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2005年のGWに、中欧周遊の旅に出ました。<br />廻った国は、<br />ルーマニア→ハンガリー→ポーランド→チェコ→スロヴァキア→オーストリア→ドイツです。<br />超弾丸トラベルでした!<br /><br />本編はポーランド編です。

ポーランド

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2005/05/02 - 2005/05/03

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旅行記グループ 海外旅行2

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とやすけ

とやすけさん

2005年のGWに、中欧周遊の旅に出ました。
廻った国は、
ルーマニア→ハンガリー→ポーランド→チェコ→スロヴァキア→オーストリア→ドイツです。
超弾丸トラベルでした!

本編はポーランド編です。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
3.0
グルメ
2.0
ショッピング
2.5
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • ハンガリーからポーランドの古都クラクフにやってきました。<br /><br />クラクフは世界大戦でも珍しく被害が少ない街で、中世の面影が色濃く残っています。

    ハンガリーからポーランドの古都クラクフにやってきました。

    クラクフは世界大戦でも珍しく被害が少ない街で、中世の面影が色濃く残っています。

  • 早朝到着したので、そのまま観光へ

    早朝到着したので、そのまま観光へ

  • クラクフ市内。<br />まだ皆さん寝ている時間です。

    クラクフ市内。
    まだ皆さん寝ている時間です。

  • 中央市場広場に立つ聖マリア教会。<br />内部の聖壇は、ヨーロッパで第2位の高さを持つ木造彫刻です。<br />※すみません、写真ありません。<br /><br />クラクフのシンボルであり、ランドマークです。

    中央市場広場に立つ聖マリア教会。
    内部の聖壇は、ヨーロッパで第2位の高さを持つ木造彫刻です。
    ※すみません、写真ありません。

    クラクフのシンボルであり、ランドマークです。

  • 広場にも誰もいません。<br />ちょっと心細かったのを覚えています。<br />お昼時には市民でごった返すのですが…。

    広場にも誰もいません。
    ちょっと心細かったのを覚えています。
    お昼時には市民でごった返すのですが…。

  • 中欧の国々を周っていると、近い国同士でも、やはりその国独特の雰囲気があります。<br />料理や言語も異なれば、わずかな気候の違いが、そう感じさせているのかもしれません。

    中欧の国々を周っていると、近い国同士でも、やはりその国独特の雰囲気があります。
    料理や言語も異なれば、わずかな気候の違いが、そう感じさせているのかもしれません。

  • 小高い丘を登って、歴代ポーランド王の居城「ヴァヴェル城」を目指します。

    小高い丘を登って、歴代ポーランド王の居城「ヴァヴェル城」を目指します。

  • ヴァヴェル城

    ヴァヴェル城

  • ヴァヴェル城の大聖堂<br /><br />地下に墓所が設けられており、歴代の王や英雄たちの棺が納められています。

    ヴァヴェル城の大聖堂

    地下に墓所が設けられており、歴代の王や英雄たちの棺が納められています。

  • 竜の洞窟<br /><br />昔々竜が住んでいたとか、いないとか。

    竜の洞窟

    昔々竜が住んでいたとか、いないとか。

  • また中央市場広場に戻ってきました。<br />ちょっと人が出歩きだしたかな?<br /><br />こんなに急いでクラクフ市内を散策したのには、理由がありました。<br />時間を割いて、行かなければならないところがあったからです。<br /><br />そこは・・・、

    また中央市場広場に戻ってきました。
    ちょっと人が出歩きだしたかな?

    こんなに急いでクラクフ市内を散策したのには、理由がありました。
    時間を割いて、行かなければならないところがあったからです。

    そこは・・・、

  • アウシュビッツ強制収容所です。<br /><br />その入り口には、「働けば自由になれる」の門があります。<br />もちろん作ったのは、ユダヤ人で、それが嘘だと知っていた彼らは、ささやかな抵抗としてBの文字を逆さまにしと事は有名です。

    アウシュビッツ強制収容所です。

    その入り口には、「働けば自由になれる」の門があります。
    もちろん作ったのは、ユダヤ人で、それが嘘だと知っていた彼らは、ささやかな抵抗としてBの文字を逆さまにしと事は有名です。

  • 物々しい金網が当時を物語ります。

    物々しい金網が当時を物語ります。

  • 絞首台も残されています。

    絞首台も残されています。

  • 死の壁<br /><br />第10棟と第11棟の間にある処刑に使われた壁<br /><br />ここで何万という尊い命が奪われました。<br />実際この収容所で殺害されたユダヤ人は150万人とも言われています。<br /><br />窓には木の板がはめられ、処刑が見えないよう施されていましたが、その隙間から処刑の様子が窺がわれ、銃声は建物内にも轟いたそうです。<br /><br />今尚、献花は後を絶ちません。<br />この壁に触れ、涙を流している方も多数いました。

