2016/03/29 - 2016/03/29
291位(同エリア3076件中)
キートンさん
2016年の海外旅行は念願の南米パタゴニア。
日本からみればほぼ地球の裏側となるアルゼンチン・チリへは、直行便はなく、北米か欧州か中東のどこかを経由することとなる。
往路はパタゴニアまで、復路はリオデジャネイロからのオープンジョーで航空券を探したところ、KLMオランダ航空でアムステルダム経由が一番条件に合った。
アムステルダムでの乗り継ぎ時間は往路が約6時間、復路が約2時間半。
アムステルダム・スキポール空港は鉄道も乗り入れていて、アムステルダム中央駅まで片道20分弱という近さ。
往路での約6時間の乗り継ぎ時間なら2時間程度の観光は可能だ。
というわけで、今年の「ちょこっと寄り道」は実質2時間のアムステルダム観光となりました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アムステルダムまでは関空10:25発のKL868便。
スキポール空港にはほぼ定刻通りの到着で、入国審査を経て15:50頃には鉄道駅へ。
ブエノスアイレス行きのKL701便はスキポール空港21:05発なので、まだ5時間以上ある。
切符売り場の窓口がすぐに見つからず、やむなく自動券売機で少しとまどったがVISAカードで何とか中央駅までの切符を購入。
片道4.2ユーロ。 -
スキポール空港からアムステルダム中央駅までは各駅で3つくらいの駅で停車する。
-
16:15頃、アムステルダム中央駅に到着。
-
アムステルダム中央駅の駅前には、いくつかの運河クルーズの乗り場がある。
約2時間という短時間でサクッと手軽にアムステルダムを見たい場合に好都合だ。 -
「地球の歩き方」の地図に載っている「LOVERS」のチケットは橋を渡ったところで購入したが、乗り場は地図とは違っていて、結局中央駅の前に乗り場があった。
一番人気のクルーズなのか、一番長い行列ができている。
わざわざ橋を渡ってチケットを買いに行ったが、この乗り場で購入できたようだ。 -
「LOVERS」の運河クルーズトップ5のなかでも16ユーロの1時間運河クルーズは一番人気のようだ。
-
結局30分近く待って乗船し、いよいよ出発。
アムステルダムはこの時期、大阪より5℃は気温が低いがボートの後部のオープンデッキに陣取った。
他の乗客はなぜかみな室内の席に座ったので、ここはひとりじめ状態。
天気は上々。
航行中もそれほど寒くはないと思うのだが・・・ -
この運河クルーズは時計回りにルートをとる。
出発してすぐ、右側には「聖ニコラス教会」。
1887年に建てられたローマカトリック教会。
聖ニコラスは船乗りたちの守護聖人だという。 -
左側には「ダブルツリー・バイ・ヒルトン」。
中央駅に近くて便利な4星ホテル。 -
水上レストラン「シーパレス」。
見てのとおり、中華レストラン。
アムステルダムでこの建物はとても目をひく。 -
船をモチーフにした緑の建物は「科学技術センターNEMO」。
このデザインは関西国際空港も手がけたイタリア人レンゾ・ピアノ氏によるものだという。 -
イチオシ
クルーズ船は右に曲がり、やがて現れたのは「モンテルバーンス塔」。
1512年に防衛施設の一部として下の部分が建造され、1606年にヘンドリック・ケイセルにより上の部分が追加して建てられたという。
レンブラントの作品でも何度か描かれたそうな。 -
上部が「モンテルバーンス塔」と少し似ているが、「南教会」の塔が見える。
アムステルダム最初のプロテスタント教会で、1611年に教会が1614年に塔が完成した。
これもヘンドリック・ケイセル作で、ケイセルは当時随一の建築家で彫刻家でもあった。 -
後ろにも続々とクルーズ船がやってくる。
アムステルダムには水上バスも走っているので、水上バスなのかもしれない。 -
橋の装飾にも魅せられる。
-
「マヘレのハネ橋」はアムステルダムで最も有名なハネ橋。
「マヘレのハネ橋」へは接近せず、ここからヘーレン運河へと入っていく。 -
国土の大半が平坦地のオランダは世界一の自転車王国である。
大阪ならチェーンを切られて撤去されそうだが、アムステルダムでは不思議と絵になる。 -
つまるところ、アムステルダムは自転車とボートの街である。
-
なのでこんな光景がいたるところで見られる。
-
クルーズ船はヘーレン運河を西へと向かう。
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ヘーレン運河のファイゼル通りからライチェ通りにかけては「ゴールデンカーブ」と呼ばれ、高い税金を払える上流階級が住んでいた間口の広い建物が並んでいる。
