リオはやはりもっと時間をかけていろいろ見て歩きたかったですね。
リオでの移動はほとんどタクシーを利用したこともあって、心配していた治安は大丈夫でした。
ただオリンピックを目の前にひかえて、治安をはじめ様々な問題がニュースで流れてますね。
インフレ率も高いので、もし行かれる場合は物価や治安などの最新情報を調べておいてください。
では、またおじゃまします。
キートン
-
- pedaruさん 2016/05/15 05:42:33
- フィッツロイ
- キートンさん お早うございます。
写真を見る私も今か今かとその絶景を予感して次の写真に乗り移ります。
刻々と色が変わる、空気が変わる、徐々に音が無くなって行く、・・・
ジャーンっ クライマックスに達しました。天地がグラグラと動いたかんじです。耳の中にはワーグナーのタンホイザー序曲が駆け巡ります。
・・・これが現実だったら・・・キートンさんが羨ましい。
pedaru
- キートンさん からの返信 2016/05/15 11:47:45
- RE: フィッツロイ
- こんにちは、pedaruさん。
書き込みありがとうございます。
フィッツロイのモルゲンロートは偶然が重なって遭遇した光景でした。
千載一遇のチャンスとばかりに写真に記録することに夢中でしたね。
このシーンにワーグナーの旋律が浮かぶとは、なかなか渋い選曲ですね。
エル・チャルテンの3日間で遭遇した壮大な自然のオペラの序曲だったのかな?
では、また。
キートン
-
- 川岸 町子さん 2016/05/02 21:42:54
- 山の神
- キートンさん、おばんでした☆
山の神がいたのですね!
これほどまでに神々しい姿に出会えたのですから。
普段なら霧に隠れた姿ばかりなんですよね?
それがキートンさんがおっしゃるように山の神が降臨し、刻々と変る空の色をバックに壮大な姿。
様々な状況を確認され、旅人からの情報を参考になさり、でも一番はキートンさんの熱いお気持ちなのかな?
決戦はいつにするのか、決断が素晴らしいですね!
世界で一番ご覧になりたいとの思いが伝わったのでしょうね。
ドキドキしながら見ていたので(←キートンさんの旅行記では何度もドキドキ (笑))、私もうれしいです(@^▽^@)
町子
- キートンさん からの返信 2016/05/02 23:17:18
- RE: 山の神
- こんばんは、町子さん。
書き込みありがとうございます。
今回の旅はロストバッゲージに始まり、チリでは予定してたバスがなかったり天候がいまひとつで、正直心のどこかで楽しめてないなと感じてました。
5日目に荷物が手元に戻ってからわだかまりが消えて、雲一つない夕暮れの空を見ると一気に気持ちが盛り上がりました。
初日の宿で聞いた情報が伏線となって、念願だったフィッツロイの最も輝くシーンへとつながってくれました。
様々な条件がそろった早朝に、わずか15分程度しか見られない現象を目撃できたのは、幸運としか言えません。
旅の序盤で不運もありましたが、それを補って余りある幸運を神は用意しといてくれたようです。
このあとも幸運は続くのか・・・
またドキドキしながら続きを見ていただければ幸いです。
では、また。
キートン
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