201502北海道旅行 第26回 3日目【北見・美幌】

2015/02/20 - 2015/02/20

３日目。今日から２日間は流氷観光のための日程。天気や流氷の接岸状況に応じて流氷観光をするかそれ以外の観光をするかを決める。２日とも快晴で流氷もばっちり押し寄せていれば２日連続で船に乗るし、天気が悪かったり、流氷がなければ今年は観光をしないということで、事前に何案か計画を立てた。
今日の宿は丸瀬布町にあるマウレ山荘。温根湯からは旭川寄りに戻る位置にあるが、翌日、石北本線を使えば楽に網走に向かうことができる。

３日目
温根湯8:36～留辺蘂8:58/9:37～北見10:10
【ﾋﾟｱｿﾝ記念館】【北見文化ｾﾝﾀｰ】
北見12:32～美幌12:55　　【美幌博物館】【美幌林業館】
美幌14:44～丸瀬布16:19　　　　マウレ山荘

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス JALグループ JR特急 JRローカル 徒歩 AIR DO
• 旅行の手配内容: 個別手配

３日目。ホテルの客室から。今日の天気は曇時々雪。
流氷観光は翌日に賭け、北見周辺の博物館をめぐることにする。

朝食はバイキングスタイル。

朝食後チェックアウト。
路線バスで留辺蘂駅を目指す。
一瞬だけ広がる青空。流氷は晴れ予報の明日とし、今日は北見と美幌の博物館をめぐって丸瀬布のホテルに入る。

路線バスは約２０分で留辺蘂駅に到着する。
ここから石北本線に乗車し北見を目指す。

留辺蘂駅からは普通列車で北見へ。
２０１６年３月のダイヤ改正ではこちらの区間も減便対象となった。

曇り空の中北見駅に到着した。
最初はピアソン記念館を見学する。
博物館までは徒歩で向かう。

まずはピアソン記念館。
駅からは９００メートルくらいのところにあります。

ピアソン記念館 美術館・博物館

大正から昭和にかけて宣教活動に従事したアメリカ人宣教師夫妻の功績を伝える目的で旧邸を資料館としたもの。
入館料は無料のため、ちょっとした立ち寄りに利用できる。

ピアソン記念館の次は北網圏北見文化センターを訪れた。
歩けなくもないが遠いです。２キロくらい歩いた。

訪れた北網圏北見文化センターは科学館・博物館・美術館・プラネタリウムが入る複合施設。
このうち博物館と科学館を見学することにした。

まずは縄文時代あたりの暮らし、北見の自然環境などの展示がある。

北網圏北見文化センター 美術館・博物館

森の中の生き物たちの展示。
キタキツネ、ヒグマ、エゾシカなどは北海道ではお馴染みだ。ヒグマだけは出会いたくないが、、、

こちらは開拓の歴史をつたえるもの。
馬を利用した物資の運搬の様子がよくわかる。

北見では２つの博物館をめぐったのち特急オホーツクに乗車。
網走行きに乗車する。

途中駅美幌で下車。
ここでも博物館をめぐる。

美幌駅前。
観光案内所を併設。物産館のような店舗も入っていた。

美幌駅からは国道３９号と道道２１７号を進んでいき、まずは美幌博物館を訪れる。

沿線は一面の雪原、地域的には夏は玉ねぎ畑かも。

美幌駅からは約２キロの歩きで美幌博物館に到着する。
外観は立派な施設だ。

展示を見学する前に展望階から景色を見る。
曇っているが雪に覆われた美幌の田園風景。

まずは美幌町の自然環境について。
実物展示で木の上の生き物、地上の生き物、土の中・水の中の生き物など実際にその場所から見ることができ、なかなか工夫がされている。

美幌博物館 美術館・博物館

続いて北見地方の開拓の歴史を展示。
こちらも文字の解説だけでなく実際の風景を再現したものでイメージを浮かびやすくする工夫が。

農耕の様子もしっかりと再現。
馬が人々の生活に果たした役割は大きい。

当時の住まいの様子や生活用具など目で見て学べる展示が充実していて見ごたえがある。

こちらは農業機械の展示。
この旅行記ではすべて紹介しきれないが、いろんなジャンルを扱う博物館だ。

子どものうちから地域のことに興味が持てるような見せ方を工夫した博物館だった。

美幌博物館の見学を終え、美幌駅に戻った。
こちらは美幌駅併設の林業館。通常電気が消えているので観光協会の人に見学をお願いし、明かりをつけてもらう。

美幌林業館 美術館・博物館

林業と地域とのかかわりや木材加工品などの展示。列車待ちを有意義に利用できました。

さて、これで今日の観光はおしまい。
美幌駅からホテルのある丸瀬布に移動。
こちらは臨時特急オホーツクの風。網走、北見圏の観光時には何度か利用してきたが、１６年は運行予定がない。札幌行に乗車したときは常時座席が選び放題な乗車状況だったから仕方ないが、今後の旅行計画には厳しい。

車内では沿線観光案内を聞きながら約１時間３０分で丸瀬布駅に到着した。
初めて下車する駅である。

丸瀬布駅に到着。雪の積もり具合がすごい。
駅からは宿の送迎を依頼する。ありがたい。

１５分ほどで本日の宿、マウレ山荘へ。
温泉はアルカリ性単純泉で大浴場はかけ流しではなかったが、食事やホテルの雰囲気などは大変良かった。

こちらの楽しみは夕食。
コースメニューになっていて料理の盛り付け方の凝り方から期待がもてそう。

丸瀬布温泉 マウレ山荘 宿・ホテル

お造りの鮮度も最高。
ホタテやホッキ貝のお刺身は個人的に好みなのでうれしい。

魚に肉にとバランスの良い内容。
味付けも最高でした。

最後にデザートでしめ、満足のいく夕食を終えた。

内部は山荘をイメージした演出。
中央の囲炉裏も雰囲気がある。いい滞在ができたと思う。

さて、明日は網走で流氷船に乗り流氷見物。天気の方は晴れそうで、流氷も接岸しているようだ。