    死の壁

    第10棟と第11棟の間にある処刑に使われた壁

    ここで何万という尊い命が奪われました。
    実際この収容所で殺害されたユダヤ人は150万人とも言われています。

    窓には木の板がはめられ、処刑が見えないよう施されていましたが、その隙間から処刑の様子が窺がわれ、銃声は建物内にも轟いたそうです。

    今尚、献花は後を絶ちません。
    この壁に触れ、涙を流している方も多数いました。

  • 敷地内には、収容された人々の生活環境(木箱に藁を敷きつめただけのベッドや、むき出しのトイレなど)の他、亡くなった方たちの写真とともに、髪、靴、所持品などの展示があります。<br /><br />

    敷地内には、収容された人々の生活環境(木箱に藁を敷きつめただけのベッドや、むき出しのトイレなど)の他、亡くなった方たちの写真とともに、髪、靴、所持品などの展示があります。

  • 座ることも出来ない立ち牢(何日も立たせ続けるために敢えて狭く造られた独房)や、飢餓室、拷問室やガス室にも入ることが出来ます。<br /><br />絶句してしまいます。<br />気安く写真を撮れる雰囲気ではありません。

    座ることも出来ない立ち牢(何日も立たせ続けるために敢えて狭く造られた独房)や、飢餓室、拷問室やガス室にも入ることが出来ます。

    絶句してしまいます。
    気安く写真を撮れる雰囲気ではありません。

  • 修学旅行なのか、女子学生たちがグループで見学をしていました。<br />彼女たちの多くは涙を流していました(特にガス室や拷問室で)。<br /><br />

    修学旅行なのか、女子学生たちがグループで見学をしていました。
    彼女たちの多くは涙を流していました(特にガス室や拷問室で)。

  • この線路の分岐が彼らの人生を分けました。<br /><br />働ける者(健常な男性)と、そうでない者(女性、子供、病弱・高齢の男性)に。<br /><br />そして到着するのが、

    この線路の分岐が彼らの人生を分けました。

    働ける者(健常な男性)と、そうでない者(女性、子供、病弱・高齢の男性)に。

    そして到着するのが、

  • 第二アウシュビッツ(ビルケナウ)強制収容所です。<br /><br />

    第二アウシュビッツ(ビルケナウ)強制収容所です。

  • ここでも100万人以上の命が奪われました。<br />まさしく、負の世界遺産です。<br /><br />敷地内には石碑があります。<br />国際慰霊碑です。

    ここでも100万人以上の命が奪われました。
    まさしく、負の世界遺産です。

    敷地内には石碑があります。
    国際慰霊碑です。

  • すっかり日も暮れるころ、またクラクフに戻ってきました。<br />中央市場内です。

    すっかり日も暮れるころ、またクラクフに戻ってきました。
    中央市場内です。

  • なにか夕食にポーランド名物はないかと探してウロウロ…。

    なにか夕食にポーランド名物はないかと探してウロウロ…。

  • そして見つけたのが、庶民的な食堂です。<br />頼んだのは、ピゴスと言うキャベツと肉、ザウアークラフトなどを煮込んだ家庭料理(右)とピエロギと呼ばれる餃子のような料理(左)です。<br /><br />ピゴスは、かなり味が濃く(酸っぱい)、酒のおかずに最適だと思います。<br />しかも、ポーランドはパンは固いです。<br />ボコッと割れるくらいにw

    そして見つけたのが、庶民的な食堂です。
    頼んだのは、ピゴスと言うキャベツと肉、ザウアークラフトなどを煮込んだ家庭料理(右)とピエロギと呼ばれる餃子のような料理(左)です。

    ピゴスは、かなり味が濃く(酸っぱい)、酒のおかずに最適だと思います。
    しかも、ポーランドはパンは固いです。
    ボコッと割れるくらいにw

  • ポーランドの滞在は1泊2日だけでしたが、今回の旅で最も濃い2日間だったと思います。<br /><br />さすがに50カ国も旅をしていると、お勧めの国を聞かれることも少なくないのですが、本当はここポーランド(特にアウシュビッツ強制収容所)を強く勧めたいです。<br /><br />場の空気で「チェコ」とか答えてしまう自分が恥ずかしいですが、この旅行記をご精読いただき、ポーランドに関心がある皆さまには、是非ポーランドをお勧めします。<br /><br />おわり

    ポーランドの滞在は1泊2日だけでしたが、今回の旅で最も濃い2日間だったと思います。

    さすがに50カ国も旅をしていると、お勧めの国を聞かれることも少なくないのですが、本当はここポーランド(特にアウシュビッツ強制収容所)を強く勧めたいです。

    場の空気で「チェコ」とか答えてしまう自分が恥ずかしいですが、この旅行記をご精読いただき、ポーランドに関心がある皆さまには、是非ポーランドをお勧めします。

    おわり

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