2016/03/03 - 2016/03/17
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motogenさん
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アリヤンさんの旅行記で、バッチャン焼きのバッチャン村を知りました。
新ロンビエン橋を渡って川沿いに南に12kmほどの下った場所にあります。
その村に行くには47番バスです。
よし、行ってみよう!
バッチャン焼きの陶芸品よりもバスに乗ることの方に魅力を感じています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
-
鉄道ロンビエン橋の北側にあるパスターミナルに向かいます。
今日は市場を通らずに、クアンカイ幹線道路を歩いてみます。 -
歩いていると閃光が目に飛び込んできました。
溶接の火花です。
興味をひかれて立ち止まり、見学をします。
小さな金属部品に細い金属棒をとり付けています。
細かな作業です。
出来上がると、とり付けた金属棒をクルクル回します。
すると金属棒と一緒に、ネジが出てきました。 -
ネジの頭がぶち切れて困った人が、ネジをはずしてもらっていたのです。
大事な部品だったのでしょう。
待っていた客はお礼を言って100円払っています。
なるほど、こんな方法で壊れたネジをはずすことができるのか・・・
面白いものを見せてもらいました。 -
バスターミナルはロンビエン橋の北側のはずです。
橋の下をくぐります。 -
するとバスターミナルが見えてきました。
バスターミナルといっても広場なんかはなく、規模の大きなバス停です。 -
バスが次々やって来て、次々に出て行きます。
-
47番バスの乗り場もありました。
BAT TRANG と書いてあります。
よしよし! -
10分ほど待つと47番バスがやってきました。
勇んで乗り込みすま。
車掌さんがやって来ました。
「バッチャン」と言うと、「ノー」。
近くの乗客たちも
「47B、ノー!」
「47A、OK!」と口々に教えてくれます。 -
47番バスにAとBのあることは知っていましたが、どちらもバッチャンに行くと思っていたのですが、Bはだめらしい。
あわてます。
次のバス停で降ろしてもらいましたが、料金はなしです。
このバス停で47番Aを待っても良いのですが、気を取り直してバスターミナルに戻ります。
やり直しです。 -
ターミナルに戻ると同時に47番Aが来ました。
ラッキー!
今度は大丈夫、車掌さんから切符を買いました。
どこまで乗っても7000ドン。
10000ドン札を渡すと、2000ドン札2枚のおつりが来ました。
あれっ、まけてくれたのかな? -
窓ガラスは泥ぼこりが付着していて、撮った写真を見るとぼけぼけ。
写真は帰りのバスにしました。
この地図でバッチャン村、わかりますか?
右下の星印が付いている所です。 -
地図で見るとすぐ近くのようですが、走ってみると予想外に遠い場所です。
これで35円とは安すぎ?
乗車率はおよそ半分です。
堤防沿いの道を走りに走り、高級住宅地の中をぐるりと一周すると、いよいよバッチャン村でした。
途中で乗り降りがありましたが、バッチャン村に着く前にほとんどの客は降りてしまっています。
残っていたのは、私と欧米人夫婦一組だけ。
バスでやって来るバッチャン村観光客は少なく、大半は自家用やタクシーで来るようです。 -
到着したのは袋小路となっている駐車場です。
土産物屋が並んでいました。バチャン焼物市場 市場
-
駐車場から一歩出ると、いやがおうにも目につくのは、店前に巨大な壷を並べた陶器屋さんです。
まあ、これは想像通り。
京都の清水焼団地でおなじみの光景です。
-
勇んでやっては来たものの、私には敷居の高い陶芸村です。
なにしろ陶器を見る目がありません。
躓いて壊しでもしたら大ごとと、壷の近くに寄るのも気兼ねします。 -
店の並ぶ通りを一回りしてみます。
まだ9時を少し過ぎたところで、店は開店したばかりなのか、人の姿もちらほらです。 -
アリヤンさんの旅行記を読むと、「バッチャン焼きは17世紀に日本にも伝えられた焼き物で、中国の景徳鎮の影響もあったのでは・・・」となっています。
安土桃山時代の沈没船からも見つかっているとか・・・
恐れ多き有名な焼き物なのです。 -
そんな恐れ多い焼き物を、息のかかる距離で眺められ、直に触れるのですから緊張します。
