2016/04/02 - 2016/04/02
15位(同エリア166件中)
キートンさん
長年の夢でもあった憧れの地、南米パタゴニア。
いよいよその夢を実現する時がやってきました。
地球の裏側にやってきて4日目、パイネ国立公園の2日目にして早くもここを去る日となります。
今日は昼のカタマラン船とそれに接続するバスでプエルト・ナタレスに戻るので、トレッキングができるのは午前中のみ。
宿泊するロッジ・パイネ・グランデからグレイ氷河を目指すコースを行ける所まで往復する計画。
夜中吹き荒れていた強風は治まるのか、トレッキングは楽しめるか、そしてグレイ氷河を目にすることはできるのでしょうか。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
夜中吹き荒れていた風の音であまり眠れぬ夜を過ごし、半ばトレッキングをあきらめ気味の気分だったので、朝食を取りにレストランに下りて来たのは7:30頃と遅めの時刻だった。
朝食の品数や種類は多くはない。
このロッジへは車道が通じていないので、物資はカタマラン船で運ばれてくるようだ。
それを考えると贅沢な朝食かもしれない。 -
朝食後外に出て様子をうかがった。
日の出間近の8:00前、強風は少しはましになったかもしれないが、それでもちょっとした台風並みだった。 -
ペオエ湖の湖面を見れば、吹く風が尋常ではないことが明らかだった。
-
今日のトレッキング計画は、Wコースのうちグレイ氷河へ向かうコース上を歩く予定だ。
グレイ氷河を間近に見れる展望台まで往復するには約7時間かかるので、その途中までの往復となる。
できれば遠くにでもグレイ氷河を目にすることができれば上出来だが、せめてグレイ湖が見渡せるポイントまではたどり着きたいところだ。 -
昼食となるランチボックスを受け取り、トレッキングに出発したのは8:40頃のことだった。
風は治まっていないが、それを待っていてはいつになるかわからない。
1日1往復のカタマラン船は12:30発である。
もし乗客数が定員オーバーだったら続いてもう一往復するはずだが、接続するプデート発のバスが13:30発なので1便に乗っておかないと置いて行かれる可能性がある。
なので遅くても12:00、できれば余裕を持って11:30頃にロッジに戻ってきたい。 -
クエルノス・デル・パイネ(パイネの角)は薄い雲に覆われていた。
昨日歩いたイタリアーノ・キャンプ場へのコースとこれから歩くグレイ湖へのコースの分岐点あたりに立っていたトレッキングマップで再確認。
ひとりで来ていた韓国人女性にグレイ湖へのコースはこっちで良いかとたずねられたが、私も初めて歩くので「メイビー(たぶん)」と答えて同じ方向に歩きだした。 -
グレイ湖へのコースは、最初U字谷っぽい地形をさかのぼって行く。
谷は風の通り道といった感じで、容赦ない向かい風が吹きつける。 -
風の谷を30分近く歩く。
同時にスタートした韓国人山ガールは強風に苦戦しているらしく、かなり置き去りにしてしまった。 -
歩き始めて30分を過ぎた頃、急な上り坂にさしかかった。
上りの途中で少し休憩しているとデンマーク人の男性が追いついてきた。
風に苦戦していた韓国ガールも上りに入ってどんどん差を縮めてきた。 -
9:35頃、グレイ湖が見えるポイントに到着した。
と思ったのは勘違いで、これはグレイ湖に比べると遥かに小さい別の湖だった。 -
そのポイントは凄まじい強風が吹いていて、写真撮影もやっとのことだった。
樹木の枝の流れが風の強さを物語っている。 -
そこに立っていた案内図では、この湖はロス・パトス湖となっている。
例の韓国ガールはあまりの風の強さに、写真なんてとてもじゃないけど撮れないと言ってあきらめたようだ。
やはり小柄できゃしゃな女性にはこの強風は耐え難いらしい。
そこで気付いたことは、逆にメタボ体型は強風には有利だということだ。
メタボは時に意外なところでメリットとなる。 -
1時間弱で3.5km歩いたらしい。
強い向かい風だった割には良いペースで来たようだ。
まあ、この距離表示の精度にはいささか疑問に感じるのだが。 -
カタマラン船の出発時刻から逆算して、10:00前後まで先に進むことにした。
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ロス・パトス湖の湖畔を進む。
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ロス・パトス湖と別れて、また内陸のトレイルとなった。
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イチオシ
9:55頃、ようやくグレイ湖を見下ろすポイントに到着。
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よく見ると氷河とは逆の方向に何か浮いている。
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遠目に見ても結構大きな氷山だ。
氷河は逆の方だから、ここまで流されてきたということらしい。 -
少し左に振ると、左にロス・パトス湖、右にグレイ湖が同時に見れる。
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グレイ氷河の方向を見ても、まだ氷河までは視界に入ってこない。
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北側はパイネ・グランデ山の中でも一番南のバリローチェ峰を見上げる位置となる。
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グレイ氷河は見れなかったが、グレイ湖を見てなんとなく達成感も感じたので、10:00頃帰途に着いた。
