2015/12/26 - 2016/01/01
224位(同エリア350件中)
ミータさん
12月28日の月曜日が私の職場はお休みで、年末の休みが少し長くとれた。
そこでコルマールを中心としたアルザス地方を回ってきた。
ドイツの多くの町ではクリスマスマーケット(ヴァイナハト・マルクト)は12月24日くらいまでだが、
コルマールなどアルザスの町では年内いっぱいまでクリスマスマーケット(マルシェ・ド・ノエル)が開かれている。
コルマール編 その2 (ウンターリンデン美術館)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
-
「ノエルの魔法 その11 http://4travel.jp/travelogue/11097811 」の続き。
せっかくなのでウンターリンデン美術館にも行ってみる。
13世紀の修道院を利用している。
2015年12月中旬に改修工事が終わったばかり。
因みに、ウンターリンデンとはドイツ語で「菩提樹の下」というような意味である。
受付に荷物を預ける場所がなかったので、
リュックサックを背負ったまま中に入ろうとすると
「リュックは抱えて見学して」と注意される。
そんな訳で荷物を抱えたまま見学。ウンターリンデン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
1階は主に宗教画の展示室。
-
サン・マルタンがマントを切って物乞い(イエス・キリスト)に与えようとしている場面ね。
-
受胎告知やキリスト誕生の場面などが描かれている様である。
-
これがウンターリンデン美術館の目玉、
ドイツ人画家のグリューネヴァルト作「イーゼンハイムの祭壇画」。
その中でも有名なキリストの磔の場面。 -
キリストの磔の場面の後ろには、キリストの復活と受胎告知。
-
これもイーセンハイムの祭壇画で良いのかな。
-
結構おどろおどろしい場面だが、どこかユーモラスな感じもする。
-
これはどこかの祭壇みたいね。
(説明は全く見ていない) -
2階に上がってきた。
元修道院の建物なので、回廊になっている。 -
2階はかなりバラエティーに富んだ展示だった。
-
古い金物細工の看板とか
-
古い錠前とか
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クグロフなどの型とか
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箪笥とか
-
こんなお部屋があったり
-
そのお部屋の天井画
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寄木細工の扉かな
-
古伊万里の壺だったと思う。
-
地下にも展示室があった。
-
古いモザイクがあるかと思えば
-
ルーカス・クラーナハの絵画があったり
-
更に時代が新しくなり、ガレの花瓶があったり
-
更にはゲルニカまである。
布で織り上げた物の様だった。 -
本物のピカソの絵画もある。
かなり広くて、展示内容も多岐にわたっていた。
バスの時間もあるので、適当なところで切り上げる。 -
“Place Scheurer Kestner”というバス停に向かう。
(これはコルマールに到着した時に撮影したもの)
バスの路線図を見て気付く。
これは反対方向に行くバス乗り場だ。
でも、道路の反対側にはバス停らしいものが見当たらない。
幸い、バスの時間まで少し余裕があったし、
30分後には“Theatre(劇場)”経由のバスがある。
とりあえず、付近をウロウロしてバス停を探す。 -
結局、バス停は駐車場をはさんだ反対側にあった。
バス停を探すとき、銃を持った兵士たちとすれ違い、
パリのテロ事件の余波を感じて少し緊張する。 -
“Place Scheurer Kestner”のバス停は3カ所に分かれていた。
208番のエギスアイム行きのバスに乗る。
確か真ん中のバス停だったかな。
バスは16:38発の予定だったが、10分以上遅れてやってきた。
続く→http://4travel.jp/travelogue/11099353
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この旅行記へのコメント (6)
-
- くろねこだりゅんさん 2016/01/30 17:43:25
- 博物館の品ぞろえ
- ウンターリンデン博物館、展示物の統一性が無い所が面白いです。
さすがにキリストの磔の絵は素晴らしいですね〜
個人的に興味が持てるのは2階。
古い錠前とか、あんなに大きな鍵は昔の街の入口に付けられた物でしょうか?
地下の模型は修道院だったころの模型ですかね〜
バス停見つかってよかったです。バスが定刻に来ないと不安になりませんか?
- ミータさん からの返信 2016/01/31 06:17:52
- RE: 博物館の品ぞろえ
- グリューネヴァルトの「イーゼンハイムの祭壇画」が有名だから、
宗教画ばかりだろうと思ったら、本当に色々な展示がありました。
私も2階部分の展示が特に面白かったです。
バス停、見つかって良かったです。
渋滞している様だったので、多少の遅れは覚悟していました。
-
- クリスさん 2016/01/30 00:23:10
- 昔とは違いますね
- もう昔の事だから当然といえばですが、もう私の知っているウンターリンデウン美術館ではないですね。ずいぶんと変わっている。
イーゼンハイムの祭壇画の磔刑の下2枚の写真は観音開きの左右よ翼祭部分になります。もともと一体の物ですね。
私は、この絵を見て中世宗教画を好きになりました。
ゴシックの木細の祭壇もイーゼンハイムの物です。作者はニコラス・ハーゲナウ8(Nikolaus Haguenauer)。この扉に当たるのがグリューネヴァルトの作品です。
- ミータさん からの返信 2016/01/30 08:35:03
- RE: 昔とは違いますね
- ウンターリンデン美術館は改修工事を終えたばかりです。
何しろリニューアルオープンしてまだ半月です。
元修道院の建物を利用した美術館ということで、
私も宗教画を中心としたこじんまりとしたところを想像していたので、
あまりの広さと展示内容の豊富さに驚きました。
イーゼンハイムの祭壇画と祭壇彫刻の解説ありがとうございます。
勉強になりました。
-
- gontaraさん 2016/01/29 11:09:20
- 内容豊富ですね
- ウンターリンデン美術館、展示内容豊富そうですね。
芸術、美術苦手なgontaraもピカソだけは判別できるので好きです???
写真撮影ができるのは嬉しいけど、僕の場合、そういう展示館は写真だけ撮って、もういいやって事になりがちです、反省!
- ミータさん からの返信 2016/01/30 08:21:04
- RE: 内容豊富ですね
- ウンターリンデン美術館は予想していたより広く、
展示内容も豊富でした。
その分一つ一つをじっくり見る気になれず、
かなり駆け足の見学です。
特に近代〜現代芸術の展示の頃にはいい加減疲れてきました。
私もほとんど写真に残すだけの見学です。
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