しかしこの照明、蛍光物質を輝かせようとの見え透いて作為に、「これ、本物?」との疑念が湧いてくるのです。 -
これなんかは、現代的な感覚で造られたアート作品です。
バッチャン焼きは伝統工芸にとらわれずに、色んなジャンルに挑戦しているようです。
日本もそうですが、陶器磁器製造業は伝統だけでは苦境の時代。
あの手この手を使わないと、商売にはなりません。 -
陶芸には疎い私にも面白いものがありました。
表情豊かな人や動物たちです。
愛嬌があって仕草も楽しく、本当によくできています。 -
一つ一つの表情に味があります。
掛け軸や絵巻物に描かれている人が、飛び出してきた感じです。
単なる飾りなのか、子どもの玩具なのか、それとも宗教儀式やおまじないに関係するものなのか、それは分かりませんが、とにかく楽しく見れるものです。 -
これらはどこで作っているんだろうか。
きれいな店の並ぶ通りを過ぎて、その先に進んでみました。
工房がありました。
-
ろくろが並んでいます。
清水焼団地にあるような、工芸教室です。
一度体験したことがありますが、そうは簡単にできるものではありません。
親指と人差し指、中指で土をはさむのですが、その距離間隔は目で見えるものでなく、自分の指が今どこにあるかという体性感覚が必要なのですが、それが鍛えられていません。
分厚くてみっともない作品になったり、薄過ぎて壊れてしまったりで、完成させられせんでした。 -
奥の棚には、作品が日陰干しされています。
-
色づけの道具や絵具も用意されています。
色づけも体験したことがありますが、黒の絵具で塗ったのに、出来上がって届けられたものは青になっていました。
高温で焼くと絵具の成分が化学変化して、色が変わるのです。
面白いのです。 -
店で売られている作品は、どこで作られているんだろう。
観光客が来ない路地に入ってみます。
ガタゴトと音をたてている建物の中を、隙間からのぞいてみました。 -
巨大なローラーが回転しています。
石を砕いて粘土になる素材を作っているのでしょうか。
建物の中は白い粉が舞い散っていました。 -
人通りのある場所に戻ると、大型バスが数台到着して、小学生たちが降りてきました。
大きな袋を抱えた先生が、一人ひとりの子どもにお菓子セットと飲み物を分けていきます。
ベトナムの遠足はサービス満点です。 -
子どもたちは休憩所(?)に入っていきます。
-
中に入ってみると庭があって、バスから降りた小学生以外にも、たくさんの子どもたちが集まっていました。
食べたり、飲んだり、お喋りしたり、跳ね回ったりと、まあ賑やかです。
トイレもありますが、どういうわけか女性用のトイレしかありません。
-
別の場所では中学生たちが先生のお話を聞いていました。
バッチャン村の説明を聞いて、さあ今から自由行動です。 -
バッチャン焼きの窯を見つけました。
これを見たかったのです。
登り窯です。
炊き口は一つですが、斜め上方に段階上に窯が続いていて、それぞれの窯の温度に変化を作る設計です。 -
欧米人がガイドを連れて見学に来ていました。
ガイドはベトナム人で、ゆっくりと簡潔な喋り方をしているため、私にも部分的に理解可能です。
この3人の後について回ることにしました。 -
屋根は高く、レンガの柱で支えられています。
この施設は観光用に残されている古いもので、現在は使われていません。
現在はこのような焼き釜ではなく、小型で性能の良い電気釜を使って焼いているとガイドは言います。 -
昔の様子を描いた絵が展示されていました。
陶芸品の優劣や芸術性を見る目はありませんが、火を使った焼き釜は魅力的です。
火を燃やすこと自体が、ロマンのかたまりです。 -
登り窯の窯ごとに製品を出し入れする窓があります。
開いている窓からのぞいてみます。
真っ暗ですが、焼き物を置いた様子が分かるようになっていました。
ここを高温の空気が風となって流れることを想像するだけで、わくわくします。 -
登り窯を見終わると、ガイドさんは欧米人を陶芸教室に連れて行き、ろくろ回しの実演を見学させてくれます。
粘土のかたまりが、丸い壷になり、長ひょろい壷に変化し、見る間に平らな大皿となり、とっくりになり、茶碗に早変わりします。
5分ほどの時間に、10種類以上の形に化けるのを見て
「ファンタスティック!」と外人さんは大喜びです。
これだけサービスしてくれたのだから、欧米人もろくろ回しをするのかと思ったら、「サンキュー・ベリーマッチ」で終わりでした。 -