-
ヘーレン運河沿いの家並み。
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ライチェ通りを過ぎる、クルーズ船は左へ曲がり、ヘーレン運河からカイゼル運河を横切りプリンセン運河へと向かう。
ヘーレン運河、カイゼル運河、プリンセン運河は、いずれもオランダが黄金時代を迎えていた17世紀に掘られたもので、同心円状に巡っている。
それらをつなぐように放射状にも運河が掘られているわけである。 -
統一感のある家並みが続く。
-
プリンセン運河に入るとハウスボートが多く見られる。
アムステルダムは住宅難のために、係留料を納めればボートに定住することが認められている。 -
イチオシ
プリンセン運河を進むと「西教会」の前を通る。
この教会の塔は85mで、アムステルダム随一の高さを誇る。
建設された17世紀の技術では、アムステルダムの軟弱な地盤に建てられる最大限の高さだったようだ。 -
「西教会」を過ぎるとすぐに「アンネ・フランクの家」がある。
「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクと一家は、フランクフルトから逃れてから1944年にアウシュビッツ強制収容所に送られるまでの2年間を、この隠れ家で暮らした。 -
家の窓が何気に可愛かったりする。
-
「ハウスボート」といっても、ここまでいくともはやボートのイメージがない。
単純に「浮いてる家」である。 -
アムステルダムには現代建築でも面白い建物が多い。
建築好きの人にはワクワクするような都市である。 -
張り出しの大きな建物も多い。
大きな地震のない国は耐震基準が緩くて設計の自由度が大きいのだろう。
てゆうか、日本が地震多過ぎなんだよ。 -
こちらは「EYEフィルム博物館」。
映画、映像を楽しむ複合施設らしい。 -
アムステルダム中央駅北側には、アーチ型の屋根で覆われた、バス・フェリーターミナルや自転車置場があるようだ。
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中央駅南側の運河に入り込み、やがて約1時間の運河クルーズが終了する。
-
イチオシ
クルーズ船は18:00過ぎにアムステルダム中央駅の前に帰着。
1889年に完成した中央駅の駅舎は、ネオゴシックとネオルネッサンスを融合させた様式だという。
東京駅丸の内駅舎と似ていることから東京駅のモデルとなったともいわれていたが、その後否定され俗説となっている。 -
18:40過ぎの列車に乗れば19:00頃にスキポール空港に帰れるので、30分程度散策することにした。
中央駅から南東方向に少し歩くと「涙の塔」がある。
1480年に建てられたこの塔は、当時のアムステルダム港の突端に位置し、危険な航海に出る男たちを見送って女たちが涙を流したという。
気を付けないと見逃してしまいそうな目立たない建物である。 -
細い運河沿いにずらりと置かれた自転車。
その先に見える塔は「旧教会」。 -
細い運河沿いに歩くとその先で広い運河となっていた。
街歩きにもってこいの穏やかな天気だが、残念なことに残された時間は短い。 -
どう見ても傾いている家が並ぶ。
どれが傾いていて、どれがちゃんと建っているかは定かではない。 -
14世紀初めに建てられたアムステルダム最古の教会「旧教会」へとやってきたが、周囲の道路が狭いので全容を見るのは難しい。
-
アムステルダムの中央大通りともいえる「ダムラック」に向けて歩くと視界が開け、中央駅が見える内港へと出た。
-
その南側には「旧証券取引所」。
1602年にオランダ東インド会社によって株券や債券を売買するために設立されたアムステルダム証券取引所は、世界で最古の証券取引所だといわれている。
株の歴史はここから始まったといえる。 -
「ダムラック」を通って中央駅へと向かう。
対岸に並ぶ建物が妙に気になる。 -
どう見ても歪んでるよね。
アムステルダムの街歩きも楽しそうだが、これくらいで駅へ向かわないと・・・ -
アムステルダム中央駅から列車で移動し、再び19:00過ぎにスキポール空港へ。
21:05発のKL701便で次はブエノスアイレスを目指す。
旅のウォーミングアップはここまで。
これからが旅の本番である。
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