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再びロス・パトス湖の湖畔を進む。
ロス・パトス湖の向こうに見える山はセロ・フェリエール(1569m)。 -
イチオシ
先ほどは強風が吹いていたポイントだが、少し弱まって、山陰だったロス・パトス湖に日が差してきた。
先ほどは寒々とした印象の風景だったが、日が当たるだけで湖の雰囲気がかなり変わった。 -
10:30頃、ペオエ湖が見えてきた。
-
往路は山陰だったトレイルに日が当り、谷も明るくなってきた。
-
右側には地質学好きな人が喜びそうな地層が見られる。
-
たまに見かける花を撮るも、常に風で揺れている花をフレームに納めるのは難しい。
やっと上手く撮れたと思ったら、ピントがずれたりしてるのである。
徐々に治まってきたとはいえ、風の谷で花の写真を上手く撮るのは至難の業なのだ。
この花は「ノトロ(スペイン語名)」(英名:ファイヤー・ブッシュ)というヤマモガシ科の植物らしい。
氷河が後退した土地に生える、パタゴニアを象徴するような花だという。
そんな春から夏に咲く花がまだ少し残っていて良かった。 -
風の谷を上って来るトレッカーが増えてきた。
-
ミルキーブルーのペオエ湖がどんどん近くなり、11:00頃ロッジ・パイネ・グランデに着いた。
-
カタマラン船が来るまで1時間半もあるので、ここでランチボックスをお披露目。
アルミホイルに包まれたもの、青リンゴ2つ、シリアルバー、チョコレート、ナッツとドライフルーツ2パック、ミネラルウォーター。
青リンゴは1つで十分という気がするが、シリアルバー、ナッツとドライフルーツ2パックはありがたい。
アルゼンチンに戻ってからもトレッキングをするので、これを残しておくと重宝する。 -
アルミホイルの中身は、ひとことで言うとツナサンド。
ツナの他に、バナナの輪切りのようでバナナではない謎のフルーツも挟んである。
見た目以上にボリュームがあり、ここで完食できずにプエルト・ナタレスに戻ってから残りを食べた。 -
ランチを食べ終わっても1時間以上の待ち時間があって、正直時間をもてあました。
こんなことならもう少し先までトレッキングすれば良かったと、少し後悔した。
ロッジではカタマラン船で来る宿泊客がすぐにチェックインできるように、掃除やベッドメイクなど準備に追われる時間帯なので、ロッジ内でくつろぐことができない。
なのでロッジのエントランス付近にカタマラン船を待つ客が大勢たむろしている。 -
というわけで、エントランス付近に掲げられたマップや解説の写真など撮って暇つぶししている。
ちなみにこの解説板の下の写真はフランセス谷から東側を見たパノラマ写真のようだ。
こういうところまで足をのばすと、もっとパイネの魅力を満喫できるのだろう。 -
12:25頃、乗船するカタマラン船が見えてくると、ぞろぞろと船着場に移動する。
エントランス付近で待っていた乗船客にはやけに東洋人っぽい人たちが多かったのだが、よく見るとバックパックに付けられたツアーのタグには太極旗(韓国の国旗)がプリントされていた。 -
カタマラン船は12:40頃到着し、乗客の下船乗船や物資の積み下ろしをしていると出発は12:50を過ぎていた。
プエルト・ナタレス行きのバスはプデート13:30発なので、結構タイトな乗り継ぎとなりそうだ。 -
1泊した(というより1泊しかしなかった)ロッジ・パイネ・グランデが遠ざかっていく。
-
南に虹。
昨日に比べると上空は晴れ間が広がっているのでデッキに出ている客も多い。 -
晴れ間は広がっているがパイネ・グランデ山は雲におおわれている。
-
クエルノス・デル・パイネ(パイネの角)は薄っすらと雲におおわれている。
逆光気味で山の輪郭がわかる程度だ。 -
昨日よりは晴れているものの、クエルノス・デル・パイネ(パイネの角)を眺めるには条件が良いとはいえない。
昨日は曇りだったのが幸いして逆光が抑えられたうえ、クエルノス・デル・パイネ(パイネの角)には雲がかかっていなかったので、似たような時間帯でも良く見えたようだ。 -
サルト・グランデは相変わらず豊富な水量をペオエ湖に落としている。
-
プエルト・ナタレス行きのバスでは、パイネの山々がよく見えるように進行方向に向かって左側の窓際の席に着いた。
しかしバスは意に反して昨日来た道を戻るのではなく、ペオエ湖沿いを南下していった。
その道はペオエ湖越しにパイネの山々を見ることができる風光明媚なルートで、右側はフォトジェニックな車窓が展開するが、左側は残念ながらどうってことない山が見えるだけだった。 -
往路は国立公園の入園ゲートで手続きが必要だが、復路はそのゲートを通る必要がないので、こちらのルートの方がプエルト・ナタレスにショートカットできるわけだ。
左側の車窓にもパイネの山を見れる瞬間はあったが、山のシルエットをとらえる程度だった。 -
バスはやがてトーロ湖沿いを南下する。
パイネ国立公園の山とはまた違った雰囲気の山が見られる。
アメリカの乾燥地帯によくありそうな山の雰囲気だ。 -
プエルト・ナタレスが近くなると、左に台地状の山が続く。
-
今日の宿も一昨日泊まった「Pire Mapu Cottage」。
16:00前には到着。 -
Pire Mapu Cottageのリビングとダイニング。
朝食はこのテーブルで食べる。 -
リビングにはチリ側パタゴニアの写真集とか置いてあったのでパラパラと拝見。
この日は時間があったのでシャワー室で簡単に洗濯などして、昨夜あまり眠れなかったこともあり、早めに就寝した。
パイネ国立公園はバスが減便されていた影響もあり、当初のプランより滞在時間が減って、やや消化不良気味に終わった。
明日はエル・カラファテ経由でエル・チャルテンへの移動日となる。
パタゴニアはアルゼンチン側に重点を置いていたので、パイネよりは精力的に攻めていきたい。
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