2014秋、韓国旅行記28(17/30)：10月30日(6)：ソウル、景福宮、欽敬閣、含元殿、思政殿、千秋殿、萬春殿

2014/10/28 - 2014/10/31

王宮跡の景福宮（キョンボックン）の紹介です。国立民俗博物館側から入場しましたので、通常とは逆のコースでの見学となりました。北から南に向かっての移動です。

エリア ソウル(韓国)

国立民族博物館の見学を終えてやって来た、キョンボックン（京福宮）です。塀の上から頭を出した、見事な銀杏の黄葉です。既に京福宮のエリアです。

『元祉門』の扁額があった門の光景です。通常は使われない小さな門でしょうか、閉じられていました。

樹種は特定できませんでしたが、この樹木の黄葉も綺麗でした。長く伸びた濃い黄色の石塀が黄葉に似合っていました。

京福宮の中を西向きに移動中の光景です。背景は北岳山(プガッサン)です。京福宮（キョンボックン）の建物群に向かって歩みを進めました。

今回の京福宮（キョンボックン）見学は、北側から南に向かっての逆コースでの見学となりました。扁額が撮影できていませんので、建物の特定ができませんが、『慈慶殿（チャギョンジョン）』の周りの建物光景のようです。繊細な飾りが施された建物です。

『慈慶殿（チャギョンジョン）』の周りの建物光景です。慈慶殿一帯は、南向きの慈慶殿を中心に西北側に福安堂、東側に清燕楼と協慶堂を連結した複合建物となっています。

同じく、『慈慶殿（チャギョンジョン）』の周りの建物光景のようです。『慈慶殿（チャギョンジョン）』ですと、興宣大院君が先王の后で高宗の義理のお母さんでもある趙大妃のために建てたものです。

塀や門にも様々な飾りが施されていました。見飽きることがない建物光景です。

『峨眉山（アミサン）』と呼ばれる交泰殿の人工の裏山です。中宮殿の奥深い庭園です。細長く整えた石で、4段の花壇が設けられています。春から初夏にかけては、梅、ボタン、ユスラウメ、クロフネツツジ等が咲き揃います。

左が王妃の寝室である『交泰殿（キョンテジョン）』です。峨眉山に建つ2本の煙突は、『交泰殿』のオンドルと繋がっています。高宗時代の1865年に造られたものです。

『交泰殿（キョンテジョン）』の周りの建物光景です。『交泰殿』の名前は、陰陽が調和を成す易経の泰卦（六十四卦の一つ）からとられた名前とされます。

長く伸びた甍の下から見上げた空の光景です。快晴ではありませんが、観光には程よい天気です。

向かい合って建つ、『欽敬閣（フンギョンガク）』と『含元殿（ハムォンジョン）』の説明看板です。世宗大王は1438年に欽敬閣建設を命じ、ここに玉漏機輪、仰釜日晷などの時間測定機器と天文観測装置である簡儀を設置させました。そのレプリカは、世宗大通りに展示されています。

石塀の先に見える建物は、『欽敬閣（フンギョンガク）』です。『含元殿（ハムォンジョン）』がこの建物の向かいにあるようです。

蓋をした古井戸のようにも見えますが、別の施設かも知れません。玉漏機輪、仰釜日晷などの時間測定機器と天文観測装置に関係した土台かも知れません。

ベンガラ色の壁が並んだ建物の間の光景です。その先に見えるのは、『含元殿（ハムォンジョン）』の建物のようです。

『慶成殿（キョンソンジョン）』の軒先光景だったようです。

『慶成殿（キョンソンジョン）』の建物光景です。『慶成殿』は、王の寝殿である『康寧殿（カンニョンジョン）』の西側に位置している建物で、小寝殿として使用されました。

同じく、『慶成殿（キョンソンジョン）』の扁額があった建物光景です。1994年に復元された建物です。

『斉祉堂』らしい扁額があった建物です。ガイドブックなどには載っていませんでしたから、近年再建された建物の一つのようです。

『康寧殿（カンニョンジョン）』の建物光景です。『交泰殿(キョテジョン)』を含め、王と王妃の生活の場だった建物です。この区域は、外部からの侵入を防ぐため、9つの壁で囲まれていました。

『延生殿（ヨンセンジョン）』の建物光景です。『康寧殿（カンニョンジョン）』の東隣に位置する小寝室です。

『慶成殿（キョンソンジョン）』の建物光景です。『康寧殿（カンニョンジョン）』の東隣に位置する小寝室です。

『康寧殿（カンニョンジョン）』の正門です。『●五門（ヒャンオムン）』の扁額がありました。●の文字は見慣れない難しい文字です。

回廊で囲まれた、千秋殿（チョンチュジョン）、思政殿（サジョンジョン）と萬春殿（マンチュンジョン）の説明看板です。中心となる建物が、中央の思政殿です。

『思政殿（サジョンジョン）』の建物光景です。国王が臣下と国事を行っていた建物です。

同じく、『思政殿（サジョンジョン）』の建物光景です。勤政殿（クンジョンジョン）の後方、康寧殿（カンニョンジョン）の前方に位置します。

『萬春殿（マンチュンジョン）』の建物光景です。思政殿の東側に位置します。李朝時代の国王は、この建物で臣下と国事について議論し、読書し、時には臣下と宴会を開いたとされます。

『千秋殿（チョンチュジョン）』の建物光景です。思政殿の西側に位置します。世宗大王時代、この建物でハングルの構想が練られたようです。

『思政門（サジョンムン）』の建物光景です。『思政殿（サジョンジョン）』の正門となります。