アルザス・ノエルの魔法　その3

2015/12/26 - 2016/01/01

12月28日の月曜日が私の職場はお休みで、年末の休みが少し長くとれた。
そこでコルマールを中心としたアルザス地方を回ってきた。
ドイツの多くの町ではクリスマスマーケット（ヴァイナハト・マルクト）は12月24日くらいまでだが、
コルマールなどアルザスの町では年内いっぱいまでクリスマスマーケット（マルシェ・ド・ノエル）が開かれている。


テュルクアイム編　その1

エリア テュルクアイム(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩

「その２（http://4travel.jp/travelogue/11090806）」からの続き。

オークニクスブール（ケーニヒスブルク）城見学の後、最初の宿泊地に向かう。
コルマール駅に到着したのは17：00前。
空にはまだ少し明るさが残っている。
ここでさらに電車を乗り換える。

コルマールから電車で約10分の町テュルクアイムがこの日の宿泊地。
駅から町の中心まで徒歩５分くらい。
17：45頃に到着した。
中央やや左の建物が町役場、その左側に泊まったホテルがある。

これが泊まったホテル“Hotel Des Deux Clefs（「2つの鍵」という意味）”。
数年前、コルマールでホテルを検索して見つけた時から気になっていた。
ホテルのホームページからだと1泊69ユーロ（朝食代は別に14ユーロ）であった。
（Booking.comだと朝食代別で1泊79ユーロだった）

ホテルの紹介は次回に行う。

オテル デ ドゥ クレ ホテル

大きなアドヴェントカレンダーが町役場前の広場にあった。
アドヴェントカレンダーとは1日に１つずつ窓を開け、
全部の窓が開いたときクリスマスを迎えるカレンダーのこと。
窓は24枚のことが多いので、12月1日から開くことが多いのかな。
家庭用のアドヴェントカレンダーでは窓の中にお菓子など入っている。

キリスト誕生の場面。

町のメインストリート。
小さい町ながら、クリスマスのイルミネーションで飾られている。

メインストリートには少しだけクリスマスマーケットの屋台があった。
週末のみ屋台は出ていたらしい（この日は日曜日）。
但し、19：00頃には閉店。

おいしそうなケーキ屋を発見。
これから夕食だからケーキは買えないけど、お店に入ってみる。

ミニクグロフ型のチョコレート6個入り4.8ユーロを購入。
旅行中のおやつとして持ち歩いた。

ショーウィンドーもクリスマスらしい。

アルザス地方の民族衣装の人形。
（表紙の写真もこのショーウィンドーに飾られていた）

こういう飾りを見るだけでも楽しい。

クマの縫いぐるみのディスプレイは良く見かけた。

トナカイの飾りがあるのはワインショップだったかな。

木組みの家にクリスマスの飾り。
もう絵本の世界。

しかし、レストランを探す方が大切。
小さい町だがレストランはそれなりにあった。

この門の両側もレストランになっている。

門のむかって左にあるレストラン“L'Auberge du Veilleur”。
“ Veilleur”とは夜警という意味らしい。

アルザス名物のシュークルートがメインの23ユーロのコースが手頃で良いかな。

店内も可愛らしい飾りつけ。

アルザスではハートの飾りを良く見かける。

ワインはリースリングを注文。
グラス1杯2．5ユーロ。
地元（テュルクアイム）産の様だ。
ピノ・グリやゲヴュルツトラミネールは4．5ユーロ位した。

前菜はマンステールチーズのクルトン（トースト）。
マンステールはテュルクハイムからさらに電車で20分くらいのところにある町で、
Munster＝修道院があったことからその名がついている。
マンステールチーズはその修道院で作られていたウォッシュタイプのチーズらしい。
（ミュンスターはドイツ語で大聖堂の意味もある）

メインのアルザス名物のシュークルート。
さすがにこの量は一人で食べきれない。
かなり頑張ってお肉類は食べたが、キャベツは1/3ほど残した。

それでもデザートのリンゴケーキはさっぱりとしていて、
美味しく全部食べることができた。

翌朝写したレストランの看板。
その名前の通り夜警が描かれている。

テュルクアイムは夜警＝夜回りおじさんが有名。
でも、冬の時期だったで夜回りおじさんはお休み中。

テュルクアイム編はまだまだ続く→http://4travel.jp/travelogue/11092712