2014/10/28 - 2014/10/31
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城壁修復工事中の東大門(トンデムン)と東大門市場(トンデムンシジャン)、清渓川(チョンゲチョン)の紹介です。その後、北村韓屋村(ブッチョン・ハノクマウル)に向かいました。
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イチオシ
『興仁之門(フンインジムン)』の光景です。南大門に対し、こちらは『東大門(トンデムン)』とも呼ばれます。1963年、大韓民国指定宝物第1号に指定されています。韓国の『宝物』は、概ね日本の『重要文化財』に相当しますが、より、国宝に近い文化財です。
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『興仁之門(フンインジムン)』の観光案内板です。李氏朝鮮時代、ソウルを取り囲んだ城郭の東に位置する門です。焼失した南大門が国宝だったのに対し、東大門が格下の宝物になったのは、1869年に再建された門のためとされます。
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イチオシ
東大門(トンデムン)のアーチ門の天井に描かれた青竜図です。天の四方を司る神は、東は青龍(せいりょう)、西は白虎(びゃっこ)、南は朱雀(しゅじゃく)、北は玄武(げんぶ)とされます。青竜は東を司ります。雲が多く描かれた、雲竜図の趣です。
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東大門の建物光景が続きます。日が昇る東は、季節では春に例えられ、『青春』と呼ばれます。その他の季節と三色は、『朱夏』、『白秋』と『玄冬』です。『玄冬』の『玄』は、『黒』を意味します。ベースに紀元前の中国で体系化された五行説があります。
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東大門の周りは、旧城壁を改修する工事が行われていました。土木工事が行われていた北西方面の光景です。五行説では東西南北の他に、『中』を加えて五つと、色は黄色としています。また、紀元前の春秋戦国時代には、陰陽思想と結びついて、陰陽五行説が生まれました。
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樹木などが取り払われて、露わになった城壁の光景です。陰陽五行説は、仏教が日本に伝来した5〜6世紀に伝わり、道教を取り入れ日本独自の陰陽道(おんみょうどう)となりました。陰陽道では、現代でも阿倍清明(921〜1005年)がドラマを通じて脚光を浴びました。
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右手が東大門の建物、その北西方面に伸びる城壁の光景です。ソウル中心部は、内四山と呼ばれる山々があります。北に『北岳山:342m』、東に『駱山:125m』、南に『南山:262m』、そして西に『仁王山:338m』の四山です。ソウル城郭はこの四つの山を結んで、一周するように建造され、その全長は18.6キロに及びます。
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南側から眺めた東大門の二階部分の建物光景です。朝鮮時代の太祖5年(1396年)に創建され、その後の改修を経て、現在の門楼は高宗6年(1869年)に改修された姿です。
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『興仁之門』の扁額のアップ交易です。ほかの三つの大門が三文字であるのに対し、四文字である理由は、風水地理的にソウルの東の地域の気が弱いため、気を高めるために『之』の1文字が追加されました。『興仁』は、五行説で東を示すとされます。なお、他の三大門は、北が粛靖門、南が崇礼門、西が敦義門です。四つある小門もすべて三文字です。
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元々は『興仁之門』に繋がっていた城壁のアップ光景です。城壁はソウルの近代都市化に伴い、分断され、あるいは撤去されました。
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この日も城壁の改修工事が行われていました。石垣の積替えと、追加のために、新しい石材が用意されていました。城壁の右が城外、左が城内になります。
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東大門の周りの光景です。4〜5年前に見学した時、周りが公園化され、この松の木も植樹されたばかりでしたが、すっかり根付いたようです。
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東大門市場の裏通りの光景です。以前と比べますと、街並みがすっきりしてきたようです。火災などの防災面ではプラスですが、裏町の風情は無くなってきたようです。
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同じく、東大門市場の裏通りの光景です。この通りのお店では、何度か食事もしたことがあります。
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東大門の周りの改修工事で生じたスペースでしょうか、ハトさん達の憩いの場になっていました。
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ハトさん達の憩いの場は、清渓川(チョンゲチョン)の上に当たっていました。河川改修で生じたスペースかも知れません。
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橋の上から眺めた清渓川(チョンゲチョン)の光景です。小魚の群れが見えました。水質も随分と改善されているようです。
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同じく、橋の上から眺めた清渓川(チョンゲチョン)の光景です。小魚だけでなく、かなりの大きさに育った魚の群れも目にしました。放流されたものではなく、自然魚のようです。
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橋の上から眺めた、東大門市場(トンデムンシジャン)の建物光景です。国内外のバイヤー達により深夜に活気を帯び、明け方まで営業の店が多いとされます。このことから、この一帯は『眠らない街』とも呼ばれます。
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橋の上から眺めた、清渓川(チョンゲチョン)の光景です。左手に見える五つのアーチは、復元された五間水門址です。もともとの五間水門(オガンスムン)は、水が都城の外に流れ出るように、興仁之門(フンインジムン)の城壁の下に設置した水門でした。
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イチオシ
同じ場所からの清渓川(チョンゲチョン)のアップ光景です。この後、地下鉄の東大門駅に向かいました。五間水門址は、『ソウル清慶川遺跡』として、水標橋址などとともに、大韓民国指定史跡第461号に指定されています。
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東大門から地下鉄に乗り、次の見学地の北村韓屋村の最寄り駅、安国(アング?)駅に到着しました。その地下鉄構内にあった付近図です。
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地下鉄の安国(アング?)駅で降りた後、北方面に向かいました。予め調べておいた、北村文化センターを目指しました。
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北村文化センターに向かう途中の街並み光景です。既に北村韓屋村の区域です。東がチャンドックン(昌徳宮)、西をキョンボックン(景福宮)に挟まれたこの北村の地名は、漢陽(ソウルの昔の地名)の中心であった鍾路と清渓川(チョンゲチョン)の北側に位置することから名付けられました。
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東がチャンドックン(昌徳宮)、西をキョンボックン(景福宮)に挟まれた北村は、朝鮮王朝時代には、王族や有力な家門をはじめ、身分の高い両班の居住地とされてきました。現在のように小規模な家屋が密集するようになったのは、概ね1930年頃からとされます。
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北村文化センターに向かう途中の街並み光景が続きます。北村は現在の行政洞(行政区)にでは、鍾路区の嘉会洞(カフェドン)、三清洞(サムチョドン)という2つの行政洞に該当します。更に細かく分けると11の法定洞から構成されています。
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街路樹の紅葉の光景です。濃いオレンジ色の段階ですが、更に赤味を帯びそうです。
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北村文化センターに到着しました。北村文化センターでは、母屋、門屋、離れで構成された伝統韓屋を見学できるだけでなく、日本語パンフレットも入手できました。
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パンフレットや、ネット情報からの紹介です。外国人でも参加できる専門講師による3か月間講座の紹介です。ハングル書道5万ウォン/月、伝統酒造り15万ウォン/月、韓紙工芸人形5万ウォン/月などです。
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北村文化センターの伝統家屋の紹介です。600年の歴史を持つ、ソウルの伝統居住地域に位置しています。
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