土産物屋では中学生や小学生が押し合いへし合いして、小物を買っています。
値段を見ると、安いものがたくさんあるのです。
昨夜「明日は焼き物のバッチャン村に行く・・」と女房にメールを送ると、
「何かお土産買ってきて・・・」と言われていたのですが、何が良いのかさっぱりわかりません。
女房と一緒に来た時に買えばいいではないか、と思い直し、中学生のように土産物を買うのはやめました。 -
路地の茶店にベトナム将棋に夢中のおじさんとお兄ちゃんがいます。
『車』や『馬』の駒があり、日本の将棋に似ていて面白そうです。
駒の種類やら、駒の動かし方を眺めていると、おじさんは椅子を勧め、お茶を飲みなさいと言ってくれます。
お言葉通りにお茶を飲み飲み、じっくり研究することにしました。
このおじさん、連勝です。
「この兄さん、びびってるんだ。今から俺は猛然と襲いかかるからな。」
などとジェスチャーたっぷりに、おどけながら、余裕で私に話しかけてきます。
言葉はよく分かりませんが、このおじさんの手振り身振りを見ていると、意味が伝わってくるから不思議です。
こうして30分以上も見ていると、駒の動かし方も少しずつ分かってきました。
お茶代を払って帰ろうとすると、「俺のおごりだよ!」とおじさんは言います。
ニンビンに引き続いて2度目のおごられ体験でした。 -
お昼時になりました。
いつの間にかお客が増えて、町にも活気がでています。
香ばしい匂いに誘われて、露店をのぞきます。
ここのフランクフルトは50円と庶民価格です。
ケチャップとマヨネーズをたっぷり付けてもらいました。 -
芋を練って焼いた『芋焼きおにぎり』を食べると、それはそれは美味いこと。
あまりの美味さに、紫色のものを追加して(最初は黄色)食べてみました。
これも美味くて大満足。
1個50円とは思えない美味さです。 -
腹もくちくなり、楽しい将棋のおじさんにも会えたので、帰ることにします。
バッチャン村の隣には不可解な高級宅地があって、バスはその中に立ち寄ります。
ここに入るにゲートを開けてもらわないといけません。 -
この区画はいかめしいガードマンたちよにって守られています。
バスはそのまま通過できますが、他の車やバイクは身分証明書の提示を求めらています。 -
敷地内の至る所でガードマンが見張っています。
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整備された広い道路、手入れされた樹木、広い敷地に建っている建物は統一のとれた3階建てのマンション風か、一戸建ての立派な庭付き家屋です。
-
こんな高層ビルも数多く棟そびえています。
-
サッカーのできるような広い公園、花で彩りされている交差点、ここはいったい何だろう?
-
それにしてもものものしい警護です。
こんな田舎に重要人物が住んでいるのでしょうか。
5分ほどでバスは元の道路に戻りました。 -
バッチャン村への道は、川沿いに走る1本道です。
-
途中に長い橋が2本あります。
これは高速道路のようで、車がびゅんびゅん走っています。 -
途中に集落もあって、次々に客が乗ってきます。
-
ほとんどの客が通学や通勤客で、車掌さんにチラッと定期券を見せて乗り込んできます。
(座っているのが車掌です) -
大きな橋の下をくぐります。
この橋もロンビエン橋のように長大な橋です。 -
野原の中に飛行場?
舗装された滑走路が見えます。
管制塔や格納庫、ターミナルの建物はありませんが、飛行場に間違いありません。 -
新ロンビエン橋に戻ってきました。
-
そしてバスターミナルへ到着。
楽しい一日になりました。 -
夕方近くになって、いつものレストランに出かけました。
この時間は店も空いています。
3人の欧米人がいて、それぞれ別の料理を食べていましたが、どれも美味そうです。
「何を食べているの?」
そう聞くと、メニューを開いて食べているものを教えてくれました。 -
その中で一番美味そうだったものを注文しました。
トマト味の肉と野菜の盛り合わせです。
栄養バランスもまずまずで、値段も手ごろです。 -
この3人、出身はそれぞれ違っています。
ドミトリィーで知り合って、一緒に行動しているのだそうです。
英語ができるとこうして旅の仲間ができるのですが、私はまだまだこの域には達していません。
いつか、こんなことが・・・・できるかなぁ?
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